『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
満たされてるから、
たった1つだけ希望を叶えてもらえるとしたら、なにをお願いする?
と質問されても、即座に返事が出来ない。
あるとしても、言ったところで叶えられるはずもないので、夢物語のような希望など、口にするものかと思う。
お金に困っているとしたら、即座に、
すぐに目の前に100万でいいから持って来て、全部あげるよと言ってほしいとか。
お腹空いてどうしようもないとしたら、おにぎりを1つでいいから、もらえませんか?とか言えるかな?
私は。
お金もあれば良いけど、泡銭は命と引き換えに見えるからパス!
食べ物は、なにか混入されてると危険だからパス。
添削法で見ても、やはりたった1つ叶えてくれるものなど望んでいないんだと感じる。それでいい。
叶えるために努力する事で、満たされ、自分のものにしていくのだから。
じょり、じょり、じょり。
タオルを掛けて暗くした籠の中から嘴を擦り合わせる音が聞こえて来る。
やっと寝てくれたか。
誰もいない静かな部屋の中で一人で待っていてくれたのだから、部屋に居る時くらい一緒に遊んであげなきゃって思うけど、ホント、手のかかる鳥様だこと。
ううん、違う。
構ってもらっているのは私の方。
分かっている。
あの子の優しさに甘えているだけ。
今日も上手くいかなかったことバレバレだったかなぁ。
ああ、明日も早いし私も寝なきゃ。
おやすみ。
故郷から逃げ出したこの街で私達は生きていく。
一人と一羽の小さな家族。
ここから始めるんだ。
たった一つの希望。
それは、自分も家族も健康で生活が送れる事。
それが、今の私のたった一つの希望だ。
たとえば人生をやり直せるとしたら
次はもっと上手く生きれるだろうかと考えて
いやいやそんなわけねぇって思い直す
希望に見合った努力のできる人だけが
掴める未来があるんだろう
#たった1つの希望
Theme:たった1つの希望
「すべてのものはいつか必ず終わりが来ること」
それが私が縋る、たった1つの希望。
どんなに辛いことでも、永遠に続くことは決してない。
仕事も、人間関係も、人生も。
いつか必ず、終わりが来る。
終わりが唯一の希望だなんて、あまりにも悲しい。
そう言ってくれた人もいた。
その人との人間関係も、もう終わってしまったけれど。
終わりは確かに悲しいかもしれない。でも、終わりは新しいスタートでもあると思う。
新しいスタートが必ずしも幸せなものではないとは思うけど、少なくとも今の辛さとは離れることができる。
だから、物事に終わりがあるということは、私にとってはたった1つの希望だ。
『たった一つの希望』 3月2日
希望を見出すから、絶望に落とされるのに。
期待をしなけりゃ生きていけないなんて
ほんとうに馬鹿らしいわ。
出来るなら期待なんかせずに
楽に生きられないものかしら。
でもしょうがないんだから諦めて
今日もこんな私のたった一つの希望を、
絶望への切符を、生きるための糧を、
胸の中に大切に大切にしまっておくのです。
たった1つの希望。
誰もが1つだけ、どんな希望も叶うとしたら。
君は何を望みますか?
自分勝手でも、わがままでもいいんです。
その希望が叶いさえすれば、他のものはすべて失っても、犠牲になっても構わない。
と、思えるほどの希望はありません。
どんなことでも叶えてくれなくて構いません。
ほんの少し希望を叶えてくれて、他の人も同じくらいの希望を叶えて。
みんながちょっとずつ幸せとか悲しみとかを分け合えたらいのになって…思います。
それがたった1つの希望です。
希望に縋る
それしか生きる道がない
希望に縋る
そうしなければ息ができない
希望に縋る
それだけで少なくとも今、呼吸ができている
#たった一つの希望
「お願い、置いていかないでよ。
僕の救いは貴女だけなんだ。僕が子供だからいけないの?ねぇお願い僕をひとりにしないで。」
僕は貴女に縋り付くことしか出来なかった。一瞬困ったような呆れたような顔を見せ、貴女は僕に目を向けて
「何言ってんだい!何めそめそしてんだい!
あたしはあんたが知ってる通りいい女なんだ
よそ見してると他の男に攫われてっちゃうよ。」
魔性の笑みを浮かべて言った。
艶やかな雰囲気、鮮やかな着物が良く似合う人だった。なのにからっとした強かさも備えている。
憧れだったんだ。
僕の、たった一つの希望だったんだ。
お願いだから、置いてかないでよ。
僕をひとりにしないで。
たった一つの希望
たった一つの希望
それはいつしか消え失せてしまい
残ったのは悲しみと辛さと絶望
もう何も支度なんかない
未来が描けない
なのに君は生きろという
生きているのは嬉しいことだと
その言葉がどれだけ私を傷つけるのかも
絶望させるのかもわからずに
もう嫌
生きるのも
明日を照らす光に照らされるのも
もう疲れてしまった。
いっそこのまま深い眠りに
冷めない眠りにつければどれだけいいかと
何度となく考えた
たった1つの希望
もしも…もしもだけどさ…
何か1つだけ叶える事ができるとしたら…
きみは、何を希うの?
