『みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みかんと言えば、この前家族がふるさと納税で頼んだやつが届きました。
箱いっぱいのみかん。幸せな気分になりました。
冬定番の、ベランダで冷やす方法でキンキンに冷えたみかんを家の中で食べるのが日課になってます。
腐ったみかん
1個腐れば周りも腐っていく
つまり、1人ダメな人がいると周りもダメになっちゃう
そんな例えを小学校の頃よくされていた
輝くみかん。そんなのもあっていいんじゃないかな。
1個のみかんが綺麗だったら他のもなんか綺麗に見えてくる。
一人の人間が頑張ってれば、周りの人もよしやるかって気になってくる。
世の中はダメなものを表す言葉ばかりで溢れている。
「悪口」じゃなくて「良口」って言葉が広がったらいいのにね。
みかん
これだけはどうしても
ゆずれないもの
私にとってあなたは
そんなにも大きかったのか
あと2日ですかー
2024/12/29㈰日記
もっと読みたいって
1人の作家さんにつき
1日1個しか送れないと思っていたら
違うんだね。
時間を置いたら送れるんだ。
今頃、気付いたわ。
実家に帰るの、面倒臭くなって来た。
プレゼントにお年賀のお菓子に
新札も用意していたのに。
荷造りが面倒臭い。
でも帰ったら
帰って来て親戚と会えて
良かったって思うんだよね。
実家に帰るまで食材のやり繰り中。
冷蔵庫を何回も開けては閉めている。
みかんも、あと何個か残っていて
実家に持って帰らなきゃ。
食べたくなって悩んだけど
買っちゃったんだ。
昔と比べたら最近の果物って
糖度が高いから
お医者さんが「食べ過ぎないように」ってよく言ってない?
片手のひらに乗るぐらいの量まで、
とからしいね。
みかんなら2個まで?
おやすみ。
「なーぁ、こたつあんのになんでみかんがないのー?」
「はぁー?人ん家で何言ってんだよ。自分で買ってこいよー」
確かに冬といえばこたつ&みかんである。生まれも育ちも日本ですから私もそんな常識は随分前から知っている。ストーブだけじゃ嫌だって言うからコイツのためにわざわざこたつを出てきたばかりなのに…。コイツはスっと立ち上がり何処か目的地へ向けて真剣な眼差しで歩き出した。不思議とその顔に見惚れて目が離せなくなっていた。部屋を出て何処かの扉の開閉音がした。そして戻ってきたコイツは
「なぁんだ。みかん、あんじゃん。俺のために買ってきてくれたんだ、知ってるよ。」
「お、おま…それ。はぁ、わかった。好きにしろ」
箱ごと抱えてニヤーッと湿っぽい笑顔を浮かべて持ってきた。コイツのこととなると盲目になってしまう自分がいかに恥ずかしいか。そして、そのことを本人に知られてしまっては打つ手はないのだろう。
「ねぇ、これすんごい甘くて美味い!お前も食べてみ!ほら、あーん」
「ん」
そこには嘘偽りない笑顔の君が味わった同じみかんがあったはずだった。でも、私が食べたみかんは心做しか甘酸っぱさを喉まで広げていた。そして、ふいにみかんのことについて思い出した事があった。
「おい、そういえば今朝俺が作ったみかん入りのコールスローサラダ…みかんしか食べてなかったよ…なぁ?」
「…………あ……いや………そ、その……」
わざわざコイツの健康のことも考えて作ってやってるのに、仕方のないヤツめ。
「私はあなたを好き嫌いをするような人に育てた覚えはありません!」
「お、お母さん」
「罰として年越しまでみかんは没収です!」
「そ、そこをなんとか…お前のためならなんでもするから…ね?」
な、なんでも!?それは私にとってはすごくいい条件になるのでは…?
