それでいい』の作文集

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それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/4/2023, 11:12:17 AM

『今はそれでいい。』

そう先生は言った。言ってくれた。
僕が"役立ずだ"と、"出来損ないだ"と自分を責めて責めて責めて追い詰めて…
自分の首を絞めていた時に掛けてくれた言葉。
「今は役に立てなくても、出来損ないでもいい。
いつか来る大事な時に自分の力を最大限に
発揮出来ればいい。
だから自分で自分を追い詰めて負の鎖で縛り付けないで、
今の自分を認めて、大切にして進みなさい。」

その言葉を辛い時、繰り返し思い出すとさっきまで
上手く出来なかった呼吸がすんなりと出来るようになる。
先生の言葉は魔法だ。

-何度となく僕を救ったその言葉の主は今年の7月、
この世を去った。僕は社会に出て世間の歯車として
日々働いている。そんな時、僕の目の前には1人の少年が立っている。あの日の、先生と出会った日の僕と同じ、
自分の価値を見失って彷徨って、未来に期待なんか出来ずに己の存在を呪って濁った目をしている少年が。
僕は彼と話をする。
彼が何を失くして、何を迷って、何を得たいのか。
沢山沢山話をして、そして僕は一つ少年に言葉を送る。
先生のように、少年の何かを救える様に。

『今はそれでいいんだよ。』

-ねぇ先生、僕も誰かを救えるかな。
僕の言葉でも救えるかな。
…わかんないけど自分のやれる事、やってみるよ。-

4/4/2023, 11:11:25 AM

「それでいい」
何度呟いた言葉だろう。
妥協、諦め、無関心。時には幾つもの意味を持つこのたった5文字。このひらがな5文字が僕を苦しめ続けた。
僕にとっての「それでいい」は洗脳だ。
考えることをやめ、大義や、使命を言い訳にして、人を、殺し続ける。でも、そのおかげで笑顔になる人も居る。僕はただ、みんなの笑顔が見たいだけなんだ。だから、きっと

「それでいい」

いつも使っていた刀の冷たさを、首元に感じる。

4/4/2023, 11:08:40 AM

君の
    傍にいる時

    ボクは
    何時も


    無防備


    それでいい




          # それでいい (96)

4/4/2023, 11:04:43 AM

それでいい

現状維持って、あまりいい意味で使われないような気もする。
でも現状を維持するのも大変なんだよね。
いつもやる、それを続ける。
高みを目指すのもいいけど、今のままでもいいよね。

4/4/2023, 11:02:26 AM

「それでいい」4/4

 赤、青、黄色と導線の繋がれた
 デジタル盤の表示が一分を切った。

 「ほ、本当に赤でいいんですね!」

 
 私は、震えた手でニッパーを持ち
 赤色の導線に切り込みをいれる。
 
 パチンッ、心臓の止まる音がする。
 

 デジタル盤の数字が止まって、
 私の時間が動き出す。

 「ふぁぁぁぁ~
  焼き肉行きましょうよ。先輩の奢りで」

 『はいはい、それでいいよ』

4/4/2023, 10:56:32 AM

ねぇ、今夜何食べたいですか?
 
そう聞いたって、夫の返事は大概同じ

 なんでもいい… とか
 それでいい…とか

私の話なんていつも聞いておらず
リビングのソファで
何時間見てるの?と言いたくなるくらい
毎日、新聞を広げてにらめっこしている

新婚の時は 

君が作った料理は何でも美味しいから
だから、何でもいいって言うんだよ

なんて、言っていたけど…

「ねぇ、お父さん 
今夜の夕飯、カレーにしましょうか?」

「あぁ、それでいい」

ぶっきらぼうな答え
こちらに、顔を向ける事もしない

どうせ、また
私の話など聞いていないのだろう

それでいい と、それがいい では
一文字違うだけだけど 全然違うのに


「あなた、 離婚しましょうか?」

どうせ 聞いていないだろうし
聞いていたとしても 慌てる夫が見たかったのかもしれない

その問いかけに 夫は新聞から
目を 離す事なく

「あぁ、それがいい そうしょう」

 と答えた。

  
         #それでいい

4/4/2023, 10:56:13 AM

嫌いな自分ばかりが悪目立ちする
良い部分が出てきても
運が良かっただけだから
建前でしかないから
役に立たないから
そう思うばかりで信用できない
それでいいと思える自分が
私の近くにはいない

4/4/2023, 10:53:47 AM

ぅわぁっ!!
なんて可愛い!!
そのまま動かないで…ッ!!

