『たまには』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たまには贅沢でもするか。となってもせいぜい使って1000~2000円が限度の貧民なのであった。現代の奴隷かな?
まぁ歴史にあるガチの奴隷とは比べ物にならない、と思ったけど、奴隷と一言で言っても時代と場所で全然待遇が違うか。
なんかで見た気がするが奴隷は所有物だから見た目や言動がだめだと所有者がばかにされる。だから金持ちの奴隷は市民よりいい生活をしてた時代、場所があったとか。ほんとかは知らんけど。
まぁどうでもいいや。お題と違うけど花粉症の薬の話。薬は効果が出るまで時間がかかる。それは知識としては知ってたけど薬って症状が出てから使っちゃうよね。
これもほんとか知らんけど花粉症の薬は花粉が本格的になる前に事前に使っておくと、いざ花粉が本格的にぶわーってなった時大丈夫らしい。
確かに花粉症の薬を使い始めた頃より今のほうが症状が軽い気がする。今後は事前に耳鼻科に行って事前に薬を使っておくといいのかもしれない。これに関してはもうちょっと調べる必要があるけど。
お題に戻ってたまにはと言うと今日は一週間ぶりのジャンプですよ。無理やりすぎるか。ははっ。
今週のジャンプは不可視の悲劇だったか。そういえばこいつの悲劇はわかってなかった。来週決着して再来週でビリー様なのかね。今のスピード感だと来週不通とビリー様に触れそうではあるけど。楽しみだね。
ワンピースはなくて呪術。んー、こっちは楽しみが先伸ばしにされた感。すくな逃げちった。呪術は終わりが近いんだっけ。どう終わるんだろ。
大罪はギア上げてきた感じあるけど打ち切り回避できるんかね。結構面白いから続いて欲しいわ。今日はこんなもんかな。
たまには
今日、私は機嫌が良かった。
いつもなら気にかけず素通りするだろう、野良猫にエサを与えてやった。
薄汚れた毛並みの身体で、私にすり寄って来たので思わず避けてしまった。
私は、機嫌が良かったから親切になろうと思った。
明日になれば、すっかり元の性悪な性格に戻っているだろうから、今日くらい“イイヤツ”になろう。
友人に昼食をおごった。出来心だ。
たまには、イイヤツになるのも悪くない。
帰りに私は気分が良かったから酒を買って帰った。
機嫌が悪くても酒は飲むのだが、今日の私が飲む酒は一味違うだろう。
部屋に戻り、テレビをつける。
遠い異国で戦争が起きている。
気分が悪くなり、テレビを消し、酒を飲んだ。
結局いつもと何ら変わらない空虚な一日だった。
たまには、休んでもいいんじゃない?
たまには、浴びるほどお酒を飲んで
たまには、サボったっていい
たまには、自分のこと存分に甘やかして
たまには、好きなものたくさん買って
たまには、嫌なこと忘れようよ
たまには、でいいから
たまには、と思って自分を甘やかすと
結局は「たまには」と言える頻度ではないことにこの機会を使ってしまう
発想が貧困だからそうなってしまうのだろうか
たまには、、と考えると
期待感を伴うワクワクとした気分になり
自分を喜ばせる何かをしたくなる
さて、今日は滅多に休まない会社を休んだ
突然に空いたこの時間を何に使おうか
そう考えるだけで楽しい気持ちが湧き上がる
たまには何も考えない、何も見ない、何も聴かない、そんな時間があったっていい。
#たまには
たまには
何も考えずに一週間旅行したい
ちょっと遠くに
ちょっとリッチに
ちょっとおしゃれして
#49 『たまには』
ここはどこだ?
駅の灯り以外は真っ暗で、灯りからは生い茂る木々しかない駅にいるようだ
飲んだ帰りに、たまには違う電車に乗ってみようと思い、寝てしまい
そして目が覚めて、慌てて降りたらコレだ
スマホを見るが、駅以外に周りに何も無い
拡大しても、近くの道まで数キロありそうだ
その道まで出てって、どうやって帰る?
