『つまらないことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
つまらないことでも笑えて、
泣けて、落ち込めるのは、
まだ、心も身体も大丈夫って事。
体調は良くないだろうし、
しんどいだろうけど、
まだ、死ねないよ。
『つまらないことでも』
「あの先輩はなんでこんなにも上手なんだろう?」
ある1人の後輩がそういった。あの先輩というのはうちのバドミントン部のエースで確かな実力とその人格の良さで多くの人から慕われている先輩だ。
「後輩はなんであの先輩が上手いと思う?」
と俺は聞いた。すると後輩は
「家とかで素振りとかやってるだと思います。やっぱり練習外での努力が先輩を上手くさせてるんだと思いました。」
と答えた。
「そうねぇ、まぁ半分くらい合ってるかな」
「それじゃああと半分はなんだっていうんですか?」
「それはね、掃除だよ」
「???。掃除がバドミントンに一体何が関係してるんですか?」
「確かに掃除とバドミントンに関係性はないと思う人も多いかもしれない。でもね、これはバドミントンだけに言えることではないんだけど掃除との関係性って少なからずあると思うんだ」
「後輩は先輩は朝早くに体育館に行ってコートにモップかけてるのを知ってるか?」
「知らなかったです」
「だろーなw、俺もたまたま早くに体育館行った時にそれ見てさ、これが先輩の強さの秘密なのかなって思ったんだ」
「掃除って面倒だし誰もやりたがらないよな、実際俺も面倒だしw。でも先輩はそういうの率先してやってくれるんだよな。やっぱこーゆう人はバド上手いよな」
「確かに、納得ですね…。先輩、俺強くなりたいです。だからあの先輩みたく俺も掃除とかすれば強くなれますかね?」
「あぁ、強くなれるよ。まぁ掃除ばっかやっててもバドミントンは強くなんねぇけどなw。でもそういうのを心がけてやっていけばおのずと強くなれるよ。」
「それじゃあ今後、意識してやってみようと思います!」
「そうだな、つまらないことでも意味のないことはないんだ、頑張れよ!」
「何いってるんですか先輩、先輩も掃除やるんすよ。」
「いやだよ!面倒だし」
「なんでですか、一緒にやりますよー!。さっきそういう大切さいってたじゃないすか!やりましょうよー!」
「ったくしゃーねぇーな。んじゃ朝6時に体育館、遅れるなよ後輩」
「はい!先輩!」
「貴方と、なら」
向かい合う彼女にそう微笑まれて────吐き気がした。
取るに足りない小さな出来事であっても、傍にいる誰かと共有することで大事な思い出になる。そのことは、十分に分かっている。知っている。
だが、その「つまらなさ」「楽しさ」「大切さ」の判断基準を一方的に押し付けてくるのは────違うだろう?
私は、貴女と行くレストランも、結婚式場の下見も、ドレスブティックも、どれも楽しくは無かったよ。
貴女が頬を赤らめる度、瞳を輝かせる度、ちらとでも顔をこちらに向けて、私の淀んだ瞳に気付いてくれないものかと願っていたよ。
あなたが何気なくいった小さなことも、
今の私を大きく動かし、
前の私にとってつまらないことでも、
今の私はきっと大きく受け止め、
あなたがどれだけ感情的に言っても、
今の私はきっと相手にしない。
「つまらないことでも」
『つまらないことでも』
「つまらないことでも笑い合える」
そんな関係が、救いになることがあります。
人は、思い詰めているとき視野が狭くなりやすいので、視野を広げるキッカケになるような存在がいると、どんなに辛くても、前を向けるのではないでしょうか。
何日か前にあった嫌なことが拗れに拗れ、収集が付かない事態になっており、今、心ここにあらずな状態ですが、解決の糸口を探すべく、頼れる存在に相談するなり、足掻いているところで、、、前を向きたいのは、わたしだったりします。
【つまらないことでも】
つまらないことでも笑えた。
それはあなただったから。
あなたの笑い声につられて笑ってしまった。
笑いそうになって、
口を塞いだ。
他の女と笑ってるとこなんて、
笑えないよ。
つまらなくないよ。
つまらないことでも
とても難しいお題だと思った。
つまらないこと、と言うのはとても曖昧で不確かなものだと思う。
わたしにとってつまらないことでも、
向かいの席に座るあの人は楽しいことで
