『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たくさんの想い出が
夫との想い出で
いっぱいになってきているけど
これからもたくさん想い出を作っていこうね
と言うと
あぁ、そうしよう
と言われて私はこれから作る想い出を想い
ワクワクした
たくさんの思い出
たくさんの思い出が詰まっている
そんな場所が最後の時
もうお別れしてしまう
みんなで遊んだ
みんなで笑った
みんなで泣いた
たくさんの思い出が詰まった
この場所
新しいところに私はいってしまうけど
また誰かが新しい
たくさんの思い出を作ってくれるよね?
そんなことを思いながら
どんどん小さくなっていく
あの場所
車窓から見えた私の家は
こじんまりと
「いってらっしゃい」
と言っているような気がした
仕事終わりにスイーツ買ってきてくれるのも
家事の小言も「まったくもう」って口癖も
全部の出来事が想い出になってくのが
誇らしいような怖いような
そんな気がする
#たくさんの想い出
たくさんの想い出
どんな想いで
どの様な想い出し方をする
私はなんでもない時に
たまに思い出しはするけど
想いは私にあるモノ
理解したい
理解されたい
私はこの様な考え方を知らない
思ってもいなかった
いつか理解した時に気がつくも
過ぎ去りし日々を歩む
過ぎた想いを擦れ合わしても仕方がない
頑張って誰かに理解して貰うモノではない
※たくさんの想い出
今回わたしが貸し出された相手は小柄な女性だ。
私の全長を考えると小柄な方が利用者になる。
今回はちゃんと優しく扱ってくれるだろうか?
病院松葉杖として配属されてから色々あった。
想い出はたくさんある。
患者さんの辛そうな様子。
誰かに伝えたくなるような、誰かの優しさも。
今回は、どんな想い出になるのだろう?
たくさんの思い出をありがとう。
牙狼 GOLD IMPACT……。
とうとうこの時が来てしまった
十数年間プレイし続けたオンラインゲーム
たくさんの想い出がつまったこのゲームが
今日、サービスを終了する
ゲームのストーリーに魅せられた
仲間と協力する戦いの数々に熱中した
友達もできて、リアルで交流を深めた人もいた
高難易度のコンテンツを
やっとの思いでクリアした時は
深夜に仲間と喜び合って
そのまま朝までチャットで話し続け
その後疲れ果てて何も出来なくなったのは
いい思い出だ
ゲームが終わっても
友達とは付き合いは続いていくし
リアルで会っていないフレンドとは
SNSとかで繋がっているから
関係が終わることはない
しかしこのゲームには
別れを告げなければならない
寂しさと感謝の気持ちが混ざりながら
残りわずかな時間
他のプレイヤーたちと最後の祭りをする
とてもたくさんのプレイヤーが街を埋め尽くし
最後の瞬間まで楽しみつくそう
という気持ちで思い思いに過ごしていた
さあ俺も悔いの無いよう楽しもう
─たくさんの想い出─
えー、今日は少し身の上話でもしましょうかねぇ。
実は私、死ぬ前は嫁さん…まぁ、伴侶が居たんですよ。
あはは、こんな私でも伴侶が出来るなんて、世も末ってものですよねぇ。
…おっと、話がずれてましたね。
で…えーと?あぁ、そうです。私の嫁さんの話でしたね。
私の嫁さんですね、これはまぁ立派な顔立ちでして。
私には勿体無いくらいの美人さんだったんですよ。
二人で山の麓に住んでましてね、そこにはたくさんの想い出が詰まってるんですよ。
一番はまぁ、山の桜でしょうかね。
春になれば二人で歩いてね、
上も下も桃色に染まった世界で…嫁さんがより美人に見えましたよ。
死んでしまった今じゃあもう見れないですけどね、それが私の幸せだったんです。
…ん?心残り、ですか?いやぁ、特に思い付くものはないですがねぇ…。
…唯一あるとしたら、嫁さん残してこっちに来てしまったことが、一番の心残りですかね。
あんな美人さんもらっておいて、
置いて先に逝ってしまうなんて…最低と罵られても、言い返せませんね。
私のことを忘れて、他の人と幸せになってと言ったものの…そこだけは頑固でね。
別れ際、ずっと忘れないから、なんて…私よりも格好いいことを言ってましたよ。
そんな嫁さんが…今でも、忘れられない程愛しいのです。
(題目しらず)
大学の研究室。
先生に説明していた時、私は言った。
「すみません、伝わらなかったですよね。
自分、説明力なくて…。」
その時先生に返された言葉を
私はずっと覚え、胸に刻んでいる。
「大丈夫。相手に伝わるかどうかは
説明力と理解力の組み合わせだから。」
つまり、伝わらなかったとしたら
俺の理解力もなかったということだから
お互い様だ、と先生はおっしゃった。
私だけかな?
