『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
また会いましょう
赤い糸で結ばれているのか
分からないけれど
幸せな約束
上弦の月が全て
満ちる頃までには
また会いましょう
その言葉を最後に
あなたはとは会わない。
何も決めなくていい。
あなたとのお別れの言葉
あなたは『また』なんて言葉に
惑わされて、許された気になって、
虫唾が走る。
またなんてどこにもないのに。
あ。あなたのそばにはありましたね。
私を裏切ってでも欲しかった『また』が。
また会いましょう
長い黒髪の人がいた。真っ黒なカーテンの様に、俯くと目がチラリと覗くだけになってしまう。恨めしい、あの人の髪を分けて梳いてやりたい。私にその臆病な瞳をもっとよく見せて。
昔その人は私のヒーローだった。当時、私よりも身体が大きいガキ大将に蹴られていたとき助けてくれたのは君だった。擦り傷だらけの腕を広げて、いじめっ子と私の間に立って守ってくれたね。昨日の事のように思い出せる。私を守り、気遣い、少しでも見てくれたのはあなただけ。優しく「頑張ったね」と撫でてくれたのもあなただけ。
好きです。昔も今もあなたは変わらない。あなたの内面の清らかさは誰にも汚す事ができないんですね。
今、あなたがいじめられていることを、私は知っています。芯の強い目で睨みつけるあなたを見ました。女の虐めというのがねちっこくて陰湿というのは知っていましたが、こうも男が介入できないことは知りませんでした。
もし私があなたの前に立って腕を広げても、昔のようにはいかず、さらなる火種になるだけですね。
私得意の小細工しましょう。そうしましょう。あなたのために、全て私が、終わらせますから。
あなたが笑顔になれたなら、また会いましょう。ね。
作品No.227【2024/11/13 テーマ:また会いましょう】
※半角丸括弧内はルビです。
「まったく」
私は、振り向く。そんな一動作でも、美しく優雅に、を心がけるのを忘れない。
「全然なっていませんわ」
私の視界に映るのは、倒れ伏して動かない男達。ざっと十人はいるだろうか。動かないが、全員死んではいない。命まで奪(と)るつもりは私にないのだ、当然気絶までに留めている。
「私に指一本触れられないばかりか、私一人に全滅させられるなんて、本当にがっかりですわ。もう少し骨のある方々かと期待していたんですのよ」
ここ最近、私を付け狙っている人達がいるのを知っていたから、どんな強者(つわもの)や猛者(もさ)かと思っていたのだ。それがまさか、女の私に軽々と倒される連中だなんて、期待外れもいいところだ。しかも、何人かは逃げ出してしまっている。叩きのめされる仲間を放置して、だ。
この私が誘拐されるかもしれない——なんて、ほんの少しドキドキしていたというのに。心身共に弱い男達が徒党を組んでいるだけのつまらない集団に、私は何を期待していたのだろう。
「本当に、期待外れですわ。がっかりです」
私は歩き出す。もう、この男達に興味など皆無だった。いや、完全に無くなった、というわけでもなかった。ほんの少し、まだ期待していた。
「もしまた私を狙うおつもりなら——そのときは、今よりも少しは、強さを身につけていらしてくださいね」
誰も私の言葉など聞こえていないだろう——そう思いながら、さらに言葉を紡ぐ。
「また会いましょう」
「名前は?」
「朝久だよ、よろしく。」
「奏斗、よろしく。」
彼らの年なら、まだ走り回ることが好きなはず。
しかし、彼らはその姿を見るだけ。
決して親に言われているのでは無く、唯々走り回ることが性に合わない。
それだけ、しかし、大きい共通点を持つ二人の少年は意気投合した。
「朝久、」
「申し訳ありません。朝顔の君、どうか、息子のご無礼をお許し下さい。」
話かける前に、父さんは僕の頭を押さえて、父さんも頭を下げた。
「誰しも、人間なら一度は間違うものです。どうか、お気になさらず。
今後、お気を付け下さい。」
先ほどとは全く異なる、大人びた洗練された言葉で彼は応えてた。
