『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこまでも続く青い空。
雲ひとつない晴れ渡った空。
私の心はどうなのだろう。
いくら空が綺麗だろうと、心が対応して晴れ晴れしているなんて都合のいい事はあまりない。
でも、その青い空に希望を見い出せる人がこの世界にきっといる。
どこまでも続く青い空
いつか見てみたいと思う。
「どこまでも続く青い空」。
できれば、隣には君がいてくれて。
僕に向かって、太陽のような笑みを見せてくれたら。
僕は、きっと、「時よ、止まってくれ。」と、思うだろう。
『どこまでも続く青い空』
水平線の向こうまで
明日を探す一羽の鳥
忘れないで
たとえ荒れ狂う風雨に晒されても
この澄み渡る空は消えないこと
どこまでも続く青い空
その一瞬、風が強く吹いた。風が髪を揺らし、服の隙間を通り抜ける。
世界はシン、と音を立てるのをやめて、その一瞬を永遠のように思わせた。
目の前に広がる壮大な景色に、自分の存在があまりにもちっぽけなものだと改めて自覚する。それなのに自分以外に動くものが何もないから。まるで世界には自分しかいないみたいに感じるから。
どこまでも続く青い空には道標になる雲すらなくて、それでいてどこへでも好きなところへ行けと背中を押されているように感じた。
背中を押す風に抗うように振り向く。向かい風の中、この道を進むのは厳しいとは知っていたけれど、不思議と笑みがこぼれていた。
向かい風だってかまわない、道標なんてなくたっていい。
私が歩いた後ろが道になればいい。私が誰かの道標になれたら、いい。
仰ぎ見た空は、どこまでも高くどこまでも青かった。
均等に切り分けられた似た形の雲達が、僕の真上を次々と通り過ぎていく。頭を何とか持ち上げて、投げ出した腕や足の先の景色に目を凝らすが、透き通った青い空が無限に続くだけだった。
すん、と鼻を啜るとしょっぱい匂いとひやりとした風が、仄かに顔の中心に広がった。太陽はどこに隠れているのだろうか、姿は見えないのに時折鋭い光が瞼を射抜く。
見上げているばかりで、首が痛んできた。体の裏側はすっかり濡れそぼって、四肢がだんだん重くなってくる。
空はどこまでも広くどこまでも青かった。それは海も同じであった。
ボートはゆっくりと沈んでいく。
#どこまでも続く青空
南の島。
短い期間だったが、何度かのシーズンを海で過ごした。
照りつける太陽が青い空をキラキラと彩っていた。
日本で生まれて、日本で育った私にとって、サーフィンはちょっといかがわしさを感じる趣味だった。
ただ、仲間に合わせて始めただけだった。
ただ、始めてみると、波と私だけのお付き合いになった。
日本で自分がかけていた色眼鏡はどこかに去り、
ただ、次の波、次の波と夢中になった。
日本に帰って来て、もう10年になる。
私は一度も海に行っていない。
どこまでも続く青い空
この空の向こうに君はいるの?
青空に君の笑顔を浮かべてみても
とてもそんなこと思えなくて
途方に暮れる朝
どこまでも続く青い空。日が落ち、山際からオレンジ、紫、藍色と色が変わり、濃く深い青に光る星。その濃く深い青が水彩画の重ねて濃く深くなる色のように見えて、青が一体何度重ねなれたらこの深い青になるのかと考えてしまう。赤い光りが光りの中では一番遠くまで届く光だと言われているのに、淀みの無いその深い青が上空500km、大気圏の中で生み出される色とは思えなくて、きっともっと遠い遠い宇宙の暗い暗い世界を経て輝く星のように、きっと月よりも太陽系よりもずっと遠い場所から重ねられて来た青だと思えて仕方ない。科学的には違うだろうが、この方が夢がある。この濃く深い青い空は宇宙に続いているのだ。この青は空の上に広がっていくのだ。どこまでもどこまでもこの青は広がっていると。
蒼き風
蒼き光の
異空間に煌めく
時の理・・・
眩き輝き
神秘的な哀しみ
夢の夢・・・
両手広げ
風の息吹き感じ
包み抱き
天空見上げ想い
溢れた雫
新しき声産まれ
「叶わぬ願いを もう一度・・・」
私は私で
在るが故に
失い様・・・
どこまでも続く青い空
この青い空も
あなたに続いているんだね
あなたが この青い空の下で
幸せでありますように
そして いつか
必ず 会いましょうね
約束よ
青くあおく白き邪魔者すらいない
陽の光も遮るものなく地に届く
芝生の上に寝転び空を
吸い込まれんばかりの青さ
身体は浮遊してるかのように
心も軽く緩やかにときは流れる
風も吹くことを忘れ
心地よい暖かさが包み込む
この青さは蒼でもなく碧でもない
まさしく靑
青き星の靑
#15 どこまでも続く青い空。眩しくて、輝いて見えた。
透き通っている。
自分の気持ちは、地球の自然と同じなのかもしれない。
素敵な姿もあれば、荒々しい姿、恐ろしい姿だって見せる。
今日の空みたいな心を持ちたい。
雲も少なくて、悩みや迷いもないように思える。
毎日、心がモヤモヤしてどこか苦しいから。
どうにもできないのかもしれないけど、
できる限り辛い現実は忘れたいから!!
