『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
岩手県陸前高田市。
佐々木は、1か月前に市長になった。仕事が忙しくなかなか家族で遊びにいけない。今日は、はやく仕事が切り上げられそうだ。久しぶりに家族でご飯にいこう。彼は電話をとった。
「今日は、はやく仕事が終わりそうだ。焼き肉でもいこう」「わかったわ。」その1分後に震度7の大きな地震が陸前高田市を襲う。そのとき、地盤の悪い我が家は倒壊して嫁は家の下敷きとなり死亡した。まさか、さっきの電話が最後の会話となるなんて思ってもいなかった。たった1つの希望がかなうとしたら震災や戦争がない平和な世界の実現だ
動物は嫌いだ。
毛はつくし、匂いは移るし、散歩に行かなきゃ行けないし、病院代は高いし、気軽に外出もできない。
赤ちゃんの頃はより手がかかる。2時間おきにミルクをあげて、湯たんぽが暑すぎずぬるすぎないか確認しなきゃいけないし、小便ですら促さなきゃできない。
大きくなったらなったで、夜泣きはうるさいし、暴れまくって部屋中酷いし、仕事の邪魔はしてくるし、ベッドの大半を占領されて、寝不足が続く。
老いぼれても手がかかる。口元まで水と食べ物を嚥下させなきゃいけないし、オムツを変えなきゃならない。
死んだ後でさえも迷惑ばかりかける。
色んなところに、あいつの傷がある。
ここにも、ここにも、ここにも……
だから動物は大嫌いなんだ。
『ほーんと、村の人達も必死だね。「君がたったひとつの希望だ!」なんて言ってさぁ。大変だねぇ。』
「でも、私は自分から志願した様なものだし大変だなんて思ってないよ。」
『そーお?ま、あなたがいいなら別にいいけどね〜。』
その時、目の前に出陣を祝う群衆が現れた。
女子供、男老人、みんな揉みくちゃになって私を応援してくれている。
いや、"私たち"か。
「神の声を伝う少女よ!我が国を救いたまえ!」
『だって。頑張ってね。"私"』
「我が名はジャンヌ・ダルク!愛するオルレアンを救う為、今出陣する!!」
自らをジャンヌ・ダルクと名乗った少女は
後に敵国に捕まり
魔女裁判にかけられ
火刑に処される事になる。
※以下参考
じょるじん氏の『重奏オルレアン』より、ジャンヌが二重人格である説を引用。
原曲いい曲なので、気になった方は是非。116
たった一つの希望
このページを開いて、感情を持たず文字をなぞる。
それが私のたった一つの希望。
地獄の果てまで堕ちて最後に人が持ちえるものは希望だ
人は簡単に絶望するけれど同時に希望を創ることができる
絶望したと言った次の瞬間には希望を創り始めているんだ
だから希望はひとつじゃない
絶望した分だけ、希望は創られる
#たった一つの希望
たった1つの希望
私のたった1つの希望は、犬になるということだ。
実家でそれはそれは可愛い犬を飼っている。犬というよりもはや家族の一員だ。そんな我が子はトイレをトイレでするだけで褒められ、街を歩けば皆から可愛い可愛いとちやほやされる。そして自分の好きな時に寝て好きな時に起きる。もちろん仕事に行くこともしなくてもいい。存在するだけで周りを癒せるという最大の武器もある。
そんな我が子と暮らしているうちに、どうして私は人間に生まれたのだろう。と、常々思うようになった。たしかに、恵まれた家庭で生活できるとは限らないがそれにしても世の大半の犬は人間に愛されている。欲求を満たすだけの生活、とても羨ましい。そう思ってしまうほどに私は日々に忙殺されているのだろう。
私は犬になるという希望を叶えるために、日々徳を積んで生きている。
何もかもが無理だとは思ってはいけない。
諦めそうになっても、また1から頑張ろうと思えるように。
何事にも全力で諦めてはいけない。
諦めそうになっても、なにか諦めきれないようなものが見つかるのかもしれない。。。
『たった一つの希望』
「たった一つの希望」
失敗することが多い。
何をしても失敗する。
勉強も買い物も恋愛も
何もかもが失敗する。
でも、成功しないわけじゃない。
だから、失敗を恐れたことは無い。
失敗は成功に繋がる。
失敗することが成功への近道だと思っている。
何もかもを失敗して、何もかもを成功させる。
私のたった一つの希望は失敗をすること。
そうやって生きた方が楽しいに決まってる。
2034年、2月15日。
私はビルの間を駆けていた。ビル風が正面から吹き付けてくる。肩越しに後ろを見れば、黒装束の人間が私の後を追ってきている。思わず、手に持っていた手紙を握りしめた。
数年前、タイムマシーンの一号機が開発された。しかし、それと同時に開発に関わった者が失踪する事件が相次いだ。反タイムマシーン派の人間による、開発者達への粛清だ。
それに気付いた開発側の人間は、私も含めて過去に行くことにした。過去に戻り、過去の自分に注意喚起をする。反タイムマシーン派の人間への対抗手段を生み出すために。
「あと、ちょっと、なのにっ」
タイムマシーンが保管されているビルまでは、ほんの数メートル。そこに辿りつけば、あとはエレベーターで一気に保管庫へ降りるだけ。だけど、後ろの足音も迫ってきている。
急がないと。
「よしっ」
ビルに辿りつき、エレベーターのボタンを連打する。たまたまこの階に止まっていたのか、扉はすぐに開いた。乗り込んで、閉めるボタンを押す。
「早く早く早くっ……!」
扉が閉まりきる数センチ。追ってきていた黒装束と目が合った。伸ばされていた手が、扉に触れる直前で見えなくなる。エレベーターは下降を始めた。
「よかっ、た、の……かな?」
安心してその場に座り込む。
数分後、エレベーターが止まり扉が開いた。私はすぐに降りてタイムマシーンへ走る。
あとはこれに乗れば、無事に……!