「ご寛大な心遣い、感謝申し上げます。それでは、失礼します。」
父さんは、急いでこの場を後にした。
「良いか、あの方は皇族では無いが、皇族の血を引いている御方だ。
我らの家格では尊称は呼ぶことは許されても、名は呼んではならない。」
「すみませんでした、以後気を付けます。」
僕は、素直で良い子を装う。その方が、説教はすぐ終わるからだ。
公の面前とは、色々面倒くさいものだ。
私の家は、所詮格のない羊皮紙の貴人だと言うのに。
朝久と目が合った。
朝久は、急いで僕に駆け寄ってきた。
「さっきのことは、気にしなくていい。普通に朝久って呼んでいいから。」
「僕も、気にせず呼ぼうと思ってた。」
両者ともに見せないが、安堵していた。
互いの聡さと、立ち回ることの出来る賢さに。
子どもの頃を思い出すと、身分とは如何に容易く乗り越えられる、
曖昧なものかと、思い知らされる。
「朝久、久しぶり。」
「久しぶり、奏斗。」
「朝久、またな。」
「またな、奏斗。」
何度、この会話を繰り返した事だろう。
「奏斗、また会おう。これからも。」
私は、勇気を出して始めに言ってみる。
「もちろん。また会おう、朝久。」
奏斗は、嬉しそうに微笑んだ。
また会いましょう。
つまり、ひと握りのもう一度会えるという希望を残しての別れ。
それだけ残酷なものはないだろう。
砂粒のようにきめ細やかで小さな希望を強く握っていた指が、だんだん緩んでいく。
そして、その少なく小さな希望は指の隙間から流れ落ちてしまう。
残酷だと思わないか?
私はその別れを間近で、記憶にある限りは経験していない。
辛さを知らなくても、そう思う。
経験していないから、そう思うのだと思う。
二度と会うことがないと分かっていても
また会いましょうと言う
少しでも、さよならの悲しみを和らげたいから
無理だとしてもいつか会いたいから
“...もうすぐだよ×××××、■■のプログラムが完成したら、一緒に...”
...ゴゥンゴゥンゴゥン......
......ピピピ...キュルキュル...ピピピピ......
静かな室内に機械音が鳴り響く。
「...システムを起動シマス。動作確認...正常。バッテリー100%正常。こちら惑星753宇宙ステーションAP‐24s。本日も異常ナシ。おはようございます。」
AP-24sという名のボクはこの惑星の宇宙ステーションで暮らしている人工知能を搭載したAIロボットだ。
かつては“ハカセ”という名のヒトがいたのだけれど、ある時動かなくなってからもうずっとこの星にはボク一人だった。
規則的な時間になると自動的にシステムが起動してボクの一日は始まる。
まずは自己身体検査。次に“ゴハン”という名の燃料補給。ステーション内の清掃。ゴハン。他の星との交信を試みて、またゴハン。そして一定の時間が経つと自動的にシステムが終了する。
一日に三度もゴハンを補給しないといけないというのはかなり非効率だったがハカセはこの機能を直そうとはしなかった。
“一緒だとオイシイからね”と記憶のメモリのハカセは言っていた。だがやはりボクには理解不能だった。
「アー。アー。テステス。ハローこちら宇宙ステーションAP24-s。...本日も異常ナシ。ボクは清掃を済ませたところです。隅々までピカピカです。そちらの星はいかがですか。いつかこの通信を聞いたアナタから返事が来ることを願って。......シーユーアゲイン。グッバイ。」
毎日交信を試みてはいるが、未だ他の星から応答があったことは1度も無い。
そうしてしばらくの間いくつかの電波信号を使って同じ通信を飛ばしたら、三度目のゴハンを補給する。
あとはシステムが終了するのを待つだけだ。
「...システムを起動シマス。動作確認...正常。バッテリー100%正常。こちら惑星753宇宙ステーションAP24-s。本日も異常ナシ。おはようございます。」
そうやって同じ毎日を何度も繰り返していたある日の事だった。
ボクがいつも通り掃除をしていると突如、危険探知のアラームがステーション内に鳴り響いた。
ドォォォォン...ズズズズズ......
