『とりとめもない話』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は、あなたの楽しそうに頑張る姿に憧れた。
だから、叶えたい夢を持つことができた。
16年越しに観たあなたは、夢を諦めきれず、けれど、前に進めないもどかしさと。前に進み続ける仲間を応援し、街のために、ひたむきに動く緑の心。
そんな貴方を観て、
夢を追うのが少しだけ怖くなった私だ。
貴方が楽しそうに頑張る姿が、私の栄養になっていて、もう観ることのできないその姿を、何時までも求める私がいて、
きっと叶わないと解りたくないのだろうなぁ。
生きる意味なく生きる
望んで産まれてきた訳じゃないのに
何故意味を探さなきゃいけないのか
私は人生を無駄にしている
生きているのが勿体無い
そうやって消費するから
どうしようもなくなる
意味がなくなる。
意味を探して生きてる間に
死んでしまいそう
だからと言って死ぬ理由もない
何が言いたいのか分からない
生きる理由がなきゃ生きれないなんて。
そんなわざわざ。
(ため息)
–とりとめもない話–
あなたに会いに行くと
ぱっと弾ける笑顔で迎えてくれる
お腹すいてない?
すぐに何か作るから待ってて!
そう言って忙しく手を動かす
でもそこはベッドの上
料理上手で いつもみんなに
ご馳走を振舞ってくれたっけ
あの人は元気にしてるかしら
遊びに来るよう伝えてね
亡くなったご主人や
もう会えない人たちの名前が出る
過去も現在も行ったり来たり
とりとめなく続くおしゃべり
あたたかい人柄が伝わってくる
ゆたかな人生だったのがわかる
また会いにくるね
また話を聞かせてね
あのお料理、また食べたいな
「とりとめもない話」
#275
とりとめもない話し。
とりとめもない話しは
いつも通り。
2部まで
あると思ったのに。
私間違えてた。
明日も逢えるね。
とりとめもない話をして過ごしてきたあの全てに
私がある
カッコつけたけど「今日」もそうなる気がする
久しぶりに遠方の師範のところへ顔を出すと、紅茶を淹れてもてなしてくれた。
「よく来たね。相変わらずこっちは書類の山だが、気にせずゆっくりしていってくれ。何日滞在できるのかな?新しくできた店も紹介したいし、久々に手合わせもしたいね。ああ、君の部屋はそのままにしてあるけど、多少私の方でいじらせてもらった」
「師範は変わらねぇな」
口から先に生まれてきたと思う程によく喋る。寂しがりの師範のことだ、俺が来て嬉しいんだろう。部屋はあとで確認しなきゃならない。
「もう皆ここには寄りつかないからね……君が来てくれてよかった」
そうだった。亡くなったり引退したりで随分組織は変わったはず。
「そういえば小耳に挟んだんだけど、君、好い人がいるんだって?」
「な!どこでそれをっ」
「ふふ、内通者がいてね」
「内通者」
誰だよ、このお喋り師範に教えてくれたのは。
「大切にしなよ?」
「当たり前だ」
「女性の扱いも教えればよかったね」
「師範に教わりたくねー。ろくな付き合いなかっただろ」
悪態をついたけど、こんな話をするのは本当に久しぶりだったから、嬉しかった。離れた今でもこうして気にかけてくれてるのには感謝している。
「今度は二人でおいで。美味しいものをご馳走するから」
「えぇ……」
「そんな嫌そうな顔をされると傷つくな。安心したまえ、奪ったりはしないし、発言には気をつける……つもりだ」
「本当に頼むぞ、師範」
微笑む師範。今日元気そうな姿を見られたのは収穫だった。
とりとめもない話は、紅茶が冷めたあとも暫く続いた。
【とりとめもない話】
27.とりとめのない話
天気の話。昨日見た夢の話。今日のご飯の話。
テレビの話。好きなことの話。
君とのたわいない話。とても幸せな時間。
でも明日には忘れてしまう。
そんな僕を笑顔で見てくれる。
僕はなんて素敵な人と出会えたのだろう。
これからも彼女を大切にしたい。
この笑顔を守りたい。
君を大切に、この時間を…毎日に感謝。
先輩とは、図書室でとりとめもない話をするだけの仲だった。
けれどいつしか、図書室で本の整理をする先輩の横顔を、廊下ですれ違った先輩の姿を、目で追うようになって。
気づけば、頭が先輩のことでいっぱいになっていた。
もっと近くで先輩をみていたい。もっと先輩のことを知りたい。
そう思いながら、この気持ちに名前をつけられないままでいた。
いつものように、夕方の図書室で他愛のない話をして、なんとなく気になった本を借りて、帰ろうとしたとき。ふと先輩を振り返った。
「先輩」
「ん?」
呼び掛けに応じてあげられた先輩の顔を見て、気づいた。
自分は、この人に恋をしていると。
けれど、手を繋ぎたいとか、キスをしたいとか、そういう恋じゃない。
ただそばにいるだけで癒されて、今みたいにとりとめもない話ができるだけで嬉しい感じの、小さくてささやかで、それでいて特別な恋。
