『どうすればいいの?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#85 どうすればいいの?
[どうしたら、みんな幸せになれる?]
どうすれば、
嫌な刺激から身を守れるの?
選んだ答えは、
のらりくらり、嘘も忖度、
ゆっくり生きる道。
長いこと嘘で塗り固められて、
嘘に違和感が無くなってゆく。
これで良かったのかな?
もはや自問自答する意識も薄れゆく。
でも、嘘が真になる日は来ない。
それは、記憶の琴線に触れた時。
膨れ上がった真の感情の渦に
呑まれそうになる。
忘れるな。
今、お前はこの感情と引き換えに
生き延びているのだぞ、と。
だから私は、
生きるために偽りの仮面を被る。
この道が、一番守りたい人達の
心を痛めない方法だと知っているから。
別に深刻になることはない。
ただ、生きている。
それだけで、
十分私は恵まれているのだから。
ありがたく、今を生きようと思う。
ねえ、どうすればよかった?
砂時計みたいにゆっくりと時間をかけて
空っぽになっていったキミの心。
"いま僕のこと好きじゃないでしょう?"
そんなことないよというキミの目は
果てしなく空虚で
僕を映してはいなかった。
共に過ごす時間が増える度に
ぶつかり合って
すっかり疲弊してしまったよね。
"もう終わりにしようか。"
そのときキミは微笑んだ。
多分に深夜に谺する祭囃子や、
得体の知れぬ呻き声よりも不気味で、
不協和音やモスキート音以上に不快な音が、
紙コップの内側から聴こえる。
カサカサ…
テレビの音や冷蔵庫の唸る低い音よりも小さな、
微かな音にも関わらず、
それは、この部屋で一番ハッキリと耳に届く。
カサカサ…
夜空を切り裂く流れ星は、
悉く見逃してしまうのだが、
どうして地を這う、
漆黒の流れ星は見付けてしまうのか。
そして、
どうしてこうも容易く捕えられるのだろう。
どうすればいい?
聞かれて少し悩む言葉
しっかり者で優しいって
頼られることも多いけど
私を頼られても困ることもあるのよ
自分で決めないといけないことや
責任取れないこと
そんな話には少し悩む
相手を嫌な思いにしない伝え方を
どうすればいい?と自問自答
私にも言わせてよ
困るのは私も一緒なの
どうすればいいの?
何について?あなたが行動したいこと。そこに選択肢はあるのかな?それとも具体的な方法が空っぽなのかな?
どうすればいいの?この問いには選択肢について聞いているのか、具体的な方法を聞いているのか、分かりにくいんだよね。
もしも選択肢についてどうすればいいのか聞いているなら、おそらくベストアンサーは決まっているはず。人に聞かなくても決まっているはず。それに従えばいいよ。周りはきっとこうだからという変な想像に頼り切るのはやめたほうがいいし、自分が後悔しないもの、自分が望むものを選択すればいいんじゃないかな?
