『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#また会いましょう
また会いましょうなんて言わなくても
あなたはいつも私のそばにいてくださる。
あなたから与えられた恵みと感謝を大切に
今日もまた新たな1日を過ごします。
ありがとう、かみさま。
14歳の私から神様へおくるメッセージ。
#また会いましょう
中高生の私はアニメとゲームが大好きで、カラオケで歌うのもそういう曲ばかりでした。
そんな私が必死で覚えた数少ないJPOPの中に、SEAMOさんのマタアイマショウがあります。ラップが本当に難しくて、結局上手く歌えなかったのですが、メロディ部分は未だに口ずさむ事があるくらい好きです。
笑顔で別れたいから「また会いましょう」と言うけれど、多分二度と会わないとわかっているし、会いたいわけでもない。
この恋は未来に誇れるし、だからこそ素晴らしい過去にしたい。
切ないのにキラキラしていて、寂しいのに清々しい。
なんで別れの曲ってこう心に刺さるんでしょうね。米津玄師のlemonも、HYの366日も、Official髭男dismのPretenderもみんな好きです。歌詞もメロディも切なくて心を揺さぶられる気がします。そんなロマンチックな別れを体験したことはないのに、歌詞の世界に浸って聴き入ってしまうのが歌の力なんでしょうか。気付けば、アニソンを除いて歌える曲の過半数が別れの曲です。
別れの曲だけでカラオケで何時間歌えるのかやってみたいです。
……また全然違う話に着地してしまいました。
#また会いましょう
またがいつを指すのか分からなくても何も怖くない
約束を取り付けないことに疑いがない
それでもパッと思いついた時に
いつも通り待ち合わせられる
また会いましょうが社交辞令じゃない
未来にいるのが当たり前
大切にしたい人たちとの大切な関係
【また会いましょう】
月明かりに照らされて君はくるくるくるくる。
湖の上をまるで背中に羽があるかのようにくるくるくるくる。
手を伸ばせば君に触れられる距離。
それなのに―
「…っ」
どうしてこんなにも息が詰まる程、君は美しいのか。
あぁ、もう帰ろう。これ以上君を見続けるのは憚れる。本当は君に近づきたい。その身に触れたい。全てを奪ってやりたい。彼女から溢れる色香に思考が支配される。いくつもいけない考えが浮かんでくる。やはり、彼女は妖女なのだろうか。肌は透き通るように白く、髪も風になびくような白髪。瞳は光に照らされ瑠璃色がキラキラと煌めき、唇は深紅に濡れていた。それならば早くここから立ち去ろう。その瞳で微笑まれたら、俺の魂はきっと君に呑み込まれる。そう思い立ち、俺は踵を返した、だが…
パキッ―
「ッ(しまった!)」
うっかり足元に転がっていた小枝を踏んでしまった。彼女に気付かれてしまっただろうか?
