『とりとめもない話』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
とりとめのない話をするのが
いつも日常的で
気楽に
ただなんとなく
話題はいつも恋♡バナになる
女の子って
恋バナの話題になると
盛り上がりは
まるでパーティのように
話が尽きないくらい
何時間もトークに燃え上がる
本当は
自分の好きなひとを
話したくても
なかなか話せない
少し遠回しに話をして
聞き出すのがわたし流
好きなひとを
バレたくはないし
もし話をしてしまったら
なんて言われるのが不安
わたしはもちろん
恋♡は大好物だから
スイーツのように
美味しく語るのが
わたしの友人は好きみたい
聞くよりも
話すほうが得意で
わたし
恋♡劇場の
はじまりはじまりとなり
恋を物語にする
恋♡の引き出しは
いくらでもある
無限に恋♡は
取り出すことができ
友人は喜んでくれるから
わたしは大好き♡
とりとめのない話は
いつもわたし中心の恋が生まれ
その恋をぜひ参考にしたい友人がいる
毎日恋がある限り
恋する気持ちはとても素晴らしい
とりとめもない話
働く動物と言われて何を思い浮かべますか?
例えばですが、盲導犬や、警察犬、救助犬など、これは犬に限った話ですが、いろいろな場所で活躍しています。私が思うにかれらは理由がどうあれ、その仕事にやりがいを持っているのだと思っています。
最近は滅多に見かけませんが、少し前は、動物を働かせて可哀想という言葉を度々目撃していました。
しかし、私はそうではないと思うのです。かれらは、その仕事にやりがいを持っていると思うのです。
私が知っている限りの話にはなりますが、かれらが盲導犬や、警察犬、救助犬と呼ばれるようになる前は普通の一般の家庭に愛情深く育てられ、その後訓練をします。指示の通りに動けると褒めてもらえる。おやつがもらえる。など、かれらにとってやりがいとなることが起こるのです。
しかし、中には、指示の通りに動かず自由に行動する犬もいるのですが、それが続くと適性がないとみなされ、盲導犬や警察犬、介助犬にはなれないのです。選ばれた動物だけがなれるのです。人間界での就職と同じですね。
選ばれなかったかれらは元の家族に帰ることが多いです。どちらの道に進んでもいいのです。それでも人間がそういう風に仕向けている!という方もいるとは思います。ですが、仕事をして褒められて、やるつもりがなかったことをやり続けることなんてこの世の中いくらでもあると思います。
思い描いていたのとは違っていても、今の自分がいいのならその道は正しいとそう信じています。
たまに会おって誘えて
とりとめもない話ができて
相談とかできたりして
誰かにとって
そういう人になれたらいいな
とりとめもない話で恐縮なんですが、あなた、バレてないと思ってるかもしれませんが、思いっきりバレてますけど、まあ、別にいいんです。
いつの日にか聞いた言葉が頭の奥でこだまする。
人はなくしてから気づくんだって。
あんなとりとめのない話でも、もう二度とできないんだな。
─とりとめもない話─ #143
ええ、そうです、風が急に強く吹き出して、開いてたノートが全部閉じてしまって。同時に木々も揺れだしたものですから、茶色い葉が私の頭に乗っちゃったり、まったくでしたよ。
ははは、とりとめのない話ですね。まあ、私はただ、貴方に話したかっただけですから。
そういえば、昨日カフェから出られた後、何されたんです?───
とりとめもない話
小学6年のころの自分は何かと1人になろうとしていました。とりとめのない話で盛り上がる経験はあったのですが、途端にそいつらがくだらないもののように思えて、本を読んでいたほうが有意義だと考えてのことでした。
心に余裕がなかったのかなと思います。自分は中途半端に頭が回るものですから、今でもいろいろこじらせてしまいます。たまには何にも考えずに生きてみたいです。
とりとめもない話
それを私はあなたとしたかった
何かを行うための連絡事項を伝える最低限の会話しか
私達はできなくって
それが私は本当に切なかった
これ以上の仲にはなれないと言われているようだった
だから、あなたと仲良くなるのは諦めたはずなのに
今でも、夢でとりとめもない話をして
朝起きて素敵な時間だったと思うから
現実でもあなたとしたいと思ってしまうから
今でもまだどこか諦めれていないのかもしれない
【とりとめもない話】
僕が発した言葉は人を不快にするようで
誰に何を言ってみても
黒く塗りつぶされた言葉が返される
僕も相手も嫌な気持ちになるのなら
もう黙っていようと決めたんだ
そんな僕の掟を破り捨てて
きみは僕の話を聞きたいという
僕が話す言葉なんて借り物でしかないのに
楽しそうに聞いてくれるきみをみて
お話することが苦しく無くなった
それから
あの曲とあの曲は実は裏設定で繋がっていそうだとか
この曲は中毒性があって頭から離れないだとか
その曲はきみと僕のことを言ってるみたいで最高だとか
そんなどうでもいいような話ばかりして
今日も日が暮れて星が顔を出す
2024-12-17
ささやき声の話が良い。
互いの頬に、息が当たるぐらいの会話が良い。
2人にしかわからない言語の対話が良い。
鳥のさえずり、虫の音と思わせるほどのお喋りが良い。
八つ時に耳を澄ました恋人たちのこの語らいが、
パフェをすくうわたしにはちょうど良い。
(241217 とりとめもない話)
きっと明日には話した内容なんてほとんど覚えていなくて、また会ったら同じ様な話を繰り返す。多分10年前も同じ話をしていたし、10年後も同じ話をしているのだろう。
