『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
妬み、悩み、苦しみ、恐怖し
前進しているのか
後退しているのか
それすら分からず
頭を抱えてうずくまる
聞いてほしい
だけ
助けてほしい
だけ
だからほおっておいて
そんな自分がバカらしいときもある
それでいい
え?それでいい、、ってどういうことだろう。
君はそれでいいよ。
誰かが自信をなくしたとき、自分の感性を信じられなくなって、アイデンティティーがあやふやになったとき、この言葉をいってあげると、すごい安心すると思うなー。わたしにもこういう経験があったし。
それでいいって、そのままの姿を肯定しているってことだよね。それって、悪い意味でとらえると、成長する必要性を伝えないってことだから、使い方に気を付けた方がいいかも。
『それでいい』
獅子は我が子を崖から突き落とすが、人間はそこまで強くはない。
突き落としてしまったら容易く死んでしまうし、実際、古代ローマには崖から突き落とす処刑方法があった。
崖から落ちたら人は死ぬのだ、たやすく。
なので私はいま崖に立っている。
「死にたそうですね」
老人の声がした。
振り返ると、まるで物語にでもでてきそうなしわがれた老人が杖をついてたたずんでいた。
「もし、死ぬのならば、その前にわたしと話しませんか。ああ、そんな嫌そうな顔をしないで、大丈夫です。説得などはしませんよ。」
老人はそういうとよっこらせ、と私の隣に座った。
どうやら拒否権はないらしい。
まあ、何を言われようと私は今日死ぬつもりだから、隣に腰掛けることにした。
「あなた、なぜ死のうとしているんです?」
説得は効かないぞ。
「気になるだけですよ。」
老人はこちらの目をじっと見てくる。
私はその目を背けることができずついには話し始めてしまった。
「単純にやることがなくなったからです。」
「というと?」
「…常に、誰かの期待に応えてきました。
親や、友人やあるいは同期に。
それが私の生き方だったんです。
親に言われて、そこそこに勉強してそこそこの大学に入りました。
特に興味はなかったですが、友人の誘いでサークルにも入って、期待に応えていたら幹事長をしていました。
そんなことをしていたから、それなりの企業に入りました。
そしたらーー
」
「そしたら?」
私は一度言葉を切った。
老人は続きが気になるようだが、私としてもそれなりに心苦しいのである。
「……何も残ってなかったんです。」
「何も?」
「はい、何も。」
「…もちろん、お金も時間もあります。それなりの企業に入りましたから。会社の期待もそこそこにあります。無難にやってきましたから。」
「ただ、そんな、何もない生活を続けるくらいならーー」
「死んだ方がマシだと?」
「はい。」
なるほど、と老人は空を見上げる。
そういえば、この崖から見える景色を私は見ていなかった。
「死ぬ前のアドバイスを授けましょう。」
「死ぬ前なのに?」
「どんな時でも死ぬその瞬間まで、アドバイスはもらうべきですよ。」
「死んでもないのに、よく言う。」
それもそうですね、と老人は笑う。
「人間は最も愚かな生き物です。欲に忠実に生き、欲に溺れて死ぬ。そのような救いようのない生き物です。そして、それは避けられない本能のようなものなのですよ。」
「一方で貴方はとても無欲な方だ。自然の摂理とは相反している。」
だから、と老人は続ける。
「もっと全てに対して貪欲になりなさい。
金は稼ぎきったのか。
学は学び尽くしたか。
期待は応えきれたか。
食は満足したのか。
性は満たしたのか。
愛は知ったのか。
偽善は楽しんだか。
そして死に場所はここでいいのか。
『本当にそれでいいのか』と問いつづけなさい。
その方がよほど人間として正しいですし、きっと死が気持ちよくなりますよ。」
老人は何かを懐かしむように朗々と語った。
正直言って、私は満喫した人生を送ったこの老人が羨ましかった。
「さて、それでは私は行くとします。
また、お会いしましょう。」
もう会うこともない、そう言う前に老人は走り出した。
あっと言うまもなく、老人は崖から飛び降りた。
ーーあの老人も自殺するつもりだったのか‼︎
私が急いで見下ろす頃には老人の姿はなかった。
おそらく、彼は、きっと。
「あなたの死ぬ理由を聞いてないですよ」
私は思わず呟いた。
あなたは、本当にそれでよかったのか。
いや、きっとそれがよかったんだろう。
私とは違う。
「…帰ろう」
あの老人のように人間らしくなってから、また戻ってこよう。
私は自然の景色を一しきり楽しんでから来た道を戻った。
①交換日記を返却してもらわなくちゃ行けない。
②お腹が痛い。
③頭がいたい。
④金曜日と土曜日はショートステイ
⑤お母さんに、具合が悪いことを連絡した。
⑥今日は仕事休みました。
⑦便秘気味。
⑧トイレに引きこもり中
⑨早く寝たい
⑩カイロを貼って寝よう!!