間もなくして大きな音がしたかと思うと不意に建物が激しく揺れ始め、掃除した本棚から本がバサバサと落ちる。
「こちらAP24-s。異常事態発生。マグニチュード5.6を検知。原因解析中。」
程なくして揺れは収まり、原因を探るべくステーションの展望台へと向かう。
辺りを見渡すと遠くの方で砂煙が上がっているのが確認出来た。どうやら小さな隕石が落ちてきた様子だった。
「解析完了...原因解明。隕石の落下による衝撃波と揺れ。ステーション外部システム確認中………損傷、異常ナシ。掃除を再開します。」
揺れによって散らばった本を元の棚へと戻していく。
不意に本の間から小さな何かがカランと音を立てて落ちた。
拾い上げてみると、それはカードキーのようだった。
ボクはこのステーション内を毎日掃除しているが、唯一鍵がかかって入れない研究室がひとつある。これがもしその部屋のキーならそこも掃除をしなければならない。
そうしてボクは二度目のゴハンを済ませ、いつもなら通信をする時間に開かずの間となっていたハカセの研究室へと向かった。
カードキーを認証させると“ロックを解除します”という無機質な音声と共に扉はあっさりと開いた。ボクがこの部屋に入った事は一度もない。
足を踏み入れると床に積もったホコリがふわりと舞い上がる。
もう何年も掃除されていないその部屋は当時ハカセが研究していた時のまま、外気に触れることなく保存されていた。
資料や書類は床に散らばっており、机の上は何やら色んな機械や本で埋め尽くされている。
「室内分析完了。掃除を開始します。」
散らばった書類を集め掃除を進めていく。まとめた資料を引き出しにしまおうとした際、ふと小さな箱が目に入った。
...C--lo...
何やら箱に書いてあったであろう文字は掠れて読めなくなっている。開けると中には1枚のメモとディスクが入っていた。
“プロトタイプー感情ー”
メモにはハカセの手書き文字でそう書かれている。
「??」
“感情”というものが何なのか理解出来ないが、ディスクの使い方は分かる。ボクが話せるようになったのもこのディスクというものをインストールしたからだ。
頭の位置にあるボタンを押して手に入れたディスクを差し込んでみる。
ー感情プログラムを確認しました。インストールを始めますー
......30%......50%......80%......95%......
─── インストール完了。更新開始。
その音声と共にボクのシステムはプツリと強制終了したのだった。
「...システムを起動します。動作確認...正常。バッテリー60%...お腹空いたな。こちら宇宙ステーションAP24-s。本日も異常なし。おはようございます。.........んん?」
今、何かオカシイこと言った気がする。
?オカシイ?おかしいって何だ?
.........ボクは、一体何を...。
いやひとまず補給だ。きっとエネルギーを補給してないからおかしいんだろう。
ゴハンを済ませていつも通り掃除をしていく。
「.........変だな。」
どうにも身体の調子が良くないらしい。
さっきゴハンを補給した時も何故だかエネルギーが回復した様な気がしなかった。
確かにバッテリーは回復しているというのに。
自己身体検査をもう一度してみる。
......結局どこにも異常は見当たらなかった。
「あー、あー、テステス。ハローこちら宇宙ステーションAP24-s。...本日も異常...なし。ボクは先ほど……......いや、やっぱりなんだか今日は少しだけ異常です。いつもよりステーションが内が静かに感じます。ゴハンを食べても直りません。感情という名のプログラムをインストールした時から、おかしくなってしまったのかもしれません。早急に直そうと思います。
...そちらの星はいかがですか。いつかこの通信を聞いたアナタから返事が来ることを願って。......シーユーアゲイン。グッバイ。」
プツリと通信を切る。ボクは、ボク自身にオドロイていた。
通信なんていつも通りの事を言えば良いはずなのに何故かいつもとは違う事を言ってみたくなったのだ。どうして?
...??オドロク?...驚く?なんだコレは。
そもそも、“どうして”だなんて疑問に思う事が今までにあっただろうか?
