泡になりたい
……って事は消えてなくなりたい
ってことか
……あんまり良い表現じゃないなぁ
どうせなら……
大好きな人が飲むビールの
一番最初に口をつける泡位にはなりたい
もんだ
どうせ消えて無くなるんなら、大好きな
人の体に吸い込まれて消えてなくなりたい
しかし……
一昔前ならつゆ知らず、今は異性と言えば
ヨレヨレになって長年連れ添った旦那くらいしかいない訳で……
今更、間違っても最初に口をつける飲み口の泡になどなりたくない
唇が近づいてくると同時に「いゃ〜!」
ってなリアクションになる事間違いなしw
恋愛なんてもんの魔法はせいぜい2〜3年
だとすると、魔法が解けた後からすでに
どんだけ過ぎたんだよ…
消えて無くなれば楽だろうにと、繰り返し
繰り返し、自問自答しながら月日だけは
流れていく
消えなくて良かったと、最後に笑って人生を振り返る日はいつになるのかはわからないけれど…
何だか、「案外楽しかった」って
漠然とそんな言葉が浮かぶ私は
やはり「泡になりたい」
そんな、繊細で儚い一生を生きるタイプ
ではないと自己分析をし納得してしまう
8/6/2025, 7:36:05 AM