もしも具体的な方法を聞いているんなら、同じ経験をした人に聞くのがベストアンサーだね。同じ経験をした人っていうのをまず探さないといけない。経験をしていない人に下手に聞くと、浅い答えしか返ってこないから時間が無駄になる。サイトで探せる話ならいいけど、もっとコアな話だったらすぐには見つからないと思うよ。そういう時は本当にどうしたらいいのが抜けないよね。見つかるまでの間は本当にどうしたらいいんだろうね。
自分がどうありたいかを考えれば、次にどうすればいいか見えてくる。
でも、そんなに単純じゃないから、いつも「どうすればいいの?」という言い訳に逃げてしまう。
どうすればいいの?家族も友達も皆大好き。もっと仲良くなりたいし、話したい。けど、そんなことを思っているのは自分だけで、きっと皆には届かない。最初からそう思っていてはダメとわかっている。でも皆、私と話したい、仲良くなりたいなんて思っていなくて、何なら嫌っているじゃないかって思ってしまう。その他にも、自分は皆と仲良くなれるような立場ではない。2年に入ってから、これまでのギャップがあり、馴染めなかった。最初から、自分はあの人は私が嫌いや相手に悪いイメージを持ってしまった。話してもないくせに、自分は相手のことを決めつけて、勝手に遠ざけて、おかしかったのは自分だ。本当にどうすればいいのだろう。ーーー・・・ーーー
門が閉まる寸前の時間に教会に駆け込み
一心不乱にお祈りをする
誰もいないこの時間なら
あの神父様と少しでもお話できるかもしれない
決して叶うことはないけれど
せめて想いを告げる機会だけでももらえたら
一人悶々としていると、隣から声をかけられた
「何をお祈りしているのですか」
驚いてその方を向くと、例の神父様がいる
私の隣に座っている。どうして
「つい気になって声をかけてしまいました」
そう言って微笑んで、私に
女神様、なんて悪趣味な
今までこんなことなかったのに
こんなにいきなり
まるで心臓が締め付けられるような
なんて言えばいいのかわからない
あぁ女神様、こんな私を笑っているのですか
女神様、私は一体どうすればいいの
どうすればいいの?
まさしく、私にとって子育ては
この言葉の連続…
どうしたらよかったのか?
子どもが大きくなって
自分の言葉で
あのときはこうだったとか
こんな気持ちだったとか
言われるたびに反省の日々
そしていまだにどうしていいのか
わからないときがある
もう人生半世紀過ぎたのに
自分自身さえどう生きていくのか
正解が分からずに生きている
私が子供を持つことは正しかったのか?
わからなくなる
どうすればいいの?と
問いかけても
誰も答えてくれない
手探りで進むしかない
どうすればいいんだろ
そんなの自分で考えなきゃじゃんって思うけど
できなかったから聞いてるのにね
「どうすればいいの~!!!?」
私はこの物語の主人公だ
たった今 窮地に立たされている
恥ずかしながら
コメディ要素のあるポンコツ主人公のような
セリフを吐いてしまったが 今は仕方がない
なぜなら
まさにそう言う状況だからだ……
さて困った
ここまでのストーリーは最高に面白かった
大好きな彼女が悪者に連れ去られ
兄弟で力を合わせて 彼女を助けに行く
途中で色んな手下と戦ってきた
沢山のピンチを乗り越えやっとここまで来たのだが……
エンディングをどのようにすれば良いのかで悩んでいる
彼女を救い出しハッピーエンドを真っ先に考えたのだが
それは実にありきたりに思えてきたので
急ぐ足が止まってしまった
この物語を面白いものにするも
つまらない物にするも
全ては私の選択の結果にかかっている
もしかするとバットエンドもありなのか?
それとも 読み手の想像で結末が変わる曖昧な終わり方もなんだかセンスがあってカッコ良い
気がつくと
私はこの大きな気味の悪い城の前で叫んでいた
2024.11.22(Fri) No.3【どうすればいいの?】
———どうすれば
あの人と仲良くなれるの?
もっと勉強できるようになるの?
どうすれば、“楽に生きられるの?”
どうすればいいの?
時々ふいに泣きたくなる。
随分前に泣き方を忘れてしまった。
真っ暗なオフィスに一人で残りカタカタとパソコンを叩く。
程のいい『頼られている』という言葉。
押し付けるのに都合のいい相手として他人と比べて数倍仕事を抱えている、そんな現状に嫌気がさしてそれでも仕事を放り投げられない。
こんな筈じゃなかったな、もっと早くに辞めたらよかった。
断るという選択肢を選ぼうにも『君の』仕事であると言われて仕舞えば拒めない。そんな性格を優しいと思っていた。優しい、と言えた環境がそれを優しさと評価してくれていただけだった事を知った。
人はそんなに優しくは出来ていない。
それって貴方の仕事ですよね、なんて言えなかった。
言える人が羨ましかった。
こんな筈じゃなかったな、こんな所に応募しなければよかった。
無視されて、いびられて、我慢して我慢して我慢して。
我慢した先は相手の言い分だけに形作られた『私が悪いというストーリー』。
そんな中で悪役として生きる私。
報われない。何でかな。物語ではシンデレラではないかしら。いつになったらカボチャの馬車はやってくるの?