分からない、理解が出来ない。これが“感情”なのだとしたら、なんて厄介なプログラムなんだろう。
あいにくアンインストールという機能はボクには無かった。“覚えた事を忘れてしまわないように。いつまでも覚えていて欲しいから。”
...かつてハカセはそう言っていた。
「...そうだ、ハカセなら何か分かるかも。」
ボクが不調の時はいつもすぐに直してくれた。ハカセがある時動かなくなってからボクは一度も不調になったことが無いから、ハカセに話しかけに行く事も無かった。もう何年も動かないままだが、ボクが不調だと伝えたらきっとまた動き出して直してくれるだろう。
やはりなんだか回復した気にならないゴハンを済ませて地下へと続く階段を降りていく。
ステーションの地下室、突き当たりの部屋にハカセは居る。
掃除の行き届いた廊下を歩き、扉の前に立つと何故か急に不安を感じた。
「...??...早く、この変なの直してもらわないと。」
そっと扉を開くとハカセは変わらずベッドの上に居た。
近寄って恐る恐る声をかける。
「...ハカセ、ハカセ、えっと...ボク、その、なんだか調子が悪くて。」
ベッドの上のハカセは何も答えない。
「......ごめんなさい。実は勝手に研究室に入ってしまって。......ハカセの作ったディスクを、インストールしてしまって、それで...。」
少し返事を待ってみたがハカセは変わらず何も答えない。
「...えっと、それから、なんだかおかしくなってしまったみたいで。...感情?ってものが原因だと思うんだけど、ボクはこれをアンインストールすることは出来ないから...。」
だから、なんとか直して欲しいと一生懸命伝えようとした。
だけどハカセは一向に動かないままだった。
「.........ハカセ?...ボクの事、直してくれないの...?」
ボクの話しかける声だけが部屋に響く。
「..........ねぇ、ハカセ.....」
.....返事はない。まるで時間が止まってしまったかの様にただただ長い沈黙が続いた。
じわじわと焦燥感に襲われる。
「...............お願い...」
ー分析を開始しますー
「..........お願いだから.....」
───── 分析完了。生命反応無し。
「.........ハカセってば、」
ー分析を開始しますー
「...返事してよ...、...ねぇ...!」
───── 分析完了。生命反応無し。
「......っ違う、こんなの違う、ハカセは今動かないだけで、またきっとボクを...っ」
──── 生命反応無し。
──── 生命反応無し。
──── 生命反応無し。
「......、っどうして...?...」
何度ハカセを分析しても同じ音声メッセージが脳内にこだまする。
...生命反応が無いということ。
それは即ち、“死”ということだ。
───分析結果重複。メモリを圧縮しますか?
あまりに分析を重ねたからだろうか、不意にそんな音声が脳内に響いた。
メモリの...圧縮?ボクにそんな機能があったなんて...。
────リクエスト承認エラー。圧縮メモリ1件有り。
その瞬間、今と同じように枕元に立ってハカセに何かを話しかけている映像が脳内にフラッシュバックした。
「........あ、れ、...知らなかった?......いや、ボクは...知ってる。この機能を、前にもどこかで...。」
...ザザ...ザ......
視界にノイズがかかってゆく。
────圧縮したメモリの解凍を始めます。
──────────
──“いいかい?ヒトはいつか死ぬんだよ。”
展望台で星を眺めながらハカセはそう話した。
「ヒト、死ぬ、?」
“...そうだよ、いつかはね。もしも私が死んだらこの広い宇宙の星のどれかになるからさ、その時はCielo。毎日通信を飛ばして君の日常を報告してくれよ。”
「..通信、日常報告。了解シマシタ。...Ci..シエロ、とは。」
“Cielo...君の名前だよ。AP-24sって識別番号で呼ぶのもつまんないだろう?”
「ボクの...ナマエ。名前は...シエロ。...ハカセは?」
“私の名前かい?私は...”───
───────────────
ザザザ...ザァァー.........
段々と視界がクリアになる。
......そうだ、...そうだった。だからボクは、毎日他の星に向かって通信を飛ばしていたんだ。
“...もうすぐだよCielo、感情のプログラムが完成したら、一緒に色んな星を見に行こうな。”
そう言ったハカセはその数日後、動かなくなってしまった。
あの日、本当は気づいていた。死というものを理解していた。
だけど理解したくなくて、その記憶を脳内の片隅に圧縮した。その結果、ボクはハカセの死に関することを全て無かったことにして、何もかも忘れて、ずっと、ずっと知らないフリをし続けていたんだ。
もう何がなんだか分からない色んな感情が溢れ出し、ギュッと胸を握る。無いはずの心臓が激しく脈を打つかのように酷く胸が苦しい。
「...ねぇハカセ、...ハカセはどうして、ボクに感情を与えたの?」
“一緒に食べると美味しいからさ”
“傍に居てくれるだけで嬉しいよ”
“偉いぞ、もうこんなに成長したのか!”