と急いでカメラ画面に切り替えると
知らんがな、とばかり動き出す
必ずそう、
いつもそう

無心な生きものたちよ…
残念極まりないけれど

そんなところも好きなんだ!


「それでいい」

#66

4/4/2023, 10:51:55 AM

私の好きな人は、太陽みたいにきらきらしている。
笑うと鼻に皺がよる。それがすごく可愛い。
ちょっと頼りないけれど、意外と縁の下の力持ち。
一つ欠点があるとすれば、貴方の好きな人は私じゃないところ。
彼女にしか見せない笑顔がある。
それでいい。それでもいいから、遠くから想わせて。

4/4/2023, 10:50:12 AM

変わらなくていい

変わらないでほしい

そのままでいて

私は変化を望まない

それでいい

いや、違うな

それがいい


*それでいい

4/4/2023, 10:49:32 AM

「けいや!いこ!」

連れられて来たのは、レディースの洋服店。

「やめろ、変な世話しなくていい。ほっとけ」
「服が欲しいって言ったのはけいやでしょ」
「っだぁ!うっせぇ!」

俺は今まで、自分を隠して生きてきた。
自分を「男」ではなく「女」と思っている事を。
ずっと、ずっと隠してきたのに。
こいつとあって変わった。いや、変わってしまった。

「けいや、プリクラ撮ろ!」
「けいや〜ゲーセン行こうよ〜」
「けいや?大丈夫?」

全部、全部変わった。俺はこいつの前では
隠すのを辞めていった。

「けいやー?どうしたー?」
「いや、やっぱりいいや。ごめん付き合わせて」

店を出ようとした。

「あら、お客様?」
「ひっ!?」
「ああ〜、もしかして紗里さんの言ってたお友達?」
「えっ、なんで知ってっ!?」
「こちらへどーぞー」
「え、ちょちょちょ」

腕を引っ張られた。どこへ連れかれる!?
ヤバい組織でも捕まったか!?

「というか、なんでその事情を貴方が知ってるんですか!有り得ないです!」
「協力して欲しいって言われたんです。信じて下さい。本当に、本当に誰にも言ってないです。」
「……信じれない。信じたいのは山々ですが…」

何度そう言われて裏切られたか。この人は知らないだろう。

「では本題に」
「?」
「この中から好きな服を選んで下さい。無料で差し上げます」
「は?いやいや!悪いっすよ!」

多種多様な洋服。この世の色を全て集めたのではないかという程種類がある。

「…本当に、いいんですか?」
「はい。もちろんです」

俺は…私は、何十分も選んだ。でも店員さんは飽きず、ずっと傍で目を輝かせていた。


「決まり、ました」

自分の姿とは思えない。
ピンクのパーカーに、薄ベージュのワイドパンツ。
言うのもなんだが、すごく似合ってると思う。



「とっても素敵です!お客様」
「…本当に、ありがとうございます…!!」
「いえいえ、また欲しくなったら、私に声を掛けてください!木賀と申します!」
「わかりました。…紗里、いるかな?」