⑪桜散る雨
⑫文章力UPするために、交換日記を書く!
⑬日記を細かく欠くために、毎日、出勤して日頃の生活態度を日記に書く!!
⑭迷ったら素直な気持ちで
私は暫く疲労感を忘れ、宝玉の美しさに驚嘆していた。そして宝玉に触れようと踏み出した瞬間だった。
洞窟奥の影からゆっくりと音もなくフードを被った男が現れた。黒のボロいローブをまとっており、ほぼ暗い岩壁と同化しているようだ。咄嗟に剣を抜こうとしたが、男はなにも言わずナイフをとりだし、飛びかかってきた。
この時、私は疲労感から足捌きが悪く、反撃する態勢を取れず、かろうじて後ずさることで斬撃を回避した。 幸い男との間に少し距離ができたので、私はピタリと止まって、この男を様子を食い入るように見つめた。
男は全身から怒りと苦悩が伺えたが、どこか挑戦的な雰囲気も漂わせている。
震えが全身を走り抜け、自分が身をこわばらせているのを感じていたが恐怖に耐えるべく、ぐっと唇を噛み締めた。それでも剣を抜き、男と対峙することを決めた。
男は抑揚のない静かな口調で言った。
「それでいい」
私は剣を持つ手に力を込め、ゴクリと唾を飲んだ。
それなりに手にしたまあるいオレンジで
どうにか腹を満たそうとする
題『それでいい』
それでいい
腐女子友達
君はそうじゃ無いと
私が調子狂うから
お願いだから
ずっとおかしな
腐女子でいてね
『なあ?霊夢』
「何?」
『何で俺はいきなり抱き締められてんの?』
少し時は遡る。博霊神社に遊びに来たリュウガは何時もは本殿の前を掃除しているはずの彼女が居なくて帰ろうとしたら
「リュウガ」
と呼ばれて振り返るとゴツン❗と頭に衝撃を感じその場に倒れた。意識が朦朧とするなか微かに見えたのは赤い服だった。
そして意識が戻ってズキズキと痛む頭を押さえながら起きようとして気付く手に触れた畳の感触と首の下に見覚えのある赤いリボンと黒髪。
ここで最初に戻る。
「女の子が男を抱き締めるなんて好きだからに決まってんでしょ」
『…何で俺を気絶させたんだ?』
「…あんたが…」
霊夢はガバッと頭を上げてリュウガを見下ろしながら
「モテすぎるのが悪いのよ‼️」
リュウガは?を浮かべ
『はい?』
と言った。霊夢はリュウガの胸ぐらを掴み
「あんたは誰にでも優しいし誰よりも強くて皆あんたの子種狙ってんのよ❗私の婿であるあんたを❗」
『う~ん?俺は霊夢以外と子供を作る気はないけど』
「なら早く襲ってよ。既成事実作る必要無いじゃない」
リュウガはため息を吐いて
『だから殴って気を失っている間にヤろうと?』
「紫がそうしないとダメだって」
(あのスキマ妖怪は後で殴ろ)
『霊夢の気持ちは嬉しいよ。でも意識無いとさ』
リュウガは霊夢の頬に手を当てて
『お前の感触味わえないじゃん』
霊夢の顔が赤くなり力が緩んだ瞬間にリュウガは逆に霊夢を押し倒す。霊夢の両腕を片手で押さえ込む。
「リュウ…ガ」
『俺は何時だってお前を抱こうと思えば出来るけどさ…俺手加減出来ないんだよ』
霊夢は
「…バカ。手加減なんて無用よ。私は博霊の巫女よ?あんたの全て受け止めてやるわよ」
リュウガは霊夢の言葉に一瞬驚いたがフッと笑うと押さえていた手を外して霊夢を抱き寄せた。霊夢はリュウガの背に手を回して抱き締め返す。リュウガは霊夢の耳元で
『今日は寝かせないぜ?』
「それで良いのよ。あんたの全ては私のものなんだから」
終わり
