『とりとめもない話』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日アニメの話を職場の先輩達と雑談した
私が1週間前くらいにガチャポンで手に入れたクレヨンしんちゃんの水色アイシャドウ
クレヨンしんちゃんが懐かしくてガチャポンを回して
鼻筋に水色アイシャドウを入れた。
先輩が私の化粧を見てて
化粧の話からクレヨンしんちゃんの話になり
ガチャポン、ガチャポンする対象を話したり、
ヒロアカ死柄木弔目当てだったけど
ホークス2個、荼毘2個被ったの
しんちゃん懐かしいよね
ワイワイと楽しい雑談をした
とりとめのない話
君とする
なんてことなくてとりとめのない話が
1日で1番好きな時間
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とりとめのない話
陛下とお会いするとき、私たち側室は常に厳格な言葉遣いを求められる。
話の内容もそうだ。世の政はどうか、体調はどうか、夜伽はできるか等。
たわいもないことに聞こえるだろうが、本当に大事なことなのだ。
そんな側室だが、気軽に話せる相手はいた。
そう、付きの女官だ。
私の付き人は雪梅といい、天真爛漫な子だ。
「…今日は天気がいいわね」
「そうですね、葉青様。この天気なら洗濯物がすぐ乾きそうです」
「あらそう?じゃあ明日にはお気に入りの唐衣が着れそうね」
「葉青様のあのお姿……はぁ…考えただけでクラクラします」
「大袈裟ねえ」
今日の空は青く、日差しが強い。そのため陛下も後宮には来ようとなさらない。
だから今日は、雪梅ととりとめもない話が、長くできそうだ。
それはこの波乱に満ちた後宮では、幸せなことだった。
『とりとめもない話』
「この動画のねこ、かわいいね」
「美味しそうだね。このお店、今度行ってみようよ」
「あのドラマ、見た?」
とりとめもない話を会うたびにする。けれどそれが、思いのほか楽しい時間になっていた。
今はただの友人の1人。
だけど、キミとの楽しい時間がもっと欲しいから、彼氏に立候補しよう。と思うのだった。
「あ、屋良くん。芋食べる?」
予鈴がなって席に着くと、前の席の青池さんが横座りになり、俺に差し出してきた。差し出されたのは、マックのフライドポテトだ。
「芋?」
「うん、芋」
聞き返した俺を気に留めず、青池さんはフライドポテトの入ったパッケージから一本摘んで口に運んだ。
「どうしたの、コレ」
「さっき買ってきた」
「中抜け禁止なのに」
「だから共犯者増やしてる」
青池さんはニヤリと笑って、もう一度俺にポテトを差し出してきた。俺は観念して、そこから一本摘んで食べた。
「遠慮なく、こう、ガッと」
「無茶言うなよ。昼食ったばっかだし」
だって本鈴までに食べなきゃ。
そう言って青池さんは、しなびた細長いポテトを三本摘んで、一気に食べた。頬が片方だけハムスターのように丸く膨らんでいる。
「いや匂いでバレるだろ」
「あーね、確かに。マックの芋って匂い強烈だもんね」
「あのさ、さっきからその芋って何?」
いよいよ気になって問えば、青池さんはこちらを見てキョトンとした。
「芋?」
「そう、芋」
「だって芋じゃん」
「だから何でフライドポテトを芋って呼んでるの?」
青池さんはだって、と口を開いた。
「だって、芋でできてるじゃん」
「え、まあ、ジャガイモだね」
「そう、だから芋」
ウチの地元じゃポテチも芋だよ。
さも当然のように答えた青池さんに、俺は首を傾げた。
「青池さん南中だったよね」
「そうだけど。屋良くんは?」
「俺西中なんだけど。最寄りの駅って一緒だよね?」
青池さんはまたニヤリと笑って言った。
「北口と東口で違うんだよ。我々北の民はポテトもポテチもスイートポテトも芋なの」
「そんな近場で方言あるのかよ」
「もう。ああ言えばこう言うなぁ屋良くんは。原材料芋なんだから芋でいいんだよ」
だいぶ減ったポテトのパッケージを、青池さんは俺の机の上に置いた。罪を被せる気かと慌てて手に取り、青池さんの前に突き出した。
「いいよ。私お腹いっぱいだから残りあげる」