側からみれば無意味な時間。けど、そのひとときのおかげでまたしばらく頑張れる。
内容なんてなんでもよくて、そこに集まることが大切。そんな仲間に出会えたことが人生の最大の幸福かもしれない。
「だからね〜……で、……があって……」
「ふーん。……で、……なんだね〜」
隣の席の女子高生たちはとりとめもない話をずーっとしている。
私は人待ちで喫茶店にいるけど、かれこれ一時間は経つ。その間、女子高生のおしゃべりは止まることがなかった。
私も女子高生の頃はそうだったなあとしみじみしていると、待ち人から着信が。
『ごめん! やっと最寄り着いた! 今どこ!?』
「コーヒーとサンドイッチが美味しい駅前の喫茶店」
『OK! 奢るわ!』
元気のいい宣誓と同時に電話が切られる。
さてさて、待ち人が来るまでの数分間、冷めたコーヒー飲みつつ彼女たちの話に耳を傾けていようかな。
こういうとりとめもない話こそ案外いい暇つぶしになるんだよね。
食事中の方は気をつけて
2024/12/17㈫日記
今日のノラさんってタイトルの
日記を最近、書いていない。
ノラさんと会えないなあ。
NNN(ねこねこネットワーク)
仕事休みがちじゃない?
派遣を待っているんだけど、と
思っていたら家の玄関前に
アレが置き配されていた。
朝から掃除した。
願っていた事と違う。
ノラさんにとって僕の家は
安心出来る場所なんだと思って慰め。
初めて読んだ方へ
NNNとは猫好きにノラさんを
派遣してくれる闇の組織のことである。
夕方、土手で目の前にいた
男子高校生が
「〇ソー!!△△!!」って
突然叫んでびっくりした。
今日はやたらアレが続くなあ。
その後すぐに
大きな声で歌い始めた。
高校生くん、君はきっと大丈夫だ。
そう思ったら
彼はあっという間に消えて行った。
自転車はやっ。
やっぱり彼は大丈夫だなあと思った。
おじいさんに抜かれた事がある僕と
比べたら。
これでも脚力は鍛えているつもりだけども……
ステッパーもまだ続けている。
おやすみ。
普通なのはいやだな。
“パン”にでもなろうか。
でも“パン”だとなんだか味気ない気がする。
だから僕は“メロンパン”になった。
いや待てよ、
“メロンパン”も普通の“パン”ではないか。
んー?何?あー、えっとね、君は私にとって可愛い存在だね。子ども、いや違うか。弟みたいな?
えー君は一番特別だよ。だって隣の席だし私より数学できてるから教えて貰えるし。逆に君は英語が苦手なんだから私が教えられるし。一番近い存在って感じ?わっかんないねー
何が好きかって?んーそうだな、食べ物ならチャーハン。あ、そういうことじゃない?うん、知ってる。君が聞きたいのは好みのタイプのこととかでしょ?からかってあげただけ。
あ、そうそう逆にさ、君にとって私はどういう存在?みんなと同じで男友達みたい?それとも可愛いとか思ってくれてるの?うわ、嬉しいー。私のことちゃんと女の子として見てくれてるんだ
え、彼女作るって!?ダメダメ。それはダメだよ。だって私がいるじゃん?どういうことって、ほら、私が許可した人しか付き合っちゃダメ。ダメな人は君を苦しめちゃうから。
えーっと私にとってすごく可愛くて特別で。手放したくないし自由でいて欲しい。弟みたいだけど男らしいなって思うこともあって。え?つまり何が言いたいかって?それはねー…自分でもわかんない笑
私が言いたいこと、君が好きなように捉えて良いよ。じゃあ、私待ってるからね。何をってそれも考えてー私もわかんないから。
題材「とりとめもない話」
『吐息の残滓』
進んでいるとき
忘れてしまった
こと
振り向いたとき
消えてなくなった
こと
全部こころに刻まれる
心地よいパロディ
眠くなるメロディ
人は廻り変容してゆく
さあさあ
お風呂にゆっくりつかろ
労苦の残滓は
くるくる
浄化していってる
後悔と幸せをのせて
ユラユラ
ヒラヒラ
ジンジン
溶けてゆく
大地を感じてゆく
尖った神経も弛緩したね
ピューピューねましょ
【とりとめもない話】
「もしお前が犬になったとしよう」
「は?」
「そうだな・・・犬種はドーベルマン」
「・・・・・・会長」
呆れた様子を隠すことなく呼んだところで大吾の思考は目の前の書類ではなく「峯が犬になったら」なんて非現実的な妄想に染まっている。
「警戒心は高いが、それは洞察力に長けているとも言えるな」
「私は忠誠心も高いですよ。ご存知ですか?ドーベルマンの尻尾や耳は元々あの形ではなく人工的に作られたものなんです」
「どういうことだ?」
「本来の姿は尻尾も長いし耳も垂れている。ですが、人間の道具として扱う際に邪魔になるので切るんですよ」
「やっぱりドーベルマンは無しだ」
大吾は苦い顔をして峯を見る。
峯はしくじったと後悔した。大吾が本部に立ち寄った峯にこうしてとりとめもない話をする時は、疲労が溜まっているサインだと理解している。仕事とは関係のない話をすることで気分転換をしているというのに、胸を痛めたような表情をさせてしまった。
「チワワならどうだ?」
「却下で」
「どうしてだ、可愛いだろう」
「だから嫌なんですよ」
何かを想像したのだろう大吾はおかしそうに笑っている。今度は峯が苦い顔をする番だ。
「さあ、会長。そろそろ書類に目を通してください」
「分かった分かった。可愛いチワワの頼みなら仕方ねぇな」
まだ笑いを含んだ声が放った言葉は聞き流すことにした。
「とりとめもない話」
[俺犬飼いたいなー。]
[プリンって次給食いつ出るんだっけ?]