何度も自分に言い聞かせる
それでいい,それでいい,それでいい、と
#それでいい
「何度目だと思う?」
今回ばかりは目を瞑らなかった。腰に手を当てて、いかにも怒っていますよと態度に表す。彼はそんな私を見て一瞬だけ別の表情を出したあと柳眉を下げていく。まだ叱ってはないけど叱られた後の子犬の様な顔。
悪いことをしたのは彼のはずなのに私が悪いみたいになる。
私の首という首には赤い痕がいつも残っていた。首から始まり、手首に足首。痕、痕、痕…。虫刺されで誤魔化しようもない。服を着ても、カーディガンを羽織っても見えてしまう。ファンデーションも塗ったところで服に着く。もう真冬じゃないからタートルネックを着たところで場違いになる。
「『それでいい』訳があるなら聞きます」
「…可愛いから、つい」
「つい…」
つい、調子に乗ってしまうのだとか。自分のものだと視覚的にも認識したいし痕を見て恥じらう私を見たい等々。言い訳じゃなく痕をつける理由を散々聞かされ、しまいには付けた時の反応を痕に触れながら説明してくる。そういうことを聞きたいんじゃない。
「私は、怒ってるの…!外に出られないでしょ」
人と会う約束をしていたのだ。
「そのためだよ。君が約束してる男に見せつけるため」
「私…」
私は人に会うと伝えていたけど男に会うなんて一言も言ってない。疚しいことをするつもりはなく、彼のことを相談するつもりで…。
「このまま俺に愛されましたって見せてくる?それとも俺が断ってこようか?」
主導権が彼に渡ってしまった。相談相手は何事にも動じない人物だが私が無理だった。こんな姿で外に出られないし、もう諦めて手紙で相談するしかない。
「最初から外に出すつもりないんでしょ…」
「ふふっ、悪いね。すぐ戻るよ」
出掛ける彼を見送ると私の怒りも一緒に出ていったみたい。全部手のひらの上、私が諦めることも、こうなる事も。彼にはやっぱり敵わない。
今月から自分だけお弁当を作ってるんだけど、
毎日献立考えたり朝早く起きるの辛い。
ネットにあげてる人とかよくあんな凝ったの作れるよね。
現に今も遅刻しそうだし。
私はそんなのできないので冷食とか企業さまの利器を使わしてもらいますわ。
無理をしない弁当、私はこれでいい。
はーめっちゃ美味しい!
……でも無理をしない弁当なりに色々な便利グッズ買いまくってて逆にコスト嵩んでるんだけどね。笑
たまにはぶつかり合うのもいい
本音で語り合うのもいい
それで関係が変わっても
僕たちはきっと大丈夫
自分がしたいことを出来れば
それでいい
─────『それでいい』
迷ったら動いてみたらいい。
自分で考えてみたらいい。
間違えたっていい。
人生それでいいと思うんだ。
それでいい…
語尾に?か、!で随分と違ってくるよね。
!は、肯定的
?は、否定的だったり、不安だったり
!は、納得しているし、満たされているから、その気持ち、大事にして。
それでいい?に当たったら、実はチャンスかもしれない。
少なからず不安、疑問があるなら解消するチャンスだ!
それでいい?から、それでいいんだ!になるチャンス。
色々試して、人に聞いたりして、!にしていこう。
これがその靴かぁ。
流行りの。クラスで皆持ってる?
この靴買おうかね。
男子はほとんどか。俺らもあったなぁ。
後ろ側が光るのよ。ライト当たると、良く光るの。
うん。ああ、ママが? 皆一緒だから、やめなさいって?