「もし。その様なところにいらっしゃらないで、此方に来なさいませ。」
「…」
終わった。俺の魂は妖女に呑み込まれ永遠にこの世に戻ることはないだろう。
「そう、怯えなくともあなた様に危害など加えません。どうか、普通に振る舞いください」
彼女は俺の顔を真っ直ぐに見つめ微笑みをくれた。
「…何が目的だ?」
俺は警戒した。気を抜けば、一発で妖女の腹の中だ。
「目的だなんて。その様なもの私にはありません。ただ」
再び彼女は微笑むと。
「ずっと私を見ていらっしゃいましたよね?」
「…ッ!?」
言葉が出てこなかった。覗き見に気付かれていたのだ。
「あぁ、別に責めてはいないのです。」
そう妖女が付け加えた。
「どうでしたか?」
「は?」
妖女はうつむき、両指を動かしている。
「私の舞いは、あなた様から見てどうでしたか?」
妖女は顔を上げ俺を上目使いで見つめる。その表情は不安げに揺れている。
「…」
俺は少し動揺した。まさか、こんな展開なろうとは。答えなければ俺はどうなるのか。いや、答えたとうてどうなるのか。
「…はぁ、そうですよね。」
「え?」
俺が答えあぐねている間に妖女はひとり納得して俺に背を向ける。
「私、次の満月の夜、月の国の繁栄、豊穣を願っての祈りの儀式を命ぜられそこで民皆の前で一夜舞い踊るのです」
「あんた…やっぱり」
「ええ、人ではございません。私は月の御使い。神子なのです」
「月の…あんたもしかしてあの伝説のかぐや姫か!?」
俺は目を丸くした。目の前の神子様は微笑む。
「その姫様に使えるのが私なのです」
そう言って神子様は愛おしむように半分欠けた月を見上げる。
「失敗することは許されません」
そう決意するように神子様は掌を握りしめる。よく視るとその手は朱く爪の傷跡があった。何度その掌を握りしめたのか。努力と決意のあとがそこにはあった。
「なら、あんたの舞いは申し分ない程見事だったよ」
「え、?」
俺はそっと神子様の手を取り、懐から手拭いを出しそれに巻き付けた。
「だからあんまり気負いすぎるな。せっかく綺麗な指なのに」
「あ…」
神子様は俺の手拭いが巻かれた掌を見つめた。そして、
「ありがとう」
何度もらったかわからない微笑みを今度は素直に受け取ることが出来た。
「…じゃあ、盗み見て悪かったな。あんま無理すんなよ?じゃな」
と、会話が途切れ、急に照れ臭くなった俺はこの場にいるのがいたたまれなくなり今度は違う意味で立ち去ることした。
「あ、あのっ!」
「は!?」
背中を向けた俺に神子様が勢いよく上衣を掴んだ。俺は顔だけを向けて間抜けな声を出した。
「また来てくださいますか?」
「え?」
「貴方に見てていただきたいのです」
そう言う神子様の頬は少し赤らんでいた。
「…だめ、ですか?」
そう言って今度は上目使いで俺を見上げる。そんな可愛い顔で見られたら男は―
「…俺でよければ」
こう言わざる終えない。俺がそう言えば神子様はぱあぁっと瞳を輝かせ、俺にこう言った。
「それでは、明日の晩。今宵と同じ時刻に―」
"またお会いしましょう"
約束を反故にした友に会いに行く「またね」ってのは来世か?バーカ
題-また会いましょう
最初の友達
私は生まれてからと言うもの、友達という存在がいなかった。
もしかしたら近寄り難い雰囲気でもしていたのかもしれない。
そんな私に友達が出来た。
名前はみみ。
私の生まれて初めての友達だ。
清楚系美少女といった容姿で皆が彼女に釘付けになるほど。
そんな彼女が何故、私と友達になってくれたのか分からない。
けれど、私は彼女と一緒にいるととっても楽しいと思う。
なんと言うか心が安らぐ気がする。
まぁ、本人に打ち明ける気はないのだけど。
それから1年、彼女は転校することになった。
どうやら、親の転勤が決まったらしい。