綺麗さっぱり、晴れたいなぁ。
明日こそ、前向く。
必ず、明日が来ますように。
___どこまでも続く青い空。
僕の前にはブラックコーヒー
秋風が冷ましに来て
君の前には手を付けない
ニューヨークチーズケーキ
2人の間の時間は止まっていて
空の雲はとても白くて
悲しいくらい音は無くて
明日は『初恋の日』だって
教えてくれたね
昨夜は笑顔だったのにね…
空の雲はとても白くて
悲しいくらい空は青くて
ーどこまでも続く青い空ー
どこまでも続く青い空
最近、寒くなってますよね。
雪が降ると晴れはそんなに見れないのではないでしょうか
寒くても、例え辛くても、
美しい青空に包まれていると、感じてみてはどうでしょうか
昨日は久し振りによく晴れた日で、今のところ降り出しそうな気配はない。おかげでドアから蹴り出されても、冷たい雨に打たれることはなかった。土のぬかるみも気持ちよく乾いて、僕が倒れた場所は派手に砂埃が舞い上がった。大げさな音を立てて閉まる扉を見届けてから、僕は言い付け通りに仕事をする。だけど今日はとにかく虫の居所が悪いらしくて、いつもよりずっと早くにまた怒鳴りに来るのが見えた。その手に鍵束が見えた。塔だ。見た瞬間に分かった。だけど逃げるなんて選択肢もない。僕は何度目かの暗い道を黙って歩くしかなかった。
森の中にある塔には扉に数えるのが面倒なほどの鍵がつけられている。開くと、軋む音と湿ったにおい。頭上には蜘蛛の巣。一人、ただただ長い階段を登っていく。
この塔に入れられたということは、またしばらく食事も水もない日々だ。雨が降れば多少喉は潤せる。階段の果てまで辿り着き、僕は狭い部屋にたったひとつある、歪んだ窓枠を押し開けた。気休めに換気でもしようと思って。そこでふと、違和感を覚えた。なんだろう。もう一度窓の向こうを見る。目を凝らすと階段のような雲が窓からどこかへ伸びている。これは乗れるのだろうか。半信半疑で手を伸ばすと、確かに触れた。どこに続いているだろう。見るとゆるやかに上へ上へと伸びている。きっと落ちたらひとたまりもない。だけど命なんて最初からあってないようなものだ。僕の命は、僕のものでなく、もうすっかりただの道具だ。
であれば何をためらうだろう。ずっと夢見てた自由が、束の間でも味わえるなら。
窓枠に足をかけて、向こう側へ飛び乗る。まだ落ちていない。確かに雲の上。どこでもいい。どうせこんな日々だ。もう下なんてないんだから。
真っ青な視界をただまっすぐに、雲の道を辿ってどこまでも行こう。
〉どこまでも続く青い空
『どこまでも続く青い空』
逃げたいよ、すべてから
どこまでも続く青い空
眺めていたら、うまくいく気がして
こんなに気持ちのいい日に
あの場所には、いたくない
いい大人が言うことか
さすらいたいよ、遠い道を
こんなに気持ちのいい日だもの
猫は何を思うのだろうか
空の彼方を飛行機が飛ぶ様を見て
そのままを思うのだろうか
走り抜けて行く列車の音を
その通りに聞くのだろうか
あのもふもふとした陽だまりは
どこへ繋がって
何を教えてくれているのか
彼らの後ろに広がる空は
どこまでもどこまでも青いのだった
(どこまでも続く青い空)
死のうと思えば、いつでも死ねる、なんて。なんて悲しい言葉なんだろう。
十月二十四日。天気は快晴。現在地は学校の屋上。
思い残すことと言えば、大好きだったあの人に告白できずに死ぬこと。あと、家族を遺して死ぬこと。それから、高校を卒業出来なかったこと。あとは…、
「いや、やっぱそれくらい、かな。」
一人言を呟き終えたら、いよいよ、もう、飛ぶしかなくて。
…………
数分前まで、確かに覚悟を決めてたはずなのに、結局、あと1歩は踏み出せなかった。
「死のうと……思えないよ。私。」
でも、生きてたくない。
上を見たら、涙で青色が滲んでみえた。
いつも下を見ていた。
上を見ると、なんとなく心が締め付けられるような…そんな苦しさが押し寄せてくるから。
どこまでも続く青い空を見ていると、自分を惨めに感じる。
だって私は、こんなに綺麗じゃない。広い心も持ってない。誰にも見てもらえない。
私はこんな風にはなれない。
だから私は一生、その辺の小さい石ころでいるの。
『どこまでも続く青い空』
あの子が飛んだ
「あの子は虐められていた」
あの子が飛んだ
「あの子は真面目で優しい子でした」
あの子が飛んだ
「あの子はあなたが好きでした」
聞いたら出る出る馬鹿語り、そんなチンケなワケが無い
お前があの子を救えなかった、あんたの為に生きれなかった
そこにあの子は居たはずなのに、あの子は探したはずなのに
そうしてあの子に捨てられた、全員揃って失望された
だからあの子は飛んだのだ
だからあの子は死んだのだ
だから───
遠ざかっていく空を見ながら想う
その青空は……どこまでも続いていた