階段を登っていく。
ワイドパンツなのに、なんだか足取りが軽い。

「けいや!おかえり!」
「ただいま。どう、かな?」
「すんごく似合ってるよ…この状態でプリクラ撮り行こーよ!」
「賛成!」


やっぱり、良い奴だ。紗里は唯一の理解者。

「けいやは、いや、けいちゃんは…」
「ん?」
「『それでいい』んだよ!自分の好きな姿で生きなきゃね!」
「…うん!!」





-----それでいい-----

4/4/2023, 10:49:08 AM

相手に対してはそれでいいんだよって思えるけれど、
自分に対してはそれでいいの?と、思ってしまう

4/4/2023, 10:49:00 AM

「それでいい」

君は、それでいいんだ。

世界に社会に否定されても、

君らしく生きていてくれ。

4/4/2023, 10:48:04 AM

今日仕事してて同僚の会話聞いて思った事。
自分は自分。人は人。相手は相手。
やりたくてもやってはいけないことはしない。
やりたくなくてもすべき事をする。私の母の言葉。
何故かこの言葉が私の頭の中に流れてきた。
今自分が最大限に出来ること。
目の前の大事なところに目をやること。
それらを24時間で365日の時間の中でやっていく。
それでいいのだ。国として定められていること以外は
『 自由』なのだから。大丈夫☺この調子で明日も頑張ろう💪

4/4/2023, 10:47:07 AM

/それでいい

 天井からぶら下げたロープに首をかけ、勢い良く椅子を蹴った。
 今日は完璧だ。
 選び抜いた頑丈なロープ。解けないよう何重にも結んだ結び目。体重をかけ続けても落ちないよう、わざわざ天井に金具まで取り付けた。

 気道を絞めず、しっかり頸動脈へロープを置き、あとは勢い良く足を宙へ投げ出した。
 一瞬の衝撃と痛み、そしてそのすぐあとに感じる、意識が沈んでいく感覚。

 あぁ。やっと。やっと成功した。
 望んだ死に、笑みが溢れた。



 ギィ、と軋んだ音を立てて揺れるロープをナイフで切る。重く、鈍い音を立てて床に落ちたアイツに、意識は無い。
 首にはっきりと付いた絞首の痕が随分と痛々しい。
 だが、死んだとは思わなかった。
 首が絞まりすぎたのか、体が痙攣を起こし、その刺激でアイツが目を覚ました。
 まるで状況を理解していない目が、ぼんやりと俺を映す。
「はよ。相変わらずしぶといな、手前は」
「……よけい、な……こと……しない、でよ」
 掠れた声が返ってきて、向けられる視点に力が宿る。
 相変わらず、コイツの生命力は相当なものらしい。

「せめて俺の家じゃねぇとこでしろ。止めてくれっつってるようなもんだぞ」
「きみに、ぼくの死体を、みせたいから、それでいいの」
「趣味悪ぃぞ」
 コイツが小さく笑った。

4/4/2023, 10:44:47 AM

「それでいいよ」
優しく微笑んで言う君。
それが諦めを意味するのか、
肯定を意味するのか、
私には、分からない。

私はただ黙って微笑み返す。

『本当に?』とは
怖くて、聞けなかった。

4/4/2023, 10:40:56 AM

それでいい

君の人生の物語での
僕の登場回数は
きっと少ないだろう

君が覚えてるかさえ
僕には分からない

でも、僕はそれでいい

君には映らないような
エキストラで構わない

1つだけ
我が儘
言ってもいいかな

遠くからでいい
君をそっと
見守らせて欲しい

僕の願いはただそれだけ

4/4/2023, 10:40:08 AM

「それでいいのだ!」って名言。
救われてる人、いっぱい居るでしょう~。
だって、最後に「それでいい」って思うのは自分だもん。

4/4/2023, 10:39:23 AM

「それでいい」

   本当に?

   それでいいの?

4/4/2023, 10:38:47 AM

それでいい

誰にも認められなくても,

君は生きたいように生きていた。

それが君の第一印象。

でも僕は君の生き方が嫌いだった。

いや,羨ましかったのかもしれない。

僕と違ってみんなの前でも

自分らしく居られていて。

なぜその生き方を選んだのか

君にたずねると,

「自分の居場所があっても,自分らしく居られない

のは生きていて辛くないですか?今の子供たちは

みんな自分を隠して居るように見えるんです。

これは僕のエゴだけれど,子供たちには自分を

出して自分らしく居られる環境を見つけて欲しい

んです。でも,ただ言うだけじゃ伝わらないから

みんなの前で,隣でこのようにしているんです。」

僕はこの言葉に,君に救われた。

誰にも認められなくても,

それが本当の君ならそのままで,それでいいんだ。

変わる必要なんてどこにもない。

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