『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
それでいい、それでいい筈なんだ。
なのにおれはまだ彼女のことが胸の奥底で夢に見てしまっている。
―美しいもの程、脆くて儚く、壊れ易いんだ。―
何処かで聞いた気障な文句をふと思い出していた。
彼女の笑顔が、夕焼けのように美しかったから。
赤く燃え上がりながら、闇に抱かれていく夕焼け。
爆弾ストレス抱えて
びっくりするほど胃を痛めて
人と話すのが怖くなって
仕事休む羽目になって
外に出るのが辛くなって
心臓がずっとバクバクしてて
ずっと緊張してて
心が痛くて
やる気が出なくて
何してても辛くて辛くて
1日何事もなく終わっただけで褒めて欲しくて
当たり前が難しくて悩んで
よくわからないけど泣いてて
いつ治るのか不安で
早く治さなきゃって焦って
自分を甘やかしてるみたいな私を
どうか許して下さい。
誰かに言ってほしいんです
自分で認めるのは難しいんです。
どうかこう言ってくれませんか
-それでいい-
恥ずかしがり屋で不器用で頑張り屋さんで
いい所見せようとして失敗しちゃって悲しい顔してさ。
私はいい所見せようとする姿もキュンとするけど
恥ずかしがり屋で不器用で頑張り屋さんな君も好きだよ。
無理にかっこよくしなくても そのままが一番カッコイイよ。
いつも私のためにかっこよくしようとしてくれる君へ。
頑張ってくれてるから言えないけど
「素でいる」それでいいんだよ。どんな君でもすきだから。
あなたがすき
あなたがすき
そんな私
それでいい
それがいい………
自分にできることをやりきる
それでいい
それだけでいい
別に恩返しなんかいらない
誰かのために
少しでも何かができたのならば
それでいい
嫌われようが好かれようが
私は私
何を言われようが
私は変わらない
生まれた時からの私なのだ
【それでいい】
私が泣いちゃう理由はあれでいい。そうだ、今日の晩御飯はこれにしよう。あのテレビ番組もうすぐ最終回なんだっけ。あぁ、疲れたな。それでもいっか。それがいっか。淡々と思ったことを思うままにして口を閉ざした。いつからでしたっけ、この関係が凍り始めたのは。貴方を見る目が変わったのはいつだっけ。
「離婚届け、出しといてくださいね。荷物、小さい物は持っていくので大きい物は郵送してください。」
いつも以上に淡泊な会話。いつからだろう。私は高校、大学の頃から変わらず、いや、少しは変わったのかもしれないけど好きだった。貴方は変わったかな。変わったかもしれない。でも、圧倒的に変わった部分を知っている。私に好きと言わなくなったよね。いつからか、冷たくなったし。浮気、知らなかったよ。決定的な離婚の決め手。でも、それでよかった。それでいいから。貴方のことを愛せてよかったなんて言わないから。幸せになってね。泣いてしまうかもしれない。
「今回もなかなかな漫画だな。」
「でしょ、いい感じ。」
相変わらず救われない女の人の話を書くなぁ、と。自分で思う時がある。それでも、女の人の泣き顔ってどこか強くてかっこいい。この後、必ず幸せになる。そんな期待を持たせてくれるんだ。死に物狂いで誰かを救いたい。それ一心で今日も机に向かう。昔、救えなかった子を救うように。ドロドロと零れ落ちた何かを掬うように。あの時は、その子の背中が小さくて脆く見えた。
「彼氏と別れたんだ。」
その目がどんどん壊れていく姿が怖かった。隣で見てるのにどう声をかけたって何をしたって意味が無いことが分かってしまう。貴方を救えるのは優しい偶像。彼氏だけ。
「ねぇ、貴方は今これでいいなんて思える恋愛をしている?」
貴方が今どんな男と付き合っているか私は知らないよ。貴方の壊れていく目は何を捉えたの。それとも、囚われてしまったの。
「ん、なんか言った?」
「なんも。」
私が貴方を幸せにしてそれでいいと言わせられる人生にしてあげたかった。漫画を描き変えるならあの子を私の世界に呼んでハッピーエンドに約束を。
あなたは、ずっとずうっと子供のままでいいの。
全部、お母さんが面倒を見てあげるからね。
あなたの好きなお菓子、ゲーム機、マンガ本。何から何まで、ぜ〜んぶ買ってあげる。だから、どうか私から離れていかないでね?
