『ないものねだり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一週間位の暇があったら、
旅行に行き、美味しいものを食べて、
沢山の観光名所を周り、心身共にヘトヘトになる位
遊んでやるのになー。
何日かは、溜め込んだ小説、漫画、映画を観る。
デパ地下で惣菜を買い込んで
よれよれのパジャマのまま1日引き籠もるのだ。
大人になって、そんな時間取れりゃしない。
作ろうと思えば作れるのかしら?
「ないものねだり」
ないものねだり
わたしにはなにもない
たいりょく、ちしき、おかね
ほしいとおもうのは
わがままでしょうか
すきなもの
やりたいこと
つきあってくれるひと
わたしのほしいもの
みんなはもっている
ほしい
ほしい
みんながもっているもの
わたしにはてにはいらないもの
ないものねだりは
いけないことでしょうか
髪質。私の友人にいい感じのくせっ毛の子がいる。私は剛毛ややストレート。その子は私の毛の生え際を見て羨ましがり、私はその子のゆるふわナチュラルパーマっぽいのを見て羨ましがる。
パーマなんて上手くかかったことがない!髪が傷んでお金がすっとぶだけだ!!
アニーみたいなクリクリ、ブルーノマーズみたいなパンチにだってしてみたい。でもきっと同じくらいの熱量で世界の誰かは自分以外の髪型に憧れている。自分のものになった途端、もしかしたらあれ違うかもとなるかもしれない。それでもいいからなってみたい。一度あちら側に行ってみたい。ないものはねだりたくなっちゃうノ。
ないものねだり
人とは、一生ないものねだりだ。
人は欲張りだ。
自分にないものを欲しがる。
だから、人生を頑張れる。
そして、自分にないものを持っている人に惹かれる。
その人と結ばれて、補完する。
それでも、またないものを探して欲しがる。
欲しがるものがなくなった時、人は人生を終える。
可愛い声
かっこいい彼氏
鋭い目つき
豊かな人望
そんなもの僕には無い
でも
僕にしかないものだってある
だって今僕は何も無い
つまりは
新しいものを入れるポケットが
空いているということだ
これから見つけにいこう
お題『ないものねだり』
私は身長が小さい。これは私の中では大問題!
身長が小さいと体型維持が出来づらくて所々気になる箇所が、、、
でも、私の友達は背が高い。私との差は10センチ
女の子は小さい方が可愛いの!小動物みたいでしょ?
なぁんて言ってくるけどそれはいい意味なの!?
背が高い方がスラーっとした手足とスタイルをお持ちではないですか!
私だってキリンになりたいよ!
なんて今日もないものねだり、、、、
ないものねだり____
2024.03.26
ないものねだり
“誕生日に欲しいものはあるか?”
メールの文章と共にスタンプが送られてきた
祖父からだった
かなり歳のはずなのに、
あっさりとデジタルを使いこなせるとは…
さすが祖父だ
「欲しいもの、か……」
今は物欲がなかった
それどころか何に対しても興味が湧かないのだ
いわゆるスランプというやつだろうか?
だが、ひとつだけ欲しいものがある
それは『才能』だ
私のクラスメイトはみんな得意なことを持っている
絵を描くこと,スポーツをすること,演奏すること……
しかし、私にはみんなのように自慢できることが
何一つとしてないのだ
勉強もあまり得意なほうではないし、
容姿も華やかではない
超がつくほど凡人だ
だから才能がほしい
才能は人にもらうことができない
そうわかっていてもなぜか求めてしまう
“才能かな笑”
ダメ元でそう送ってみた
冗談のつもりだったが、祖父はちゃんと返事をくれた
“才能かぁ…わしには何にもないのう”
“だがな、わしは才能なんていらんと思うよ”
“え?”
“才能があればいい仕事にも就けるかもしれんがな、
きっと大変じゃよ。おんなじ才能を持った人に抜かれんように必死にならんといけんし、才能に自惚れて他の
選択肢が見えんようになるかもしれん
だからわしはいらんと思うよ”
……そっか
“おじいちゃん、ありがとう”
“また決まったら教えてくれい”
“うん”
やっぱり特別な才能なんかいらないんだ
ないものねだりしたってしょうがないもんね
また祖父に元気をもらえた
ひかりのあたるところ
くらくみえないところ
みかづきにみえるけど
まんまるのおつきさま
なにとくらべているの
だれとくらべているの
かずをかぞえてみるの
ひかりのあたるところ
こんなにもあるのにね
めぐまれているのにね
ありがとうのことばで
おおきくできるのにね
『ないものねだり』
∞ないものねだり∞
あの時 違う選択をしていたら
幸せになれていたのかな?、、
違う選択をした世界に生きるわたしも
あの時 こちらを選択していたら
幸せになれていたのかな?って
呟いているのかしら、、
どちらの世界が 幸せだったんだろう?
なんて 答えの出ないこと 想像するなら、、
今 自分が生きている この世界を
幸せにすることを 創造しよう
欲深く
ないものねだり
キリなくて
手に入れてなお
他を欲しくて
お題☆ないものねだり
玄関の鍵が開く音に身を強張らせる。一挙一動、相手の都合のいいように振る舞う。声音や表情を窺って、自分の心と相手の機嫌を天秤にかける。
そうやって気を張り続けることのない生活を求めるのは、全部ないものねだりなんでしょうか。
毎晩怯え続けなくてはならないことに、ほとほと疲れました。こわいなあと呟いてしまわないように、どこか遠くを見つめ続ける日々です。
「上京」という言葉に、希望を見出して生きています。頑張って、頑張って、どうにかここまで漕ぎつけた。あと1週間で、2度とここで暮らさなくていい。ようやく本当の社会的自立へと、一歩踏み出せる。それがどれだけ安定剤となるのか。きっとわからないでしょう。
平穏な暮らしをください。心の安寧をください。そう神様に祈る。求めてはいけないものだっただろうか。
そんなはずはない。だから、あと少し。
大丈夫。今の自分には、ないものだけれど、絶対に手にいれるから。
That's dream.