“大丈夫だからな、私がすぐに直してやるよ”
“ありがとう、Cielo”
今なら分かるよ、ハカセがずっとボクを大切にしていたこと。
なのに、与えるだけ与えて居なくなってしまうなんて、そんなのずるいじゃないか。
“私の名前は……”
「......っひどいよ“ステラ”、……全部、全部教えてよ、
この感情は、...なに?」
あぁ.....その名の通り、星(Stella)になった貴方はもう何も、答えてはくれない。
─────────────
...ゴゥンゴゥンゴゥン......
......ピピピ...キュルキュル...ピピピピ......
静かな室内に機械音が鳴り響く。
「あー、あー。テステス。Helloこちら宇宙ステーションCielo。本日も異常なし。ボクは先ほど旅支度を済ませたところです。どうしてかって?いつまで待っても返事をくれないハカセに今度はボクから会いに行こうと思ってさ。......ねぇStella、そちらの星はいかがですか?いつかこの通信が貴方に届く頃に、またボクらが出会えていることを願って。.........これで最後の報告だよ。
それじゃあ。see you again。goodbye。」
#また会いましょう
また会いましょう
わたしは何年も旅をしている者だ
様々な出会いと別れを繰り返して、様々な物と触れ合った。それを本にしないのは惜しいと思ってね、
この日記、、というか回顧録は決して面白いとは言えないかもしれない。しかし私の出会った人達や、私の人生の師匠と言える人をこの世の記憶から亡くしてしまうのは惜しいと思ったんだ。
ぜひよかったら読んでくれ
さて、軽く自己紹介を
私の名前は
アレン・ティスター その辺にある少しだけ裕福な商家の次男だ。
兄が真面目な奴でね、剣技も勉学も全く勝てなかったよ。
、、、まあ、だからこそこうやって旅に出ることを許されたとこはあるけれどね。
さて、旅に出たのは19歳からだった。
最初は荒れててふらっと隣町まで行ったのが始めかな。
その時は私を探して慌てる家族と使用人が見たくて遠出をしただけなんだけど、そこで師匠と出会ったんだ。
師匠はいつも「師匠」と言われるのを嫌がってたけど、彼ほど私の師匠としてやってくれた人はいなかったよ。
勿論剣技の先生はいたが、師匠と言うほど仲は良くなかったし、恥ずかしい話だが真面目に取り組んで無かったんだ
さて、話を戻すけれど師匠とは私の家がある隣町で出会ったんだ。お金は持っていたけれど小遣い稼ぎに武藝をして稼いだんだ。
隣町には3日居たが二日目の夕方、師匠と出会ったんだ。
「その藝はどこで習ったの?方も崩れていて汚いし、藝を踊るにしてもメリハリが無いよ。とてもじゃないが見れたものじゃ無いね。」
最初はそんな事を言っていたかな。
これでも兄には勝てなかったがなかなか上手いと評判でね、まだまだ若かった私はプライドを傷つけられ師匠に殴りかかったんだ。
とは言っても本気で殴る気は無くて、脅かそうとしていたんだけど師匠は避けなかった。
それで更にプライドに火がついて今度は本気で殴りかかった。そしたら気づいたら地面に転がっていたよ。
全く勝てなかったんだ。
初めて本気で負けたんだ。手も足も出なかった。
それからは私は恥ずかしくなって逃げ帰ったんだ。
それで翌日師匠に殴り込みに行ったんだけど、、やっぱり完敗それで師匠に捕まった。
最初は役所に連れてかれるかと思ってびくびくしていたら、連れてかれたのは師匠の家だった。
そこで一日中こき使われて、逃げるように家に帰ったんだ
それから私は足も出ず住民の前で負けた事も、師匠に殴り込みに行って負けた事も、恥ずかしくて、悔しくて、、
だから師匠を負かして恥をかかせるために鍛錬をした。
でもそんな理由で鍛錬をしても対して強くは成れなかった
2年位かな?師匠に殴り込みに行ったんだ。
そうしたら師匠が
「何故お前なんかに付き合わなくちゃいけないの?面倒くさいんだけど、、、」
