夏子

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6/6/2025, 4:56:29 AM

舗装されたアスファルトの都合には
水たまりに映る空なんでないだろう

田舎だってそう…

よほどの山間部に行かない限り
道は舗装され、水またりなんてない

私が幼い頃は、台風の過ぎ去った後の
舗装もされていない道端にあちこちと
水たまりが出来ていた

少し余裕のある家の庭園に造られた池から、立派な鯉が流れ出て、ビチビチと浅い水溜まりを跳ねていた…

舗装されてない道端に跳ねる鯉…
走って行っては、しばらく眺めていて
その内に、飼い主が見つけ救助する

あとには、台風一過で晴れた空と太陽で
道は段々と乾き出し、小さくなっていく
水たまり一面に空が映り青く染めた

あぁ〜…

ゆっくり時間が流れていた日々は
どこに消えてしまったんだろうか…

ただ、ただ忙しい毎日を生きながら
昔の思い出に想いをはせる…

5/24/2025, 2:12:16 PM

歌と言えばカラオケを思い浮かべる
けれど…

私の場合は、高校生の部活だった
コーラス部と、我が子が通っていた
学校で活動していた ママさんコーラス

学生時代の思い出は、指導してくれていた
女性教師の無茶ぶりで始まった ミュージカル…

衣装や小物、大道具に至るまで 歌を歌う
合間に学校に残って手作りした…

お披露目したのは確か 学校の文化祭と
県で行われた合唱の大会か 何かだった
気がする…

歌いながら演技などできるはずもなく
なんだか頭が真っ白でよく覚えてない
……が、女性教師だけは ご満悦そう
だったww

ママさんコーラスでの思い出は、娘たちを
卒業式に送り出すために歌った Kiroro の
「未来へ」

卒業生たちには何も知らせず、サプライズで歌ったこの歌は子供達の感情を大きく
揺さぶり、多くの人たちの涙を誘った

そして今も、娘は「未来へ」を聞くたびに
卒業式の光景を思い出すのだ そうだ

忙しい 仕事や家事の合間をぬって、学校の
音楽室に通い詰めて練習したかいがあった

そういう意味では、歌 というのは人生の
色々な場面に華を添える素晴らしい時間
だと思える…



5/23/2025, 12:30:45 PM

私は、作り事や変わった話が
出来ないんだけど…

植物や動物が好きで、自分の人生の
お題は多分、世話をされるよりは
世話をする人なんだと確信している

草花から始まり人間に至るまで
なんやかんやと手間ひまを掛けてしまう

何かに尽くしていたら、回り回って
きっと良い事がある……そう信じている

私に与えられた特殊能力と言えば
何からでも小さな幸せを見つけられる事

今日も小さな幸せを噛み締めた
去年の秋に植え付けた玉ねぎの収穫を
終えた事だ…

馬鹿らしい……かも知れない
植えたんだから、当たり前に育ち立派な
玉ねぎになる……と。

しかし、案外そうでもない
半年以上の時間の中では玉ねぎにも
アクシデントが起こったり、私自身に
だって何が起こるかわからない訳で…

夜な夜な、貯蔵する為にこれまた手間を 掛けながら、自然と言葉が出た

「わずか1本の細いネギだったのに
アナタ(玉ねぎ)たちは凄いね〜立派だわ」

1人そんな言葉を発しながら、何故だが
気持ちがホッコリして幸せを感じられた

目に見えないエネルギーに包まれ生かされている…それが今の私。

今度は、私が「そっと包み込んで」
まわりに小さな幸せの種をまきたい…






5/22/2025, 9:43:37 PM

変わらない日常を繰り返し
今日も朝を迎えた…

皆、ジャネーの法則…と言う現象を
知っているだろうか…

生きた時間に比例して時間の感じ方が
変わる現象だ

例えば、幼子は1日がとっても長く感じ
大人は老化と共にあっと言う間に1日が過ぎる

何故、こうも変わるのか…?

簡潔に1つ言うと、好奇心と向上心が
段々と無くなり、ただ日常に流されて
生きるようになる

だから、一言で言うならばワクワクが
無くなってしまった結果みたいだ

これも当たり前と言えば当たり前か…
体力、知力、1日1日と上がりピークを
迎え、その先は緩やかに下っていく

けれど唯一わかる事は、日々の経験の
中から確実に忍耐と知恵を得ている事

魂だけは生きている限り成長を
止める事はない…

だから、自分自身の奥底にある
命の輝きだけは、今日もキラキラと
まばゆい光を放ち「昨日と違う私」を
作り上げていく…






5/21/2025, 10:12:50 PM

昨夜は酷い雨だった…

家庭菜園の野菜たちは
ちょっと降りすぎた雨に
一晩中打たれながらも元気だ

一転、今日はいい天気だ…
朝陽に照らされ一気にぐんと
背丈を伸ばしている

日照りが続いても、大雨が続いても
文句も言わず凛と立って一夏を生きる
様は、たくましさと神々しささえ感じる

そして、小さな虫たちは時には悪さも
するが、あちこちを自由に移動し
花粉を運び、野菜や果樹に立派な
実を付ける為の最強のボランティアたちだ

「沢山雨が降ったね…頑張ったね
ありがとう」

独り言みたいに、ふと口をついて
誰にともなく感謝の言葉があふれる

1日中ずっと自然を眺めながら座って
過ごせたら幸せだろうなぁ…

朝陽(Sunrise)を浴びながら、地表では点ほどの存在である私も、ゆっくりと1日の流れに身を任せ今日も生きていく…


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