[歯磨き1年しないとどうなるんだろうな。]
キャッチボールの成り立たない会話。
俺の口から出た言葉は、足音に潰される。
1人でピンポン玉の壁打ちしてるだけ?
1人で球を打ってたとしても、
壁は返してくれているじゃないかなんて、
悲しい事考えながら。
少し俯いた俺は、またあの日々が戻ることを願う。
【#116】
闇が寒いのか、寒いから闇なのかわからなかった。
氷点下の外気に触れたドアノブを握ると、自身の手さえ凍てつくような痛みに手を引く。鍵がかかっているらしい。薄着で放り出されたものだから防寒具を持っていない。徐々に失われる体温に身慄いした。とりあえず靴下を脱いで、それを尻に敷くことによって寒さを凌ごうと体育座りをして頭を膝に預ける。これでもう何回目の闇だ。
なにも、はじめからこんなふうになった訳ではない。
まさか自身の血縁を憎らしく痛めつけてやろうと思う訳ではなく、心が限界になっただけなのだ。他者の分を入れるだけのないくらい水嵩が増していて、だから溢れてしまう。なんて可哀想な人たちだろう。まるで百年の孤独を一日一枚捲っているような馬鹿らしいほど果てしない時間。孤独は孤独を生み出し愛憎は増してゆく。わかっている。愛が足りないから愛を求めて、そして愛の与え方を知らない。身体中に散らばる紫の星は痛みすらないほど慣れきってしまった。家族ごっこして大人になりきれない可哀想な子供に涙が溢れて、冷たさにまた涙が流れる。どうすれば素直に抱きしめ返してくれるだろう。地獄に生まれ落ちた哀れなこども。全部わかっていた。ずっと前の昨日は子どもだったのだから、まだ甘えても良いのだとどうすれば伝わるだろう。不幸は連鎖していく。私だけを置き去りにして物語が進んでいく。哀れな子供が私たちを生み出して、そしてまた新たな愛を知らぬ子が生まれ落ちた。無垢な笑顔は満ち足りていた。聞きたくない事だらけを理解する頃、世界に絶望してしまうだろうか。傍観者で居続けるのも苦しい。道ゆく人たちの不幸そうな顔ばかりが目についた。誰も彼もがこどもの時間がなかったような顔で笑っていて、まるでチープな劇のよう。
ガチャリ。鍵が開く音。靴を履いて一歩踏み出した。
一面が白で埋まった世界にひとつだけ足跡が残っている。
それを綺麗に上から踏みつけて歩き出した。
とりとめもない、白い闇の中で過ごした子供の話だ。
めくるめく日々は頽廃に満ちて。
生まれた時からの記憶がある人はあまりいないようで、記憶力の良さに苦しむ事もありました。人より理解が早かったので、例えば幼児が理解しないだろうという思い込みからくる乱暴な言葉や態度なんかが焼き付いて離れません。でもみんなもずっと前の昨日はこどもだったのだから、私と同じだと思うようになったら何もかもが許せるようになるのです。
少なくとも、生まれ落ちた時の暖かな腕と湿った空気は本物の愛に違いありませんでしたから。
とりとめもない話
お題『取りとめもない話』
「ねぇ、フェネス」
主様呼ばれてお茶を淹れる手を止めた。
「私のお母さんってどんな人だったの?」
薪の爆ぜる音をBGMに、見たいとねだられてお貸しした俺の昔のアルバムを捲りながら、主様は尋ねてきた。
「主様のお母様は、そうですね……一言で言えば陽だまりのような方でした」
目をぱちくりさせると「なぁにそれ」とくすくす笑った。
「ナックは私のことをそう言うし、しかも抽象的だし……」
わざとらしく頬を膨らませる主様に、ついつい微笑んでしまう。
「そういうところ、そっくりですよ」
「そういうところ? そういうところってどういうところよ!?」
「ナイショです」
お茶が濃くなってしまった。ミルクをたっぷり入れておこう。
こうしてとりとめもなく夜が更けていった……。