『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
正解などない、と
そう思った。
どれだけ嘆いても、
泣き叫んでも、
腕の中の貴方は
いつもと変わらぬ笑顔で
目覚めることのない眠りに落ちていた。
私はどこで間違えたのだろう。
人はあらゆる過ちを犯す。
嘯き、弑め、盗り、噂し、貶め。
過ちは、たちどころに人を弑す。
ならば、人ですらない私は、、
何処で
何を間違えたのだろう。
過ちだと気づくのはいつも後悔の後だ。
だが私は未だに自分の過ちがわからない。
だから進む他ない。
たとえ、間違いだったとしても
私は貴方の為にこの道をゆく。
たとえ間違いだったとしても
私はあなたを殺しかけた
それでもあなたは何も言わなかった
なんでなんだよ…
なんで怒らないんだよ
なんで何も言わないんだよ
そんな叫びも虚しかった
君はあの時【助けて】と言ったら
それを私は一度無視した
だから君は….君は…,
私はあなたの望んでないことをした
絶望して死のうとしているあなた
一度は見ないようにしたが、体が動いてた
死ねなかったあなたは悲惨な暴力により
5年間昏睡状態
私は何をすれば正しかったの……
たとえ間違いでもいいじゃないか
回り道を楽しもう
たとえ間違いでもいいじゃないか
本当の答えを探し回ろう
たとえ間違いでもいいじゃないか
当てずっぽうの答えをテストに書こう
こうして僕はテストで0点をとった。
/たとえ間違いだったとしても
生きていくことは
選択の連続
分かれ道で
直感で 流れで 悩んで 決めてきた
選択してきた 私の意思のルート上に
いま 生きている
どこかの選択が たとえ間違いだったとしても
いまの私は これでいい
多分、好きなんだと思う。
俺の告白に、新しい仕事先の先輩は眉根を寄せた。
「え……それ、例の子の話?」
校舎裏のゴミ捨て場。そんな場所で会うようになって約二年。相手の名前も知らない。知っているのは、友達がいないことと、バスケ部だってこと。学生相手に何言ってんだって話だけど、気付いたらっていう面倒な感情。世間では恋だなんて呼ぶらしいが、そんな可愛らしい感情ではないと思う。
先輩は、ビールをぐ、とあおる。
「まー、お前が気持ち悪いのは最初からだけどさぁ……」
「気持ち悪いってなんスか」
「だって、この仕事の応募理由あれだろ。その子と暮らすための部屋を借りたくて金がいる、だろ?」
「…………」
「用務員の給料だけじゃ足りないからって。なんかさぁ……見てて可哀想になってくるわ」
はは、と乾いた笑いを返す。
先輩はまたビールを流すと、俺の手元に一万円札を置いた。
「そういうお前だから、奢るんだけどな。ま、頑張れよ」
「あ、あざす」
たとえこの感情が間違いだったとしても、彼女に笑っていてほしい気持ちは本物だから。
きっと、いい報告をします。先輩の背中に頭を下げながら、俺は唇を結んだ。
私は間違えたのだろうか
世間的には賛否両論といったところか…
賛同者も協力者もいた
だが私は罪人となる
人殺し殺しはそんなに悪いことなのだろうか
たとえ間違いだったとしても、私は後悔してない
だってあの子との愛のためだから
あなたのためなら何でもするよ
死が私たちを分かつまで
いや、死が私たちを引き離したとしても
私はあなたのことを愛し続けるからね
大好きだよ
別れたし、気まずくなって嫌だけど、生まれ変わっても多分付き合う。
たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても君を信じるよ。
家族よりも誰よりも俺を初めて肯定し必要としてくれたのが君だったから。
命を懸けて君を守るよ。
君にとっては道端に転がっている石と同等だろうけれど君しかいないから君の奴隷にも道化にもなってやるさ
【たとえ間違いだったとしても】
coming soon !
小説やドラマだったら、間違いから何かが始まったりするけど
実際にはなかなかないよね
昔、バスを待っていたら、知らないおじさんに「金子さんですか?」って聞かれて
「違います」って答えて、それでおしまい
まあね、相手がおじさんっていう時点でアレだよねw
『たとえ間違いだったとしても』13/93
ああ…また、やっちゃった。
いつからだろ、こんな夜が増えたの。
最初は大丈夫だったんだけどなあ…
段々彼が構ってくれなくなってきたっていうか。
バイトとかレポート提出とかに忙しいんだって。
前まではその間を縫って会いに来てくれたのにね。
あの言葉もウソだったのかな?
淋しい思いはさせない、ってハグまでしてくれたのに。
その言葉を信じてここまで生きてきたんだよ?
あなたの為に私は何だってしてきたんだよ?
短い方が良いって言うから伸ばしてた髪も切ったし、
あなたの好きなミニスカートだって毎回履いてるよ?
