『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
普段発表をしない子、指名しても話さない子が、何かのきっかけで小さな声で発表してくれた。
鉄棒がずっと出来なかった子が何度も練習して初めてできるようになった。
人前に立つのが苦手な子が、全校朝会のピアノを弾いてみたいと手を挙げてくれた。
わからなかった問題がわかるようになった。
先生のおかげで楽しく学校に通えた。いじめがなくて平和な生活だった。話を真剣に聞いてくれたのが嬉しかった。
そういうみんなの声がやり甲斐。今はお休み中だけど、そんな些細な声があったからまた頑張ろうと思える。誰かに感謝されるのが生きがい。直接感謝の声や変わっていく人たちを見られるから、私はこの仕事を続けたいと思うのだと感じた。
授業中に思うこと。早く帰りたい。
溢れる想像の世界に僕の頭はパンクしそうだ。
どこにも書けない、人が多すぎなのとメモしているところを見られてバレたら恥ずかしい。
早く帰って部屋に篭りたい。そしてこぼれ落ちそうになっている僕の世界に入りたい。
【どこにも書けないこと】
どこにも書けないことは、ここにも書けない。
人の不幸を願うことなど書けない、書いてはいけない。
そんなことを書けば逆に自分が不幸になる。
だけど時おり人の、しかも特定の人の不幸を願っている自分に気づき私の心は震える。
なんてひどい人間なのだ、と。
つい人の不幸を願ってしまうとき
中島みゆきの「怜子」
♫ひとの不幸を 祈るようにだけは
なりたくないと願ってきたが♬
が聴こえてくる。
そうなのだ、そうなりたくないのに、頭ではそう思っているのに…
どろどろとした醜さを心に抱えた最低の人間の私だけれど
せめてその人の名前だけはどこにも書かないでおこう。
それでも自分が不幸になるなら、それもやむを得ない。
その運命をただ受け入れるだけなのだ。
ここに書いた時点でどこにも書けないことではないしなあ。
どこにも書けないけど、ここでは書けること?
何かあったかな。
昔、2……やっぱりやめておこう。
『どこにも書けないこと』
どこにも書けないこと
どこにも書けないことを抱えてると
苦しくなる。
だってどこにも書けないのだから
こうやって呟いている事すら許されない
間違った事だと思えて来る。
でも じゃあ私は、どうしたらいいの?
いつも いつも皆の前で微笑んで
元気いっぱいにテンション上げて
好きな物は、苺の乗ったショートケーキ
可愛い物が好き
ミニチュアダックスフントを飼っていて
溺愛してる。
好きな異性のタイプは、優しい人
そうやって どんどん どんどん
自分の個人情報を晒して
私の好きな物を皆が真似して
流行の最先端を行くカリスマなんて
勝手にキャッチコピーを貼られて
私は、自分の事そんな風に思ってないのに
私の イメージが一人歩きして、
分かった風に分析される...
こんなはずじゃ無かった
最初は、純粋に綺麗な物に憧れただけだった けどそれが間違いだった
綺麗な物には、必ず棘がある
光がある所には、闇がある。
勝者の中には、必ず敗者が居る
そんな簡単な事に私は、気付かなかったんだ....
「ぐすっ...うっうっ...わあああっん!」
私は、獣の咆哮の様に泣き叫んだ。
もう死んじゃおう 誰も私が居なくなっても気付かない....
私は、睡眠薬の錠剤が入っている
瓶を振る 何度も 何度も
手の平が薬でいっぱいになるまで
振り続ける。
そして 限界まで もう持てないと思った所で振るのを止め 錠剤を口元に持ってった。
大きく 口を開け飲み込もうとした時
ピンポーンと家のチャイムが鳴った。
私が反射で振り返ると....
そこには、悲しそうな顔をした母
厳しい顔つきの父
何かを堪える様に顔を歪める兄の姿が
あった。
兄が急いで 私の手の中にある錠剤を
捨てさせる。
その時兄がもう片方の手で持っている
スマホの画面が光った。
そこには、某アイドル炎上
終わったアイドルと書かれていた。
私は、泣きながら...
「っ....お兄っちゃ....」と呟いた。
兄は、泣いている私を黙って抱き締め
父と母も何も言わず私の両肩に手を置いた。
母が優しく私の耳元で
「帰っておいで...!」と囁いた。
私は、その言葉に涙腺が刺激され
さっきとは、違う温かい涙が流れた。
私は、家族の温もりの中でまた
思いっきり泣いた。
まるで小さい子供が安心して泣き出すかの
様に....