そもそもこんな山の中タクシーなんか通らないだろうし…
祈る気持ちで時刻表を見るが、さっきのが最終だった
…どうしよう
ずっと誰も座っていないだろうベンチをとりあえず手でサッと払い、座り、天を見上げた
…アイツは今ごろ
煌めく星に感動することもなく、そのまま僕は眠りについた
たまには
買い出しに行ってたまたま君を見かけた。
声を掛けることなく見ていたけど、君はいつも通り不器用で、言葉は悪く不遜な態度ばかりで周りの人に誤解されがちになっている。でも、友人たちは君が悪い人ではなく、上手く優しく出来ない事を知っている。それを友人たちが理解してくれてるから君の周りには人が居て、君もいつも通りでいられる。
君はきっとわかっている。だから君はいつも周りを気に掛けて些細な事でもすぐ気づく。その行動に救われた人は少なくない。
僕ももちろんその一人で何度も何度も僕は手を引かれた。道に迷った時、君は必ず僕を見つけ出してくれる。僕の誰かの居場所をわかるのは君だけが出来る事だ。
そんな不器用でかっこいい君は誰もが憧れる人だけど、周りの人の事を思うとたまには笑顔で話してもいいんじゃないかな?とは思ってしまう。
家事に仕事、合間に犬の面倒と創作。1日が早く終わるのなんて当たり前。合間にしたいことなんて自分から始めたことだから悔いはない。
だけど、毎日生き急ぐ生活は少々疲れる物だ。
クーン。
パソコンに打ち込む手が止まる。足元で愛犬が上目遣いでこちらを見ている。
そうだな。たまには休もうかな。
お気に入りのソファで横になると、愛犬は私の胸元に飛び乗り大きなあくびをしている。釣られて私も大きなあくびがでてしまう。
ぼんやり、ただゆっくり時間がすぎていく。
こんな日があって良いか。
[たまには]
たまには。
私はたまには色んな人を好いてもいいと思う。こんなことを言ったらすごくクズだと思われるかもしれない。
でも別に何人好きでも良いのだ。だって私は縛られていないから。
恋人がいるならその人を愛すべきだと思うが私は恋人がいない。
一途に愛せる人もいない。
「たまには外で遊んできなさい」
いつもおかしい教授が、今日は一段とおかしかった。常に研究室に入り浸っている当本人がそんな事を言った。
「と、言いますと?」
「『遊ぶ』という概念に制約は無いはずなのに、最近の子供はゲームをする事を『遊ぶ』と認識している」
ああ、確かに。言われてみればその通りだ。
「外で遊ぶ、には『遊び』をまず定義し、ルールを作成又は準用する必要がある。その際、"自由"な発想が求められる」
自由とは、何でも出来る事を意味するが、何をするかを決めるのもそれなりに労力がいる。
そうか、教授が言いたいのは───。
「"ゲームをする"は自由な「思考」を放棄していたって事ですよね。だから『たまには』自由の中で思考する必要性を問うていた、と。なるほど分かりました!」
ぼくは、急いで外に走り出した!
「……いや、君には外の空気を吸って来いぐらいの意味で言っただけなのだが。やれやれ、慌ただしい子だな」
彼の隣へ腰かけて癖のある髪へ手を伸ばし、そのまま撫でる。前髪の跳ねを抑えようと何度も撫ですいてみるも、手が離れた途端に元通り。ピョコンと元気が良い。
「?」
彼は突然のことに疑問符を浮かべていた。他の男性よりも大きい瞳は真ん丸になって成人男性にもかかわらず、幼くあどけなさを残している。猫っ毛を堪能するべくしばらく撫で続けた。驚いていた彼も心地よくなってきたのか体を私の方へ傾ける。知らず知らずのうちに彼の頭を膝上に招待していた。気付いたのは彼の頭の重みで、無意識だった。
「いらっしゃい。撫で方嫌じゃなかった?」
「気持ちいいよ。急にどうしたの?」
「『たまには』うんと甘やかさないとって思って。」
前髪をかきあげて現れた額にキスを1つ。ちゅ、なんてやけにかわいい音だった。
「甘えて良いならこのまま眠っても?」
真ん丸になっていた目がとろんと夢見心地に伏せられて、彼の声も眠気を含んだものへ変化している。
「うん、いいよ。好きなだけ眠って?」
「じゃあ、あとおやすみのキスを頂戴?」
午後の日差しが微睡むにはうってつけで、私もうとうとしながらおやすみのキスを贈ると彼の腕が伸びて体勢が戻せない。くつくつと喉で笑った彼と合わせた唇はしばらくそのままだった。
…あ。書いてなかった。そんなことを思い出したのは歯磨きをして布団に潜った時だった。時すでに遅し、もう起きられない。明日起きて書くしかないか。そう思い、もう一度布団を深く被り直す。悩んでいる間にすっかり暖まった布団の中でたまにはいいじゃないか、と自分に言い訳をした。(朝は見事に寝坊しました。)
たまにはこんな日があってもいいのかもしれない
たまには何もしないで過ごす一日があっても
たまには
たまにはって
いつもその言い訳
そんな考え方を反省して重い腰をあげる
#たまには
(たまには)
いつも同じことしてる
いつも同じ場所に居る
私は別に良いけれど
たまには外に出なさいと言ってくる
たまにはこういうのも、良いでしょ?
