『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこにも書いてはいけないこと。
『思う事と言う事って自由』
ってそんな訳ないじゃん。確かに一理あると思う。
何を考えたって・思ったっていいと思う。止められないからいいと思う。
だけど言う事って止めれたりするよね。
例えば顔がタイプじゃないがいてその人に
「可愛くない、カッコよくない、不細工だね」
って言うのは間違ってる。これを自由にしたら加害者や被害者を生み出すことになる。
だから、思ってもいいけど言うのは絶対違う。
SNSが流行り出して誹謗中傷を書き込む人がいる。
顔が見えない分過激な事を書き込んでいるのを見たことがある。
上に書いている言う自由に分類されると思う。
だって書き込むことは止めれるから。
人を傷つける言葉は、言ってもいけないし、
心の中で、渦巻く言の葉
知られぬ様に、必死に抑えて
決して、誰にもバレることがないように
---二作目---
何処にも書けないから
当然ここにも書けないよ
...あぁ、でも、これだけは言いたいかな
「______」ってね。
#どこにも書けないこと
#205作目
英雄が帰還した。
人々は人類を救った彼を祝福し、
沢山の英雄譚が世に出された。
しかし、そのどこにも記されず、
最期まで語られなかった話がある。
それは、
人類を守るという大義の為等では決してなく、
愛する妻の遺したたった1人の愛娘の、
その笑顔を守る為に戦ったこと。
テーマ『どこにも書けないこと』
「どこにも書けない、ここにしか」
私は日記帳に記していた。
毎日の愚痴や悩みや好きな人の話。
もともと受け身で話したりするのが得意じゃない私はいつも聞き役。
だからないがしろにされたと思うことや、つらい気持ちがあってもなかなか人に伝えられない。
だから、日記帳に書くことにした。
私の今日の日記は・・・
2月7日
今日は朝から晴れでうれしい。
学校に行く途中で渡部くんを見かけた。ドキドキしながら見ていたけど、気づかれなかった。
ザンネン。渡部くんは、私に気づくといつも挨拶してくれるから気づいてほしかったな。
学校では、奈々ちゃんの恋バナを聞いていた。奈々ちゃん々は、ほぼ両思いだって言っていた。うらやましいなぁ。
掃除の時間、片瀬さんがだるいから当番変わってって言ってきた。
私は断れず頷くと、後で奈々ちゃんに怒られた。
奈々ちゃんは明日片瀬さんに抗議するって言うけど、大事になってほしくないなぁ。
受け身・・・。
いつも日記を見てて思うのが私から行動できることが少ないってことだ。
私の理想の自分はちゃんと意見言えて、でも人とぶつからなくて、みんなから好かれてて、いつも明るくて、そんな人だ。
だけど、そんな人、実はいないんじゃないかと最近思う。
人気者でも、陰で悪く言っている子がいるのを知ってる。
きっと、自分の認識を変えて、自分を肯定するのが一番いいんだろうなぁ。
そう思いながら日記を閉じて机の横を見る。
机の横には今まで書いてきた三冊の日記帳が置いてあった。
今までの私の想いの集大成だ。
過去の自分より成長出来ていればそれでいいじゃない。
私は自分に言い聞かせる。
この誰にも見せられない日記帳は、いつまでも私には欠かせない成長記録だから。
きっとこれからも私は少しずつ成長していける。
私はペンを置くと、うーんと軽く伸びをして、ベッドに入って横になった。
わたしには秘密がある
墓場まで持っていく話だ
どこにも書けないことなんて
ここで書ける訳がない
わたしは騙されやすいから
このアプリも信用しきっていない
書くことを習慣化したいから始めただけだ
まああえてお題を
ココデシカカケナイコト
に変換するならば
【書いて】って
何目的で作られたアプリなのだろう?
謎すぎる
何の利益があるの?
それが少し怖いので警戒はしてる
それくらいかな
12."どこにも書けないこと"
私はわたしが嫌い。
切りたいのに
人のことを気にする自分がいて
死にたいのに
どこかで生きたいと思う自分がいて
人にも環境にも恵まれているのに
死にたいと思ってしまう自分がいる。
死にたいのに生きたい。
生きたいのに死にたい。
命を軽く見る奴が嫌いなはずなのに
嫌なことがあるとすぐ死にたくなって
私が嫌いな奴に私がなってる。
だから私はわたしが嫌い。
こんな奴どうにかなってしまえばいいのに。
どこにも書けないこと
「どこにも書けないこと」はどこにも書けないことだから、どこにも書かない!