「ざんねんでした」
目の前が歪む。上手く足に力が入らない。視線を下にやれば、胸にポッカリ穴が開いていた。
「ど、して……」
どうして、反タイムマシーン派の人間がここに?
いや、今はそれよりも、最後の力でできることを。せめて、手紙だけでも、タイムマシーンに乗せて……
「おねが、い…………これだけ、でも、とどいて」
床に倒れる。赤が広がる。私を追ってきていた人間の舌打ちが、最後に聞こえた。
人間は醜い。
自分の望みのためなら人を簡単に傷つける。
人に限らず、他の動物や植物も簡単に踏みにじる。
だから僕は人を辞めた。
宇宙から来たとかいう生物の策に乗ったのだ。
「人間を始末し、他の生物を救おう」
「そして、自然の摂理のみで成り立つ世界にしよう」
と。
僕は注射を打たれ、まだ人型ではあるが中身は違う。
その生物らと同じ、超能力を使える。
人間を片付け次第、奴らと同じ型に変わる。
何故奴らが僕を選んだのか知らないが、まあいい。
せいぜい頑張ってくれればいいさ。
その、周りの生物を犠牲に発達させてきた技術で。
たった1つの希望があるとすれば、人間の仲間内の団結力は素晴らしいほど硬いってことかな。
本来はその仲間の線の中に他の生物の存在入れられればよかったのだろうけど。
まぁ、無理か。
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『たった1つの希望』
苦しい 辛い 悲しい 憎い 嫌い
人生って残酷だよね 一度だけの人生
楽しみたいのに嫌なことの方が多いよね
人間って醜いよね 嫉妬とか負の感情の方が
多くって 嫌なことばかり考えて自分で自分を
傷付けるよね
でもこんな地獄の日々を過ごして 頑張って
生きているのは 暗闇のなかに希望の光があるからだよね 生き甲斐というものがあるから
生きていられる 理由もなく生きているの人もいる けどそういう人に 生き甲斐を見つけろ
希望の光がさす方へ向かえ とは言えない
だって時には希望というものは 自分を
苦しめるものにもなるから
いつまでも光のさす方向へ行けないと
「もっと頑張らなきゃ 全然頑張れない」って
思っちゃうよね
上ばかり見ていると下にある石に気づかなくて
つまづいちゃう
前ばかり見ていると過去の大切な経験や思い出
も忘れちゃう
努力の大きさは比べなくたっていい
少なくとも全く努力をしていない私よりもは
偉い 頑張っているよ
希望の光がさす 眩しいところばかりを
見ていると疲れちゃうよね
たまには 暗闇のなかで目を休める時間を
とってもいいんじゃないかな
NOTE15というアプリで付き合ってた恋人が私に何も言わずに、消えました…、
ずーっと泣いてる…
何もかも、やる気ない…
たった1つの希望
それは次に繋げた命
私が朽ちても
私の屍よりあとにも生きてる
希望の光
[たった1つの希望]
今そこに絶望しかなくても誰がたった1つの希望を照らしてくれる。進む道を間違えたなら誰かが戻してくれる救ってくれる。そして希望も与えてくれる。それがどんなに小さな希望でも…。
「たった一つの希望」
みんなの笑顔を見たのはいつぶりだろうか、
みんな笑っている瞬間、幸せだったな。
なんだ、なにもかもぐちゃぐちゃだ。
全部ボロボロ、焼け落ちて。
みんな助かるとは、限らない。
たった一つの希望をみんな捨てなければ…。
貴方は今なんの光景が頭の中に広がりましたか?私は、ふふっ、なんでしょうね?
まだ、天からのお迎えが来ていない。
それはつまり、まだ生きていられるということ。
学べる、遊べる、楽しめる。
共に過ごせる、話し合える、笑い合える。
命が消えなければ、現実を過ごすことができる。
例え辛いことがあろうと、現実世界は地獄ではない。
全ては、私の考え方次第で変えられるのだから。
苦しい?辛い?痛い?
悲しい?悔しい?寂しい?
全部、生きてるから感じられるもの。
生きてさえいれば変えられること。
この世に生きていられること。
この先、仮に1秒でも生きていられる時間があること。
それが私の、揺るがない、たった一つの希望。
君の存在が君の笑顔が
僕のたった一つの希望
だから、誰にも渡さない
"閉じ込めて僕だけに見せてほしい"
そんな気持ちを隠したまま
僕は君の笑顔をいつも遠くで見守るんだ
近づいたら壊してしまいそうだから
何もなくても
愛された記憶だけで生きられたらいいね
“たった一つの希望”
"たった一つの希望"
俺が望むのは《平和》。
けれど、大それたものじゃない。範囲は小さく狭い。
悲しむ人、苦しむ人を一人でも多く助けたい。
私の希望はもう潰えている
なのに何故それだけに縋るのかな
多分最後まで期待したいのかな