良く言うのよ、個性を出しなさいっていうのね。
ダメダメ。皆一緒でそれでいいのよ。
いいか、個性なんてものを靴でだそうとしちゃ駄目だ。個性は内面から滲み出るものだからな。
良し、じゃあこの靴買うぞ。
ちょうど、偶然、安売りで良かったな。
それでいい、自分自身を好きになる事。
それでいい、相手を思いやる気持ちを持つ事。
それでいい、親を大切にする事。
それでいい、この世界を好きになる事。
それでいい、今日が悪くても明日は良くなると思う事。
それでいい、何気ない日常を精一杯生きて行く事。
それでいい、生きている事。
それでいい、時間が少しづつ過ぎて時が経過していく事。
それでいい、新しく何かを始めた事。
全ては、それでいい。
弟の誕生日ということで、バイト帰りに弟が欲しがっていたゲームを購入しラッピングも頼んで、落とさないように鞄にきっちりと仕舞って帰宅。
玄関のチョイくたびれた茶色の革靴を見て、父が既に帰ってきているのを確認、ドアの鍵とチェーンをかけた。
ただいまー、とリビングに入ると、直ぐに母が安堵したような声色で「おかえり」と返ってきた。
何故かソファで項垂れている父の側を素通りし、鞄をドサッと床に下ろす。
弟が居ないスキに、カーテンを留める布を引っ掛ける金具のとこにプレゼントを挟んで隠しておく。
ひと仕事終えたぜ、と振り向くと、テーブルの上、サラダや唐揚げ等に紛れて見覚えのあるゲームソフトが置かれているのが見えた。
思わずソファに目を向けると、どでかい溜息を吐く父。
ゲームソフトを手に取り、パッケージをよく見ると真ん中のモンスターのデザインが少しだけ違っていた。
これは、弟が欲しがっていたゲームソフトのかたわれ……通称「じゃないほう」だ!
こんなの見せたら弟ギャン泣きだよぉ、と思っていたら母が首を横に振った。とき既に。
父が鼻を啜る音が聞こえる、第二ラウンドは御免だ、こちとら学校から直接バイトで流石に腹ペコ。
セットにしちゃえば良いじゃん。
これぞ、天の声。
善は急げと綺麗に包装紙を剥がし、父の買ったゲームソフトを重ねて包み直して、涙腺決壊寸前の父に渡す。
部屋で不貞寝していた弟を俵抱きにし、問答無用で食卓に着かせると、涙目の父が持ってきたケーキのローソクの火を、半ば無理矢理に消させる。
お誕生日おめでとう、の「め」位で空腹に耐えきれず、目の前のバラ寿司を口いっぱいに頬張った。
テーマ「それでいい」
それでいい、
お前はいつもその頬の傷痕を気にしてる
その色違いな目の色のことも
「俺からしたら“それ”はお前の魅力だ」
こう言ったらお前は驚いた顔をして、
「ありがと」って笑った
その日から、もうお前は隠さなくなった
コンプレックスだったのに
一声でこんな嬉しそうに笑ってくれる
あぁお前はそれでいい、
お前を笑う奴なんて俺がやっつけてやるから
死にたい、消えたいって思っている人へ
今死にたい、消えたいって思っているかもしれない
でも死んだり消えちゃったら誰かは悲しむよ?
自分がいなくなっても誰も悲しまないって思っているかも
しれないけど誰かは悲しむんだよ
それに死にたくないのに生きたいのに何かの理由で
亡くなった人だっているんだよ
無理に死なないで消えないでとは言わない、
でも死にたくないのに生きたいのに亡くなった人だっている
ってことぐらいは覚えててほしい。
相談相手がいないなら一番頼れる人に相談してみな?
一人で抱え込まず自分の今辛いことしんどいこと
全部吐き出して。意外とスッキリするよ
ただその一つ、それだけでいい、それでいい
お題 それでいい
[今はそれでいいんだよ焦る必要はない今の君にはそれが精一杯の実力ならそれで僕は充分君のペースで進めればいい僕も手伝うからいつでも声掛けて]
そう言って教えてくれた。
クラスでみんなできる中私一人だけができない状況で焦りがあったのだ
教室で放課後に勉強していたら疲れて寝ちゃったんだろう
勉強を始めた頃は空色が澄み渡っていたのにもう赤と青のグラデーションだった。
焦ったいたのだと最初の声で気づいた。
おだい[それでいい]
No.19