怒鳴られて、怒鳴られて呼び出されては怒鳴られる。
他に何人もいるはずなのに呼び出されるのは私だけ。
依存されて『頼ってるんだ』と縋られて、どうしてわかってくれないのかと怒鳴られる。
それでも周りは私を悪者にすれば楽だから。簡単に見捨てるくせに頼る時だけ私に擦りつける。
アイツは悪い奴だけど使える。
悪意の大義名分は正義の彼らにどんどん一方的に捏造されながらそれを知りつつ黙って仕事に従事する。
私の立場代わってよ。
それならあなた方の言い分もわかってもいい。
介護を知らない人間が介護をする人間に求める理想論を求めるように、貴方が私に代わって知ればいい。
報われない報われない報われない。
カタカタカタカタと静かなオフィスにキーボード音が響く。
時計の針はもう夜の9時。
不意に、ああ無理だなぁと思う。
どうすればズルい人たちに勝てる。
誠実に生きたい。生きるだけでは報われない。
真面目に生きる事をバカにする奴らばかりが報われる。
報われない報われない。
カタカタカタカタ必死に仕事して仕事してやらなくていいはずの仕事すら一人で仕事をしている。
ふと思い出す、悲鳴をあげた日の上司の声
『君以外じゃみんな辞めちゃうよ。みんなが可哀想でしょう』
どうしたらいい。
どうしたら報われる?
耐えて耐えて耐えた先は皆んなの幸せのためのゴミ捨て場だった。
どうしたらこの憎悪に近い憎しみをぶつけられる?
誰に?どうやって?それをして何になるの。
ふーと深い深いため息をついた。
携帯の転職サイトアプリに入れた40代という条件。
もっと早くに動くべきだった?
いつか報われると信じてた?
ほんっと馬鹿みたい。
随分前に泣き方を忘れてしまったのに
ずっと嘆きが止まらない。
報われる為には、どうしたらいいの。
どうか助けて欲しい。
助けてくれる魔法なんて何もない。
無情に過ぎていく時計を片目に
終えた成果を力一杯床に叩きつけた。
→ゴリッゴリに五里霧中、何なら百里くらい霧中
どうすればいいの?……かぁ。
ドウスレバイイノ?……ねぇ。
うーん、脳みそを雑巾みたく絞ったら、何か出てくるかな?
動すればいいの?
――移動確認かな?
銅、擦ればいいの?
――科学実験?
同スレ、倍いの?
――ネットミーム?
怒臼玲場易々埜
――ヤンチャなグループ名?
dousurebaiino?
――何となくイタリア語っぽい。
で? こっからどーすんの??
――はい、絶賛迷走中。
テーマ; どうすればいいの?
どうすればいいの?