わたしにとって嬉しいことでも、
高校卒業後に連絡が途切れた友人にとっては何の興味もないようなつまらないことだろう。
わたしが古文の授業に聞き入っていたころ、彼女は居眠りをしていた。
彼が汗を流しながらボールに走っていくころ、わたしはコートの隅ででくのぼうのようだった。
つまらないこの日々と歳を重ねて、このお題で文章を書いたときに
わたしは私の形を持った文章が書けるのだろうか。
不思議。
あなたと一緒にいたら、つまらないことでも面白く感じてしまうの。いつも見ている世界がきらきらして、何だかこっちまでわくわくして、…そして、私も優しくなれるの。
でもあなたがいなくなったら、これは全部まやかしだったのねって、気づいたの。
つまらなく、なっちゃったの。
つまらないことでも
私は言葉に責任を持てない人が苦手だ
感情のまま、何も考えずに暴言を吐く人もその中に入る
そう言う人って、自分が吐いた言葉を平気で忘れるし、なかった事にする
たとえ相手に一生忘れられない、傷を負わせといたとしても〝そんな事ぐらいで〟とか傷をえぐるような言葉をさらに吐くし
そしてそう言う人って言葉と行動が伴ってないし、信用もまずできない
別れる気もないのに、すぐ別れる!って言う奴とか、
好きでもないのに平気で好きだとか言って騙す奴とか、
典型的なそれでしかない
ただでさえ言わなくても分かってとか言う国で、わざわざ言葉使ったとこで理解し合えない、あれは本心じゃない、事実じゃないとか覆すなら、もはや言葉さえも無意味になる
何を使って理解し合おうと?
常日頃そう思ってる私でも、失言する事もある
まぁ何も考えずに言葉発する奴は、私みたいに反省する事もないし、自分が言われたくない言葉をばんばん言いまくって、幸せに死んでくんだろうから言葉に対する責任感なんてこれっっっっっっぽっちも考えた事ないんだろうけどさぁー
【つまらないことでも】私には大事なことなんて
たくさん。いーんだよ。私からどーみえるかで。
だから、私は私の気持ちを貫き通す。それでよき!
と勝手におもう・・・。
3年後のpure
人生は、大冒険だ。
良いことがあった次には、
必ずと言うほど、悪いことが起きる。
また、その逆も起こる。
だから、つまらないことでも、
挑戦してみてほしい。
無理だと思ったら、止まってもいい。
そこで勘違いして欲しくないのは、
それは逃げたのではなく、
違うルートに向かっただけという事。
そうすると、やがて宝箱を見つける。
それは主人公によって異なるはず。
人それぞれ、ルートは違うんだから。
さぁ、最高の宝箱を見つけに、
これからを歩んでみよう。
【つまならないことでも】#6
夏の高校野球、冬の高校バスケ。
春夏秋冬、いろんな高校生系スポーツの放送がある。
この間は空手の「型」なんてのまでテレビでやっていた。
奇声を発しながら、手足をバタバタさせてるだけ。素人にはサッパリ良さが判らない。
それよりも、全世界に顔を晒して大丈夫かと心配になる。
服も下着も秒で剝ぎ取れる。
暇潰しにパソコンで3クリック。
全裸空手大会、全裸器械体操、全裸徒競走も、少しだけ手間は掛かるが合成は簡単。
女子だけでなく、今は男子も標的になる時代。
まあ、脳筋には理解出来ないだろうけど。
テーマ「つまらないことでも」
つまらないことでも、
苦手なことでも、
嫌いなことでも。
貴方とだったらなんでもできる。
大変なことでも、
難しいことでも、
不可能なことでも。
貴方がいればなんでもできる。
つまらないことでも頼まれたら笑顔でこなしてしまう君
いつも僕は心配でならなかった。
特に仲良くもない人でも嫌な仕事を次から次えと回してくる
先輩や同僚たちは楽な仕事ばかりしてサボってばかり
全く関係ないミスの仕事まで君のせいにされて……
僕に言う勇気があればもっと変われるのかもしれない
でも……
休みの日までも呼び出して仕事させていた
君が弱音を吐いたことはなかった
僕の膝枕をしていてもいつも心配してくれたのは君だった
ある日夜遅くまで仕事場に残りなにか作業をしていた君
次の日先輩や同僚が仕事場に来ると……
目を丸くし……絶望したような顔で
仕事をしていた
全て君に任せていたから先輩達は使い物になるはずもなく怒鳴られながら涙目で必死だった
君から来たLINEには……
僕は少しスッキリした気持ちになった
