『ひなまつり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
地元のひな祭りに出かけてみた。
コロナ渦でイベントがことごとくつぶれていた中でやっと開催できた一大イベントのひな祭り。
市内市外一丸になって、お雛様を飾り、観光客をもてなし、地元の良さをアピールしていた。
で、私はというと、人の多さに萎縮して早々に帰ってきてしまった。
本当は、神社のお守りを家族のために買って、甘酒をいただいて、地元ならではの色々を買おうと思ってきたけど。
そんな私の本日の戦利品は、ご自由にどうぞ。と酒屋さんの店先に置いてあった酎ハイタンブラーと、値切り倒して買った色鮮やかなストール3つ。
タンブラーを使って晩酌しています。
それなりに良いひな祭りだったかも
-2024/3/4
お題「ひなまつり」
私にとってひなまつりは特別。
お母さんが私の好きな物を沢山つくってくれる。
その日だけは珍しく私の意見を一番に優先してくれる。
まるで
もう一日の誕生日みたいに…。
ずっと羨ましかった。毎年この日は街が桜色に染まる。骨ばった身体もボサボサの髪も重めの一重も女の子らしくなんてなかった。女の子になりたかった。到底叶わない願いだった。こんな願い胸の奥に閉まっとかなきゃいけない。
ひなまつりなんて嫌いだ。
お前は女になれないと言われているようで嫌だった。ひねくれているのは分かっている。でもどうしてもそう思わずにはいられない。
歳を重ねるごとに思いは積もっていってしんどさは増すばかりだった。
女の子になれたらな。
ひなまつり
【短歌】
・婚期とか知らないけれど漆塗りのミニチュア達が興味深くて
・給食にお菓子がつく日 お吸い物を3色の麸で飾り立てる日
子供の頃、姉のために用意された雛壇飾りを見て、なぜ私のはないのかな?と思った。
姉は、2月末に誕生日が来るため、誕生日前になると
おひなさまを出すから、手伝って!
と、よく母に言われ、言われるがままに手伝った。
こんなに沢山のお人形がある。
ガラスケースに入った物も合わせれば、六畳間は足の踏み場がなくなる。
こんなにあるんだから、1つくらいは私のために用意されたのがあるはずだろうと、箱から1つずつ出すたびに、
これは誰の?と母にいちいち尋ねた。
これは誰の?
ん?お姉ちゃんのだよ。
これは誰の?
お姉ちゃんの。
さすがに3つ目を過ぎた辺りから、母も面倒になり、
そんなこといちいち聞いては箱から出してたら進まない!聞かなくていいから、やりなさい!
結局、私のために用意してもらったお雛様は1つもなかったことを知る時が来る。
今、自分も親になり、あの日の事を思い出すと、母のあの返答は、子供の不安に寄り添えてないな。あれは無い。と思う。
そう。意外と子供の頃の事をよく覚えていて、言われた言葉はハッキリと鮮明に。
その度に、やはり姉は特別に可愛がられ、期待されて大切にされたのだ。
そんな時、私は自分の事を少しだけ褒めてやりたくなる。
そんなに粗末に扱われて、ヤンキーにならずによく頑張ったな!と。
まったく期待されなかった分、伸び伸び自由に期待を超えて成長させてもらったわ!
期待されなかったから、どんぐりくらいの成長でもとても大きく育った事になる。ただそれだけ。
ひなまつりはおひな様とおだいり様だけれどそれを照らすぼんぼりも素敵だよね
【ひなまつり】
年に1度女の子のためのお祭り
年に一度、自分が特別だって思える日
いつの間にか、飾ることがなくなっていたお雛様。早く片付けないと、婚期が遅れるって言ってたのはおばあちゃんだったっけ。
ひな人形を飾ることより、ちらし寿司や春のスイーツが楽しかった私。いまだ独身。
でもこうして元気に大人になれたしね。
何が幸せかは自分で決めさせてもらうね。
私にも娘ができたら、またお雛様買うのかな。
そんな繰り返しも悪くはないか。
何はともあれ、ひなまつり。
成長を見守ってくれた人たちとお祝いでもしましょうかね。
昨日がそうだったんだ。私も覚えてないや…
だって、誰も出してくれないんだもの。
押し入れから、物音がした気がした。
『ひなまつり』
桃の節句にはしゃぐ姫君。
この愛らしい雛鳥がどうか、大空に羽ばたくまで健やかでありますように。
ひな祭りの歌のような、結婚式を
いつか自分もするなんて、
夢にも思わなかった。
照れながら、でも、かしこまって
二人並んで、みんなの前でお祝いを。
今思えば、本当に夢のようだった。
自分にとって大切な人との結婚式を、
無駄にしないように、
忘れないように、あのときの気持ちをとっておこう。
ふとテレビを付けて
ニュースで今日を祝福している。
幼時は嬉しかったけど、
仕事で精いっぱいで今はもう忘れた。
母が雛人形飾って、父がちらし寿司作って、
そして私は、母の横でオルゴールを聴く。
これがひなまつりの思い出。
そろそろ実家帰るか。
お題 : ひなまつり #47
雛人形を早く片付けないとと行き遅れるという。そんな話は聞いたことない?