この因数分解は大学生の私にとって
なかなかの衝撃だった。
説明力のある/ない
理解力のある/ない
説明力ある×理解力ある → 伝わる
説明力ない×理解力ある → 伝わる
説明力ある×理解力ない → 伝わる
説明力ない×理解力ない → 伝わらない
つまり、双方が「ない」時だけ「伝わらない」
おかしくない?って思う人がいるかもしれない。
たぶん、「ある」の認識が異なっていると思う。
説明力があるとは、
“相手を理解させるだけの”説明力がある
ということ。
理解力があるとは、
“相手の話を理解するだけの”理解力がある
ということ。
だから、どちらか一方があれば
話は伝わるということになる。
小さな子供が一生懸命説明した時
理解できる人とできない人に分かれる。
なんなら、説明さえせずとも
理解してしまう人はいるだろう。笑
説明力は、知識がまったくない人に
物事を教える時に言えるかもしれない。
とにかく、この話を聞いてから
私は意識するようになった。
理解力をだ。
相手の本意や真意を意識して
話を聞くようになった。
小さな事だがもう何年も続けている。
「もう仏様だもんね」と先日言われたから
それなりに身についているのかもしれない。
けれど、確実にまだ足りないから
本当に仏様になるまで続けようと思う。
つまり永遠だ 笑
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ちなみにこの先生、
なぜ私が恩師と呼んでいないか。
パワハラで有名な先生だったからだ。笑
でも、苦労して生きてきた先生で
けっこう良い言葉をたくさん下さった。
彼がしているパワハラより
何倍も過酷な環境を生きてきている。
彼はなかなか口下手で
学生に話しかけないといけないから
咄嗟にブラックジョークを言ったら
それを真に受けた学生が尻込みしていく構図だ。
でも擁護はできない。
冗談でなく本気で思ってることを
冗談風に言っているだけだからだ。
深夜0時に研究室から帰ろうとすると
「あれ?もう帰るんだぁ?!」と言われる。
他の学生は気にしていたが私は気にしない。笑
「ええ、0時以降に寝る人は脳に悪影響が出るってこの前研究成果が発表されてたんで 笑」
と言って帰る。
(彼がそんな時間までいるのも、学生思いの優しい理由があるにはある。だが…笑)
何が言いたいかというと、
良い言葉を言う人は善行しかしないわけじゃない。
どんな人からも聞く耳は持っておいた方がいいのかもしれない。
そういう私もいい人間ではない。
だから、どんな人とも話せるのかもしれない。
【たくさんの思い出】
そうだねぇ。今は電子化が進んでるし、手軽にシェアしてるから思い出のある場所ってSNSといえない?もっと広義にするならスマートフォンそのものとかね。紙のアルバムって今見ない気がする。偏見だけどね。
あの日…あなたは、私にプロポーズしてきましたね。初対面で、名前くらいしか自己紹介をしていないような状態なのに、「一目惚れだ」と私に告げて。あなたの熱意に流されるまま、私はそれを承諾しましたね。
最初は半信半疑でした。遊ばれてるって思っていました。けれど、あなたは変わらず私に愛を向けてくれて…いつの間にか、私もあなたの事を愛していました。
あなたとその仲間達のところへ、私はよく遊びに行っていましたね。もちろん、その逆もありました。あの時のお食事会…「宴」と言うんでしたっけ。酔い潰れた幾人かが、酒を飲ませようと私を追いかけてきたのも、そうはさせまいとあなたが躍起になってくれていたことも…ふふ、今ではいい思い出です。
あなた達と私達の間で、新たに2組の恋人も生まれましたよね。片方がすんなりいったのに対し、もう片方はかなりの紆余曲折があって…。ですがその分、あの二人の愛は非常に固く繋がったように私は思いました。
そんな事実を、私以外のみんなから奪い去るのは。
あなた達という存在を、なかったものにするのは。
とても身勝手で、非道的で…許されることでは、ないのでしょう。