「何でもないです」
「あはは、なにそれ」
「それじゃ、失礼しますね」
「うん、こっちも図書室の戸締りしたらもう帰るから。じゃあね」
「はい」
先輩が笑う。つられて自分も笑う。
大人になっても、こんな関係が続いてほしい。
でも今より、もう少し近い存在で。
そんな気持ちを本と一緒に胸に抱えながら、図書室をあとにした。
【とりとめもない話】
『とりとめもない話』
実はさ、こういう何でもない話が好きなんだ
ただただ平穏の中で普通を享受しているなって感じられるから
この世は決して良いことばかりじゃないけれど、
今の瞬間だけは間違いなく良いって言える
希望とか絶望とか大逸れた未来なんかいらない
とりとめもない日常さえあればそれで
とりとめもない話
話したいことがあるんだ
昨日見たドラマの話
美味しかったご飯のこと
通勤途中で見た風景
特に意味なんかないけど
君に聞いて欲しいんだ
楽しかったこと
悲しかったこと
好きなもの、苦手なもの
僕のこと、知ってほしいから
ついとりとめもない話をしてしまう
君のこともたくさん知りたいから
君もとりとめもない話をしてよ
お題 とりとめのない話
最近私は早寝早起きを心がけている。加齢とともに夜ふかしをすると、朝スッキリ起きれなくなったのだ。
なるべく23時には寝る。そうすると朝5時頃に目が覚めて、忙しくしていた家事が早く終えられるからだ。
早く終えられると、その後余裕が出来る。仕事へ行くにも、お出かけするにも、一本早い電車バスに乗れるのだ。
無論早寝するからには、スマホやPCはほどほどで切り上げる。デジタルデトックスに繋がるので丁度良い。
寝る寸前まで動画やSNSはやめたほうがいい。
現代の人々の1日の情報量は、江戸時代の人々の1年分に相当するらしい。
そんな膨大な情報量を1日で受け止められる程、人間は進化してはいないのだ。
だから意識してデジタルデトックスをする必要があるのだ。
せめて寝る1時間前はスマホを触らない。
試してみてほしい。
「とりとめもない話」
どちらが先に恋に落ちたか
どっちだって良くない?
良くないよ
そうやっていつも夜は更けていく
不毛な恋なのか、
恋が不毛なのか。
どっちだって良くない?
良くないよ
こうやっていつも君に落ちていく
嬉しい事も、悲しい事も、何事も二人の間で共有することというルールがある。
これは、私が何でもかんでも溜め込んでしまうので、見かねたローシャさんが「もっと俺を頼れ」と圧をかけてきた為である。本当にいいのかと聞いたら「良いと言っているだろう」と人差し指の腹で額を小突かれた。
「ローシャさん、今日はこんな事があったんだ」
「ローシャさん聞いて聞いて」
私はいつも、ローシャさんに今日あった事を話す。そんな私の様子を、ローシャさんは微笑ましげに見ている。
「飽きないの?」と訊くと「飽きない」と即答する。何なら、一日でも欠かすと「話せ」と圧をかけてくる。
話を聞く時のローシャさんの態度は様々。机を挟んで向き合ったり、ソファに並んで座ったり。あとは、ローシャさんが私を自分の膝の上に乗せて、後ろからハグをして、顎を私の肩の上に乗せるような姿勢で話すこともたまにある。
個人的に膝に乗せられるのは恥ずかしいからやめて欲しいけれど、安心するのか今まで聞いてくれたことはない。
……まあ、なんだかんだこんな日常が終わってほしくないと思っている私もいるんだけどね。
とりとめのない話
天気の話。
昨日見た夢の話。
花の色の話。
好きなことの話。
明日になったら覚えていないような、
とりとめのない話ができる今日に、
ー感謝を・・・
#とりとめもない話
今日夢を見た…とか
今朝 すれ違った人と
挨拶を交わしたとか
風がいつもより優しく感じた…とか
たわいもないことが嬉しくて
ほんの小さなことが楽しくて
アナタが話すとりとめもない話しも
私にとっては心の糧
私にとって生きる道標
ありがとうって素直に言える
そんな自分が近頃好きになれたよ
私のそんなとりとめもない話
あなたは微笑んで聞いてくれるのね
バイバイ〜!また明日ねー
それぞれの帰り道に走っていく。
広い松林の道ははるか先まで続いている。
そこから帰る人はとても少ない
そのなかの2人、美乃と利奈だ。
毎日一緒に帰っている仲良しペアだ。
今日も帰る約束をしていた。
「今日のテストヤバい!」
さっそく利奈が言った。
「大変だねー、、どこできなかったの?」
美乃がたずねた。そしたら、利奈は
「⑶の②!意味わかんなかった…
『 水は100円、お茶は150円です。
スポーツドリンクの代金を求めなさい』だよ?笑
スポーツドリンクは水とかお茶より何円高いのか、
または何円低いのか…なんも情報がないもの。
スポーツドリンクの説明1個もないから
分からなかった…」
と言い、ため息をついた。
「それはー、、水は100円、お茶は150円だよね?
