『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこまでも続く青い空
どこまでも続く青い空とどこまでも続く青い海 まるで上空と地上の境目が無くなった様に続く海と空
そんな天気の中 私達は、海に小さな船を
浮かべて釣りに来ていた。
私は、釣りは、全くの初心者だが
釣り好きの友達の釣りツアーに
面白そうだなあと言う理由で何も
考えず参加した。
さっきから釣り竿に餌を吊り下げて海に
投げ込んで待っているが一向に何も
掛かる気配が無い
(まぁ初心者なんてこんなものか...)と
半ば諦めていると....
急に竿がピクリと反応した。
友達が「引いてるよ」と教えてくれたが
私は、何が何だか分からず軽いパニックを
起こす。
どうすれば良いか分からないのに
釣り竿に物凄い圧が掛かる。
友達も手伝ってくれて何とか踏ん張るが
力を抜くと海に体が放り出されそうだった。
「凄い 大物だよ!」友達の一声に
私は、逃がしてなるものかと意地になり
バタバタと藻掻く獲物と汗を掻きながら
格闘して....リールを巻いて....
そうしてついに....ザパアッと大きい魚が
一瞬持ち上げられ 銀の鱗が太陽に反射されキラキラと輝き雲一つ無い空を泳いで
いる様に釣り糸に持ち上げられ網にその身を覆われた。
数人の友達は、「やったね!」
「凄いじゃん!」と褒めてくれるが
私は、初めての衝撃に暫く口をぽかんと開けていた。
そうして遅れて笑いが込み上げて来て
思わず右手をピースしていた。
そして私達は、大きな魚を中心にして
みんなで写真を撮り秋晴れの大空の下
思い出の一枚をカメラに記録したのだった。
どこまでも続く青い空
考えてみれば空はなんで青く見えるんだろう。ちょっとAIに聞いてみよう。
空はなんで青いの?そうAIに聞いてみました。答えはレイリー散乱という現象でそう見えているだけらしい。
なんでも太陽の光が大気によって散乱されるとかなんとか。だから大気のない大気圏外だと空は黒いのだとか。
つまり青空というのは大気圏のみ、それも実際に青いのではなく人の目にそう見えているだけの現象のようです。
なのでどこまでも続く青い空というのは現実には存在しない詩的な表現だと言えるでしょう。
言い間違えても良い
いくら言い間違えも良い
むしろそれがコミュニケーションの勉強だから
トゥルーブルー—誠実な人。
貴方と聴いた曲。大好きだった。
徹夜明けの皺々の顔で、明美は朝日を拝んだ。
社会人3年目。学生時代から付き合っていた彼氏から別れのメッセージが来たのは10日ほど前だ。
返す暇もない程の多忙な一週間が過ぎ、そのうちアプリを立ち上げることすら億劫になっていた。
追撃が来たのは数時間前。『さよなら』と淡白な4文字だけが送られていたのに気がついたのは、つい先程締切のデータをサーバーに格納した後だった。
女々しいやつめ。あたしより”悲劇のヒロイン”してやがる。明美はその4文字に顔を顰めた。
院に進んだ彼にはこの苦しみは分かるまい。と思う気持ちと、ここまで頑張っても受注しなければインセンティブすら入らないのかという徒労感と。
好きな業種に就けた喜びと、ここを逃せば同業に再就職は厳しいだろうという焦り。第二新卒という括りにも期限があった。
友達は好き勝手「辞めなよ」と心配だけして、親は「折角の正社員なのに」と無責任なことばかり言った。
明美は理想と現実の狭間で雁字搦めになっていた。疲れ果てていた。
二徹の後の土曜。朝6時の帰り道は、この世に明美以外は存在しないかのように静まり返っていた。
ビルとビルの合間から差し込む朝日と、イヤホンから流れる美しい旋律。トゥルーブルー。明美が大好きな曲だった。
「……辞めよ」
ぼんやりと、だが確信を持って呟く。リセットしよう。なにもかも。疲れてしまった。
あんなくそくらえな仕様書も、あんな自己愛まみれの男も、全部無かったことにしよう。
明美は晴々としていた。迷いは無かった。理由なんて要らなかった。
この空と同じ。どこまでも果てなく晴れ渡っていた。
≪どこまでも続く青い空≫
どこまでも続く青い空
「キノシタ、これ何?」
課題提出の画用紙を前に美術の教師が胡乱な目を向ける。
どこまでも続く青い空を表現しました。
神妙に答えた頭に拳骨が落ちる。
「阿保かぁ。せめて雲の一つでも描かんかい」
再提出。突き返された画用紙を軽く丸め、チラリと窓の外を見る。
やっぱ、どこでも続く青い空じゃん。あ、飛行機雲発見~。白い一本線描き足せばOK?
