『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人間関係なんてめんどくさい。
空気を読むなんてできっこない。
誰が誰を好きなのかなんて興味無い。
好きなものを半分こだなんてしたくない。
だから、私は一人でいたい。
ずっと、そう自分に言い聞かせてきた。
自分の本当の声になんて気付こうとせず。
ある日、私の中にいる私が叫んだ。
「死にたい」と。
私は気づいた。私の気持ちに。
私は私が幸福になることを怖がっているんだ。
私は本当の私の望みを叶えてあげることにした。
髪を解いて、制服を整えて、靴を揃えた私は
空を見上げながら走馬灯へ飛び込んだ。
『 だから、1人でいたい 』
新しい街で暮らし始めて3ヶ月。
僕は、1人で過ごす時間が好きになった。
君はあの街に。
僕はこの街に。
容易く会える距離ではないけれど。
出がけに降りだした雨を。
青空に立ち上る入道雲を。
帰路に背負った夕焼けを。
ネオンより輝く星たちを。
新しい街で見上げながら、君の街まで続く空を想う。
そういう時間を、愛おしく想う。
ーーーだから、僕は1人でいたい。
嵐が来ようとも
「ハッ、ハッ、ハッ」
剣を振る。
「フゥ、フゥ、フゥ」
毎日、剣を振る。
「ヤァ! ヤァ! ヤァ!」
晴れの日も、雨の日も、風の日も、雪の日も、剣を振る。
「てい! てい! てい!」
肉刺が潰れても、剣が折れても、血反吐を吐いても、剣を振る。
シュッ、シュッ、シュッ。
剣を振る。振る振る振る振る振る振る振る振る、剣を振る。
ザンッ、ザンッ、ザンッ。
剣を振る。そして至る。一つの境地に。
「フーゥ……はああああ!!!」
山が割れた。
澄んだ瞳
「みーくんはだれのおよめさんになるの?」
「は?」
従姉妹のセリフに、思わず真顔になった。
「なっちゃんはねー、かいくんと、ゆまくんと、さっちゃんのおよめさんになるの!」
「待て待て待て」
重婚の上にお隣のさなえちゃんは女の子だ。ついでに言うと俺は男だ。
そう説明しても、奈々は不思議そうな顔をするだけだった。
「なんで? みーくんはおよめさんなれないの? すきなひととけっこんしないの?」
核心を、つかれた気がした。
だから、一人でいたい。
「うける」「マジありえない」「それかわいいね」「今の人イケてない?」
人の輪の中にいるのが辛かった。空気を読むとか、和を乱さないとか、気ばっかり遣って、苦しくて。思ってもないことを言って、面白くもないのに笑って、しんどくて。
もうダメだって、壊れそうだったから、限界だったから、逃げた。友達なんかいらなかった。
でも、一人は寂しくて。
だから手を差し伸べてくれる人を待ってた。
「しょーちゃん」
貴方を待ってた。
私たちは人間だ
人間は生まれた瞬間
家族という
集団にはいり行動する
でも、人間だからといって
無理してはいけない
私たちが大切にしなければいけないのは
自分の気持ちではなく、人の意見なのか?
ちがうだろう!
だから、1人になって感情を
おさえなくてもいいんだよ…
cat
私は一人の時間が本当に好きで、でもそれは家族や友達がいるから一人の時間が欲しいと思っているだけなんだと思う。
本当の意味で一人になってしまったらきっと寂しくて、一人になりたいと思っていた自分を後悔するのだと思う。私への予言だ。当たる。
でも正直、人と一緒にあれこれ遊びに行ったりするのが得意ではない。
前までは遊びに行くのは楽しく思えていたけれども、今はもう億劫でならない。家で好きなことしたり、観たりしてる方が断然楽しいと感じてしまっている。
最近じゃショッピングすらも面倒だと感じている。
……いや、これは本格的にやばいのではないか。
物欲もなくなっている時は、結構まずい。
それはまた別問題として、大人になって、人に合わせることに疲れるようになった。一人でいる時は一人にさせてほしいと思ってしまう。
LINEが来てもすぐには見ないし、急に予定が入ると大人気なくも機嫌が悪くなってしまう。
いつからこうなってしまったのか。わりと小学生くらいからこんなマインドだったかもしれない。生粋だな。
一人の時は楽だ。好きなものを観て癒されている。
そうなのだ、癒されることを私は求めている。
