『もっと知りたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
知識というものはあることで損するものじゃない。と、父にも母にも何度も言われた事がある。確かにそうだと思う。私は人と話をするのが大好きだから、知識が無いよりもたくさんある方が、話もたくさん繋げられると考えている。そして何より、知識が豊富な人はとても魅力的に私の目に映る。私が中1の時に担任だった国語の先生は、聡明な人だった。その先生の国語の授業は、眠くなった事がない。話を聞いていて、つまらない。と、感じた事がない。生きていくためには絶対に必要というものでは無かったが、惹きつけられる話ができる、というのは、とても格好が良かった。
私は日頃から、疑問に思ったことは誰かに聞いたり、調べたりするようにする。自分で言うのも何だが、いいことだなと思っている(というか、気になると他に集中出来ない)。そうして私の中に知識が入ると、胸がいっぱいになる。そして、嬉しい、面白いの気持ちが全身に行き渡り、足の先まで詰まったように感じる(私は何を言っているんだ?)。そして、それは新しく知識を得るだけではなく、自分には無い価値観、考え方を知った時もそのようになる。頭からひっくり返されるような感覚。道徳に反するような事でも、その人にとっての自分の中の大黒柱を知れる時、言葉が出なくなる。口を開けたまま、思考を止めてしまう。感化される。
だから、私は人と話すのが好きなのだ。だから、本を読むのが好きなのだ。だから、テレビが好きなのだ。もっと知りたい。そしていつか、私と話をした時、その人が感化され、新たな世界に踏み込んで欲しい。さすれば、全てが変わってみれると思う。そのようになるためには、たくさんの知識を吸い込んで、自分なりに染み込ませれるよう、頑張りたい。
私の夢は、思慮深い大人になることだ。正直、なれる気がしない。だからと言って、何もしないわけじゃ無い。その理想に一歩近づいた時、景色は反転しているだろう。だから、今は溜め込みながら、出しながら、少しずつでも、世界を変えていきたい。
自分の知りたいに向かって、理想の自分に向かって、突き進んで、生きたい。
【もっと知りたい】
あいにく私は視力が悪いので、眼鏡をかけている。
眼鏡をかけ続けるのは慣れているが鼻筋に痕が残るし、耳が痛くなるから、普段は外している。
(コンタクトは恐れ多く、手が出せていない)
眼鏡をかけたとき、私の世界は変わる。
川の濁り、その奥に潜む川底の土や砂利。
古びた街灯の廃れたガラス。
倉庫に積まれた、ホコリまみれの段ボール。
洋服のしわ、布に絡まる糸のほつれ。
外壁のコンクリートのシミ。
アスファルトに散らばった石の塊。
食いかけのタンポポのわたげ。
親の頬に刻まれた、ほうれい線。
裸眼で見えないものが、すみずみまでハッキリ見える。普段は、特に意識して見ないような箇所を気にしたり、新しい発見があったり、知らなかった景色に気づける。
(なので、視力が悪いことを後悔することも多い)
中には、あまり見たくはないものが見えてしまうこともあるが、それらを引っくるめた全てが私達の世界だ。
眼鏡のレンズを吹きながら、その先に見える様々な景色に想いをはせる。知らないものをもっと知りたいから。
今日も、私の代わりに映してくれないか。
私は、月に1度自分の頭を壊す。と言っても、別に死にに行くわけではない。壊す。そして、リスタート。その繰り返し。目的は頭を初期化すること。私がこの行為を始めたのは、主様が、分からないことを言ったから。
「お前は、全てを知っていて楽しいか。生きていて…いや、存在していて」
「主様、私はカラクリです。楽しいなどという感情を抱く必要がありません」
「…よく聞け。俺は先が短い。いつおっ死ぬか分からないんだ。お前は俺がガキの頃からそばにいた。それなりに感謝してるんだ。」
「主様」
「いいか、俺はお前をまがいなりにも愛している。カラクリだろうがなんだろうが、家族よりも誰よりもずっとそばにいたのはいつだってお前だ」
「主様っ」
「お前には、幸せに、なって欲しいんだ。俺が、お前を、愛して、いる、から…」
脈がない主様。どんどん体が固くなっていった。この時の私もまだ、主様が亡くなったことを機械的には理解している。
でも、分からない。初めて分からないことが出来た。
愛してるとは、なんだ。