思わず溢れた言葉は、自分の喉から出たとは思えないほど弱々しく、哀れっぽく響いた。
そしてそれを拾い上げたお嬢は、事もなげに言った。
「ダイエット、しましょう」
俺のBMIの数値が「肥満気味」になった件
かひつごじつします
5
『じゃあ、私はどうすればいいの?』
あの日、私が最後に彼に放った言葉は、今時ドラマでも使われぬような安っぽく陳腐な台詞だった。
土砂降りの雨と夜の闇で、雨の音が激しく鳴り止まぬ中、奴は一言すまない、と言ったきり口を噤(つぐ)む。
少し離れた場所に立つ奴の表情は此方からは伺い知れない。が、見えなくても私には分かる。分かってしまう。
どうせこいつはいつものように、すました顔で、冷たい瞳で、こちらを見ているのだ。
いつもそうだ。こいつは決して胸の内を表情には出さない。口にも出さない。
笑いもせず、怒りもせず、ただ淡々と話をするだけ。
感情的になる事も一切ない。
すまないと謝った事だって、本当にそう思っているのかも怪しい。
始めたのは私からだった。
あれは高校生の時。
常に冷静沈着、頭脳明晰、運動神経抜群で顔も良い。
ただ、その冷た過ぎる雰囲気のせいなのか、高嶺の花過ぎるのか、実際に話しかける女子は居なかった。
というか男子すらあまり話しかけて居なかった。
要は孤高の存在だったのである。
今思えば本当に陳腐な話だが、その時の私は『誰とも群れないで居るなんてかっこいい』とか何とか思い、こいつに本気で恋をしてしまったのだった。
告白を了承してもらえたのは驚いたが、今振り返ればカップルらしい事は全くしなかった。
ただ、一緒にいただけ。
いや、本当の意味で一緒に居たのかも怪しい。いつも、何をするにも連絡するのは私の方からだったし。
奴にとって私は何だったのか。私はどうすれば奴の特別になれたのか。
悔しさと悲しさ、無力感に押しつぶされそうで、私はそのまま、差している傘を地面に投げ付け、その場を走り去ったのであった。
――――と、まあ、それで終わる話であれば只のホロ苦い過去というだけで済んでいたのだが……。
あの別れから十数年経過したつい先日の事である。
帰路に着くべく夕焼けに染まる道をただひたすらに歩いていた私は、十メートル程先に見覚えのある姿形を見つけてしまった。
すらりと伸びた背、長い手足、珍しい色の髪――――
後ろ姿ではあったが、見間違える筈もない。
間違いない。奴である。
その瞬間、私は(実質的に)フラれた事さえすっかり忘れて、奴へと駆け寄ろうとしていた。
だがその瞬間。
凄まじい足音を轟かせて、私のすぐ横を巨大な何かが通り過ぎたのであった。
(え……ゴ、ゴリラ…!?ゴリラか…!?)
あまりのガタイの良さと勢いで人間だと認識するのですら時間が掛かった。
ゴリラが通り過ぎただけでも驚いたのに、そこから更に衝撃的な事が起こってしまう。
ゴリラの足音に、奴がゆっくりと振り返った。
その瞬間の奴の顔。
遠方でも分かる。あれは―――
(……嘘だろ。笑ってるじゃねーか)
ゴリラが何か叫んでおり、それに対して奴が嫌々そうにしながらも何かを返しているの見た時、私はあの日投げかけたあの質問の答えを十数年ぶりに叩き返された気がした。
『私は、どうすればいいの?』
答えは簡単だ。どうする事も出来なかった。
私はあのゴリラにはなれなかった。
それが全ての答えである。
私は踵を返し、家とは反対方向へと歩き出した。
(…ちっくしょーーー!)
奴に対して未練は無い。けれど今この瞬間、ようやく私はあの日から時間を進めることが出来た気がした。
終われない。私はこのままで終われない。
私は私の道を、私の幸せを見つけてみせる。
背後には夕焼け、眼前には其れを染め上げる藍色の空。
その中に私は、輝く一つの星を見た。
――――
昨日書いた『宝物』と繋がっているお話です。
良かったらそちらも読んでみて頂けたら嬉しいです。
救いたいのに
ただ幸せになりたいだけなのに
それすら許されないの?
ねぇ、
_どうすればいいの?
どうすればいいの?
ずっとそう尋ねてきた
目の前の問題を解決すれば
もっと穏やかに幸せになれると
そう思い込んでいた
だけど違った
自分はどうしたいのか
どう思っているのか
向き合うべきはそっちだった
他人のことは放っておいていいんだ
やりたいことだけやっていいよ
全然かけない。どうすればいいの?あまりに酷い。本読んで寝よ...不貞寝だ不貞寝だ!