水とお茶、50円あがってるよね。
だから、スポーツドリンクはお茶、150円から
50円upした200円。多分あってると思う。」
美乃は得意気に言ったが…
利奈は全く理解できていない様子。
「え…?!そんなことあるわけ、、
意地悪すぎない、、?
あー、、でもそれが本当だったら、、
90、80、、60点だ、、怒られるー!」
美乃はがんばれーと棒読みで言った。
「とりとめもない話」
※美乃の話していることは間違いです※
私のつくった意味不明の問題です(?) 笑
利奈が理解できないのが当然ですね、、
そういえば、💙700ありがとう!
それでは、皆さん、明日から頑張りましょー!
「明日自分が死ぬとしたら、最期に会うのは誰がいい?」
机に伏せて、だらんと伸ばした手の先でペン回しをしながら問うてくる。補習用のプリントは、裏返されて彼の下敷きになっている。
「先にプリントをやりなさい」
「俺は、先生に会いたいよ」
ペン回しが止まる。じ、と見上げてくる茶色の目が、冗談ではないと語っていた。
「プリントが終わったら話を聞いてやるから」
「先生に見ててほしい。最期まで先生の顔を見ていたいし、先生に俺の最期を覚えていてほしい」
「はいはい、早く終わらせなさいね」
「終わってる」
下敷きにしていたプリントが引っ張り出される。
確かに、空欄は全て埋まっていた。しかも、ざっと見る感じ全問正解である。
「だから、お話しよーよ、先生」
「…………お前ってほんと、嫌な奴」
にぃ、と奴は口角を上げる。本当に、嫌な奴。
まあ、仕方ないな、なんて奴の前の席に座る、俺も俺だけれど。
いつものように話して
いつものように笑って
とりとめもない話で楽しく
それを貴方と共にできたら
とりとめもない会話ばかりで
深く知ることもできなかった
私もあなたも最後まで
心を開くことができなかったのは
お互い、深入りするのが怖かった
ただただ、それだけのこと
出会うのが早すぎたのと
自分を守りすぎた。
本気でこの人になら傷つけられてもいい
と思うほどの人と出会えた時
きっと、私もあなたも
本当の意味で恋に堕ちる。
自分を良く見せることもできない相手
取り繕うこともできない相手
だから、恋に"堕ちる"って言うの。
#49『とりとめもない話』
ちょっと休憩しない?なんて柔らかく言うが、いい加減休めと笑顔が怖ぇんだよ。疲労回復のため仕方なく助手サマの忠告に従えば、素人でもわかるいい紅茶を出される。こちとら自分の興味ないものはこれっきしなもんでよくわかんねぇケド、香りが違ぇな。わざわざ聞くつもりもないが。
「デンマークのでね、いろんなお花が入ってるの」
なんでもお見通しかよ。コイツはよく俺を見てる。ほしい器具はすぐに手渡ししてくるし、実験以外でもサポートは完ぺきにこなしてくる。同じレベルの話がわかるように必死で勉強してるのもまぁ健気なこった。何がコイツをそこまでさせてるのかは知らねぇが、休んだほうがいいのはお互い様だ。
普段は俺が説明ばっかしているが、たった15分のティーブレイクでは昨日のテレビ番組に近所の猫、歴史上の人物に今日の夕飯まで論理的なつながりが見えねぇ話をするただ心地いい声を聞いていられる。
ごめん、私ばっか喋っちゃった。構わねぇ、もっとつまんねぇ話聞かせろよ。つまんないって何よ!ククッ、どーでもいい話ばっかだっただろーが。
「じゃあもっと面白い科学の話して?」
これだからたまんねぇんだよな。