『みかん』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「みかん」
みかんをむいた時のパーッと香る香りが好きだ。
ある日のこと、病室で食事制限されてた母に匂いだけでもと、みかんを持って見舞いに行った。
そこでみかんをむいて、食べた。
食べれない母を前にみかんを食べるのは酷なようにも思ったが、
母は残ったみかんの皮を部屋の香り付けに置いていた。
短期間の入院だったけど、懐かしい思い出である。
みかん
こたつでの 食べるものとは なんだろう
みかんは冬の旬でこたつの中で食べているちびまる子ちゃん
最近みかんが家にあるけれどあまり食べる気にはならない。飽きたのかなぁ〜?
酸っぱかったり甘かったり普通だったりみんなはどんなみかんが好きかな?私は甘いみかんが好き!
みかん食べる前に皮剥くけれど二、三個剥いただけで手が黄色くなる。食べ過ぎると肌の色が黄色くなるという噂を聞いた事がある。本当なのだろうか?
寒い日の守護者に包まれ
皮を丁寧に剥く時代
ひと房食べては酸っぱい想い
もひとつ食べては甘い気持ち
橙の空を窓から見て
橙に染まる指を見る
暗く染る世界の中で
また網を外す
――サメの言うことにゃ、
みかん
題【みかん】
「外寒いねー。」
「だね。莉緒は大丈夫?」
「うん!楽しみだね、スケート!」
「莉緒さんは滑れるのですか?」
「いや、滑れないよ~。」
「そうなのですか!?」
「うん!ていうか初挑戦?」
「こけないようにねー。」
「怖いときは言ってね。」
「ありがとう!太陽くん、隼人。」
にしても寒いな~。
みんなは大丈夫かな?
「寒いからさ、バスに乗ろうよ。」
「そうですね。」
「やった~!バスだ~!」
「暖かそう。」
ブーン
「「「「暖かい~!」」」」
「これで何分くらいで着くんだろう?」
「えーと、5分ぐらいだって~!」
「意外と近いね。」
「ですね。」
「貸しきりだし、なんかゲームでもする?」
「うん!」
「では、運転手の方に許可をとりましょう。」
「だね。」
許可をとりました!
「優しい方だったね。」
「「うん!」」
「何をしますか?」
「うーん、○○とか…」
「もう、着くね!」
「楽しみ~!」
「本当にこけるから気をつけてよ!?」
「分かってるよ~!まかせてっ!」
「大丈夫でしょうか…?」
「まぁ、しょうがないね。」
「よーし!遊びつくそう。」
「「「「おー!!!」」」」
スケートは明日!
莉緒は大丈夫かな?うん!
莉緒「大丈夫だよ!」
かい「心配でしょうがありせん…!」
太陽「過保護?(笑)」
かい「ち、ち違います!」
隼人「まぁまぁ、怪我がないように遊ぼうね。」
ばいばい☆
みかん
こたつが恋しくなる頃
それもまた求めてしまう
食べ終わったものをプカプカしてみたり
あ、無くなりそう
外は暗く白く寒い
「まだ食べたいな」
呟いた時には玄関の扉をガラガラ
こたつみかんが待っているから
1時間後の世界は
ps:
ころころ。
ころころ。
こたつのうえでみかんを左右に転がしていた。
ごろごろ。
ごろごろ。
こたつ越しの膝のうえで寝てるねこを撫でていた。
ねことみかんを交互に見た。
しばらくは何もできないな。
こたつの上には途中で消してしまった、
吸殻の入った灰皿。
手をつけていないみかんたち。
右手をこたつの中に入れた。
たちまち心地の良さに包まれた。
左手は撫でるのをやめ、
明日へ行くための夢を見ていた。
「みかん」
子供の頃
段ボール一箱食べたな。
一気に。
手がみかん色になってさ。
台所脇の三畳間に置いてある段ボールから、いくつか良さげなのを見繕って