軽い力であっという間にふわふわの粉になってしまうチーズみたいな心をしているのだ。頑張って耐えようとしてもすぐにさらさらとすり減ってしまう。
癒されたい。おそらく人一倍ゲージの減りが早い。癒しがないと、自分を保てない。
癒し達よ本当にありがとう……。おかげでなんとか保てています。
「だから、一人でいたい」
あさから なんだか
いろんなことが かみ合わなくて
スマホ見ながらコーヒー飲もうとして
お気に入りの服にこぼしたり
玄関を出ようとして
ドアに指を挟んだり
車にカナブンがくっついてて
すぐに出られなかったり
急ぐ時に限って赤信号に全部引っ掛かったり
上司の機嫌が悪くて
八つ当たりされて嫌味を言われたり。
昼休みになってしたことは
あなたの連絡先を消すこと
こんな日はきっと恨み言や愚痴を言って
あなたに嫌な思いをさせてしまう。
声を聞きたいけど、
不満をぶちまけたいけど、
そうしたくても
そうできないように
電話番号もメールアドレスも
会話の履歴も何もかも
きれいに消す。
もう何度目かの私の儀式。
あなたの今日を不愉快にして
あなたの表情を曇らせるくらいなら
私は口を閉じて 耳をふさいで
自分独りでひっそりと
水の中の酸素を探すように
小さく浅く呼吸する。
だからこんな日は どうか放っておいて。
「だから、一人でいたい」
僕は学生時代から一人が好き
気を使う事ないから
でも淋しくなる時もあるけど
一人で何をしても一人でしか
味あわない事があるから
だから一人が好き
だから、一人でいたい。
曖昧な私を許せるのは
たった一人私しかいない
いろんなことを教えてくれる
あなたのために、は
果たしてどこまで正解か
最後は自分の責任
だから最終判断だけは
誰にも邪魔されたくない
夏の日の夕暮れ
何色とも形容しがたい空
まるで今の気持ちを
表した感じ
だれにも知られない
この胸の内を
空だけはわかってる
そんな気持ちがまた
私を一人にさせる
たぶんこれでいい
そう決められたのは
この空のおかげ
何も言わず
背中をそっと
押してくれる
無言の存在を
私は信じてる
周りはいつも独りと
笑い飛ばすけど
だけど、私は
私なりを知ってるから
だから、一人でいたい
珈琲を啜りながら、本をめくる。深海のように深い静寂。思わず深呼吸してしまうような珈琲の香りと、ページをめくる微かな音だけが部屋に充満する。灰色の都会の雑踏から外れ、窓から静かに夕日が差し込む橙色の部屋。誰にも邪魔されない、僕だけの空間。この涼し気な青の静寂に包まれた部屋が好きだ。だから、一人でいたい。
お題 だから、1人でいたい
1人でいることを選んでいた
学校も会社も
僕の世界には、僕だけでいいと思っていた
でも、気がついたら君がいた
単調で、特に面白みもない
そんな僕の世界に
色鮮やかで、面白い
君と過ごす時間は、常に刺激的だった
昨日まで。
最後の言葉は“愛してる”だったね
まさか自分が誰かの最後に愛してるなんて
言葉をかけられるなんて考えてなかった
君といた刺激的な時間は
いつしか私の中で当たり前になっていて
数十年前まで毎日過ごしていたはずの生活リズムが
今では寂しく感じてしまう
だけど、この寂しさを誰かで埋めるつもりはないんだ
君以外ではきっと埋められないと思う
それに、、、、
今も君は私のことを愛してくれているのだろう
それなら尚更そんなことできない
いくら健康体とはいえ
あと100年この寂しさが続く訳でもない
もうすこしたら君に会いに行くとするよ
だからね、今から何か楽しみを見つけることもしない
新たに友達を作る気もない
もう僕の世界に君以外は何もいらないんだよ
だから、、、、だからね
僕は1人でいたいんだよ。
だから、一人でいたい
自分の周りにいる人たちは、散々仲良くしてきたくせにいつも裏切る。
ずっと親友だと思っていたのは自分だけかもしれない。親友だと思っていたあいつにも裏切られた
親にだって裏切られた。
仲良くしていれば、関わっていれば、いつか裏切られる。
裏切られることがどれだけ苦しいか。
裏切られたくないから、あの苦しみをもう一度感じたくないから。だから、一人でいたい。
_12end_
自分の作品好きな人いる?
だんだん疲れてきちゃった。
応援してくれる?
