優しさは時に息苦しさになる。まめな手から逃れて、あのとびらを開いて、シンとつめたい個室で毛布にくるまっていたい。何も心配はないから、たまご粥もポカリもいらないから、静かであるだけで構わないから。……そんな言葉が通じるまでと、相手がこちらを棄てるまでと、どっちが早いかなって、腕と胸のすき間でわらう。【だから、一人になりたい】
7/31/2023, 1:09:54 PM