ストーブの上からお湯をポットに入れ、いそいそとこたつに戻る
剥きながら食べるか全部向いてから食べるか…大事な問題である
酸っぱそうなものは揉んで、時々お茶を飲んで
手が黄色くなったら、やめどきかなぁ…
みかん
みかんの思い出
丘の上から林檎が転がってきた。思わず手が伸びたがすんでのところで気がつく。いや、あれは人だ。元恋人だ。ごろごろと無様に転がり落ちていく光景が面白くてけたけたと笑ってしまった。ざまぁみろ!私を振った罰だ!と思ったがあれ?違う。あれは人なんかじゃない、粘土の模型だ。確か小学生6年生の時に作らされた作品。題は将来の自分!だったっけ。大層なことに、私の模型は聴診器を首に引っ提げて、何やら顔色の悪い人物の問診をしている。嗚呼懐かしい。本気で医師を志していた時期もあったっけ。敗れた夢は拾わずにそっと放っておくことにした。と思っていたら、やはりあれは粘土模型なんかじゃなかった。みかんだ……!どこからどう見てもみかんである!今度は躊躇わずに拾った。お腹がすいていたからだ。
みかんの思い出なんかあっただろうか?
【みかん】
みかん、食べすぎたら手のひらがきいろくなるねんで!
手のひら見せてみ ほらきいろいわ
いいやん、おいしいもん
雪がしんしん、除雪車のエンジン音、ストーブのにおい
そういう思い出を作っていくばん
みかん
一粒一粒 みずみずしいみかん
幼い息子が 小さなお口に頬張る姿は
何とも可愛らしい思い出です
大小
コタツでキミたちは話してる。
「俺があまかった」
小さいキミは言った。
「俺はあまくない」
大きいキミは言った。
「あの子はなぜ、取ったのだ」
小さいキミは言った
「あの子の考えだ」
大きいキミは言った。
こんな議論が
コタツの上で行われている。
テーマ「みかん」より
みかんの思い出は小学生の頃…
冬になると、どこの家も箱買いが
当たり前で、安価で甘くとっても
美味しかった…
おやつと言えばみかんばかり食べて
気がついたら、1日に10個は当たり前
母親に叱られながらも、目を盗んでは
みかんを食べた
そのうちに、あまりにみかんばっかり
食べるので段々と手の平と足の裏が
みかん色みたいに黃色に変わっていく
「ほら!食べ過ぎるから手足が真っ黄色になってきたじゃろ、このおバカが…」と
一歩間違えれば、黄疸と勘違いされる
域にまで達して親は呆れるばかり…
当時は、みかんは庶民の味方でいくら
でも食べられたから、こんな珍事も起きた
けれど、今は物価高もマックス…
何もかもが高いから、みかんもたまに
一つ、二つが精一杯だ…
手足の色が変わるくらい食べ放題だった
あの時代、世の中も活気があって
ホントに良い時代だった。
どうしても、手の内で転がして投げて遊びたくなる果物。
古代中国では親しい人に果物を投げて愛情表現をする習慣があったらしいので、いつかは私の愛すべき人に蜜柑を投げて贈りたい。
(241229 みかん)
(みかん。)🦜
あのね
みかん。と言えば・・・・
暖かい冬の炬燵だよね。🦜
✣最近は、余り見なく
成った気がするけど。🦜
「優しい、叔父さん。の処に
遊びに行くと炬燵に入って
食べてる みかん、を
分けてくれるんだよ。」
✢時々は、炬燵にも入れて
くれるんだね。🦜
(そして)
✢みかん。の神様の話を
してくれたんだよ。🦜
【みかん。の神様は和歌山県の
橘本神社。で、
田道間守命を祀るそうで。】
❝みかん。の神様の御利益は
お菓子。を司るんだって。❞
❣だから、僕の大好きな
ビスケット。を 沢山
貰えます様にお願いする
つもりなんだけど・・
《今は、ダイエット中
なんだよね〜〜。》🦜🦜🦜
みかん
缶の上にあるみかん
HAHA.