「ふぅん、なんでも。ねぇ?本当になんでもしてくれるんだ?」
「言われたことならなんでもするよ…何して欲しい?俺と何…したい?」
引き寄せて耳元で囁く声がいつもに増して大人びたような、やけに色気のあるものだった。唇が重なりそうな距離。それでもお互い踏み込まないこのわずかな時間でさえもどかしく感じてしまう。
「んーじゃあ…今日は夜更かし禁止で」
「…へ?え、それだけ?」
「お前最近夜更かししすぎ。体に良くないしちゃんと寝ないと女子曰くそのご尊顔が台無しになっちゃうよ」
「……期待したじゃんか…」
まぁ、健康的な生活が1番だし、風邪ひかないためにも色んなもの食っとかないとな。それにしてもみかん、コイツそんなに好きだったのか、覚えておこ。
「…ん?何か言ったか?」
「お前と一緒じゃなきゃ寝れないなーって」
「寝れないなら俺の布団入ってきても良いけど」
「今日は寝させないぞ〜♡♡」
「追い出すぞ、この変態が」
「冗談だって笑」
たったひとつ、みかんという存在が私たちの思い出になっていく。その感覚が癖になりそうなほど切なくて大切だった。
題材「みかん」
今、俺の目の前にはみかんが置いてある。
クリスマスが終わり家にツリーが消え、彩りを失ったところにぽつんと5つ置いてある。
みかんは、賭けである、形が大きくても酸っぱかったり、甘かったり、白い部分を取ってまでしても、肝心な味は1度噛むまで分からない。5つあるみかんを横並びにしてみようか、この中にいくつ甘いみかんがあるのか、分からない。思い切って真ん中のみかんを手に取り食べた。
みかんは、賭けである。「酸っぺぇ。」
大敗北だ。
みかん
ちょうどみかん食べてる。
はれひめ?って名前のみかん凄い美味しい。
〚みかん〛
暖かな彼の温もり。
僕しか感じられない、彼からの愛。
僕はしあわせ者だ。
知ってるの。
彼と出会う物語があることに幸せがあって。
彼と過ごす日常に幸せがある。
僕とあの人は、年末もみかんを食べるの。
甘くて美味しいからね。
みかん🍊
何気に大好きな果物🍊
甘いのから
酸っぱいのから
いろいろな味がある。
季節柄、
冬にしか会えないね。
みかん🍊の時期かぁ~
tsutsuの生まれた月だね。
この時期は…
寂しいこともあるけど
逆にう〜んって
いろいろ思い越されるね。
tsutsuとは
今年はあまり会えなかったなぁ
来年は会いに行かなきゃなぁ。
スゴく会いたいなぁ~
みかん🍊
今日食べた(*^^*)🍊
みかん🍊甘かったなぁ
#みかん
お題『みかん』
みかん、って平仮名で書くとかわいい。みかん。なんだか剥いている時の音に似ている。私は甘いのが好き。
小さい時に、おやつ代わりにこれでもかというほど食べていたことがある。恐らく、私の中のせかいでは、いちばん健康的だったと思う。
アルベドを全部向いて遊んだりもしたし、皮をどれくらい面白く剥けるかもやった。またやりたい。
みかんに一人ごと言ってみた。
昨年の元旦に書いた目標。空港に行く事。
とか健康でいる
人生で初めて(ちょっと嘘)彼氏ができました。
本当の初めての彼氏は高1のころに出会った人で
コロナ禍だったから学校来てなくて
DMとかLINEで会話をしてた。
久々に学校に来て初めてまともに顔を見たけど
やっぱりかっこよくて
「この人が私の彼氏でいいの?」と思うくらいだった
でも浮気性っぽくて付き合って3日後に
「ごめん、早まりすぎたから一旦別れよ」そう言われた
まだ希望があるかなとか思ってたから
彼がこっち向いてくれるのを必死に待っていた。
でも彼が振り向くことはなく1ヶ月後には
他の女の子の隣を歩いていた。
今では完全に吹っ切れてるし
男前で優しくて私のことを優先に考えてくれる
私にはこんな最高な彼氏がいる。
元彼と彼氏はすごく仲が良くて複雑な気持ちだけど
そんなの関係ないくらいに今が幸せだし
元彼には「ごめんね?こんなに幸せになっちゃって」
そう思ってるし、わざと見せつけてるの笑
いろんな経験があると思うけど、今の彼が、
自分の選択は間違いじゃないってそう思わせてくれた。
最高に大好きで大切でずっと一緒にいたい!