いっぱい甘えてくれるならそれだけでいいの。
後はもう、何も要らない。
あなたが私と一緒に生きてくれるだけで、幸せなのよ。
自分が産まれてからろくに親に愛されず、
要らないモノ扱い。
学校になんて行かず、そこら辺の大人と遊んでいた。
別に、そんなことしたってなんにも叱られなかったから。
そして、自分の何に惹かれたんだか分からないやつと結婚して離婚して。
またさらに他の男と結婚して離婚して。
そんなことをずっと繰り返していた。
……そして、あなたのお父さんもどこかへ消えちゃったわ。
でも大丈夫。あなたがいるから。
たくさん愛を注いであげるわね。
だから、あなたは一生子供のように私に甘えていればいいの。
それでいいのよ。
〜それでいい〜
周りからは
考え過ぎ、必要無い
そんな風に言われても
どれだけ自分を
分からなくなりだしていても
自分は仮面を被り続けるよ。
誰も傷付けない為
自分を守る為。
色んな仮面を使うよ。
うん。それでいい。
それがいいんだ。
それでいい
言い方によって
ニュアンスが変わる
優しく言うと肯定や同意
語気を強めると命令形
受け取り方も変わる
自分自身に言う時は
自分に言い聞かせている
でも不安な時に言われると
安心する言葉
エドワード・ゴーリーの作品を読んでみた。
『うろんな客』
『不幸な子ども』
『ずぶ濡れの木曜日』
どれも多少なり「子ども」の要素が含まれている。
それもよくある「無垢で守るべき良い子」というイメージではない。世界に対して理不尽に振る舞うし、逆に自然や大人に翻弄されて淘汰されることもある。
時に残酷な描写もされていて、私の母親は嫌悪感を示しそうだ。
だけど、大事な考え方でもあるなと思った。
子どもが悪いことをしたっていい。
大人と同じように、試練だって与えられていい。
別に、我が子を放置すべきとは言わないけれど。
それでいいと思えるくらいになれば、もっと素直に子どもが欲しいと願えるのかもしれない。
それでいい
私のやり方、やることに
親など、関わってる人に言われる。
でもそれは、間違ってることもあるかもしれんけど、
自分のやり方をつらぬいたらいい。
それでいいんだ。
それでいい
それでいいと肯定してくれるほど
世の中は優しくないと知った。
それでもわたしは言い続けたい、
頑張りすぎてしまう人に。
そのままで充分素敵だ、と。
どうして
人生で初めて
心の底からそう思った
全ての物事は予定調和だ
我こそは運命を変えた!と劇的な変化を遂げる人は
最初から運命を変えるように運命づけられているのだ
だから「どうして」などというのは無駄な思考である
「それでいいから…」
あまりにも痛々しい声に眉間にシワが寄る
聞きたくない
見たくない
でも私はこの男の哀れな恋心の顛末を
見届けなければいけない
そして終わらせなければ
この男が必死にかけた私に繋げた命綱を
無慈悲にもハサミでちょんぎらなければ
「それでいい、君の恋愛対象が男じゃなくても、俺は…それで……そんな君が……」
「そんなのは無理だよ、私は無理だ。
だから諦めて、お願いだから」
彼はついに涙と嗚咽をこぼしはじめた
可哀想に、本当に可哀想に
この男は本当に良いやつなのだ
それが
どうして、
どうして私なんかに恋してしまったのだ
同性しか好きになれない私などに
「男じゃなければよかったね。
男じゃなければ、私はあなたの事を好きになっていたと思う」
「俺は、君が女じゃなくても君のことを好きになっていた!!!!性別なんか…どうでもいいだろ……」
「どうでも良くないんだ、私にとっては。」
「どうしても変えられないものなのに?生まれつき俺に勝ち目は無いのかよ、どうしてなんだよ」
食ってかかってきた勢いに乗ろうかと思ったが、
私は口を閉ざし
次に思考を閉ざした
「どうして」は無駄だ
私が同性しか好きになれないことに理由なんてない
この男が無条件で私を好きだという事実に同じく
無条件で男に恋心を抱けないのだ
彼が今も必死に掛けようとしている
最後の命綱を断ち切るために
私はゆっくりと男と目を合わせた
「それでいい。」
先生はそう言ってくれた。
真夏の、とても暑い日の部活で。
僕の家は、他の家庭とは違った。
お母さんもお父さんも高学歴だった。
だからお母さんは、僕も高学歴にする為、
「勉強、部活、全てにおいて優秀であれ」と僕に強要してきた。