その日から私は愛してるを理解しようと、頭の中にインストールされている知識を全て壊した。インストールされていた知識のせいで理解出来ないのかもしれないと考えたからだ。今月もまた、理解できなかった。愛してるを理解するためだけの知識が欲しい。
ワカラナイ ダカラ シリタイ
#もっと知りたい
知りたい
もっと知りたい
推しのこと
髪質とか
旋毛とか
瞳孔とか
色々
もっと、と手を伸ばすのに勇気がいるようになったのは、何歳からだったかな。手を伸ばす先が、人ではなくて本やスマホばかりになったのは、たぶん小学校の内に。この手の中には世界があるんだと思ったし、答えは色々転がってた。
でも、きみがなにを考えてるかなんて、どの本にもSNSにものってない。きっとこうだ、こうに違いないって思うのは簡単なのに、きみの顔を見ると自信がなくなる。間違ってたらどうしようってずっと怖くて、正解が欲しくてインスタとかツイッターとか見てる。慰めるようなラブソングも散々聞いた。
きみに手を伸ばそうとすると、急に私の持ってる世界のどれもが間違いに見えるから不思議。
知った気になりたいんじゃない、私はきみが知りたい。そう言ったら、きみは教えてくれますか。
お題 もっと知りたい 「答え合わせ」
もっと知りたい
僕は女性に興味がない
どちらかというと男性に興味がある
そんな僕だったけれど
彼女にあってからそんな考えは変わった
どこか変わってて
なにか不思議なところがあって
他の人が持っていないような特別ななにかがあった
そんな彼女が僕は好きになった
もっと彼女を知りたい
僕は彼女に興味がある
昔々あるところに、好奇心旺盛な一匹の虫がいた。いろんなことを知っているし、いろんなことを知ろうとする。どんな嫌われ者のことも深く知りたがるし、どんな人気者にも食ってかかる。そんな彼は、みんなから好かれていた。
とある夏のことだった。その日は一段と暑くて、夜にはみんなヘトヘトになっていた。でも彼だけはとても元気で、夜の暗い空をせわしなく飛び回っていた。そうすると、いきなりぱっとまわりが明るくなった。その光の正体を知るため、彼は周りの忠告も聞かず光の方へ向かった。その瞬間だった。たった一瞬にして彼は姿を消した。その光の正体は、焚き火の火だったのだ。好奇心は猫をも殺す。もっと知りたいという気持ちは、時には身を滅ぼすこともある。
テーマ:もっと知りたい #120
私には夢がある
いつか沢山の人に私の作った作品を
読んでもらうことだ
この時代
簡単なことかもしれない
SNSというものが普及して
このアプリみたいに
見てくれる人がたくさんいる
私の文章に
読みたいと思ってくれている人がいる
そう思うと嬉しい
私に大きな一歩を
踏み出させてくれた
沢山の人に見てもらって
沢山の勇気をもらった
私の作品を載せるたび
毎日♡を押してくれる人が必ずいて
感謝してもしきれない
そして私の中に
もっとこのアプリを知らない人にも
私の作品を読んでほしいという
欲求が生まれる
もっと知りたい
私の作品を読んでくれる
読者の声を
もっと知りたい
私の作品の足りないことについての
意見を
もっと知りたい
私自身の
限界を
もっと知りたい
自分が楽しいと思える
作品を書くには
どうしたらいいのかを
あなたのことをもっと知りたい
昨年の春からずっと考えている
あなたのことが分からない
あなたをもっと知りたい
毎日考えて考えて、
気がつけば夢の中まで考えていた
もしも今、
手術を受けるような事になったら、
全身麻酔の状態で
私はきっとあなたの名を呼んでしまうだろう
いつか読んだ鏡花の小説のようだが、
現実的には洒落にならない
これじゃまるで恋してるみたいではないか!まさか!
人間の知識欲とは、計り知れない物だ。
友達の恋愛事情、陰口、噂話、怪談話から失敗談も。
それらに尾ひれ背びれをつけて、
大きく成長しながら、人と人との間を縫うようにして
私達のもとへと届く。
知らなくてもいい、知ってはならないところまで
もっと知りたいという欲だけで
手を伸ばしてしまう。
知っても何の得にもならないのに。
これまでの自分に問いかけてもらいたい。
本当にその話は、信用に値したのか?
本当にその話は、信じて流してもよいものだったか?
本当にその話は、人を傷つけていなかったか?
その一言が、あなたの一言が、
私達を苦しめて、貶めて、
蔑まれるキッカケとなることを、
ちゃんと意識しながら毎日生きれているだろうか?