目が覚めるまでに
千年の眠りについたお姫様。
美しい顔にも平等に埃は積もるから、丁寧に優しくお顔を拭く。部屋の中ももちろん綺麗に掃除する。
最近気づいたのは、お洋服も劣化するってこと。どうやら魔法はお姫様の身体にしかかかっていないらしい。だから今、新しいお洋服を縫っている。着替えさせるのは大変そうだけど、それはそのときに考えよう。
手を動かしながら、ときどき、お姫様を目覚めさせる王子様に思いを馳せる。きっと素敵だろうな。
病室
そこはカラフルだった。
壁じゅうに画用紙が貼られ、色とりどりの絵が描かれている。合間には折り紙の飾り。来客用の椅子にクマのぬいぐるみ。ベッドの上にもイルカやシャチ、ペンギンなどがこれでもかと乗っている。備え付けの布団の上から薄手の布がかけられていて、まるで水中のような波紋と魚が泳ぐ柄になっている。枕カバーは砂浜の色だ。棚の上に青いコップが忘れられている。
そこには、部屋の主の息遣いが確かに残っていた。
つまらないことでも思い出になると、君は言った。多分それは都合のいい嘘で、恋人であるなら当然にあるべき嘘であった。
「別れましょう」
その言葉は唐突に君の口から飛び出す。君にとってもちろんそれは唐突な話ではない。君は長い時間をかけてそれについて幾度も考えを巡らし、その言葉を僕に吐いたのだろう。それでも僕にとっては突然でしかない。それ以上でもそれ以下でもない。
そしてそんな僕は、当然このように返してしまう。
「どうして」
その言葉を咀嚼した君は嫌悪のような、気まずさのような、とにかくマイナスの何かを顔にうかべ、僕から目を逸らし、少し親指の爪を齧った。
「あなたがわからないのなら」
齧っていた爪から口を離し彼女は続ける。爪には淡い水色とそれに合う同系色が敷き詰められ、さながら海のように美しかった。しかし僕はそれを、そんなものを齧って苦くないのだろうかとロマンスのかけらもなく思う。
彼女は少し言葉に詰まっているようだった。迷い、口に出すか、どうしようかと。
「一生、それが続くんでしょうね」
そして結局そう言った。
それは、そう言った言葉はもう聞き飽きてしまった。僕にとってそれはもはや普遍ですらあり、いつだって別れにはその言葉があった。そしてその別れはあまりにも多く、語り切れるようなものではなかった。きっとその別れは彼女にとっては思い出にならない些事と化し、僕にとっても繰り返しの一つとして収束する。それはやはり都合のいい嘘でしかない。
一生それが続くんでしょうね。
僕は言葉を噛み締めた。咀嚼した。飲み込もうとし、飲み込めなかった。それを幾度もなく繰り返してきた。
馬鹿なやつめ。
あなたはつまらないことでも笑って話す。
些細な事でも全力で楽しむその姿が羨ましい。
「だったら、君も一緒に楽しもう。きっと笑顔になれるよ。」
まったく、その眩しさに目が細まる。
「……どうかした?」
「なんでもない。」
いつか君のようにつまらないことでも笑うことができたらいいな。そんな風に考えながらあなたに返事をする。
『つまらないことでも』
つまらないことでも
話をしよう
意味が無くたって良い
オチなんて無くたって良いから
つまらないことでも
話をしよう
君の事を知りたいから
つまらないことでも、毎日やっていれば力になる。
それはそうだと思う。だけども、つまらないことをやる間のストレスが晴れるわけでもない。
だから、ほどほどに生きよう。
「つまらないことでも」
私は今見知らぬ土地の喫茶店。古い壁と洋風のライトが薄く照らすなか、全く興味のないコーヒーと店主の趣味の神社の話を聞きながら、苦味しか伝わってこないコーヒーに砂糖を気持ち多めに入れて何も考えずに呆けた顔でその時間を過ごす。いつもはコーヒーなど飲まないし、喫茶店では甘いスイーツを食べて帰る。ましてや神社のお話なんて、はっきり言ってつまらない。そういう私は好きだった女性に振られてしまい、家にいても落ち着かないため見知らぬ土地の見知らぬ喫茶店でつまらぬ話を聞いていたわけだが。いつもは子供のようにはしゃいでしまうほど面白いことでも、拷問のようにつまらないことでも、あの日だけは全てがつまらなかった。その日のコーヒーは今じゃ味も忘れて、覚えているのは振られた時の乾燥した口の苦味だけ。どうしてあんなつまらないことを言ってしまったんだ。