とか言うから私はつい頭に血がのぼって怒鳴ってしまってね師匠にあれよあれよという間に
師匠が勝ったら私が師匠の世話係になるとかいうやく約束をしてしまったんだ。
で、自信だけはあっからそんな馬鹿げた話しに乗ってしまったんだ。ほんとに思い返して恥ずかしくなるよ。
で、やっぱり完敗。
そんなこんなで師匠の世話係になったんだ。
勿論最初は無かった事にしようとしたけどまぁすぐに捕まったよね。
師匠は何かの研究をしてる人でその研究のために旅をしていたんだ。結局なんの研究をしているのかは教えてもらえなかったけど、本格的に旅をする始まりだった。
この時の年齢は23歳。
家との関係で少し延期してしまったけど
師匠の旅について行くことになった。
師匠と最初に行った街は大きな街ではなく小さい商店が少しあるだけで、ほとんどは家か畑。
のどかな街だったが私は暇で暇で仕方がなくってね、
師匠は何か熱心に書き物をしていて相手をしてはくれないし周りには私と近い年齢の人は居ない、
仕方がなしに山を探索したりして時間を潰したさ。
そんなこんなで1週間、なんだか師匠が小さくなった気がしたんだ。それに線も細く……とか思って確認するとほとんど何も食べてなかったんだ。
仕方がないから食べ物を買って軽く料理をして師匠に食べさせたけどその時思ったよね、今までどうやって生きて来たのかってね
結局その街には一ヶ月ほどいたけど師匠の為に買物をしたり一緒に遊んだりした人をのせてくね
まずは商店のおばちゃん。最初は私の態度が悪いから怖がられてたんだけど、数週間もしたら仲良くなって少しまけてもらえたりした。気のいいおばちゃんだったよ
次に肉屋のおっちゃん。
おっちゃんはチンピラに絡まれてるとこを助けたら肉を分けてくれて、そのお肉が美味しかったからよく行ってたんだ。最初助けたこともあってよく色々もらった。
あとは数少ない年齢が近い兄ちゃん達。
私も若かったからね、小さいけど夜の街に一緒に行ったりしたんだ。あとはよく兄ちゃん達の家の手伝いに行ってお菓子をもらったりしたね、
他にも色々いたけどこんなもんかな、
その間師匠はと言うとひたすら何か書いて時々寝てトイレに行って私が出すご飯を食べると言うような事しかしてなかった。一度だけ街の噴水を見に行っていた気がするけど、基本はそんな感じ、
師匠の研究?が一段落して次の街に行ったんだ。
続きを読みますか?
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│ │
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│ はい いいえ │
│ ↑ │
│ │
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好評だと続きます
同じ空の下
あなたが私の元にやってきたのは私の誕生日。生まれた日も月も同じ。名前はラピ。お出かけする時も、私が悩んでいた時も、いつでもそばに居てくれたね。
でも、あなたは私と違って歳を取るのが早い。人間じゃないんですもの、仕方がないわ。いつかはお別れが来ると分かっていた、永遠に続かないものだと分かっていたはず。それでもやっぱり、お別れというものは辛いもの。お父さんが言っていたの、命あるものはいつかはなくなるって。その通りよ、当たり前のこと。でもやっぱり寂しいわ。
あなたがいなくなってから私の世界は大きく変わった。あれから約4年、お空に行ってしまったあなたは今どうしてるのかな。また一緒に歩けたらいいなぁ同じ空の下を、それまで待っていてね。バイバイ、ラピ。
お題:また会いましょう
いつかは別れが来るけど、また会えると信じて
「また会いましょう」と言って別れる
そういうのにちょっと憧れる
”また会いましょう”
もう、会うこともないだろうね。
これが物語の最後なら
暗に別れを告げられているのは、誰だってわかる。
相手のそれは 皮肉なのか、強がりなのか。