柑橘みかんってうめーよなぁ
みかんは一つ食べ終わると
また手が伸びてしまう
缶詰も冷凍もフルーツサンドのも美味しいけど
やっぱり皮を剥いて食べるみかんが1番好きだ
価格高騰によりたくさん買うことは出来ないが
正月特番を見ながら
みかんをダラダラと食べる時間は
至福の時だ
『腐る』 テーマ:みかん
腐ったみかん、という言葉がある。
段ボール詰めの、大量のみかん。あの中の一個でも腐ってると、周りもどんどん腐っていく。
だから早めに捨てましょう。そういうこと。
「なら、周りがみーんな腐ってたとしたら?
爪弾きにされるのは、むしろ綺麗なみかんの方だよね?」
放課後。部活を抜け出して友達とマック。
これは青春でも何でもない。無様な逃亡兵の弔い会なのだ。
「相変わらず小難しい。
分かるのは、今のがアンタなりの強がりってことだけ」
「……そうだよ」
コーラにブッ刺したストローを噛む。
ふやけた段ボール味のする紙ストローが、惨めな気持ちを煽る。
「年三回発行の部誌、今年は無くすって」
「は。じゃあアンタら文芸部は何するわけ?」
「知らなぁい。一生オタクトークしてるんじゃん?」
言いながら、ため息を抑えられなかった。
去年入部した文芸部は、思ってたような場所ではなく。
執筆だの読書だの、そんな感じの話が出来ればと期待していた気持ちは、一年の間にすっかり掻き消された。
「アニメ鑑賞会は出来るのに部誌の発行は出来ないんですか、って気持ち」
「凄いね」
せせら笑う友達の顔は、とても見られなかった。
何度も話は持ちかけた。作品は書くべきじゃないですか。せめて部誌くらいは発行しましょうよ。そんなことを。
馬鹿馬鹿しい。
「腐ったみかんの話だけどさ」
友達が口を開く。
「こっちからすれば、誰が腐ってるのか判断しようないケド。
結局一緒に居たら、全部腐るんじゃないの」
「え。……そしたらどうなんの?」
「サークルクラッシュ」
「それ、どのみち私が悪くなるやつじゃん」
抗議する私の目線をかわして、友達はあっさり「そうだよ」と答えた。
あーあ、サークルクラッシャーってやつになるんだ私。笑えないな。
「だからさ、もう部活辞めたら?」
友達の言葉はあまりにシンプルで、だけど理解に時間を要した。
「辞めるの? 私が先に?」
「そ。よく言うじゃん?
しんどいと思ったら無理せず逃げろ、って」
「なんかそれ、負けた感じがしてヤダ」
勢いのままテーブルに突っ伏す。油がほっぺに付いちゃって、すぐに後悔した。
「勝ち負けなんてないから。
アンタだって分かってんでしょ、本当は」
はいはい分かってる。文芸部と私の関係は勝ち負けでも、段ボール詰めのみかんでもない。
言うなれば水と油。混ざり合わない人種。
「分かってるけどねえ」
未練がましくぼやく。うだうだ。ぐだぐだ。
私はやっぱり、腐ったみかん。
2024.12.29
みかん
橙色は元気になる。
おしゃれに取り入れるのは上級者かな。
おダサな私には難しい。
おしゃれ婦人になりたいわよー。
むりかー。
end
みかん
アルミ缶の上にあるみかん
みかんが見っかんない
つまらなくてすみません。
思い付かなかったので…
みかん
裏のおばぁちゃんの玄関先に
みかんの皮が散乱していて
なんだろ?て思った
よく調べてみたらネコよけらしい
掃除に使ったり
お茶にしたり
砂糖漬けにして食べたり
もちろん実は美味しいし
なんて万能なのよあなた