こうして 某アイドルは、皆の憧れの
象徴である ステージから降り
普通の女の子に戻ったのだった。....。
日記帳を買った。
どこにも書けず誰にも明かせないことを記そうと思って。
ペンを買った。
秘密を書くには普通のボールペンじゃ味気ない気がして。
机に向かった。
日記帳を広げてペンを手に取り、「私は」と書き始めた。
私は気取っていた。日記の中だけでは素直でいようとしたのに。
ほら、綺麗な字を書こうと指に力が入っている。
どうせ誰にも見せないのに。
見せることなんてできないのに。
誰かが見てもいいように⸺
誰かに見せるつもりでいるように。
私は日記帳を閉じた。
ペン先を仕舞った。
本棚の一番下の段の隅に隠した。
もう開くことはないだろう。
えー?どこにも書けないことって何ってどう言うこと?
(そんなんないに決まって…)
…あんたなんか、産まなきゃ良かったわ!
そうしたらわたしはギャンブルにハマり込めたのに!
でも…あいつのせい。妊娠させたあいつのせいで!
でも、女の子だなんて!これでパチスロにも行けなくて、お金は溶けて行って…あぁ!もうやだ!
…そんなんないに決まってるよ。
あはは!そうだよね!やっぱりどこにも書けないだなんて、そんなんあるわけない!
わたしはネットに入り行って出会ったネット友達とボイチャで話す。虐待されてるなんて書けない。
どこにも書けないこと
〜子供の頃のつまらない失敗談〜
昼休み、同じ班の女子2人が、楽しそうにはしゃいでいた。
聞けば、この日の給食で残ったバナナを、班長に差し入れるつもりだとか。
しかし、ただあげるのは面白くないので、アルミの筆箱を開けたらバナナが入っていた!というサプライズにするつもりだという。
それは楽しそうだと思い、協力することにした。
しかし、バナナは筆箱からはみ出した。
さらに机の中の道具が多すぎて、バナナを挟んだ筆箱の入るスペースがない。
無理に入れた結果、バナナが少し潰れてしまった。
3人でふざけて仕掛けている時は楽しかった。しかし、その熱が冷めると、私の胸を罪悪感がよぎった。
私は少々考えて、班長の筆箱からバナナを取り出すと、そのままゴミ箱へポイッと放り込んだ。
バナナは空中で弧を描き、ボスッと音を立て、綺麗にゴミ箱へ収まった。
『ナイスシュート!』私は心の中で叫んだ。
潰れたバナナでは嫌がらせになってしまう。
それは申し訳ないと思った私は、バナナを捨て、最初から無かったことにする方がよいと判断した。
班長が帰って来る前に片付けられて良かったと。私は良い事をしたつもりでいた。
しかし、私のその判断は悲劇を生む。
ちょうどその時、昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴り、生徒たちはばらばらと席へ戻った。
5時間目は数学だった。
授業中、目があった隣の席の男子は、神妙な面持ちで「どうして…」と小声で言った。
言葉は途中で途切れ、どうしたのかなと不審に思いながらも、授業中、教卓の真ん前という都合もあり、聞き直すことはできなかった。
私は班長の件では良い事をしたつもりだったので、男子の怪訝な表情や言いかけた言葉が、私に関係するなどとは露ほども思っておらず、まして、斜め後ろの班長の様子など気にも止めていなかった。
その日、6時間目はなかった。
5時間目が終わると、掃除に備えていつものように着替えを始めた。
この後何が起こるかなど、全く予想だにせずに。
セーラー服を脱いだ時、突然、私の足が空中に浮いた。
何事かと顔を上げると、こめかみに血管が浮き出るくらい真っ赤になった班長が、怒りに震えながら至近距離で私を睨みつけていた。
小柄な私はYシャツの襟首を捕まれ、片手で班長に吊し上げられた形になっていた。
私は混乱した。
なぜこうなったのか全く理解できなかった。
私は内心狼狽えながらも、そんな素振りを見せないように、気を強く持ってしっかり班長と目を合わせた。
「お前がやったのか」
私は、すぐさま「ごめん」と謝った。
バナナを筆箱から出して捨てる瞬間を班長が見ていた事に、この時はじめて気が付いた。
その後は何を話したのか憶えていない。