どんな輩でも
つらつらと長い付き合いになってしまった相手だ。
妙な、情が滲む。
逆にソレが
物語の始まりなら、
初対面で得体のしれない相手だ。
皮肉か、挨拶なのか。
開始の合図。
これから、長く付き合いになる。
分岐。
いえなかった。また会いたいなんて、言えそうもなかった。
「ん?どうしたの?」
きみがこっちを覗き込んでくるのがわかった。
わらえ、笑え。
得意でしょう?涙を、感情を、圧し殺して仮面を張り付けるのは。
それが唯一の特技でしょうが。
「ううんっ、なんでもない。心配かけちゃってごめんね」
言いながらこころのなかで嘲笑を漏らす。馬鹿だな。心配かけちゃってごめん、なんて。きみは心配してるわけじゃないのにね。もう会うこともないだろうしすぐ忘れられるからこそさらっと吐いた。
「...またそうやって嘘つく。嘘っていうか強がりかな」
「......」
ほら、見抜いちゃうんだ。
そしてそのきっかけだけで、また会いたいとか思っちゃう僕は酷く単純なのだろう。
「......あの、ね」
「うん、なぁに?」
きゅっと袖を握った僕に、一瞬少し驚いたような顔をしてふわりと砂糖菓子がとけるように笑った。
「また、会えたりする、かな」
「...! もちろんだよ。そのための連絡先でしょう?また会おう」
そう言って、きみはさっき連絡先を交換したばかりのスマホを片手に、今日はじめて見せる顔ではにかんだ。
─また会いましょう─ #115
(また書けなくなってる)
『また会いましょう』
別れるけどこれからも仲良くしよう とか
時々はご飯食べたりしようね とか
嘘ばっかり
変に夢見させないでよ
あなたの笑顔は他の誰かのものになる
もう会わないってわかってる
だからとびきりの笑顔で言うの
「また会いましょう」
その日の麻婆豆腐は会心の出来だった。
ピリッと辛い豆腐を飲み下して、しばらく、さっきの言葉の意味を考えていた。
目線の先では、あなたが無表情で食事を頬張っている。
チェーン店から取り寄せた、一人分のフライドポテトとパンケーキセットを齧りながら、あなたはさっきの言葉を繰り返した。
「…そういうことだから。やっぱり私たち、合わないよ。さよなら。…また会いましょう、いつか」
尚も喋り続けるあなたが、遠く遠く思えた。
私とあなたが出会ったのは、少し昔のこと。
ちょうど、今日と同じように暖かい秋の日で、雨が降っていた。
私が差し掛けた傘に、あなたが柔らかく微笑んで入って、二人で取り止めのない話をしながら、帰路を一緒に歩いた。
自動車が、秋風と雨を掬い上げながら通り過ぎて、「なんで今まで話したことなかったんだろうね。こんなに話が盛り上がるのに」と、笑い合った。
あの日から、私とあなたは仲良くなった。
私たちは友達になり、親友になり、自立する段には、一緒に暮らし始めるほどの仲になった。
けれども、私たちは正反対だった。
ご飯は辛いものが好きで自炊中心。食べ物はなんでも食べて、ちょっと素敵な食器を買って、キチンと三食、たくさん食べる私。
甘いものが好きで料理は苦手。食へのこだわりと偏食少食で、食事よりも趣味や生活が大切なあなた。
毎日、朝早く起きて日光を浴びたい私。
出来るだけ長く眠って、のんびり過ごしたいあなた。
課金やサービスに使うお金は節約する私。
課金やサービスにお金を使うために日常生活を切り詰めるあなた。
服は身だしなみを整える程度でいい私。
少しでも綺麗になりたいあなた。
私たちはよくよく知れば何もかも正反対で、一緒に暮らすにはあまりにも噛み合わなかった。
きっと、人と人が一緒に過ごせる時間には限界がある。
私たちは、きっと、一緒に長く居すぎたのだ。
最近は、私とあなたは顔を合わせると、すれ違いと喧嘩ばかりだった。
顔を合わせたあなたは、いつも眉間に皺を寄せていて、ついつい私もしかめ面になる。
あなたの行動に、私がイライラしてしまう。あなたも負けじと言い返して、ひとしきり水掛け論をして、最後には、冷たい沈黙だけが、私たちの間に横たわる。