みかんは皮をむき、
しろいすじを丁寧に取る。
小さいみかんが
おまけについていた時は
ラッキーと思う。
芸人の陣内智則の
1人コントで「水晶玉」がある。
80万円で買った
「幸運を呼ぶ水晶玉」が呼んだ幸運は
みかんの皮をむいて出てきた
小さなみかんだった。
しょぼい幸運だと陣内が嘆く。
私は小さいみかんを食べる度に
そのコントを思い出しクスッと笑う。
私にとってその笑いは
価値のある小さな幸運だと思う。
#342
みかんが好きって言ったら
翌日にはみかん一袋買ってきちゃうような
そんな私のお母さんが好き
オレンジリキュール、
カルダモン、
レモングラス、
ルバーブ、ピスタチオ
キャラメリゼしたアーモンド
チョコレートホイップ
バナナクリーム
ライム、ミントの葉
好きなもの、全部使って
悲しいこと、全部忘れる
『みかん』
みかん狩りって楽しい。小さいみかん、大きいみかん、あっちの木、こっちの木。
すっぱかったり甘かったり。緑っぽいくせに、美味しかったりする。あれもこれもと味見して、お腹の中たっぽたぽ。胃を動かしたらジャボジャボ音がした。
お土産みかんも欲張って、たくさんカゴに入れたけど量り売りは安くて驚いた。もっといっぱい穫れば良かった。
重たい袋を持って、車まで歩く。娘の笑顔に大満足。しばらくは、小腹が空いたらみかんを食べられて幸せ。
あの家族もあのカップルも、幸せそうにお土産みかん。誰かに配るかな。自信はないけど、選びに選びぬいた、みかん達です。
歩きながら、ジャボジャボ。たっぽたぽ。
みかん
今年も段ボールに2箱愛媛から粒の揃った綺麗な艶々したみかんが届いた。
もう、今年は届かないかと思っていたが、義理堅い義父の旧友は今年も送ってくれた。何時もと同じように、送り先と宛先人の氏名を少し変えて。今年の父の日の少し前に身罷った義父の死の知らせを送った後、高齢を押してフェリーに乗り線香を上げに来てくれた、律儀な盟友は何も言わなくても暮れ前に当たり前のように綺麗なみかんを送ってくれた。取り急ぎ礼の電話を入れると「俺が生きてる間はな」との返事義父と盟友の青春は私の知るところではないが、その昔関西にホームグランドを持つていた今は何処かに身売りしたプロ野球チームのテスト生として試験を受けて共に数年間そのチームに属していたそうだ、それから義父は夢に区切りをつけて、家業を継ぎ、その盟友も実家に帰り、みかんをつくっていたそうだ、そんな義父の青春時代の断片を、義父を亡くしてから律儀でバブル世代では読むのに苦労しそうな達筆で認められた手紙で知るところとなった。そんなその人の人柄が滲み出てその人の友人までもが浮かび上がるような手紙が、みかんに添えれていた。なんとも、義父らしい盟友だと思わずにはいられなかった。義父は、お殿様のような人で口数が少なくガッツイて飲食いするところのない人だった。そんな義父らしい旧友に思わず頬が緩んだ。
そう言えば、結婚してから何十年というもの、お米も旬の野菜もワカメも海苔もみかんも柚子もすだちも栗も筍も牡蠣も柿も買ったことがないことに気づく。みんな旬になると何処かから届く、そこには、祖父母父母、義祖父母義父母そんな縁繋ぎで送られてくるものばかりで、今更ながら親たち祖父母たちの愛の中に私たちは生かされていることに気づく。
ありがたいよね、ご先祖様たちの人の縁が続いているようで。その中で自分も見守られる生きている大河の一滴なのだと改めて実感する、亡き義父の盟友から届いた綺麗なみかんを見つめて思う今年最後の日曜日だった…。
友達を見るとその人が分かりますよね(笑)
友達が居ないしなんて言う人はやっぱり居なさそうな孤独な人だし、派手好みでブランド好きな人なら外見重視の人が仲間だろうし、質実剛健な人の親友が巧言令色ってことはないだろうし、品だ品だと言いながら人を指差して「下品下品」と叫ぶ人には本当に気高い人は寄り付かないだろうし、寒い朝に母親が働いて貰ってきたものをクズだクズだと言う人にはそれだけの人生しかないのだろうなぁ(笑)