雛祭りが終われば、もう出番は終了。また来年ね。と、もう用無し扱いみたいで可哀想だ。
ところで、私の地域は雛祭りが一ヶ月遅れだった。
三月三日が終わっているのに出していていいの?
雛祭りが三月三日だということを、いろんな情報から知っていたものだから、そんなことを小さい頃の私はずっと疑問に思っていた。
まぁそんなわけで立派に行き遅れたわけですよ。あ、は、はははぁー……。
『ひなまつり』
○月△日□曜日
ひな祭り
ひな祭り、女の子の健やかな成長を願って、男雛や女雛にちらし寿司や白酒を飲み、桃の花や木々を飾り、ひなあられなどを供える行事。
女の子の行事、昔は人形を出したりひなあられを買ってきたりしてたが、最近はしてないなぁ。
私は、体は女だ。
ただ性別というものが認知できてない。
「〇〇は女の子だし人形出さなきゃね。」
なんというか微妙である。
確かに女だが、なんというかなぁ。
こうやって書いているとうり誰にも言ってない。
まあいいかとも思うが、良いのか?とも思う
最近はジェンダーやらなんやら言ってるが、根本の意識なんか帰れん。
小さい頃から根付いてるんはなかなか変わらん。
だが、理解してほしいと思うのも、人間のさが。
難しい。
◯月☓日♡曜日
、、、
ニュース★ナイトTIMEの時間です。
今日❣‡‰地区のアパートで〇〇さんが死亡しているのが発見されました。
自殺者が〇☘年ぶりに出てしまいました。
ここ数年で人口が約♠%減っており、自殺者まで出てしまうと、、、、
誰か「こおつの名前と、この日記の名前って、、、あいつ、ついに死んじまったか。なんで最後俺に日記なんか渡したんだろ。たしかにこの時代に書いてちゃいけない事ばっか書いてあるが、、、」
☓日
今日はお母さんたちに自分の性別が分からないと話した。
怒られた。
気持ち悪がられた。
もうここには、居られない。
△日
職場のAさんが受け入れてくれて、告白してくれた。
この人なら信頼できそう。
♦日
Aさんに浮気された。
さっさと慰謝料取って別れよう。
この性が気持ち悪いらしい。
誰か(今の時代ジェンダーに配慮しないと社会で生きていけなくなる。ネットは炎上、住所は特定され、最悪逮捕される。
一時期自殺者が急激に上昇し、その後一切出なくなった。こいつは性に悩まされたのに、こいつの嫌いな奴らを守った。いつまでも優しかったな。)
ひな祭り
第三十四話 その妃、災厄か最悪か
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暫くすると、バタバタと人が倒れていく音がする。耳元でかわいい鳴き声が聞こえ、顔を覆う紙を持ち上げると、手の平の大きさほどに縮んだ麒麟が、いつの間にか肩に乗っていた。
「お疲れ様。ゆっくり休んで」
きっと、皆が幸せな夢の中に旅立って行ったことを知らせたのだろう。
彼が伸ばした手の指に鼻先をつけ、パッと小さな光を放った麒麟は、気付けば折り紙のようになっていた。
それに感心している間もなく、懐に麒麟の折り紙を仕舞ったロンは、続けて今度は幾つもの“黒い鳥”の折り紙を取り出す。
「大体の人数は」
「さあ? まあ多いんじゃないかしら」
この力の欠点があるとすれば、それは正確さだろう。
彼らの記憶は覗けたとしても、それが正しいものなのかを知る術はない。
つまり、計画の段階はわかっても、実行前に内容を変えられてしまっていては、元も子もないというわけだ。
変則が全くないわけじゃない。
だから、その変則の可能性も全て考える。
計画を変える時はどういう時か。
気候? 人数? 対象の動向?
