夏子

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みかんの思い出は小学生の頃…

冬になると、どこの家も箱買いが
当たり前で、安価で甘くとっても
美味しかった…

おやつと言えばみかんばかり食べて
気がついたら、1日に10個は当たり前
母親に叱られながらも、目を盗んでは
みかんを食べた

そのうちに、あまりにみかんばっかり
食べるので段々と手の平と足の裏が
みかん色みたいに黃色に変わっていく

「ほら!食べ過ぎるから手足が真っ黄色になってきたじゃろ、このおバカが…」と
一歩間違えれば、黄疸と勘違いされる
域にまで達して親は呆れるばかり…

当時は、みかんは庶民の味方でいくら
でも食べられたから、こんな珍事も起きた

けれど、今は物価高もマックス…
何もかもが高いから、みかんもたまに
一つ、二つが精一杯だ…

手足の色が変わるくらい食べ放題だった
あの時代、世の中も活気があって
ホントに良い時代だった。

12/29/2024, 11:59:19 AM