私は彼女と別れの日まで、一緒にカラオケに行ったり、ゲーセンでプリクラなどを撮った。
彼女……みみとの思い出を作るために。
そして、みみの引越しの日に私は熱を出した。
こんな日に限って、私は運悪く体調を崩してしまう。
(もう……会えないのかな)
私は布団の中でぼんやりとそう考えているとスマホの着信音が鳴った。
誰からだろう?と確認すると、みみからだ。
彼女からメッセージが送られていた。
『また、会いましょう』と。
そのメッセージを目にした私は一粒の雫をスマホの画面に落としてしまった。
END
お題『また会いましょう』
ふと目を開けるとそこは夢の中だった
目の前には川がありその向こうに側人影が見えた
そこに向かって歩いてみるといたのは
桜さんだった
「……桜さん…?」
無意識に話しかけていた
すると桜さんは振り返ってこちらを向き
手招きをした
桜さんの方へ向かおうと
足を1歩踏み出そうとした時
脳内に3人の仲間たちの顔が浮かんだ
あぁ、私はそちらにまだ行けない
仲間がいるから
川を渡ってあなたのいる岸の方に
行くことは出来ない
私は静かに後ろを向き静かに呟いた
「また会いましょう、桜さん」
この声が彼に聞こえていることを願って
これは二次創作です
……バレた、もう、今までのようには、過ごせない
学校にも、家にも、もう戻れない
……帰れなくてもいいか、別に
家は、両親に殴られて蹴られて暴言吐かれて、学校も、いじめられるだけなんだから…、
帰れなくても、いい、……はずなのに
…結局私は甘ったれなんだな、こんなになってもみんなが、好きだなんて
……あーあ、なんでバレちゃったんだろう、"殺し屋"だって、バレなければ まだ…いや
…もう、捨ててしまおう、………殺してしまおう
さようなら、" 私 "
弱くて綺麗すぎたゆえに、裏切られてしまった私へ
【また会いましょう】
どうしたら会えるのかしら私たち
なんの約束もなく霧雨
私の癒しの泉 珈琲が湧く
樹の天使さん また会いましょう
♯また会いましょう
朝起きたら奴が居なくなっていた。
ハンターとして対象に逃げられた焦りは半端ない。
奴がどこに行ったか早く探さなくては。
自室からハンター道具を持ってきて玄関へ急ぐ。
玄関ドアになにかメモが貼ってあるのにそこで気が付いた。
『リビングの机は見たか?』
リビングの机?いや見ていない。リビングへ急ぐ。
机の上にまたメモがある。
『隣県の知り合いのニンニク農家さんを手伝いに行ってくる。週末にまた会おう。追記、ニンニク貰ってくるから買わないで』
そのメモを見た瞬間に力が抜けて椅子に座り込む。
また会いましょうじゃねえわ!焦ったわ!!ってか隣県のニンニク農家ってオレの実家の事だろうがよ!!今から行くわ!!
全く、あの吸血鬼(?)め!実家の手伝いにオレが行かないからって強制的に向かわせやがって!!困ったものだ!!
(また会いましょう)
ヴァンパイアハンター、実家はニンニク農家だったのか。(吸血鬼いつもニンニクありがとう)
【また会いましょう】
社交辞令でしょう?
そこまで会いたいわけでもなし
言われると、申し訳ないような、
落ち着かないような、
微妙にやな気持ちになる
また会いましょう
希望が持てる言葉を
ありがとうございます
いつまで寝てるの
早く起きてよ
今日は君と付き合った記念日でしょ
早く起きてよ、、、
ねぇ、、、まだ?
それともお家デート?
どっちでも良いから起きてよ
しんと静かな病室
バイタルモニターの音も聞こえなくなった
数分前までは鳴ってたのに
いつのまにかピーと長い音がする
一瞬何の音か分からなかった
行かないでよ
勝手に置いていかないでよ
わたしが嫌になる
親不孝者だ
酷い子供だ
私の余命
10年も要らないよ
あと一時間で良いよ
君に会いに行きたいよ
行かせてよ
君へまた会ってくれますか?
