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「お前には向いてない」

「才能がないのに書き続けても無駄」

そうやって、私を罵ってくる人たち。

その人たちはなにかしら才能があって、その才能を活かして活動をしている。

私とは大違い。何持っていない、私なんか。

でも、それでも私は書き続ける。物語を書くのが好きだから。書いて、誰かを感動させたいから。

『小説家になりたい』

この選択が、たとえ間違えだったとしても、私は書き続ける。

だって、これしか道は無いのだから!

「この人の小説、好きかも」

「応援してます!」

ほら、書き続ければ、間違いを正解にすることだって……、

「でも、文章書くの下手じゃね?」

「こんなつまんない話で稼いでるなんて信じられない」

「読むんじゃなかった」

たとえ間違いだったとしても、書き続けてしまった私は、心と手を失いました。

4/22/2024, 11:53:07 AM