再再提出が下ったのは翌日のこと。
つまんないなぁ。
今日の空は空っぽだ。雲がひとつも出ていない。どこまでもどこまでもずーっと青い空が続いているばかりだ。
それは何も入っていないおもちゃ箱と同じだ。遊ぶものが何もない。退屈な時間。…僕のお家、おもちゃ箱なんてなかったっけ。
僕はいつもこの丘の上からこの空をながめて、いつもと同じ街並みの上に広がる、ひとつとして同じものがない雲の形を楽しむのが好きだった。
雲の形でソフトクリームとかマシュマロを想像する?そんな子どもっぽい遊びじゃない。
すべてが美しく機能的にデザインされた自然界の中に無限に複雑で規則性のない造形が表出される、その混沌にこそ心を奪われたんだ。
彼らは気まぐれに僕らの希望の象徴である太陽をも隠す。そして幾重にも折り重なって僕らを威圧し、深く深く世界を黒く塗り替えたと思えば、ついには稲妻を呼び起こす!カオス!これぞ地球のダイナミズムだ!
はあ、雲がないと空想もはかどらない。
何気なくポケットに手を突っ込むと紙の感触があった。そうだ。取り出すと美術展のチケットだった。新聞社の人がくれたとかなんか言ってたな。今日はこれを見てきなさいと言われたんだった。
印象派?なんか良さげじゃないか。雲もないし、行ってみるか。
そこで見たものは、言葉では言えないぐらいすごかった。見たこともない雲たちが、あっちにもこっちにもたくさんあった。コロー、クールベ、ブーダン、ピサロ…!いまは名前だけしか覚えてないけど、ぜったい画集を買ってもらおう。それで、それで…
それで僕は、次の日から絵を描くことにした。あの丘の上から、いつもの空を見て。
龍は、どこまでも昇っていく。
しかし、鷲のカギ爪に捕らえられる。
そう、私は、鷲にならないといけないのだ。羽を大きく広げて。
中学校の石碑に飛翔とあった。ずっと思っていた。飛べるのだろうかと。
それを後押ししてくれた。
私は、飛ぶのだ。
何があっても、今日を生き抜くのだ。
泥臭い努力をするのだ。
書くことが約束になったあの日、優しさも貰った。
どこまでも続く青い空111
臨時
また来週月曜日
私は、強い、大丈夫、鎧着ているしね。
どこまでも続く晴れた空の色を設定した
誰かの好みは絶対ブルベという名推理
"悔しいほど"澄み切った青い空が、どこまでも広がっている。
青い空という誰もがポジティブな意味で思い浮かべる快晴の空に、ネガティブな言葉を枕詞として置く奴、だいたいヲタク説を提唱したいです。
好きな一文ではありますが、改めて考えると……悔しいって、青空と何競ってたんだ?
