『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たとえ間違いだったとしても。
それは覚悟だ。ある種の開き直りでもあり、そして賭けだ。
正しさより優先してもいいと思える何かがある者だけができる賭けだ。間違っているとしても自分はそれを選びその結果を引き受けて先へ進む、そういう覚悟だ。そういう種類の覚悟が必要とされるときが確かにある。
(たとえ間違いだったとしても)
君を助けるために、
他のすべてを犠牲にしたこと
なにも後悔していないよ
たとえ間違えだったとしても
僕にとっては正しいことだから
僕は諦めない
僕が正しければ正しい、それで良い
Undertale au,『たとえ間違いだったとしても』
「は...」
HAHAHAHAHHAHAHAHAHHAHAHAHAHA!!!!!!
俺、考えたんだぜ?
何度も、playerに殺されて行く内に
簡単な事、かもなぁ
思いついてさぁ...いや、その考えと向き合ったんだ
そしたらまた、強くなった、
コレはいい事
アイツに裁きを下すため、
俺はアイツらが"望んでた事"を実行するまでだ
たとえそれが間違いだったとしても
信じれば、真実になるんだぜ?
『お前もそう思うよなぁ、"パ ピ ル ス"』
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Chu! サボってて ご め ん !
忙しくって全然書けなくてすみません。
今回はdasutote-ruから、『たとえ間違いだったとしても』で、書いてみました。
"怪物"を倒したいが故に自分から怪物になるなんて、正気の沙汰とは思えませんね。
まぁそれぐらい追い詰められてたんでしょう。
" 誰かさんにね"
――たとえ間違いだったとしても――
たとえ間違いだったとしても
アニメや漫画でよく聞く言葉
主人公は
その言葉を発しても
間違いを選んだとしても
正解にひん曲げてしまう
主人公補正
私は
連なる間違いの先に
正解を作る努力をしたのだ
と捉える
最近書きにくいお題ばっかりで書けてませんでしたが、絶対に無理!ってなるお題以外は書きます!(宣言)
と、言うわけで
ぜひお気に入り登録よろしくお願いします(ちゃっかり宣伝)
お互い書くの、頑張っていきましょー!
「ねぇ、靴下左右違うよ」と笑う君。
「あ、ほんとだ」と笑う私。
「ねぇ、また靴下脱ぎっぱなし」と怒る私。
「あ、ほんとだ」と笑う君。
たとえ、間違いだったとしても_____
正義、主義、感性だったりと
この世界には正解がないものが多い
私はそれが苦手だ
しかし、そういったことを考えるのは好きだ
私はよく他者から変わってるなどと言われる
だが、それは私にとっては普通なのだ
たとえ間違いだったとしても
私は
何よりも平等を正義とし、
そのくせ何よりも自由を尊重し、
そして文章や音楽、自然などの芸術を大切にする
一見すると、矛盾していると思うだろう
私自身も気づいている
しかしそれを「自分」として掲げている
だからこそ私は今の世界に発信したい
矛盾こそが人間で、矛盾こそが正解なのだと
誰しもが内に矛盾を抱えている
この説が間違いであったとしても
この説がすでに唱えられていたとしても
考えるくらいは許してくれないものなのだろうか
矛盾を抱えた人間が、
自己を正当化するための詭弁を述べることは
間違いなのだろうか
お題:たとえ間違いだったとしても
タイトル:この問いに対するあなたの考えを述べよ。
※二次創作
※SB69よりヤスほわ
曲がサビに入り、熱血を感じさせる彼の声の勢いが増す。
揺れる紺色の髪の一本一本すら、彼女を世界観へのめり込ませる切欠となる。
彼女は聴衆の中、着ている服の黄色いリボンの前で両手をぎゅっと握った。
彼の鋭い目付きの中に見える実直な感情が、歌を通じて胸の中の大切な部分へ入り込む。心臓もビートへ乗るように早まって行く。
不思議と熱いなにかを貰えるんだ、彼の紡ぐ歌からは。
たとえこの恋が間違っていたとしても、彼を、彼の歌を愛した事に、一生後悔はしない――。
(おわり)
業醒焉
迸る傷みに
耐え続け
締め付けた想い
遮る光睨み
焔は燻り
切り換える孤思
「踏み躙られる世界の醜さ・・・」
精神の回路
歪み 委ね
脳裏の想憶
廻り 狂う