そう、上目遣いで聞いてくる貴女の声が少し震えている…
僕は、わざと目を逸らし乍ら、そうだな…と考えるフリをする…
貴女は、早く答えてよって言いながら、細い指先で、僕の唇をなぞる…
僕は、貴女の、そんな仕草が大好きで、ついぞ意地悪をしてしまう…
「パンドラの匣の最後に入ってたってやつ?」
「そう」
「最後に希望が入ってたからって、厄災を撒き散らした事を無かった事には出来ないよね」
「手厳しいなぁ」
「好奇心に負けて匣を開けなければ人間はもっと幸せに生きていけたかも知れないんでしょ? 最後に残った希望のお陰で人類は絶望することなく生きていけるのだ、って説教臭くて嫌い」
「仕方ないじゃんそーゆー話なんだから」
「神様って身勝手だ」
「神様嫌い?」
「嫌い。気紛れで、ご立派な事言いながら自分達は好き勝手やってる癖に、人間がちょっと過ちを犯すと天罰だ何だって滅ぼそうとするから」
「良かった」
「?」
「貴女みたいな人を探してた。貴女こそ私達のたった一つの希望。神と戦い、この世界を真の意味で人間の手に落としてくれる人」
「·····アンタは何?」
「よく分かってる筈でしょう?」
親友だと思ってた〝ソイツ〟からは、蝙蝠のような大きな翼と山羊の角。そして何にも似てない黒くて長い尻尾が生えていた。
退屈だった生が、ちょっとだけ楽しくなってきた。
END
「たった1つの希望」
あなたに、たった1つの希望を求めるとしたら、
ずっとずっと、毎日僕のそばにいて、
なんでもいいから、僕の話しをきいてほしい。
1日、24時間の中で、一緒にいられる時間は、
数分しかなくても。
あなたと、会話して、相槌打って、
明日の約束、一緒に果たしたい。
文字じゃなくて、あなたの声をききたい。
僕にとっては、当たり前に大切だから。
たったの1つの希望
ずっと地獄のような日々だった。いじめに育児放棄等最悪のオンパレード。けど、そんな日々の中で出会えた君は私の太陽、たった1つの希望だった。君にだけは捨てられたくない。君だけは私を好きでいて。
たった一つの希望、、
凄いいい言葉だ
たった一つの希望さえ叶わない事がある
一つだけ叶うならもう一度あなたに会いたい
声をききたいよ
出来ることは、すべて全力で出し切った。
待ち時間で緊張に胸が破裂しそうになりながらも、いざ本番が迫ると気合いは漲り、いっそのこと思いっ切り楽しんでやった。
ここまで残っている者は、何度も勝ち上がってきた強豪たちだけ。
誰もが目指していた頂点が、すぐ目の前にある。
自分たちが願うのは、ただ1つ。
ずっと聞き馴染んだ「名前」が、この中で最初に読み上げられると、そう強く信じている。
そして今、最後の静寂が訪れた──
【たった1つの希望】
バトンを繋ぐこと。
次世代へ渡すこと。
受け継がれること。
私にとっての希望。
たった一つの希望。
はじめまして その後は必ず さようなら
「また逢おう」って 小指で魔法をかけた
読む相手なんか居ない手紙を 綴っては重ねて
以前よりも溜め息が多くなった
そんな気がする あの日の続きの中
街がたてる不協和音
その中の一つに 記憶を揺さぶられて
いつかの約束思い出して
それと同時に分かった 未だ叶ってない事
たった一つの希望。
たった一つの希望は
スキマジカン?
今日本当は大阪に
行くはずだったのに
寝坊して諦めた。
ゆうがいないから。
だからゆうが
たった一つの希望。
『たった一つの希望』
みんなは腹が減った時、どうする?
そりゃ、何かを食べるだろう。肉でも、白米でも、野菜でも、魚でも、なんでも。
でも、お金が無かったら? 1ヶ月間を200円で乗り切れと言われたら?
ちなみに親には頼れない。理由は喧嘩したから。悪いのは俺。原因も勿論俺。
さて、話を戻そう。腹が減った時、この200円をどう使うか。おにぎりを買う?もやしで乗り切る?
ああ、良いだろう。
でもな、それには何かが足りない。人生を生きるのにも、そしてご飯を美味しくするのにも。
そう! それはスパイス!人生の方だとスパイス(と書いてスリルと読む)さ!
それを求めてこその男! いや、漢だ!
てことで今、俺の右手にはもう食べて棒だがあの超有名なアイスが握られている。みなさんご存知のソーダ味が有名な四角いやつ。
もうお気づきかな? ああ、そうだよ。俺は今からこいつで当たりを引く。それに賭ける。
もしも当たりを当てれたら、俺はこの1ヶ月間をもやしと何故か冷蔵庫の中にあるマヨネーズ1本で乗り切れる気がする!
俺はここで引く! 漢として! 来い!大当たり(ジャックポット)!
そして俺は棒の裏を見た。
…………その5秒後、俺は親に電話と謝罪、土下座をして帰った。
漢もたまにはプライドを捨てなければならない。プライドで飯は食えないのだから。
え? 当たったのかって? 聞くな、泣き喚くぞ?