夢は、決して予知能力ではない。
あくまでも、一つの可能性に過ぎない。
夢の全てを過信、盲信してしまえば、それは己の破滅となる。
「言えることはせいぜい、この首を刈りにきている輩がいるということくらいね」
「どれだけの恨みを買ってきたんですか、全く……」
だから、常に最悪の状況に備えるしかないのだ。
大きな穴の空いた天井から、ぽつりぽつりと、雨が降り始める。それは次第に数を増やし、雨脚は強くなっていった。
気配はない。足音も。
でも、きっといる。
素人のように幻覚に惑わされることのない輩が。
この悪天候と夜の闇に姿を溶かす、本物の殺し屋が。
「ジュファ様。これ、持っておいてください」
物騒な話に、最悪な事態が頭を過ったのか。彼が渡してくれたのは、折り紙で作られた人形のようなもの。
「一先ず二体かな。まだありますけど」
「まるで雛人形みたいね」
「元々災厄避けの意味もありますから」
「乳幼児向けですけど、精神年齢似たようなもんだし、丁度いいでしょ」と、失礼なことを言いながら彼は、黒い鳥の折り紙を宙に放った。
「先に謝っときます。僕はあくまでも、帝の陰陽師なんで」
「わかってるわ。だから、絶対にその境界は越えないで」
それは、彼と手を組んだ時に決めていたこと。
彼がと言うよりは、此方が頑なにそれを要求したのだ。
彼を、そして彼の家族を守るために、表立って力は使わないことを。
「バレる可能性があるので、今の僕ができるのは“鴉の人間”が来るまでの時間稼ぎくらいなんですけど」
「それってどれくらいかしら」
「運が最高に良ければ、今こんな話はしてないですかね」
「……悪ければ?」
「一生来ないですね」
そしてロンは、持っていた羽織りを掛けながら、ふっと笑みを浮かべた。
「大丈夫ですよ。僕はまた妻にも娘にも会えます。あなたの運が余程最悪でなければ」
この恐ろしい程の笑顔に、素直に口には出せなかった。
生まれてこの方、“運”というものには見放されて生きてきたことを。
#ひなまつり/和風ファンタジー/気まぐれ更新
子供のことを、性別の固定概念に当てはめて育ててきたつもりはなかった。けれど、いざ、カミングアウトを受けてみると、大きな衝撃を受けた。
その時私は、受け入れるとか、突き放すとかいうことを前提に考えていた訳ではなく、ただただ単純に驚いていた。
私が生きてきた時代では、なんてことを語り始める時点で時代錯誤だなんだと批判されるのかもしれないけど、実際そういうのが差別されて当たり前だとかいう時代であったものだから、もしかしたら私は知らず知らずのうちに子供を女性という枠に当てはめて育てて、接していたのかもしれないと考えると、心臓がキュッと萎んで冷水に付けられたような感覚を覚えた。
もしかしたら、今日この日、毎年欠かせず祝っていたひな祭りも彼女、いや、彼にとっては自分が持つ違和感をただ単に増幅させるだけの苦痛の行事だったのかもしれないと思うと、自分の愚鈍さと無神経さに苛立って、酷く申し訳ない気持ちになった。
だから、心から私は娘いや、息子に謝った。
あなたの苦しみに気づいてあげられなくてごめんなさい。ずっと一人で辛い思いをさせて、無神経なことを言っていたのならごめんなさい。と。
子供の苦しみに気づけなかったことが、私は一人の子供の親として恥ずかしくて悔しかった。
そして、今日、例年通り行ってきたひな祭りの用意をやめて、準備していたもの全てをしまおうとした、
その時
横から伸びてきた息子の手に、それを拒まれた。
そして、驚くようなことを彼は言った。
「俺、母さんが準備するひな祭りが嫌いだったわけじゃないよ。用意してくれる豪華な料理も雛人形も、全部、俺のためのものでしょ。確かに、これは女の子のための行事なのかもしれないけど、母さんが用意してくれることに苦しく思ったことは一度もないよ。」
そう言う表情に、嘘は少しも見られないかった。
「でも、私、光が苦しんでるのも知らずに、ずっと、ずっと、振舞って、きたのよ。」
それでも、私は息子に懺悔せざるにはいられなかった。
無知は罪で、無意識に人を傷つけた傷口は傷つけた本人は知らずとも、深く、酷く痛むものだ。
私から発せられる声は情けなくも細かく震えて、途切れ途切れだった。
「どんなに謝ろうとも、無駄かもしれない。でも本当にごめんなさい。私は今、謝ることしか出来ないわ。」
「母さん。」
そう呼ばれると同時に、そっと私の肩に彼の手が置かれた。
ゆっくりと顔をあげると、息子は悲しそうに笑っていた。
「お願い、謝らないで。俺こそ、娘でいてあげられなくてごめんね。」
その笑顔は本当に、申し訳なさそうで、悔しげで、悲しい笑顔だった。
そんな笑顔を見て、咄嗟に私の体は動いていた。
今度は、私は謝らなかった。
謝ることよりも、親として今ここですべきことを悟ったからだ。