"どこにも書けないこと"は、 どこにも書きたくないことでもあり、言えないことでもあり、言いたくないことでもある。
僕にとっては、はやく忘れたいことでもある。
でも、今日はここに書いてみようと思った。
紙に書いて記録すると『記録する=忘れてもいい許可』が、頭の中で起こって忘れられると聞いたから
二度と消せないように、ボールペンを右手に持ち、紙の上にペン先を置く。
言葉を選んでいるうちに紙に黒いインクのシミが少しずつ広がっている。それに急かされるように文頭を書き始めた。
『僕は彼を好きになってしまった。
ちゃんと認めたのはXXXX年X月XX日
この日より前にうーっすら、もしかしたら。と思ってはいたけどその頃は知らないふりしてた。
認めざるを得なくなったきっかけ⤵︎ ︎
始まりは僕が働いてるカフェに彼が来たこと。
店に入るなり、彼は僕の顔を見つけてはしっかり目を合わせてにこっと笑い、僕の前のカウンター席に座った。
「あんたのおすすめを淹れてくれ」そう言われて、棚から茶葉を選んでる間、後ろにいる彼に耳が赤くなっていることをバレませんように。と無意識に願ってしまったこと。
今思い出しただけでもやるせない気持ちになる。
彼の名前は』
ぷるるる、ぷるるるる
スマホがなっている。画面を見ると、丸いアイコンの下に彼の名前があった。ひと呼吸おいて緑色の電話マークをスライドし、スマホを耳に当てる。
「もしもし」
声を聴いただけでも心臓がどきどきする。ほんとに書いただけで忘れられるのだろうか。
「どうした?声が暗いぞ」
「え、あ、大丈夫」
「そうか。ならいいんだ」
はぁー。効果には期待しない方が良さそうだ。
── どこにも書けないこと
なんにも考えられない
泥の日は私につきまとう
女は私についてくる
泥は私の頭を一杯にする
口からそれを吐き出す
バスに流れる 泥
泥は喉を苦しめ
泥は目を潰す
泥は心を塗りたくる
バーコードをタッチして
きえまーす きえます きえます
りがとうございます
客は真っ白な夜に逃げていく
心はきえてしまった
私はことばの限界を覚えた
コーピしたと思っていた大切な宝物が消えた。
絶望的に悲しい。
貴方と私の思い出なのに。
最低すぎる。
なんで、?本当に悲しい、絶望的すぎる。
本当に私の宝なのに
え、もう辛い。
けど、きっと、こうなるってことは、君がもういいよって言ってくれている気がした。
そう思うとやっとホッとする空気が肺に戻る。
あの愛おしい思い出も、美しく書き換えた文章も、
すべてしまっておこうかな。
消えてしまっても消えてしまっても、良いかもしれない。
それから、貴方を見つけるたびに走り出してしまう感情が、いつか貴方にとって愛になったらいいな。
私は、やっぱり、貴方は貴方だし、君は君。
愛も友情も、どちらだって持っている。
大切に、大切にこれからも。
そう思うためだったなら、偶然も奇跡と呼びたいね。
また、会いましょうね。
秘密のアッコちゃんですねえ。
どこでも書けるわーってかあε=(ノ・∀・)ツ
内緒よ?
私はね本当は宇宙人なの
《どこにも書けないこと》
【どこにも書けないこと】
綴るそばから
言葉が消えていく
書いては消える
書いては消す
消し去った言葉は
いつかこの空を目指し
昇天すればいい
『どこにも書けないこと』
どこにも書けないこと。
それは悪いこと?
恥ずかしいこと?
後悔したこと?
それとも自分だけの思い出?
どこにも書けないならそれでいい。
誰かに書けと言われても絶対書かないで。言わないで。
心の中に閉まっとくの。
それが悪いことでも。
反省できる時が来る。
自分だけの思い出。大切なこと。
無理やり聞き出そうとしないで。
あなたのペースがあって、相手のペースがあるの。
それを分かれないなら、聞かないで。
どこにも書けないこと
ノートを広げてペンを取る
ゆっくりとペン先をノートに近付けて
しばらく考え込んで
やっぱりペンを置く
どうしても、書けない
こんなノート誰も見ない
わかっているけど
もし明日自分の身に何かあれば
部屋を整理しに来た親に
見られてしまうかもしれない
この秘密
書き記しておきたいのに
結局、どこにも書けなかった
どこにも書けないこと
「どこにも書けないことってある?」
カタカタと軽やかにキーボードを叩く彼女の指をなぞりながら問う。
「そんなの、一番わかってるくせに。」
彼女は、長くて白い指を私の顎にすべらせて、その唇を近づける。艶のないそれはサラサラとしていて、彼女を口いっぱいに感じた。
彼女のエッセイに書けないのは、この私だけ。
『今日は#病みかな』
『あーあなんで私には才能がないのよ...』
「今日も可愛いね!」
「いいな〜あたしもこんな顔が良かった~」
「恵まれてるよなw」
「なんだよ病みってw」
「ね!ただ楽しんでるだけじゃん」
「それしか持ってないんだろw」
『うるさい......』
『私は別に...こんなものはいらない......!』
どこにも書けないこと
ならばここにも書けないこと
だから
誰にも聞こえないところで
声に出して言ってしまおう
言葉にして
自分の中から外に出すの
バスを降りて帰り道
芝生の広場を通り過ぎて
何か…
胸騒ぎがして…
しばらく国道を歩いても
気持ちが落ち着かない
ざわめきが止まらない
どうしよう
どうしたらいい
家が見えてきて…
バルコニーから物音がして…
玄関の扉の向こうから…
愛らしい瞳が交差してきてた…
不意に見つめられ…
慌てて鍵を開けたら…
突然のキス…
それも何度も何度も…
愛らしい瞳で見つめてくる…
言えないよ…
誰にも言えるわけない…
言えるはずないよ…
こんなこと…
ただいま!!
いい子にしてたの!
そうなの!
散歩行きたいの?
散歩行こうか!!
公園に行こうか!!
ワンコが可愛い事を誰にも言えない♪
どこにも書けないことは
どこにも書けないから
どこにも書かない
言葉が胸の内で燻ろうと
静かに蓋をする
言葉として存在できなかった思いが
人知れず消えていくまで
静かに
言葉よ、眠れ