『ほーんと、村の人達も必死だね。「君がたったひとつの希望だ!」なんて言ってさぁ。大変だねぇ。』
「でも、私は自分から志願した様なものだし大変だなんて思ってないよ。」
『そーお?ま、あなたがいいなら別にいいけどね〜。』
その時、目の前に出陣を祝う群衆が現れた。
女子供、男老人、みんな揉みくちゃになって私を応援してくれている。
いや、"私たち"か。
「神の声を伝う少女よ!我が国を救いたまえ!」
『だって。頑張ってね。"私"』
「我が名はジャンヌ・ダルク!愛するオルレアンを救う為、今出陣する!!」
自らをジャンヌ・ダルクと名乗った少女は
後に敵国に捕まり
魔女裁判にかけられ
火刑に処される事になる。
※以下参考
じょるじん氏の『重奏オルレアン』より、ジャンヌが二重人格である説を引用。
原曲いい曲なので、気になった方は是非。116
3/2/2024, 2:14:17 PM