優しさは時に息苦しさになる。
まめな手から逃れて、あのとびらを開いて、シンとつめたい個室で毛布にくるまっていたい。何も心配はないから、たまご粥もポカリもいらないから、静かであるだけで構わないから。
……そんな言葉が通じるまでと、相手がこちらを棄てるまでと、どっちが早いかなって、腕と胸のすき間でわらう。
【だから、一人になりたい】
人の群れ
息つく暇もなく
思惑が流れ出る
頭の中に溶け込んで
掻き混ぜられて
こんな色に
染まりたくなかった
―だから、一人でいたい。
【 7月31日 だから、1人でいたい。 】
ずっと君のとなりにいて、
4年経ってようやく気づいた
“ 君が好き ” って、気づいちゃった
この気持ちは気づきたくなかったなぁ…
君に会うと自分の気持ちを伝えてしまいそうになる
だから私は1人でいたい。
ミニ小説(1)「だから、一人でいたい。」
雨が降ってた。その日は、ちょうど雨の日だった。傘を差してたね。ずっと一人でいたね。何かあったの? そう友達に聞いてみたんだ。
「そうかな? 私は何かあっても我慢できる方だから! アンタの方も、私頼ってね!」
その子は明るくて、優しい子だった、はずだった。次の日から、その子は変わってしまった。
「ねえ、大丈夫?」
他の子に肩をトントンされてその子は目が覚めた。授業中に眠ってたらしい。
「う…うん。」
いい子って、全部自分で抱え込むじゃん?
誰にも相談できなくて、一人で考えちゃうの。それから、耐えきれなくなって、何かが爆発しちゃうの。
その日の夜、私は見てしまったんだ。夏だから、5年生だからという理由で6時半くらいにおつかいに行ってた。その時ね、見ちゃいけなかった。
誰かが、野良猫の首を絞めてて…うにゃあ、猫のその声が、苦痛に聞こえた。それから、声はしなくなって、誰かがこっちを見たの。まぎれもなく、あの子、私の友達だった。やっぱり、何かを抱え込んでたんだ。
私って、友達失格だよね。
猫の命を、奪わせちゃったんだから。あれ?
また、自分で背負い込む。そして、爆発する。
メッセージ
読んでくれてありがとうございます。下手だと思いますが、読んでくれただけでうれしいです。夢が小説家なので、頑張りたいです。
テーマ“だから、一人でいたい”
私と居ると、ミンナ不幸になる。
いつから、そう思うようになったのかは
分からないけれど
そう思わざるを得ない程、
ミンナが私から離れて行った事があった。
理由は分からないけれど
ミンナは言った
「アナタと居るとね、楽しくないの」
と。
楽しいが、幸せなら
楽しくないは、不幸。
と言う事は
私は一緒にいたら駄目。
そう結論付けた。
小学校を卒業し
中学校で出来たトモダチにも
「君と居るとつまらない」
そう言われた。
楽しくないは不幸。
そう言われたら、何も言えない。
ミンナが不幸になるくらいなら
私一人が寂しくても、辛くても、悲しくても
大丈夫。
だから、一人を、一人で居る事を選んだ。
だから、一人で居たい。
一人で、痛い想いを心の中に。
あははっ、今日のお題ヤバいよ
「たから、一人でいたい。」って
僕、ぼっちだからさ、選択の余地なく、いつも一人です
別に一人でいたいわけじゃないよ
もう一人には飽きた
てか、一人に慣れちゃったことが悲しいかな
【だから、一人でいたい】
私は1人が好き…なのかな?
小さい頃からずっと一人だったから
一人でいることが当然だと思ってた
けど、違った
親が私を離したくないだけ…
一人は嫌だ
けど、親から離れたい
だから、私は一人でいたい…
7/31 お題「だから、一人でいたい」
言ってしまえば、俺は怪物のようなものだ。体から無意識に発する毒は人を蝕み、やがて死に至らしめる。
人に触れることはできないし、触れたいとも思わない。この山奥で一人、獣を狩り、草や実を摘んで暮らしている。
「なるほど。そこに、私が来てしまったと」
「ああ。お前もここにいれば死ぬことになる」
「それが、そうは行かないのですよ」
修行中の僧侶だというその女は、目を細めて笑った。
「実はこう見えて呪われた身でして、死ぬことができんのです」
「…それで?」
「まあ、あなたのお側におっても死にはせんという事ですな」
「帰ってくれ」
俺は僧侶に背を向けた。
「俺は一人でいたいんだ」
「おや。その理由がなくなっても?」
「理由は毒のせいだけじゃない。俺は人間が嫌いだ」
「そうですか。では、私はこれで」
あっさりと僧侶は引き下がり、危なげなく坂を降りていく。俺はその背中を無言で見送る。
だが、妙な確信があった。
この僧侶は、次もまた来る。
(所要時間:13分)
今日も1日お疲れさまです
わたしという仮面を外して
ひとりの人間にもどります
ひとりは自分に帰れる場所
ひとりは心を見つめる時間
ひとりは孤独でありません
けれどもわたしという人は
ひとりではさみしいのです
愛する人と共に過ごしたい
心を分かち合いたいのです
わたしらしく生きるために
明日も仮面をつけるのです
『だから、一人でいたい』