弁明もできなかったし、許してももらえなかったのは憶えている。
班長の顔を見た瞬間、心の余裕は消し飛んだ。
誤解だよ。悪気はなかった。恥ずかしい。そこまで怒る理由が分からない。許してほしい。ちゃんと教えて、説明させて、謝罪させて。
罪悪感、不体裁、屈辱感。
強い力に恐怖した自分が惨めだった。
私の自尊心は酷く傷付いた。
しかも、この事態は私の行動が招いた結果だという事実が、余計に気持ちを重くした。
一緒に仕掛けた班の女子たちは、あーあという感じで「多少潰れてもバナナをあのままにしておけば、こんな大事(おおごと)にならなかったのに」と言った。
そうだったのか。
私はどうもその辺の感覚が他の人とズレているようだ。
良かれと思ったことが、問題を大きくしてしまう。
その後、この事件について表立って触れる人はなく、3月、何事もなかったかのように私達は卒業した。
班長があんなに怒った理由を、私はとうとう聞けず仕舞いとなった。
この出来事は、私が正しくない事の、品行方正ではない事の、体裁ばかり気にすることの、自己防衛のずるい言い訳をする事の、確たる証拠として私の中に記憶された。
それは、現在に至るまで、私の中に影を落としている。
記憶の彼方から、時々ひょいと現れて、まだ終わっていないと告げていく。
大人になった私は思う。
あの頃の自分の性格や成熟度から考えて、あの頃の自分に、あの出来事を回避する能力は無かったと思う。
というか、今でも同じ失敗をするかもしれない。
だから、あれは後日、勇気を持って班長に体当たりで謝りに行くしかなかったと思う。
でも他にやり方はなかっただろうか。
もちろん、最初からイタズラに加担しなければ良かったのだが、そもそも、相手が私でなければ、こんなにこじれなかった気もするのだ。
私はそれほど人に嫌われていた。
子供の頃は、自分を真面目な良い子だと思っていた。
逆にそうでなければ、自分には生きる価値がないと信じていた。
「正しくなければ生きる価値なし」
だから簡単に失敗を認められなかった。
良い子であることに固執した。
大人の言う事は絶対だった。
「自分に厳しく、他人に優しく」を本気で目指した。
しかし、人間の意識は、そんなに器用にできていない。
自分に厳しい者は、他人にも厳しい。
自分に「正しくなければ生きる価値なし」を課す人は、無意識に他人にも課している。
だから、「自分に厳しく、他人に優しく」を実践しようとすれば矛盾が生じ、その矛盾を誤魔化すために、見て見ぬふりをして、見逃した自分を優しいと思い込む。
マッチポンプもいいところである。
「生きる価値なし」
他人の喉元にその刃を突きつけておきながら、「私は優しいから今日は許してやる」というのが、私の「自分に厳しく、他人に優しく」の正体である。
そういうことは、言葉に出さなくても周囲に伝わるものである。
そんな私に人望などあるわけがない。
一緒に居て心地良いわけがない。
誰も幸せにしないこの信じ込みを、もうさすがに手放さなければならない。
あの出来事から本当に学ぶべきは、自分を失敗するものとして受け入れる事だったように思う。
だから、白状します。認めます。
私は間違えてばかりいます。
表面だけ取り取り繕う、どうしょうもない人間です。
大した才能もなく、煩悩も一式人並みに持っています。
でも大切に思ってくれる家族がいて、私も大切に思っています。
今この場を借りて、内側を曝し、弱い自分を受け入れる機会とさせて頂きます。
ここ以外どこにも書けないことでいいのかな?
実はこのアプリ、使って1ヶ月程経って
ようやく名前の変更が出来ることに気付きました。
名前を変えてる人は常連さんで
何回か投稿したら変えさせてくれるのかな~
と、ふんわり思っていまして。
そのうちメニューに不自然に空いてる行に
「名前の変更」とか表示されるのかと。
見つけてビックリ。
えー、名前変えられたんじゃーん!
ま、ガサツな私にはこの手のことはよくあるあること。
始めた頃は厨二的な名前を色々考えてたけど
なんか多分もうこのまんまですな。
ノーネーム。
ところで不自然に空いてる行、みんなの投稿と設定の間。
あれ、何なんだろ?