眩暈に犯し犯され
切り裂く覚醒
私ガ見定メタ核・・・
奈落に深く堕ちて
闇の世の秩序
私ハ破壊シタ躯・・・
貫き続けた
信念の結末は
望むが故に
たとえ間違えだったとしても
あなたに私の気持ちを伝えたことはありません。
帰り道を2人で一緒に歩いてました。
あなたと話すのはとても楽しくて幸せだった。
あなたに好きな人が出来ました。
私にだけと教えてくれた。
協力してくれと。
家に帰った途端、涙が溢れました。
これほど好きになった人はいませんでした。
好きな人のことで涙したのも初めてだった。
私とあなたは友人でした。
何度も気持ちを伝えようかと考えました。
あなたはきっと受け止めてくれない。
あなたに軽蔑されそうで。
この関係が崩れそうで奪われそうで。
やっぱり伝えたくなかった。
後退しないが前進もしない関係を保ちたかった。
それしかなかった。
「これで本当によかったと思う?」
隣にいる友人が焚き火を見つめながら小さく呟いた。燃え盛る炎は友人の、そして私の生きた証を火種として夜の闇を煌々と照らしている。
「分からないけど…」
ポケットに仕舞われていた友人の手を取りそっと握る。炎に当たっているというのにその手はひどく冷たかった。
「貴方がいるならたとえ間違いだったとしても構わないよ」
なにそれ、と友人は泣きそうな顔で笑った。
『たとえ間違いだったとしても』
これだ。この道を進むんだ。たとえ間違いだったとしても、私が真剣に歩んだ道は確かになる。間違いや正解の道ではない。確かな道だ。
2023/04/23
※ポケモン剣盾二次創作 マクワとセキタンザン(タンドン)
マクワという少年のモンスターボールの中に収まった。
正直、洞窟の中でひとり生活していた時とあまりかわらない。良いことは寒くないことと、いつも山の中をやって来るマクワの心配をしなくてよい事くらいだ。
俺は、長い間ひとりで隠れるように生きてきたタンドンだった。大昔、トレーナーとも一緒にいたこともあるが、別れがあって今こうしてここに居た。これからもずっとひとりで生きるのだろうと思っていたが、ある日俺の隠れ住む洞窟に迷い込んできたのがマクワだった。
彼はなにかある度にやってきて、洞窟で俺との時間を過ごした。ほとんどが他愛無いことばかりだ。宿題をするとか、本を読むとか、わざわざ俺の隣で行うのは少しばかり面白く見ていたし、一生懸命説明してくれる気持ちは嬉しかった。
彼の隣は、俺にとっても居心地の悪い物ではなかった。そうしてモンスターボールに収まった。
だがマクワには、既に決まったポケモンを育てる予定があった。
彼は有名なポケモントレーナーである母親の後を継いで、こおりタイプの専任トレーナーになることを決められていて、そのために毎日の時間をほとんど費やしていた。
残念ながら俺はこおりのポケモンではないから、いつまで一緒に居られるのかもわからない。
そしてその母親に見つかってしまえば、また洞窟生活に戻される可能性さえあった。堅実なマクワが選んだ小さな綱渡りだった。
だけどマクワはどうしても俺に近くに居て欲しいのだという。そうすればきっと、母の後を継いでも大丈夫だと。
マクワが跡継ぎを本心では拒んでいることは、明白だった。
俺は知っている。あのマクワの一見冷たい氷の色をした眼が、深みを持った灰簾石の輝きを放つときがある事を。彼は水の塊なんかじゃない。澄み切った透明な鉱石で、立派な石であることを。
まだ俺の体内で小さく波打つ炎は、それを証明するためにあるものなのだ。
前からどれくらいの時間が経っただろうか。久しぶりにモンスターボールから呼ばれた。岩の身体を持つ俺は、それほどたくさん食べなくてもへっちゃらだったから、やっぱりなかなかボールから出る機会はなかったのだった。
ひんやりとした夜の空気は変わらないが、いつもより重たい気がした。見れば一面に雪が積もっていた。マクワがトレーニングや気晴らしに使う公園だ。中央に立てられた時計台も、白雪が分厚い帽子になっていた。
マクワは帽子とマフラー、分厚いコートでもこもこになっていた。とても上質なものだ。ひょっとしたら手編みに見える手袋はあの母親が作ったものかもしれない。毛糸でマクワの証が編まれている。大昔一緒に居た人間は、編み物が得意だったから良く知っていた。