「そういう問題じゃねえよ。中身はもらうけど捨てるならその紙袋にまとめよう」
「一緒に捨ててくれるの?」
「俺があ?」
青池さんの掴みどころのない返しにイラッとしていると、教室の前方から咳払いが聞こえた。二人で恐る恐る顔を向けると、次の授業担当の先生がこちらを睨んでいた。
「担任の先生にはしっかり伝えておくので」
俺たちは身を縮こませて、いそいそと教科書を取り出した。
『とりとめもない話』
働いて
働いて
働いて
この先の未来がつまらなく思えて
私はドロップアウトした
特にやりたいこともなく
将来の目標なんかもなく
私は無所属になり
誰かの推薦もなく
蟻地獄のような社会で1人
沈まないよう気を張るしかなかった
#とりとめもない話
日記にさえ
書かない話
小さな思い出の切れ端が
心の中で
煌めきを増している
No.203『とりとめのない話』
───そう。だから僕はとても後悔したんだ。
彼は目を伏せてそう言った。
その顔は別に自分の運命を悲観しているわけではなさそうだ。
───…ああ、思い出した……。ふふ、彼女に早く会いたくなってきたよ。だから僕は行くね。こんなとりとめのない話を聞いてくれてありがとう。
その言葉を最後に彼はその場からすっと消えていった。
彼の大切な人は事故で帰らぬ人となってしまって、そのことを彼はずっと後悔していたらしい。
あの日、送り出さなければ…、自分もついていっていれば…、そんなことをずっと考えて考えて考えた末に彼は自ら自身の首を縄に括った。
全ては彼女に会いたい一心で。
でも運命は残酷だった。彼が命を絶って霊と化した時、彼の彼女との記憶は失われていた。
自分が何を失ったのかわからないまま、それでも大切な何かを探してひたすらこの世を彷徨い続けた。
ねえ!!返事をして!!どこにいるの!?
そんなことを叫びながら、涙を流しながらずっと。
その様子を見かねて話しかけると彼はぽつりぽつりと話し出した。
そうしているうちに彼は思い出せたらしい。
彼の彷徨い続けた100年間は無駄ではなかった。
彼と彼女の幸せそうな様子を思い浮かべると自然と笑みが溢れた。
どうかあの世で2人の幸せが訪れますように。
友達がいないと思った瞬間
人と話す内容が
業務連絡のみ
きみと、とりとめもない話をしながら帰ったあの日に
きみはなにを考えていたんだろう
死ぬことが怖くはなかったのだろうか
死を目前にしていたのに、どうして僕のつまらない話を笑顔で聞いてくれていたんだろう
2人でとりとめもない話をしながら帰ったあの日、
きみはいつもより少しだけ明るかったのは、
無理をしていたからなのか
それとも、最期に楽しく過ごしたかっただけなのか
その答えをきみに聞くことは、もうできないけれど、
僕の声は、きみに届いてほしい
「きみととりとめもない話をしながら帰ったあの日は
僕にとっても、楽しくて大切な思い出だよ…」
最近、女だからとか〇〇人だからとか『レッテル』の中で喧嘩してる話よく聞くんだけどずっと違和感があるんだよね。
『レッテル』って脳が無駄な情報を取り込まないように作られてる情報の包装紙なわけで、その情報の本質に向き合うためには『レッテル』は取り除かなきゃいけない。
なのにその人たちは『レッテル』を被ったまま殴り合ってるの。
変だよね。仮面舞踏会ならぬ仮面武闘会だね。
とりとめもない話
貴方から送られてきた手紙は、
とりとめもないものだった。
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私は貴方と交換日記(?)をしている。
毎回、貴方から送られてくる
手紙を楽しみにしている。
いつも通り、貴方からの手紙は
とりとめもない事だった。
こんな幸せな日々が永遠に続けばいいのにな。
「だってさ!?」
「ねえさ!?」
「あのさ!?」
今日も今日とて大袈裟に泣き叫んでとりとめのない話ばっかしてる。
僕がいくら相槌を打つだけだとしても「聞いてる!?」なんて聞いてこない。
僕がちゃんと話聞いてるって、理解してるんだなって考えると心がポカポカする。
感情論ばかりで話はめちゃくちゃ。屁理屈上等。心ちゃんだとか綾音ちゃんだとか忙しいな。
でも、それでも