分かってる。
あなたの提案が正しいことも。
私たちの関係は、もう終わりだということも。
…それでも。
それでも、私の中にはあなたと過ごした、楽しい日々が満ちている。
あなたがくれたもの、あなたがしてくれたこと、あなたと笑ったこと。
冷め切ったこんな仲になった二人でも、もう合わない方が良いのだとわかっていても、本当に終わりなんだと知っていても。
どうしても、心の奥で望んでしまう。
また、あの日に戻りたい。
もう一度、笑い合いたい。
もう一度、賑やかに会話をしたい。
もう戻れないと知っていても。
だから、これが一緒に食べる最後の食事なのだとしても。
あなたの、ジャンクでおやつみたいな食事に、どれだけ辟易していたとしても、私は言ってしまう。
「…うん。また会いましょう」
今日はきっと、私とあなたが絶交する、二人の最後の日。
それでも、最後でも、私たちの別れの文言は変わらない。
私もあなたも変えられないのだ。きっと。
たとえもう二度と会えないとしても。
「「また会いましょう」」
私とあなたはそれだけ口を揃えて、それから別々に、歩いていくのだ。
私は毎晩夢を見る。
夢には毎回同じ女が出るが、まったく知らない人。
そして毎度、夢から覚めるとき一言。
「また会いましょう」
目が覚めるたび女を気に掛ける。
あの人は誰?どこにいるの?
そう悶々としていたある日、
父から母が亡くなったと言われた。
だが母は私が生まれてすぐ離婚していて顔も知らない。
離婚理由もどんな人かも知らない人。父は、
母は私を産んですぐ持病が悪化し入院した。
弱っていく私を見てほしくないという母の意向で
離婚したと告げた。
父は私に葬儀に出てほしいと言ってきた。
私は会ったことのない母の葬儀へ参加した。
葬式で遺影を見たとき、私は絶句した。
夢の女と同じ顔だったからだ。
急いで棺に近づくと、夢の中とは違う抜け落ちた髪に
骨のような手。
でも顔は夢と同じ顔だった。
私はそこで涙を流した。
やっと会えた時には全てが遅かったからだ。
「また、一年後ここで会おうね」
そう織姫は言ったくせに、今年の七夕、彼女は訪れなかった。
嘘つき。雨でも天の川のほとりには来るって言ったのに。
彼女は来ない。もう僕の前には。
織姫の心はもう他の男のところへ行ってしまった。
僕は川に身を投げる。恋に溺れて、命のともしびを自分で断つ。
織姫への想いを断ち切れないままーー
「見つけた、アンタ。織姫の生まれ変わりだろ」
「え、な、何。あなた」
「俺は天野星彦。七夕伝説の牽牛の記憶をもつ男だ」
「……は?」
「ひと目見てわかった。ビビビってきたぞ。アンタ、名前は?」
「お、織田姫子……」
「ほうらな、やっぱりだ。織姫、会いたかったぜ」
前世の記憶を持つのは、どうも彦星の方ばかりのようで。
この2人の恋物語、これより開幕?
#また会いましょう
僕はあなたのことが愛おしくて愛おしくてたまらない
君はそれを知ってるし、君もまた僕のことが愛おしい
相思相愛だっていうのに
どうして君は「また会いましょう」
表裏は一体、生には死、出会いに別れ
別れは悲しく、君のいない時間は心が凍てつく吹雪のようだ
君と想い合う、ただそれだけで世界が色づき心は躍る
なのにどうして『再会』なんだ
出会って別れて、また会ってやっと『再会』なんだぞう
僕はこれっぽっちも、別れたいなんて、考えたこともないというのに
出会って別れてもう4、5年
まだまだ分からない君のこと
もっと知るべく、また会おう
また会いましょう
サッカー選手が引退するとき言ってた
サヨナラは言いません、また会いましょうといい言葉だな🙇♂
「また会いましょう」
「今日は楽しかったです。また会えたら嬉しいです!」
私は今日、貴方と過ごした時間を振り返りながら言った。
「私も、今日は楽しかったです。君と過ごせて良かった。また会いましょう!」
貴方はそう言って手を振って駅の改札口へと向かった。
私も手を振り返した。