けれど……ごめんなさい。
穢れた神に壊された、あなたの心を治す為には。
あなたを触媒に、あなたの仲間達にまで伝染してしまった狂気を、なくすためには。
あなた達が、あの穢れた神の糧になるのを止めるには…もうこれしか、方法がなかったのです。
ごきげんよう、私の愛しい人。
おやすみなさい。
(「▒▒▒▒▒」―銀の炎が消えた時―)
〜たくさんの想い出〜
いろいろあったけど
苦しいこととかあったけど
時間がたって
経験を力に昇華できた
生きているから
見える世界があるという
この手より溢れたものを掬うには
長すぎる時を過ごしたようだ
/お題「たくさんの想い出」より
思い出がたくさん有るというのは良いことだ。切っ掛けさえあれば、どんな思い出も思い出すことができる。
写真だったり、インテリアだったり、オブジェだったり、様々な物が思い出す切っ掛けとなる。
思い出を肴にして仲間と談笑することができる。
1人でも切っ掛けを肴にして、飲み物を片手に思い出に浸ることもできる。
その思い出を書き散らして、一冊の本にすることもできるだろう。
旅行の思い出があれば、自分なりの旅行史を作ることもできる。
自分の半生を書き遺した自分史だって同じ、作ることもできる。
半生をドラマにしたものだってできるだろう。
誰かの半生をドラマのように再現することだってできるもの。
そこまでの思い出を作れると良いのだが。
これからも思い出は作っていけるだろう。それぞれの違いは有るとしても。
私が作る思い出。あなたが作る思い出。彼らが作る思い出。
それらは決して、皆同じになることは無いのだろう。
交わることは有るとしても、そのまま同じ状態というわけでは無い。
どこかに去ることも有るのだろう。それでも、交わった思い出たちはたくさんおの思い出の中の一つとなる。
そして、それは生涯の宝にもなるのだからーー。
ーー人の生涯は星の瞬きに比べれば刹那の出来事に過ぎないのかもしれない。
けれど、思い出はその瞬きの内に煌めきを放ち続けていくーー。
夜になると思い出す。
蝉の声、誰もいない音楽室、捲るカウントダウンカレンダー。朝から晩まで、楽器を吹くことしか考えていなかったあの一ヶ月間。
苦手だった後輩と、いざ向き合ってみればすごくいい子で仲良くなれたこと。
なりたい自分を受け入れてくれた空間。
努力は報われるのだと、綺麗事だと思っていた言葉に酷く納得した文月の終わり。
戻りたい。そう毎晩涙を零すのは、楽器を手に取ってからずっと、本気で向き合ってきた訳では無いから。自分が一番理解している。
無情にも私にとって楽器は、車や電車の窓から見る外の景色と同じで、流れ行くもの。そうさせたのは、他でもない自分。
次の駅で降りる。
たくさんの想い出を抱えて、前を向くしかない。泣いてもいいのだと、思いたい。
全身全霊で向き合えるものを、見つけられるだろうか。
あなたとのたくさんの想い出あるのかな
私はあなたとの想い出心に刻まれてるけど
あなたの心にも刻まれてるのかな
#21 「たくさんの思い出」
「さよならぼくたちのようちえん」という歌がある。
幼稚園や保育園の卒園式でよく歌われる曲だ。保育園の場合は「さよならぼくたちのほいくえん」に歌詞を変える。
この歌が大好きだ。歌詞が沁みる。とは言っても、私はこの曲を卒園式で歌ったわけではない。私は年長になる年の春に引っ越しをした。転園した保育園の卒園式ではこれとは別の曲を歌った。この歌を好きになったのは、引っ越す前の保育園の卒園式で姉が歌っていたから。当時は歌詞なんて何も考えずにうろ覚えの状態で口ずさんでいた。
小中高すべての卒業式でこの曲が頭に浮かんだ。改めて歌詞をよく見てみると本当にいい歌だなと思う。保育園時代に見た景色がブワッと思い出される。引っ越してきたばかりの私に話しかけてくれたあの子、元気かな。一緒におままごとをしたあの子は、今どこで何をしているのだろうか。あぁ、みんなに会いたいな。
たくさんの想い出
忘れないよ
あなたと一緒にいられただけで