それに人間の言葉も文字もはわからないが、マクワが教科書やノートの裏にいつも書いている記号はしっている。あれはマクワを現すものだ。
雪の払われたベンチに座って、眠たげな眼が俺を見下ろしている。冷たい空気にあてられて、頬や鼻がほんのり赤らんでいた。
「……きみはやっぱり温かいのですね。雪が溶けています。冷たくありませんか?」
俺は頭を振った。水を浴びると滲みて痛くなったりする時があった。確かに足元が少しばかり濡れてはいたが、この程度なら平気だった。しかしマクワは俺を抱き上げると、ベンチの上に乗せた。
「うん、こっちの方がよいですね。……久しぶりになってしまってすみません。もうすぐジムチャレンジで……母もピリピリしていて。もちろんぼくも学ぶことはたくさんありますからね」
そう言いながら、マクワは横に下げた鞄から細長い干し草の束を取り出して、俺の前に差し出した。青い香りが食欲を誘い、体内の奥に燃える炎が欲しいとばかりに熱を上げた。
俺は一度マクワを見上げた。白くて丸い頭が頷いた。端っこを車輪に引っ掛けて、巻き上げながら食べていく。洞窟の近くにはなかったものだ。人間が何やら葉っぱを加工しているらしく、香ばしくてとても美味しい。
「口に合いましたか。よかった」
マクワが息を吐くと、真っ白になった。俺は干し草を一房呑み込んで、瞬きをしながら見上げていた。いつもぱっちり開かれているはずの碧い眼は、どことなく重たげで、確かに疲労がたまっているのだということが伝わった。
じっと見られていると思ったのだろう、マクワは慌てて手を振った。
「ああいや、すみません。きみのことを見つめるつもりはなくて……。いや、そうでもないか」
再び彼の口から白い息がもこもこと上がり、小さな風に乗って流れていく。
「……きみがいてくれるだけでぼくは……」
マクワのふかふかの毛糸の手が、俺の頭を撫でる。正直感覚が小さくて、あまりよくわからないけれども、なんとなく触られていることはわかって嬉しかった。
「うん。今日もありがとう。……タンドン、きみに不自由を強いていて……本当にごめん。でも……どうか一緒に居て欲しいんだ」
俺はただ肯首した。きっと彼の中にある、あの透き通った石の輝きを知っているのは俺だけだ。その光の隣にいて、それを証明出来るのであればなんでもよかった。
違うポケモンと一緒に居るマクワのモンスターボールに入ると決めたのは俺自身だったのだから。
けれど身体の重そうなこの無色の少年を見ていると、今ボールに出ていられるこの僅かな時間で、マクワとともにもう一度あの洞窟にでも逃げ出してしまいたいと思った。
俺は残っていた草の破片を身体の奥に送り込むと、上を向き、自分の上に乗っていた彼の手を石炭の先端に引っ掛けた。そして後方に車輪を進める。
「タンドン……?」
それほど重くない少年の身体が傾いた。けれど引っ張るところまではいかず、なかなかタイヤが動かない。ぐるりとその場で回転し、体勢を変えると前に輪を回した。
「……ひょっとして何処かへ行こうとしてくれている?」
俺は返事の代わりに引っ張る力をさらに加える。だが少年の毛糸の両手が俺の身体を抱き寄せて、膝の上に乗せられてしまった。そのまま抱きしめられる。
ふわふわして、冷たい彼の身体が、さらに小さな俺を包み込んだ。
「ありがとう。気持ちだけで……嬉しいよ。……タンドン」
身体が離れて、マクワのあの灰簾石の瞳が見下ろしている。俺が知っている、大好きな目の色だ。
「……もう少し考えられるかも……しれません。きみが後押ししてくれるなら」
再びマクワは俺をその薄い胸にあてた。俺はそっと擦り寄る。黒い煤の色が付かないように気を付けながら。
一緒に居れば、きっといつかその光が見える時が来る。いつかきっと、必ず。
公園に降り積もる雪は、少しずつ溶け始めていた。
「生きろ」
その言葉はまるで呪いのようであって。いつまでも私に張り付いてきた。
余裕なんてない。
思っていた以上に現実は面白かったよ。でもそれ以上に残酷で。
「非人道的」なんてよく言われたけど同じ人間が思ったことなのだから極めて人道的だと思うの。
生まれた意味もこの世界の価値もわからない。
それでも飛ぼうと思って勇気が出なくていつも直前に辞めちゃうから。
生きていたい。
まだ光があるはずだから。砕け散った光の欠片を集めれば、いつか救われるのだから。
ー本当に?
