シトリン

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エドワード・ゴーリーの作品を読んでみた。

『うろんな客』
『不幸な子ども』
『ずぶ濡れの木曜日』

どれも多少なり「子ども」の要素が含まれている。

それもよくある「無垢で守るべき良い子」というイメージではない。世界に対して理不尽に振る舞うし、逆に自然や大人に翻弄されて淘汰されることもある。

時に残酷な描写もされていて、私の母親は嫌悪感を示しそうだ。
だけど、大事な考え方でもあるなと思った。

子どもが悪いことをしたっていい。
大人と同じように、試練だって与えられていい。

別に、我が子を放置すべきとは言わないけれど。
それでいいと思えるくらいになれば、もっと素直に子どもが欲しいと願えるのかもしれない。

4/4/2023, 2:40:18 PM