「ねえ聞いてよ!今日もさ!!」
とりとめのないこのめちゃくちゃな愚痴大会が、
たわいない日常が、
僕目掛けて一直線に駆け寄ってくる君が、
たまらなく愛おしいと思えるんだ。
『とりとめもない話し』
だいたい いつも
とりとめのない話しばかりしてる
君と2人で天井を見上げてる時以外は‥
とりとめもない話
あの人との出会いが違っていたらとりとめもない話が出来たのかな
今日のお昼はたまたま停まっていたキッチンカーのチキン南蛮丼にしようと思った。20分ほど並んだあと、ご飯がなくなってしまったからあと2人しか作れないと言う。私の前には4人。諦めて近くのcafeの日替わり定食に向かう。お気に入りで結構通っているけど、今日は初めてみるチキンフリットだと書いてあったのでそれにした。いつももそうだがここはおかずのソースがおいしい。今日のチキンフリットもなかなかいける味だ。チキン南蛮は食べられなかったけど、今度からここのcafeのチキンフリットがお気に入りメニューになったと思えば、チキン南蛮丼が食べられなかったのも必然だったと思って、お腹いっぱいだった。
とりとめもない話
年末は何かと忙しい。
忙しい、というか面倒くさい事が多い。
クリスマスが近いからといって、浮かれたりする余裕もない。キラキラとしたイルミネーションを純粋に楽しめたあの頃が懐かしい。
そんな煩わし日々に嫌気がさしたので、ディオールのアイシャドウを買ってみた。
バックステージアイパレット(004 セレスティアル パープル)限定のやつ。
これはもう、一目惚れ。
ブルベさん大勝利なお色。
ちょっと高いなぁと思ったけど、限定だし今しか買えないのならと思い切ってみた。
まず、見ているだけでも美しい。
飾っておきたい。
そして思ったよりも使いやすいし、何より高揚感がある。
これを使うと他はプチプラでも、
「今日の私はディオールよっ!」
と無駄にテンションが上がる。
買ってよかった。
このアイパレットひとつあれば、年末も乗り越える事ができそうだし、無敵になれる。
よい武器を手に入れた。
年末はディオールで無双という、とりとめもない話。
とりとめもない話
朝ごはんに目玉焼き食べた
登校中に猫を見つけた
授業で先生に当てられた
昼休みにお弁当を食べた
放課後部活で上手く吹けた
帰り道は友達と話しながら帰った
夜ご飯は好物のハンバーグだった
話しても話さなくても特に何もない
言われなくても困らない
そんなとりとめもない話を話したい人がいる
多分大切な人
なんでもない日常が特別な毎日になる
そんな人
今あなたが思い浮かべた人は誰ですか?
母がパーマをかけてきた。
あっちゃこっちゃに毛先が向いている。
とりとめもない話。
…違った、まとまりのない話。
(とりとめもない話)
「私がわからない話するのやめて」
「昨日、ドラッグストアの駐車場にセキレイがいて、五歳くらいの子が追いかけててさー」
「駅のクリスマスツリー見てきたんだけど、たいしたことなくて」
「先輩がコロッケパン食べたいなら、コロッケ買って食パンに挟んで食えばいいって言って……」
教室の隅にいると、いろいろな会話が聞こえてくる。
そのほとんどは、聞いても聞かなくても困らない話。
誰が話しても同じだろうと思われる内容。オチのない話。
私には、出来ない。
他人のせいにしたくはないが、心当たりはある。
小学校に入学したばかりの頃。
私は、なかなか周囲の子に話しかけることが出来なかった。
夏になってもひとりぼっち。
そんな私に声をかけてくれた子がいて、私はその子に懐いた。
しかし、その子は人の話を聞かない子だったのだ。
「なにそれ。つまんない」
「ふーん。で?」
「私がわからない話するのやめて」
その子は、自分の話を黙って聞いてくれる子が欲しかっただけだったのだろう。
どんな話題を振っても文句を言い、自分の話にすり替える。
私は何を話したらいいのかわからなくなり──何も話せなくなった。
「完全にトラウマだよなぁ……」
あの子が今どこで何をしているのかわからない。
今もあんな感じなのだろうか。
いや、さすがに成長していると思いたい。
────とりとめもない話