私は、謝らない代わりに、彼の身体を引き寄せた。
腕の中に入れ込んで、昔とは違う背丈にちょっとした感慨深さも感じながら、ゆっくりと背中を擦る。
彼の背中を擦りながら、そこで気づいた、私は驚いて、自分の行いに恥じて、怒ったけれど、目の前の子に注ぐ愛情は、1ミリも変わっていないことに。
息子が言ってくれたように、毎年準備していたひな祭りも、私なりの息子への愛情だった。
喜んでくれることが嬉しかったから。
宥めるつもりが、私は息子を抱きしめながら泣いていた。
そんな私につられるように、気づけば彼も私の腕の中で静かに泣いていた。
この涙を勘違いはして欲しくない。
そう思って、私は、思いを言葉にすることにした。
「あのね、私、気づけたのよ。光がこうやって伝えてくれることで、私が光をどれだけ大好きで、大事に思ってるのかを。」
「だからね、光。あなたも謝らないでちょうだい。光が光らしく生きることで、誰にも迷惑なんてかからないわ。現に私は迷惑どころが気づきを得たのだし。」
「大事な、勇気もあることを伝えてくれてありがとう。そして、気づかせてくれてありがとう。あなたのことは変わらず愛してるわ。」
これは一言一句、私が息子に伝える思い全てで、それはきっとこれからも変わらないものだ。
子供にかける私の愛情が、揺るがない強いものだと、今目の前で息子は私に教えてくれた。
だから、私は、そのお返しを。
これからの人生で、性別を変えて人生をあゆむ息子に、私は、揺るがぬ愛情をあなた注いでいくことは変わらないのだと、どうか、知っていて欲しかった。
―――不変の愛
お題【ひな祭り】
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花、、
「あなたがもしおひなさまみたいな着物着たら、きっと可愛くて素敵なんでしょうね」
何時だかのひなまつりの日、親戚の人のそんな言葉に素直に頷くことが出来なかった。
それが僕にとって、自分が周りの人と少し違うという事に多少なりとも気づき始めるきっかけとなった。
僕はトランスジェンダー、まぁ性同一性障害ってやつ。
身体は女だが心は男。
なんとも面倒臭い感じに生まれてしまったなぁ。
この事はまだ誰にも言えていない。
自分の周りにはあまり、というか全くいないしね。
僕が着るとしたらお内裏様の服がいい。
落ち着いた色でありつつもカッコよさを持ち合わせ、左腰に差した刀。
想像するだけでわくわくしてしまう。
自分の子供がひなまつりにこんなこと考えてるなんて思いもしないんだろうな、この両親。
ふと、飾られた全体をぼんやりと見るとおひなさまと目が合った気がした。
もちろんそんなはず無いので僕の思い込みなのだろうが。
ただ僕は彼女から目が離せなくなっていた。
おひなさま、僕は僕を取り繕って生きていかなきゃいけないのかな。
それとも公表するかは別として自分らしく生きるべき?
、、答えてくれる訳がないが、僕にはひとつ思ったことがある。
それは、ひなまつりがあったから僕は自分の生き方についてちゃんと考えることが出来ている、という事だ。
ひなまつりがなくてもいつかは気付いて向き合う日がきていただろうが、早くに自覚すれば自分の生きたいように生きられる時間も伸びるのではないか。
だとするならば、
ひなまつり、ありがとうございます。
僕はこれから自分の生き方についてよく考え、自分の生きたいように生きていけるよう頑張ります。
ひなまつり正直面倒臭いと思う時もあったが、その行事にどんな発見を楽しみを見つけるかは人それぞれだろう。
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『ひなまつり』
小さくて可愛らしい花の姿は
あなたの面影によく似ている
春のうららかな陽だまりの中
美しく咲き誇れますようにと
桃の花にそっと願いを託して
『ひなまつり』
祖父母の家には、七段の雛飾りがあったそうだ。
お内裏さまとお雛様、三人官女に五人囃子、随臣に仕丁。これらたくさんの御人形に、嫁入り道具や御輿入れ道具なんてのもあった。
比べて、わたしの家にあるのは、姉が生まれた頃に買ったらしい三段の雛飾りだ。
お内裏さまにお雛様、三人官女に、嫁入り道具。
こちらもなかなか可愛いけれど、母の話を聞く限り、七段飾りも一度は見てみたいと思う。
別に羨んでいるわけではない。
ただ、三段でも魅入ってしまうほどに美しい人形が、七段もあるのだ。
それはきっと綺麗で、家にあるものよりさらに立派なものなのだろう。
一度、一度でいいから、生で見てみたい。
明日が誕生日なのに、今日が日曜だから、今日にケーキを食べる。
ひなまつりのケーキしか売ってないなあ……。
クリスマス周辺の誕生日の人もこれ思ってそう、とか勝手に共感してる。
#ひなまつり