どうせあと数十年もしたら散る命。何十年なんて歴史じゃほんの一部だし。
無駄に強い命を削るの。この瞬間が1番美しいの。
これが私の美学であり一世一代の大きな賭け。
私がいなかったら世界は綺麗なのでしょう?
綺麗な世界にサヨナラだ。
生に縋り付いてまで求めるものなんてない。どうか、夜が、世が明けるまでに。この儚くありたかった命を消す。たとえこの選択が間違いだったとしても、私はそれを正解に捻じ曲げるの。
おかしいって?救いようのないやつに、何を求めているの?壊したのは、他でもないあなたたちなんですよ?
こんなにも大きく言ったのだけど、70億人いるうちの1人。替えなんてどこにでもいる。
たとえ間違いだとしても
間違いって何に対してかによるね
間違いだとしても結果に違いないなら
たとえるまでもないね
価値がないとも言える
間違いとか正しさに紐付けなきゃ
何も出来ないの?
間違いだとしても
なんの肯定も否定もなく
やることに変わり無いなら
ただそれをやるだけのことでしょ
わかっててもわかってなくても
そんなのやられた側からしたら
精々が正しいのにって
思う程度のこと
結果は正しくないって
間違いでも結果が良ければいいんでしょ
結果が悪かったとしても
やることに変わりないんだろうけどさ
正しい間違いなんてどうでもいいくせに
悪くなりたくなくて
たとえ間違いでもって
同情の余地はない
ただそれに対する結果があるだけ
正しさなんてなくても
私は私が思うようにやるだけだし
たとえ間違いでも
それとは関係なくそれを下す
ただそれだけ
そもそも大半の人が間違ってばかり
間違いなんてありふれてる
いまさらそんなもん言い訳にすらならん
まぁ大半の人は
同情した振りくらいは
してくれるんじゃない?
間違いか
正しいかなんて
全然決定とは無関係
誰もが正しく出来るなら
こんな世界にはなってないよ
どちらにしても結果があるだけ
結果から紐解くだけ
そんな正しさによるものは常にない
「たとえ間違いだったとしても」
夜汽杏奈
たとえこの世界の全てが間違いだったとしても
貴方を愛する気持ちは
貴方に愛される私の存在は
次元も空間も歴史も越えて、真実
たとえ間違いだったとしても、始めてしまったものはそう簡単には止まらない。
私たちを、私を裏切った、貴女の血を継ぐ少女。普通なら見たくもないのだろうが――私は強く焦がれた。そこにたしかに、好きだった貴女の面影があるのだから。
貴女の血は我々に必要だ。それも詭弁なのだけれど、始めたものを止めるわけにはいかない。
ごめんなさい。貴女の大事な娘を、私の妻にします。
(縹悟 独白)
『 たとえ間違いだったとしても』
たとえ間違いだったとしても私は答えを変えるつもりはない。
たとえ間違いだったとしても
わたしと仲良くなってくれたと
そう思ったんだけど
きっと勘違いね
でも夢を見させてくれて
ありがとうね
幼い頃から頭の悪いわたしは
要領の悪さと天性のトロさで
失敗や挫折や自己嫌悪の連続でした。
結婚も子育ても上手くいかず
必死でしたが空回りが多く
結婚は失敗に終わりました。
その後の人生もめちゃくちゃなもので
もう誰にも特に迷惑かけずに
一人で生きていこうと誓った直後
あなたと出会ってしまいました。
注がれる愛が大きくて戸惑いましたが
傍に居れば暖かく
歳を重ねるごとに
あなたが愛おしくなりました。
たとえそれ迄の人生が間違えだとしても
人生も後半の今
やっと正解に辿り着いたと考えます。
残りも僅かですが
終わりよければすべてよしかと。