何も出来ない僕には、お母さんが全てだった。
一日5時間勉強しろと言われたら一日5時間勉強した。
辛くても学校に行けと言われたら学校に行った。
そんな風に、お母さんに従っていた。
そんな僕は、勉強や部活は、いつも優等生だった。
ある一つを除いて。
その一つとは、人間関係だった。
何でもできる僕に自分みたいな奴が関わってはいけないから。
僕の学力が妬ましい、羨ましいから。
多分、そんな理由だろう。
ただ、そんなに辛いとは思わなかった。
人生に人間関係は必要なものだけでいいとお母さんが言ったから。
だから中学の友達なんてどうでもいい。
夏休み。
とても暑い日に部活があった。
その日は体調が悪かった。
だけどお母さんには言わない。
意見を言う権利なんて僕にはない。
だから今日も部活へ向かった。
いつも通り。
そのはずだった。
僕は倒れてしまった。
気がつくと、白い天井。
どうやら保健室に運ばれたみたいだ。
数分して、部活の顧問の先生が来た。
僕が起きたことに気づいた時、先生は驚いていた。
でもすぐにいつもの笑顔に戻った。
「お!やっと起きたか!」
先生は僕の寝ていたベッドの横にあった椅子に座った。
「先生、倒れてしまってごめんなさい。」
先生は不思議そうに僕を見た。
「なんで謝るんだ?」
「だって、迷惑かけて、」
その言葉を先生は遮った。
「お前は迷惑なんかかけていない。
倒れるなんて誰しもあることなんだから。」
いつもとは違う、優しさも含まれている真面目な顔だった。
「今まで倒れず頑張ったお前は凄いよ。
よく今まで頑張ったな!」
そう励ましてくれた。
「倒れるのが普通なんだ。
それでいい。それでいいんだよ。 」
肩を掴んでいた手を離し、先生は言った。
「お前は頑張った。
無理しないでいいからな。」
去り際に先生は言った。
その言葉にどれだけ救われたか。
先生は知らないまま生きるのだろう。
いつの間にか僕の頬には一粒の水滴が流れていた。
それは暖かく、そして少ししょっぱかった。
その涙がばれないよう、保健室を出ていった先生へ小さく呟いた。
「ありがとう。先生。」
お題【それでいい】
タイトル【救いの一言】
それ「で」いい
と
それ「が」いい
たった一文字しか違わないのに、こんなにも言葉の重みが変わる。いつか、私だけを見て、それがいいと私を選んでくれるかな。選んで、くれたらいいな。
でも、今はまだ商品棚の奥にしまわれたお人形の私。それでいいと、流し目で見られる私。
♯それでいい
〜それでいい〜
苦手な人から嫌味ったらしく、さりげなく、
悪口を言われた。
言い返したら、言った相手と同類になっちまう。
『 そーだねー』
それでいい。
だってそんな人、関わる必要がないもの。
それでいい。
君は僕の傍に居れば良いんだ
僕に守られ乍生きていれば良い
泣きたい時は泣いて
笑う時は笑って
一緒に幸せになれば良いんだ
数ヶ月前まではそう思ってた
でも最近 、君と別れた方が良いのでは ? 等と思う様になってしまった
僕は君を応援したい
君が一番になる姿を見届けたい
君が夢に向かって全力で進む姿を見届けたい
その為には
お互い別々になった方が良いと思うから
僕と一緒に居る君は夢を諦めている様な感じがする
僕はそんな君が見たい訳じゃない
夢に向かって全力な君が見たい
夢に向かって全力な君に惚れた
僕が原因で君が夢を諦めてしまうなら
別れよう
それでいいんだ
別れていい
別れた方がいい
お互いの為に
…… 嗚呼 、良いんだ
それでいい
それじゃあ
君とはもう
さようならをしようか 、
またいつか
夢に全力な君と逢えます様に 。
それでいい
こうしなさい
ああしなさい
そんなこと言ってくる人のことは
気にしなくていい
ありのままの
自分を好きになってほしい
あなたは
そのままでいい
何をしたらいいかわからない
何が正解かわからない
灯りのない迷路の中を
一日ひたすら歩いてる
私の日常はこんなものだ
闇の中を彷徨い続け
いつ灯りが差すかもわからない
でも今日は一筋の光が見えた
『それでいいよ。正しいよ。』
と言ってくれる人が現れた
その人は月のような優しい光で
私の道を灯してくれた
いつもより道がよく見える
次はあっちへ行ってみようかな
それでいい
ソリティア
レストラン
ディズニー
イチゴオレ
いい日だな