(どこにも書けないこと)
私はエックスジェンダーだと思う。
エックスジェンダーとは、性自認が女性でもあり男性でもあり、その配分にゆらぎがあったり、割合が決まっている人のこと。日本で生まれた言葉というか、概念。
統合失調症に自閉スペクトラム症、その上にエックスジェンダーというのはなんだか重くて、自分で抱え込むだけにしている。家族や恋人は、精神疾患と発達障害のことを承知している。けれど、エックスジェンダーについては話していない。今後話すつもりもない。
私がエックスジェンダーだとして、女性だなと思う心のときも、男性だなと思う心の時も、私は恋人のことが好きなので。大事に思うので。なので、私の性がなんであれ、恋人のことを想う心は変わらないから、カミングアウトする必要は感じていない。
いつか、苦しくなる時が来たりもするのだろうか?
そう思うこともある。
けれど今は、このささやかではあるけど私にとっては大きな幸せを、続けて行ければと思う。
どこにも書けないこと
どこにも書きたくないこと
言葉にして形を与え存在させたくない事
大切にそっとしまっておきたい宝物
言葉にせず柔らかい光のまま
そっとしておきたいもの
どこにも書けないこと
誰にも言えないことを、
誰かに頷いて欲しくて、私は書き始めた。
そして書くことの楽しさや
奥深さを知ってしまった。
そんな今の私は、
どこにも書けないことがあっても、
私しか読む人がいなくても、
きっと書いてしまうような気がする。
#168
#どこにも書けないこと
黒歴史を、白状します。
自分で考えたオリジナル文字を、使っていた頃
がありました。
中学生の時でした。
同じことをしていた人は、もしかして、いるかもしれません。わたしのは、パズルのような文字でし
た。
子音と母音を組み合わせて、一音を表します。
たとえば、カ行を∠、uの音を:だと決めます。すると、「∠:」は「ク」と読みます。ハングルの組み方に近いです。
人に見られたくないものは、すべてこの文字で
記していました。
最初はただ、日本語の文章をオリジナル文字に置き換えるだけで、満足していました。
そのうち、不完全だと感じ始めました。文法は
まだ日本語から借用しているのです。文字だけを
オリジナルにしても、所詮、暗号文です。言語とは
呼べません。
動詞を前にもってきたり、形容詞を意味もなく倒置したりするようになりました。
赤い花が咲いている、を「咲いている 花 赤い」みたいに書くのです。英語からの流用に、オリジナルのアレンジをねじ込もうという魂胆です。何にでも「自分のカラー」を出したがる年頃です。語彙は日本語のままなので、いま思うとヘンテコなことをしていました。とはいえ、オリジナルの単語も一部は存在しています。長い通学路をぼんやり歩きながら、ランダムな音の羅列のなかに気に入った響きを
見つけては、メモしていた記憶があります。lila は「鳥」という意味にしよう、といった具合です。
複数形や、語尾活用という概念も生まれました。
lila (鳥) を複数にすると lilan (鳥たち)、きれいな(omis) 鳥 (lila) は lili omis といった具合。
図書館で外国語入門書を立ち読みしては、薄っぺらな知識を仕入れていました。言語の構造などろくに理解もせず「なんとなくカッコいい」だけが採用基準でした。少しずつオリジナル語彙を増やして、ゆくゆくは完全に日本語を離れた、自分にしか読めない言語ができあがるつもりでした。
ある日、この文字をピタッと使わなくなりました。
見つかってしまったからです。
休み時間の教室です。
思いついた物語のアイデアを、ノートにメモして
いた時でした。
ノートを覗きこんだ友人には、何が書いてあるか、チンプンカンプンだったようです。それはそうです。自分にしか読めない文字なのですから。
「それって、自分で考えた文字でしょ?懐かしい。わたしも中学の頃、やってたよ」
今にして思えば、悪い反応ではなかったと思い
ます。からかって笑ったりせず、自分の経験を共有
して、共感してくれていました。いい友人だったと
思います。
けれど、その時のわたしは、恥ずかしい気持ちで
いっぱいでした。
「中学生の頃」と言われたのが、プライドを傷つけたのです。高校生にもなって、子どもっぽい、そう
バカにされた気がしたのです。文字をつくる遊びが自分一人のものではなかった事実にも、ショックを受けていました。これほど高度な創造をする自分は、知的で特別な人間だと、すっかり自惚れていたのです。中二病だったのです。
あいまいな返事でお茶をにごして、ノートを鞄に
しまって、わたしはその文字を二度と書かなくなり
ました。
色々あって、今ではすっかり、中途半端な言語オタクになりました。
今なら、もう少しそれっぽい言語をつくれそうな気もしますが、あの痛々しい記憶は風化させたままでいたい気持ちのほうが強いです。久しぶりに、少しだけ、思い出してしまいました。
これは誰にも言えないし、どこにも書いてはいけないこと。
僕はね。君が嫌いだ。大嫌い。
いつも僕の感情をぐちゃぐちゃにする。
楽しい?