もう終わったことにとやかく言うほど
私はお人よしでもなければお節介でもないが
せいぜいよく考えて行動することだ
足元をすくわれ、
あなたの一言に貶められた人のように
苦しみたくないのであれば。
せっかく出会えたんだから
今日からよろしく
もっと知りたい
もし、あなたの生きている実感は何ですか?と聞かれたら、
①好みの良い音楽を聴いた瞬間に実感します。
②もっと知りたいと思った時、それを調べて知ることが出来た瞬間に感じます。
そう答えます。
「この子は甘えん坊な子なんですよ」
そう言ってお姉さんは、床で寝転んでいる猫の頭を撫でてあげる。
私はとある保護猫カフェに来ていた。
前々から考えていた、二匹目の保護猫の受け入れのためだ。
ペットショップより保護施設。
クロちゃんも保護猫カフェから迎え入れたので、今回も保護施設からの受け入れが真っ先に浮かんだ事だった。
しかし、迎え入れた子とクロちゃんが合うかどうかはまだ分からない。
なので、癒やしを求めつつも何度も通い、よく見極めようと思っていた。
「おうちの子が女の子の成猫さんだとしたら、小猫か男の子のほうが合うかもしれませんねぇ。女の子はプライドが高い子が多いから、バチバチになる可能性もあるかもしれません」
「なるほど」
スタッフのお姉さんの説明に、納得したように頷く。
やはり人間と同じで色んな性格の子がいるし、話を聞けたのは本当にありがたかった。
自分の知らない話をもっと聞きたいし、この保護猫カフェの子たちのことをもっと知りたい。
こうして通いつつ、クロちゃんと相性の良い子とうまく出会えれば言うことなしなのだが…
「うーん、やっぱりどの子もいい子で選びきれないなぁ」
これはしばらく保護猫カフェ通いが続きそうだ。
もっと知りたい
大切な人のこと
でも過去のことは
知りすぎても
聞かなきゃ良かったと
思うこともたまにある
全部知ってしまうより
知らないことがあるのも
魅力になるのかもしれない
あなたの全てが知りたい。
本名を知りたい、年を知りたい、どこに住んでいるか知りたい。
ネット世界だから、あなたのリアルを知りたいと思うのは当たり前でしょ?
今好きな人がいるか知りたい、どんな髪型の人が好きか知りたい、どんなスタイルの人が好きか知りたい。
あなたのことを好きになってしまったのだから、知りたいと思うのは当たり前でしょ?
どんな仕事をしているのか知りたい、兄弟とかいるのか知りたい、いつ休みなのか知りたい。
あなたのリアルの知り合いと繋がって土台を作りたいから、把握しておきたいと思うのは当たり前でしょ?
私はもっともっと、あなたのことを知りたい。
過去にどんな人と付き合っていたのか、そして何故その恋は破綻したのか。
将来は何人子どもがほしいのか、新居はどうしたいのか、仕事はこのまま続けるのか。
飛躍しすぎ? 付き合ってもないのに?
あなたのことをもっと知りたい。そして、私は失敗しない。大好きなあなたとずっと一緒にいたいから。
成功したいので、あなたのことを、もっと知りたい。
【もっと知りたい】
今年の春、吹奏楽部群馬県大会があった。
不安でいっぱいの部員。顧問も心配そうだった。
初めて立つステージは怖かった。緊張した。ステージ全体に広がる金管楽器の金属の匂い。本番だという実感が湧く。お客さんがこちらを見る。心臓の音が聞こえる。指揮者が指揮棒を振り、部員が一体となり美しい曲を奏でる。ただただ、お客さんにいい曲を聞かせてあげたい。そう思った。
演奏が終っても音は反響していた。やりきったという達成感、反対に上手く演奏をできたのかという不安。複雑な気持ちだ。
結果発表の時。皆、息を飲む。結果は1位だった。自分は正直1位は取れないと思っていた。後悔しかなかった。しかし「1位」と聞き、後悔が消えた。良かったと思えた。
今は首都圏大会に向けて練習している。あの時の後悔をバネに今も吹き続ける。
あなたのこと
いろんなことを知りたい
もっともっと知りたい
知り尽くしたい
もっと知りたいと思うと
欲が出る。
もっと知られたいと思うと
エゴが出る。
だから、このままで。
【お題:もっと知りたい】
陽に当たる君はキラキラと眩しい
誰もが振り返り
誰もが君の存在を称賛する
みんなが君を知っている
君は誰も知らない
だから僕は唯一なんだ
君が知っている僕
大勢の中にいる君をもっと知りたいの
映画館で流れた涙は、やっぱりどこかボルテージを上げてしまうから、わざとらしく見えてしまうんだろうか、悲しいことがあるとき、涙が流れるなんて、ただきっとずっと探していたきっかけで引き金を引いたにすぎないことで、怒りとか、悲しみとか、本当は大したことのないことも、積み重なっていくうちに、体を蝕んでいくから、聞かせてほしい、悲しいのか、嬉しいのか、今の自分のことをたくさん
『もっと知りたい』