そう言って君はいつも僕を、
僕の知らない世界へ連れて行ってくれる。
普段なら僕が選ばないような道を選んで歩く君。
こんなに近所の道で、
僕はずっとここに住んでいるのに。
この道の先はあっちの道に繋がってるんだろうな、と頭の中で想像したり、道の入口を見て把握したりしているだけで。
その道に足を踏み入れると何があるのか、
どんな景色が見えるのか。
実際にこの目で見たことはなかったな、と。
君が言うところの“素敵なもの”を見つけるたびに
気付かされる。
それはレンゲソウの花畑であったり、
民家の庭で飼われているヤギであったり、
苔むした倒木に生えているきのこであったり、
黒い鯉ばかりしか泳いでいないと思っていた池に
一匹だけいる、色鮮やかな錦鯉であったり。
君のたまには、に付随するのは、
そういった珍しいものだけじゃあない。
いつも同じ道を好んで歩く、冒険を好まない僕が、
君のたまには、につい乗ってしまう理由は。
見たことのないものを発見するのと同時に見られる、
君の笑顔だ。
…実のところを言えば、
僕の目的は花や動物やきのこなんかより、
こっちなのかもしれないな、ということに、
薄々気付きながらも見ないフリをしている。
君の、弧を描いた太陽の光を反射しているような
眩しい瞳を見ていると、
たまには、が、たまにじゃなくて、
いつも、でも良いんじゃ無いかな、なんて。
君の笑顔に、僕も同じ顔を返しながら。
…まったく、僕らしくも無いけど。
今日もまた、たまには、についてくる、
いつも、の時間を独り占めで堪能しつつ、
そんな甘ったるい思考を持て余している。
「俺明日アイツらと遊んでくるわ」
「りょーかい。私も明日遊びに行くよ」
最近、彼と一緒に過ごせていないのが私の悩み
お互い家に居たいってよりか
外で遊びに行きたい方だから
彼と一緒に過ごせない。
「あのさ,来週一緒に過ごさない?」
「良いよ。最近は一緒に過ごせてなかったもんね」
彼はすぐに私の提案に頷いてくれて
彼とはとても楽しくデートができた。
たまには,友達じゃなくて私と過ごして欲しいよ
─────『たまには』
踊ろう!歌おう!叫ぼう!
たまには良いじゃないか
優等生の仮面外して
訳もなく意味もなく
ダンスフロアで大胆不敵に
暴れ倒そう!
後処理はこちらでやっときますから
他人なんて気にもとめないで
今日は出来が悪くたって
誰も責めやしないさ
たまには遊んでハメ外せば良いじゃん
NOT JUST KIDDING
たまには
仕事の帰り道、ふと道沿いの花屋が目に留まる。
数多くの花がカラフルに並べられているけれど、
ひとつひとつの花は周りに負けることなく
輝いていて。
そんな姿に惹かれて足が止まった。
たまには…
たまには花でも買ってくか、
今日は記念日でもなんでもないけど。
アイツ、花好きだもんな。
──なにかお探しですか?
「…恋人に贈る花が欲しくて」
口に出して、急に恥ずかしくなった。
何でもない日に花を買っていくなんて。
──丁寧に包まれた花を持って俺は再び帰路に着く。
俺が手に持っているのは、一輪の赤いバラ。
花言葉は【愛情】、彼に送るにはピッタリだ。
喜ぶアイツを想像しながら玄関の扉を開けた。
『おかえり〜!』
「ただいま」
扉が開く音を聞きつけて来たのか、パタパタと近づいてくる彼。
「あの、これ、いつもありがとな」
『わぁ!綺麗なバラだね!急にどうしたの?』
今日記念日だっけ?と彼は首を傾げた。
「いいだろ何もない日だって、たまには。」
〜たまには〜
たまには
たまにはさ、立ち止まったって良いんじゃない?
そう僕を励ましてくれた君。
ずっと走り続けてると疲れちゃうし、何よりこんなに素敵なことを見逃してしまうよ
君の視線を辿ると、そこには小さく咲いた梅の花。
…もう、春なんだな
呟いた途端、ぽろぽろと泪が零れた。
立ち止まってさ、ゆっくり周りを見渡してみれば、小さな幸せが見付かるよ。きっとまた歩き出せる時が来るからさ。その時までちょっと休憩。大丈夫、私が側にいる。ほら、心強いだろう?
勝ち気な笑顔で差し出された手をそっと掴むと、満開の笑顔が咲き誇った。