全く人は自分を写す鏡であると、艶々光る粒の揃った綺麗なみかんを手にとるとまるで顔から心までも写りそうで、80過ぎの義父の盟友の姿と共に二人が共に生きた青春の日々を想ったりするのでありました。
令和6年12月29日
心幸
オレンジ色の丸い果実を毎日の様に目の前に置かれる。
置いた人はいつもの様に手を合わせ数秒、何かを唱え、それが終わると隣の奴に同じ様に同じくオレンジ色の丸い果実を置き手を合わす。
並んだ奴全員に同じ様にし終えると帰っていく。
雨でも雪でも猛暑でも台風でも欠かされない。
1番向こうに並んだ1番小さい奴が「このみかんっていう果実、一度でいいから食べてみたいなぁ」と呟いている。置かれたオレンジ色の果実はその後、カラスか猿に持っていかれるから実際には並んだ全員が食べた事は無いのだ。
そしてある雪の吹雪いている朝、いつもの様にみかんを置いて手を合わせて行った後、みかんはすぐに雪に埋もれ、流石に雪を掘ってまでみかんを取るカラスも猿も居らず、周りには誰も居ない今しかない時がやってきた。
各自みかんを掘り出して、齧り付いてみる。
皮には苦味があり、中から酸味の強い果汁が溢れ、強い香りと共に甘味が広がっていく。
「美味い美味い」ともれなく全員完食し、また定位置に並ぶ。
その日の夜、いつもオレンジ色の丸い果実を供えに来る者の家にまた沢山のお礼の品を届けに行こうと話が決まり、お供えをしだすきっかけとなった笠を被り、1番小さい奴は手ぬぐいを被り直し、7人の地蔵達はエンヤコラエンヤコラとお礼の品を用意するのでした。
(みかん)
笠地蔵のオマージュ、笠を被せたお礼の品のお礼に毎日お供えに来るようになったっていうお話。
『みかん』
コタツにみかんを並べて、どれが甘いかを当てる。
そんなゲームを兄弟でしていたね。
今ではどのみかんでも甘いけど、
やっぱり姉さんが選んだみかんが甘い。
家でのんびりとした時間を過ごしていると、恋人が丸いボウルにみかんを山にして持ってきた。
「疲労回復みかんの登場ぉ〜!」
先日、早めの年末年始の買い物をしてきたけど、みかんを買った記憶はなかった。
「どこから出てきたの、そのみかん〜?」
彼女は俺の隣に座ると、ローテーブルにボウルを置いて、そこからひとつを撮って俺に向ける。
「社長からもらいました〜。沢山送ってもらったんですって〜」
「おすそ分け〜」
向けられたみかんを受け取り、皮を剥き、甘皮も丁寧に取る。
「あーん」
キレイになった一粒のみかんを、俺は当たり前のように彼女に向けた。
目を丸くしてみかんを凝視した彼女だっけれど、ふわりと笑顔になって口を大きく開けてくれる。
俺はゆっくりと彼女の口にみかんを運ぶと、俺の指ごとパクッと食べる。と言ってもみかんだけ食べて、指はハムハムと唇で止めていた。
「こらぁ、俺の指まで食べるな〜」
「んふふふふ〜、おいひぃれす〜」
完全に顔が蕩けた満面の笑みが、とても愛らしい。
「分け合いながら食べようね〜」
「はーい」
次のは自分で食べるけれど、その次も食べさせてもらえるのと思っているのか、目が輝いている。
「また食べさせてもらえると思ってるな〜?」
「思ってます〜」
実際、彼女は自分の目の前にあるみかんに手を付けず、楽しみに待っていた。
「自分で剥け〜、じゃなかったら俺に食べさせるために剥け〜」
「あはははは」
話しながら自分の身体を思いっきり彼女の身体に押し付ける。
「剥きます、剥きます〜」
彼女は目の前のみかんを丁寧に剥き始める。俺はそれを見守っていると、優しい瞳が俺を捕らえた。
「はい、あーん」
おわり
二二七、みかん
“みかん”がスーパーに出てくると冬が来たなって思う。頭の中ではさ、こたつに入って暖かい格好して食べるみかんを想像してるんだけど、現実はこたつなんてめんどくさくて出さなくて、部屋の中で寒い寒い言いながら半袖とか着て、みかん食べてて。でもさ理想の冬を過ごしても「なんか違う」って考えるんじゃないかなって思う。結局〝いつも〟が心地よくてめんどくさいって思うのが自分で。それを捻じ曲げた時のみかんなんて味しないんじゃ?って最近思ったな。