『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題 『それでいい』
愛してくれないなら死んでほしい。
それが良かった。それで良かったんだ。
よく歩いた。振り返らずとも思う。風が吹く度に頬は冷たいし、鼻の奥がじんじんする。歩いたことが勲章にはならないと、自分で自分を許せないまま歩く。誰かは優しかった。また他の誰かも何かを言っていた。私には私の声も、誰かの声もぼんやりとしている。
うつくしいものだけを見て、聞いていた。触れ、愛でていた。
それだけが現実でほんとうのこと。
うつくしいと感じる心だけが私の存在を私たらしめる。
そうやって、生きてきた。だから私は袖口を濡らして二度と振り返らないのだと言い聞かせながら、鋭い目つきをしてみせて、すこし空笑いしたあとにもう歩くのをやめてもいい。
出来ないとイライラしたり
上手くいかないとモヤモヤしたり
充分ポンコツ野郎だから
そんなことばかりなのに
傲慢にもイライラするわけで
そんなわたしを笑い飛ばして
背中を抱き締めてくれる
天使か!!
ダメな自分を
自分自身で受け入れて
スキップくらいがちょうどいい
それでいいのだ
ただ飯食って学校行ってトイレして風呂入って寝る。
ただそれでいい。
「ゴールを見てない」
部活の友達に言われました。
ボールを貰ってから
どうすればいいか、どうもテンパっしまうんです。
ゴールに目を向けられていないことなんて
随分前から知っていました。
分かっているのにそれを指摘されると
あなたもイラッとくるでしょう?
お題と関係なしに思ったことを書いただけなので
お題「それでいい」短歌
それでいい
好きな人のさ
良さはいい
分からなくても
絶対にいい!
私だけ、俺だけ「良さ」をわかっていればそれでいい。
#21 それでいい
そのままのわたしは嫌いで
いつも偽っていた
どの顔が本当の顔か分からなくなっていた
そんな時出会った人が
そのままの私を受け入れてくれた
私という形を思い出した
【それでいい】
それでいい・・・それでいいんだ・・・。
君はそれでいい。
無理に変わらなくても大丈夫。
だってそれが君で僕だから
人の前で偽る君も偽善者である僕も全部、全部それが僕たちだから。
自分が今に満足しているのなら周りからなんと言われようと変わらなくていい
それでいいんだよ・・・
あなたの言葉は
いつも
わたしの気持ちに
寄り添っているようで
他を見つめているようで
『それでいい』
部屋に、死体がひとつ。
生きてる者は、ふたり。オレとおまえ。
おまえが人殺しなんて、するはずがない。
しかし、オレも殺してない。
ここは、密室。ふたりだけでいたはずなのに、何故か死体が湧いてきた。
「犯人は、オレでいいよ」
へらへら笑いながら、そう言うオレ。
おまえは、なんとも言えない表情でオレを見た。
笑って
泣いて
怒って
それでいい
あなたもわたしもみんな
それでいい
𓏸︎︎︎︎𓈒 𓂃それでいい
泣きながら
「ごめんね うまく言えないの」
明日 引っ越す僕を屋上に呼び出した君は、泣きながらあやまる
それでいいよ
僕も
おなじことを君にうまく言えない
お題
それでいい より
それでいい
君は、変わらなくていい、そのままの自分でいい。
変わりたい意識があれば変われる。自分がなりたいようになればいい
この女は、とても面倒くさい。
この女は、かの「ちいさくてなんかかわいいやつ」の「ちいさくて」「かわいいやつ」の部分をとった「なんか」である。
打たれ弱く、気弱で、毎日生きることで精一杯だった。
家庭環境がそうさせたのか、あるいは女が生まれ持った性分なのか。
変えようと思えば努力し、変えられる部分はあるのだろう。
だが、この女は努力することをよしとしなかった。
まあ、だからこそ、その結果が「なんか」である。
この女は日々、嘆いては、それを忘れていき、また嘆くのを繰り返すだろう。周りのものから、女はどう映っているのだろうか。滑稽に映っているやもしれん。哀れに思っているかもしれない。
この女が立ち上がる日は来るのだろうか。それは誰にも分からない。
自分を変える努力をしたくなったらしたらよい。
今はそれでいい、はずだ。
それでいい
それでいい。
それでいいだと
納得してない
みたいじゃない?
それでいいで
選ばれるのも
私が悲しい。
私がいいと
言われたい。
それでいい
最近おかしい
と娘が言う
方向音痴ではない私は娘が訳のわからない方向に行くのが面白かった
それが今月2度渋谷でやらかしてしまった、地図を見て違う方向に歩き出したのは私の方だった
20歳の頃渋谷で働き、最近仕事でも渋谷に来たり、好きな街ではないが地理くらいわかる渋谷で磁石が狂い始めた
でもライブでしかもう渋谷には来ないし
まあ別に‥‥わかんなくてもいいや
君がそれでいいならそれでいいし
それがいいならそれがいい。
君に合わせたい。
なのに、、
「私はあなたが良ければいいよ」って
君は僕がそれでいいのか聞いてくる。
『僕は君がっ、、』
「あなたの良い方に合わせたい」
ふふっ
と君は僕が君がいいと思う方に合わせると分かっているからちょっと意地悪な笑い方をした。
でもすぐ、
「私もおんなじなのよ」
「あなたが好きだから、、
2人で良いと思う方選びましょ?」
君は優しく笑った。
いつかの僕らの日常。平和でなにより。
先生と生徒。
もし付き合えるとしても、あと3年は我慢。
でも。
この関係性じゃなきゃ先生に出会えなかったと思う。
もし出会えてても、
こうやって話せる関係性じゃなかったかもしれない。
だからこそ。
このままでいい、いや、このままがいい。
僕は自分の声が嫌い
聴きたくないくらい
壊したいくらい嫌い
個性的 褒め言葉だとしても
僕からしたら傷つく
手術も勧められた
嫌いだけど変える気もない
辛いし 苦しい
喋りにくいし 歌いにくい
でも それでいい
どうすることも出来ないから
どんなにバカにされても
どんなに嫌われても
自分の芯を曲げるくらいなら
バカにされたり嫌われたりする方がいい。
#それでいい