正解などない、と
そう思った。
どれだけ嘆いても、
泣き叫んでも、
腕の中の貴方は
いつもと変わらぬ笑顔で
目覚めることのない眠りに落ちていた。
私はどこで間違えたのだろう。
人はあらゆる過ちを犯す。
嘯き、弑め、盗り、噂し、貶め。
過ちは、たちどころに人を弑す。
ならば、人ですらない私は、、
何処で
何を間違えたのだろう。
過ちだと気づくのはいつも後悔の後だ。
だが私は未だに自分の過ちがわからない。
だから進む他ない。
たとえ、間違いだったとしても
私は貴方の為にこの道をゆく。
4/22/2024, 12:03:47 PM