どんなに素晴らしい日を
過ごせてきたのだろう
幸せを導いてくれた
一番大きな要因は
価値観がほとんど一緒で
パズルのように
ピッタリとはまったみたいに
わたしとあなたは
似た者同士とも言えた
お互いの趣味でもあったため
たくさんの国内旅行
海外旅行も行って
現地をふたりで楽しんだ
今度は
豪華客船で
世界一周の旅に行きたいねと
ふたりで計画も立てていた
その矢先に
あなたは
交通事故に遭った
車はすべて大破して
あなたは
二度と
帰らないひととなってしまった
これから
まだまだ
ふたりで
楽しみを作っていこう
ずっとずっと
幸せでいこうと
誓い合ったのに
どうしてこうなってしまったの
もうあなたは帰ってこない
もうあなたは・・・
もう亡きあなたは
天国から見守ってくれている
天国へ旅立つ日に
最期の言葉を話した
生まれ変わったら
また一緒に笑顔で過ごそう
忘れない
絶対に忘れない
わたしの心のなかで
あなたは生きてゆく
わたしは
ひとりで
豪華客船に乗っている
もし今
あなたがいたならば
どんなに
幸せな旅行ができたのだろうか
あなたからいただいた
たくさんの想い出ありがとう
今は忘れたものより
覚えているものの方が多い
今は思い出す事より
新しく覚える事の方が多い
【たくさんの想い出】
「3年間、あっという間だったな…」
『そうだね。色々あったから、尚更。』
「あぁ。体育祭に修学旅行…。」
『定演にコンクール、合同演奏会。』
「部活のことばかりじゃねぇか。」
『あ、文化祭は?』
「あー。大会と被って、今年しか参加できなかったからな。」
『うん。しかも1日だけ。
準備期間も、部活のことで頭いっぱいだったな。』
私たちの高校では、文化祭は8月末に行われる。
そして8月末には、全日本吹奏楽コンクールの地方大会もあった。
昨年までは、コンクールに向けた遠征中に
文化祭が開かれていたが、今年は1日だけ参加することができた。
『やっぱりさ、文化祭には吹奏楽部がいなきゃだよね。
文化部の花形なんだしさ。』
「花形ってお前、先輩みたいなこと言うな。」
『でも、そうじゃない?うちの学校は特に。』
「まあ、そうかもな。結果も残していることだし。」
先輩方が築いた、県内上位の成績。
『…今年も、全国行けなかったね。
「…あぁ。仕方ねぇよ。」
吹奏楽を続けるなら、強いところでしっかり学ぶと良い。
そう両親に言われ、必死に勉強して入学した強豪校。
少しの不安もあったけど、それ以上に、期待でいっぱいだった。
先輩方は優しくて、中学からパートが変わった
初心者同然の私にも、構え方から音の鳴らし方まで
たくさんのことを教えてくださった。
後輩たちも良い子ばかりで、楽器が上手くない私にも
懐いてくれていた、と思う。
『あと1年だけでいいから、ズレて生まれたかったな…。』
「早いのと遅いの、どっちがいい?」
『んー、どっちでもいい。けど、強いて言うなら早く。』
「だと思った。」
『はぁ?』
「先輩に懐いてたから。」
『……。』
「同級はどうだよ。」
『8割か9割好きくない。』
「俺もだ。」
『ほんと、後輩に申し訳ないし、先輩にも顔向けできないよ。』
「ああ。最上級生として、示しがつかない。」
『先輩たちは、自分の時間も部活に使ってくださってたのに。』
「後輩たちも、本気で全国目指して頑張ってたのにな。」
『…うん…。』
「…俺、お前とは、同じ学年で良かった。」
『なんで?』
「腑に落ちないこともあったが、良い想い出もできた。」
『…私、関係ある?』
「大有りだバカタレ。」
『…私も、同じパートにいてくれて良かったと思うよ。
最後の1年なんか、1人じゃ耐えられなかった。』
「…そうか。」
『うん。』
『…だから…その、…ありがとう。色々と…。』
「…おう…。」
「…なぁ、進学先、お前は県内の大学なんだろ?」
『うん。定演とかのお手伝い、来れるの?』
「もちろんだ。」
『そっか…。』
「あぁ…。」
「…だから、卒業後も…また、会おうぜ。」