『どこまでも続く青い空』
外に出てふと空を見あげると
色々な形の雲があって
怪獣に見えたり、動物に見えたり…
流れていく雲はすぐに形を変えて
また、私の想像力を掻き立ててくれる
しばらくして、また空を見あげると
いつの間にか、さっきまで形を変えて
楽しませてくれた雲はない…
ただ…「どこまでも続く青い空」だけだ
何だか天に吸い込まれて行く気分になる
そして、いつも同じ事を思う…
「生きるって大変だなぁ…」って
しばらく、真っ青な空を眺めて
視線を前に戻すと…
「まあ…頑張るしかないか」と
また、一歩足を前に運び出す
今日も、いい天気だ…
当たり前の事を幸せだと感じられる
この時に感謝しよう…
どこまでも続く青い空
学生の時に
農家さんでアルバイトをさせてもらった
その時にトラックの荷台から見た空が
未だに忘れられない
圧倒された
空はこんなに広いんだと、と思った
そんなことわかってるつもりだったけど
それでも
まるで初めて知ったような
そんな感覚になった
平野で、どこまでも畑で
その上晴れてる日がとても多い土地で
何より私にそれを感じ取れるだけの余裕があったから
見ることができた空だったんだと思う
私の忘れられない空
どこまでも続く青い空
それは偶然、カップルが股間を撃ち合ってしまい
悶絶してる場面を目撃してしまった昼下がりの空。
『どこまでも続く青い空』
見上げれば
力んでいた目元が あたたかく緩んでいく
安らぎと平和を届けるような 薄く透明な青
世界中に広がり 平和になる事を心から願う
どこまでも続く青い空
見渡すと青い空がどこまでも広がっている
身近にある絶景だと思う
こんなに晴れ渡っていれば夕日もきっと綺麗だろう
今日も一日、大地を踏み締め頑張ろう
どこまでも続く青い空。
何度見ても飽きない。
何時でも私の心を明るくしてくれる。
私もそんな人になれるといいな。
「どこまでも続く青い空」
『どこまでも続く青い空』
仕事が終わり帰り道
いつもYouTubeで音楽を聴いたり
好きな動画を聴きながら歩いて帰るのが日課。
『ブラウン管の向こう側~』
プレイリストから懐かしの歌が流れる。
少し肌寒くなった季節の空は澄んでいる。。。
気がするから好きだ。
この歌を聴きながら、見る空が好き。
青くても、曇っていても、雨が降っていても
合っていると思う。
今日も明日も明後日も、
青くても灰色でも、濡れていても
上を向いて、歩くのが好き。
「どこまでも続く青い空」
空色
水色
白群色
亀覗き色
露草色を
グラデーションで描き
終いに群青色世界を描く
存在していそうで存在していない
存在していなさそうで存在している
どこまでも続く青い空は
濃淡を変えながら
名の如く青い空を世界に
どこまでも続く青い空を私は眺めていた。
高校生になって未来を描けなくなった。
小さな頃は無数にあったはずの未来の道が
1つ歳を重ねる度に道がなくなって。
今は足元しか見えない。
だから今不安で怖い。
もう逃げたいと思う。
だからどこまでも続く青い空は自由で羨ましい。
私もいつか普通の気持ちで空を見上げたい。
─────『どこまでも続く青い空』
見ろよ
あの青い空
白い雲
どこまでも続く
あの空の向こうに
小さい頃
憧れていた
星がね
たくさんあるんだって
数えきれないんだって
すごいねえ
見たいねえ
ーそうして
大人になった僕は
今も空を見上げている
寒くなったなぁ
枯れ葉が舞う
秋か
秋なんだな
高い空に
雲が浮かぶ
明日は雨だっけ
横断歩道を渡り切って
道を歩く
僕はまだ
子供の僕を
忘れてはいない
『どこまでも続く青い空』
おはよう。
ふと見上げるとそこには普段と変わらない空があった。
変わらないはずなのに
今日の僕には、いつもより広く、なんだか眩しく感じた。
その理由はおそらく
何一つ隠すことなく全てをさらけ出している空に
僕は「臆病で矮小な存在だ」と言われている様に感じたからだろう。
しかし、僕はそこで気づいた事があった。
空とて曇の日もあれば、雨の日も雷の日もある。
毎日同じ空では無いのだと。
そう思うと、僕と同じで日々隠したい事がある日や
苛立ちが募る日がある様に感じ、親近感が湧いてきた。
なんて自分勝手なんだろうか。
少し見方が違うだけでこんなにも見え方が違う。
そんなことに思いを馳せながら、僕は今日も仕事へゆく。