ねえ、これじゃ私だけが頑張ってるみたい。
私だけがあなたのことを愛してるみたい。
ねえ、ねえ、彼くん?
もっと私のことを見てよ、ね?
ほら、見てよ、私、かわいいでしょ?愛おしいでしょ?
ねえ、彼くん。
こんなかわいそうなわたしをもっとみてよ。
この道が、大きな間違いだったとしても。
私はこの道を進んでいく。
どれだけ、皆に批判されようとも、
間違えてると笑われても。
私は、この道を進んでいく。
私がこの道を後退りすることなんて絶対にない。
私は、私が選んだ道を正解にしてみせる。
人は、そんな力を持っている。
#たとえ間違いだったとしても
3秒立ち止まり、一瞬で桜の木の下まで走った。
6年間付き合っていた恋人だった。
「どうして …」
もう亡くなったはずなのに …
「まだ結婚してないじゃない」
僕はそう聞いた時、ずっと後悔していた。
どうしてあの時よそ見運転をしてしまったのか。
僕のためにケーキを買って来てくれたのに、
僕の間違いのせいで
目の前で彼女を引いてしまうなんて。
「たとえ間違っていたとしても
僕は君が大好きだった。」
「私も出来るなら、あなたと一緒に死ぬまで
永遠に過ごしたかった。」
「僕の間違いは許せないかもしれないが
君が今まで残してくれた
幸せを僕は大切にする。」
「6年間ありがとう。そして、僕とあなた
二人だけの結婚式をしよう。」
生きることに希望が持てない
何もない自分に嫌気がさす。
自分よりも周りの関係を大事にして
身も心もボロボロ
そんな環境が嫌で逃げ出したのに
一人ぼっちになると1人でいることに嫌気がさす。
生きることに間違いがない?
正解の生き方を教えてくれ
模範解答があるんだろ?
俺はどうしたらいい?
もう死にたいって思うんだ
頼むよ
どうしたら俺にも幸せだと思える
あぁ もういいや
見てくれてありがとうね
「お前には向いてない」
「才能がないのに書き続けても無駄」
そうやって、私を罵ってくる人たち。
その人たちはなにかしら才能があって、その才能を活かして活動をしている。
私とは大違い。何持っていない、私なんか。
でも、それでも私は書き続ける。物語を書くのが好きだから。書いて、誰かを感動させたいから。
『小説家になりたい』
この選択が、たとえ間違えだったとしても、私は書き続ける。
だって、これしか道は無いのだから!
「この人の小説、好きかも」
「応援してます!」
ほら、書き続ければ、間違いを正解にすることだって……、
「でも、文章書くの下手じゃね?」
「こんなつまんない話で稼いでるなんて信じられない」
「読むんじゃなかった」
たとえ間違いだったとしても、書き続けてしまった私は、心と手を失いました。
たとえ間違いだったとしても私達が会ったことは嘘じゃない。
お休みなさい。
たとえ君との出会いが何かの間違いだったとしても
君と出会えたことを間違いだなんて思わないよ
君がいるこの世界が大好きだから
だからお願い、そばにいて
また、始まった。
私の幾億年目の人生だ。
彼は私よりも先にいるらしい。不思議だな、私の方が先に「前回」を終わったはずなのに。
ここは、私が最近気に入っている世界。できたのはほんの一億数千年ほど前だけれど、かなり技術も進歩しているし、過ごしやすい。この間まで戦争とかいう争いが起きていたけれど、最近はあまり聞かなくなった。どの世界、どの時代でも生き物は争いを好むらしい。まったく、意味がわからないね。
まあ、いい。
私の敵はアレだけだ。
仲間はもう、ほとんどが役目を終えて、輪から外れた。残ったのは私と、彼だけだと思われる。
自分で動くのに、不自由がないくらいの歳になったら、彼に会いに行こう。今回も、敵が待ってくれるかはわからない。
失うのは、もう慣れた。
だが、私はいつか必ずすべてを取り戻してみせる。
記憶も、世界も、仲間も、すべて。
役目を終えて消えたのなら、幸せだったのかもしれないが、道徳心などというものはとうに捨てた。演技で誇張しないとわからないような感情には、鍵をかけて、心の奥深くにしまった。
私は、自己満足のために動く。
それが間違いだとしても。
「最初から人間じゃないんだから」
気に病む必要はない。それもまた正解である。無数にある選択肢の中から、それを選んだだけだと考えればよい。
自分に非があるなら、その選択を次はしないように気をつければ良い。
人生はテストではない。しかし、社会は赤ペンのように点数をつけたがる。しつこいが、気に病む必要はない。それは幸せの基準ではない。たまに参考にしとけばいいのだ。
最低限の思いやりとルールを持ち、がむしゃらに生きていれば、それがあなたにとっての満点の生き方である。明日も一緒に、社会にもまれながら生きてみよう。