That's yearn after.
Because I can live happiness life
in ownself heart to sprout.
◆ないものねだり◆
あの人みたいになりたい
これがこうならいいのにな
私の立場が最初からああだったら
色々と、どうにもならないことがあって
欲しい欲しいと願うけど
それが全て叶ってしまったら
私が私じゃなくなるのだろう
それは怖いしつまらないから
私のまま、ないものねだり
私のまま、上を向いて
同じときに
同じものを好きでいる、或いは、見ている
というのは、
当たり前じゃない
ということを、覚えておきたい。
----- ないものねだり
「何千年」も前から
生きていく中で「満足した」と思ったことはなかった
こんなにも長く生きているのに、
周りの人間が思う幸せもある程度は掴むことが出来ていたのに、だ。
不足しているものが分からないのに、
心が満たされることを望んでしまうのは
ないものねだりなのだろうか
✰
#エピソード1
【ないものねだり】
あの子が羨ましい
笑顔で
優しくて
いつも中心にいる
太陽のようなあの子が
私はあの子になりたい
誰かの顔色を伺い
頼ることも出来ず
いつも1人隅に取り残された私
こんなんじゃ真逆じゃないか
あの子はこんな私ですら照らしてくれる
あの子がいなければ
私は光る事も出来ず
宇宙をさまよっている石ころと変わらない
いつしかあの子にこぼしてしまった
「羨ましい」
あの子は驚いていたけれど
それも一瞬
優しく笑ってあの子は言った
『私も羨ましい』
優しく寄り添ってくれる月のような私になりたいと
初めて知ったあの子の本音
私達は互いに羨み、憧れていた
雲ひとつない夕焼け空に2人の笑い声が溶けていき
月と太陽が互いに見つめ会うように浮かんでいた
結局ないものねだりだったんだ
私は私で誰かになることなんかできない
でも誰かが私になることも出来ない
それでいいんだ
私の代わりも
あの子の代わりも
誰一人として存在しないのだから
親が離婚して元から仲が悪かったの思い出した。
親の仲が良い家に生まれてきたかった。2次元の世界に行きたい
私の方が美人だし、私の方が足が長いし、私の方が成績が良いし、私の方が人望があるし、私の方がお金持ちだし、私の方が付き合いが長いし、私の方が彼のことをよく知っているし、私の方が彼のことを慮っているし、私の方が、お似合いな、はずなのに。
「フッ…おもしれー女」
あの女の後ろ姿を一心に見詰めて彼は嬉しそうにそう呟いた。
"ないものねだり"
「ないものねだり」
あなたは私の容姿を欲しがるけれど
私はあなたの声が欲しい
あなたは飛行機
気持ち良さそうに真っ直ぐ雲を突き抜ける
私は紙飛行機
飛んだと思ったらすぐ落ちてしまう
空へは届かない
私の憧れ
でもひとつあなたが望んだものを私は持っている
それは忘れてはいけない気がする
ないものねだり
いつだって、圭ちゃんの取ったケーキが美味しそうで。
あたしはいつも圭ちゃんが大事にとっている最後の苺を食べてしまうのだ。
「ジェノベーゼも美味しそうだけど、カルボナーラも…あー、でも太るよなぁ。うーん、圭は何にするの?」
仕事帰りに幼なじみの圭と待ち合わせたイタリアンで、私は地球の命運を担ってるかのように悩みこんでいる。いつもの事だ。
どれも美味しいのは、通い慣れたこの店ならば知っている。しかし、今日の気分はいつだってまちまちなのだ。
「俺はもう決めたよ」
食前のシャンパンをすました顔ですすりながら、圭はチェシャ猫のようにニヤついている。いつもの事。
「圭何食べんのよ?」
そんなことより早く選びな、というようにメニューをノックされる。
すぐに泣いてしまう可愛かった圭ちゃんはもういないのだ。
「んー、じゃ、ボンゴレ!」
最後には面倒になって今日のおすすめに頼る私。
運ばれてきた圭の皿はカルボナーラ。なんで私が太るの気にしてるのわかってて目の前でカルボナーラなんだろう。
白ワインのきいたボンゴレは、おいしい。おいしいんだけど、なんだか途中で手が止まってしまう。
「食べる?」
くるくると綺麗に巻き揃えられたカルボナーラが、口元に運ばれてくる。反射的に口を開きぱくりと食べてしまった。
おいしい、涙が出るほど美味しい。カルボナーラはこんなにもおいしいのだろうか。違う。これは圭から奪った罪の味。この世でいちばん美味しい果実。
君、いつも自分の皿に飽きるだろ?だから、俺はいつも先に君が本当に欲しいものを取っておくんだよ。
君のことこんなにわかってる男他にいないからさ…
最後の苺は俺にしときなよ。
圭が、いつの間にやら運ばれてきたちっちゃなホールケーキの上に輝くひときわ赤い真ん中の苺をつまんで、ぽとりとシャンパングラスに落とす。
差し出されたシャンパンに沈められた赤い果実を唇ではみながら、やられたなぁ、今の、圭ちゃんにしては上出来じゃないの?と、私は首を縦に動かした。
昨日奪い損ねた男のことは、どうでもいいや。