僕は全然楽しくないよ。
学校も楽しくない。
先生は、いつも君の味方。
でも先生は、僕の敵だ。
きっと先生は、僕を馬鹿にしてる。
クラスでは、君が笑うとみんなが笑ってくれる。
偽善野郎め。
良い事なんてしてないくせに。
ポジティブな事は結構だけどさ。
僕みたいなやつの気持ち考えたことある?
根暗でいつも死にたいって考えてる僕の気持ち!
あぁ、憎い。嫌いだ。大嫌いだ!!
何処かへ行ってしまえ!
僕の、僕の目の前から消えろ!
そう言って、僕は鏡を叩いた。
タイトル:どこにも書けないこと
さて、何から書こうかと思いを巡らせる。
過去のこと、これからやりたいこと、趣味のこと、自分のこと、それとも空想の物語。
どこの誰かも知らない人を空想して、その人の暮らしを想像してみたり。
小説を読んだりしていると、作家の頭の中を覗いているみたいに思えて少し恥ずかしさを感じる。
そして、この文章を読んでいる人も私の頭の中を覗いているのだ。
みんな、誰かの何かを知りたいのだろうか。
誰かを感じて安心したいのだろうか。
格好悪い…なぁ
ふぅーとため息ひとつ
すぅーと息を吸い込む
意外に深く吸えてる
ぐるぐる鳩尾が
違和感を覚える
昨夜から悪いな
お腹の調子
誰かに頼るの下手だね私
頼むのも苦手
自分の都合ばかりが…
ぐるぐる🌀渦を巻く
そんな格好悪い自分で良い
可愛いじゃん
ありのままの私
ありのままの姿
私は私
今、鏡見たら恥ずかしい🫣
そんな私を体を観察したら
鳩尾の違和感が楽になってきてる
まだ少しは残ってる違和感を
どうやって満たしたら良い?
観察!観察!
「 #57. どこにも書けないこと 」
どこにも書けないこと
どこにも書けないことさ死ぬまで自分で責任持って
持っていくことだ。
悪いことをしたのだから。
どこにも書けないこと。誰にも言えないこと。きっと誰にだってあるはず。過去にやってしまったこと、消し去りたい記憶のこと、自分だけが抱きしめておきたいこと。それは十人十色。
それは、その人をその人たらしめている、とても大きなものなんだと思う。秘め事。隠し事。宝物。黒歴史。いろんな言い方があるけど、それもまた人それぞれ。
自分の中にとどめようとして、内側から傷つけられている人。言えない自分に絶望している人、心の中からそっと取り出して眺めている人。いろんな人がいるはず。
自分は、どうなりたい?
どこにも書けないことを
ここでなら吐き出せる気がする。
自分の気持ちに従って、服従した結果がこれでも、私が私で選んだ事なのだから何も文句は言えない。
でも、やっぱり苦しくて、悲しい。
何時でも会えなくて、寂しい。
本音はいつも心に留めて、その時その時を必死に彼を愛してきた。でも、もうそれが限界に近い事は薄々、私自身で気づいてた。
でも、それを言える人は居ない。
居ないから、ここに書けばいいと思ったの。
素直に、意地悪に、ずる賢く、何処までも深く暗い気持ちを此処に書けばいい。
ここに書けば、きっと心は少し軽くなる。
泣かずにすむ。
心が壊れずにすむ。
……それでも、まだ彼を過ぎたと思う私。
彼を愛していると思う私。
惨めで、汚くても、それでも良い。
だって、
たまたま好きなった人が、もう既婚者だった。
それだけのことなんだから…。
だから、耐えるの。
自分で決めて、選んだことなんだから…。
~どこにも書けないこと~
実は
って話しでしょ。
実は私は
95%なまけものです