良かったらまた会いましょう
疲れたー。テスト二日目キツ…。
The文系には地獄の理系日。
中2の後半戦。高校にいきたい。
また会いましょう
大好きな人
笑顔が素敵な人
尊敬する人
優しい人
是非また会いましょう
人生の中であなたと出会えたことは
私の宝物
幸せと思える瞬間
あなたに感謝しています
是非また会いましょう
"また会いましょう"ーーーー
そんな風に叶える気もない言葉を免罪符のように吐かれても困る。
私は知っている。この世界から離れた者の末路は二通りしかない。
一つ、離れると言いながらも覚悟を決めきれず、その内寂しくなり結局帰ってくる者。
そしてもう一つ、本当に二度と帰って来ず、その後一切の消息を断ってしまう者。
前者と後者は割合的には6:4といったところで、どちらになるかは日頃の言動などを見ていれば大抵分かる。
そして彼女はどう考えても後者だ。
彼女は寡黙であったが、いつだって全力で、いつだって本気だった。
そして、一度言い出したら聞かない人だった。
その言動に何度ふりまわされてきた事か。
ーーーー否。
今更何を考えたって仕方ない。
思えば私は彼女の何をも知り得ないのだから。
私自身がこの世界で己を偽っているように、彼女だって己を偽っていたのかもしれない。
そうーーーもしかしたら"彼女"ですら無いのかもしれないのだ。
私は空を見上げた。
夜空には零れそうな程の星々が煌めき、流星が幾つも夜を切り裂いてゆく。
透き通るように蒼い月は刃のように鋭い三日月であった。
偽りで出来た世界。偽りかもしれない自分。偽りかもしれない約束。
全く腹立たしいが、だがそれでいい。
少なくとも彼女と共にあった時間の幸せは、私にとっては正真正銘、本物であったのだから。
ーーーまた、また会いましょうーーー
届かぬ声で、私は静かに囁いた。
GR01"別れ"
また会いましょう
二度と会えない気がして
指切りするように言い放つ
「また会いましょう」
とても嫌いな人にも
いじわるするように催眠術
「また会いましょう」
弱虫だから、腰抜けだから
へタレのわたしの、やせ我慢
愛したいんだ、ハグしたいんだ
せっかく出会った、運命だ
note去る人増えてく
コメント欄にはしょうがなく
「また会いましょう」
墓にお参りしたとき
死んでる祖父母に繰り返す
「また会いましょう」
シャンパンみたい、酔っては踊り
弾けて歌い、大爆笑
一人だけれど、大勢なんだ
約束した人、いっぱいだ
また会いましょう
また会いましょう
弾けて歌い、大号泣
また会いましょう
また会いましょう
天下も獲ったる、君のため!
こんにちは
ありがとう
さよなら
また会いましょう
─── また会いましょう ───
さよならは言わない
ここが始まりだ
それぞれの道を歩むため
僕達は新しい世界へ旅立つ
また会えたらいいね
それじゃ来世で
また会いましょう
虫の知らせ、というのは本当らしい。
ふと、唐突に頭によぎった懐かしい顔。
その名が紙面の訃報欄に載っていたのに気がついた時、外では蝉ではなく鈴虫が鳴いていた。
逝ってしまった、という寂しさと置いていかれたという切なさは両立する感情なのだ。またね、と別れてからなんとなく疎遠になってしまった。そんなものか、そんなものなのかもしれないな。妙に落ち着かない気持ちで誌面を読み込む。
葬儀の日にちを確かめてカレンダーを見た。
最後に人目でも会いたい、そう思った。
その日は晴れやかな快晴の日だった。
大空に澄み渡るような青が広がっている。
まるで初夏のよう。心温かな貴方の笑顔みたいね。
喪服に履き慣れない黒のパンプスで会場に向かう。
遺影には懐かしい笑顔。そうそう、貴方はとても笑顔の似合う人だった。私の最初のお友達。
歳をとって生活に追われて少し離れてしまったけれど、私たちはずっと一緒に笑い合っていた。
手に持った花を捧げて手を合わせる。
祈る言葉は尽きなくて、会いたい気持ちも尽きなくて、会おうと思えば会えたはずなのに、『いつか』が『いつまでも』あるとそう知らずに信じていた。
まなじりに浮かぶ雫は哀しみではなくて『あい』でありたい。いずれそちらに向かうとき、今度こそは違えぬ約束を果たしましょう。
果たせなかったまたねの約束を改めまして。
棺に向かって一つだけ、最後の約束の更新を。