さよならは言わないで』の作文集

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さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/3/2024, 1:28:35 PM

だってもし、さよならを言われてしまったら。
そんなことを考えてしまうんだ、人と関係を紡ぐときには。
深く踏み込まないほうが、楽なんだよ。

「...こんなこと人に言ったの、先輩がはじめてです」
 冬の海は冷たい風を運んでくる。
「へえ、うれしいな」
 先輩はひとり、納得したように笑みをこぼすと、果てしない青の世界から俺のほうに視線を向ける。
「...だから、わかんないんです。なんで先輩は俺に構ってくるんですか。あんな態度取ってるのに」
「ふはは。俺もわかんない。なんでだろーね」
「......はぁ?」
 先輩のこういうところがきらいだ。
 直球なときはとことんど直球なくせして、こういうときはひゅるりとかわす。
 きらい、というよりはただ怯えているだけなのかもしれない。いつになっても掴めない先輩に。
「...無駄足でした。帰ります」
「えー帰んないでよ。せっかくの海なんだしさ」
「そんなとこに長時間いて風邪引いても知りませんよ先輩」
「そんなこと言わずに。一緒に風邪引こうよ、ね?」
「馬鹿なんですか」
「えー、今さらじゃない?」
 それもそうですね、とぽんぽんと取るに足らない会話を投げ合う。
 この気を変に張らなくてもいい空間は何気に落ち着けた。
 深く踏み込んでいるわけではないからかもしれない。
「───なつめくんさ、怖いんでしょ」
 冷たい波の音で空気ががらっと切り替わるから、また余計掴めなくて苛々する。この人のスイッチはどこにあるんだ。
「深く踏み込むって、あいてに自分の心臓差し出すようなものだしね」
 心臓はあいての手のなかだから、さよならを告げられて捻り潰されるのもあいて次第。そういいたいのだろう。
 それくらい、心臓は弱くて脆い。
「でもその恐怖に打ち勝って心臓を差し出してもいいと思えるあいてができたら、きっと。...ね?」
 はっきりと言葉にしないで先輩は果てしない冷たい青の世界に視線を投げた。また先輩の気まぐれで言葉にするのが面倒になって放棄したのだろう。
「...肝心なとこ伝わってないです」
「あはー」
 
 その恐怖に打ち勝って心臓を差し出せたなら、きっと、───連れていかれるのは見たこともない色鮮やかな世界だ。



─さよならは言わないで─ #130
(掴めない系男子の名前がどうしても思い付かない。"先輩"って名前出さなくていいから便利。……なんかないかな、名前)

12/3/2024, 1:28:16 PM

夜が来て 負が満ちてきて ガスを抜く 信じる強さ どうかこの手に

【さよならは言わないで】

12/3/2024, 1:27:27 PM

言葉にしなくていいから。
もう充分伝わってるから。
頭ではわかってても心が追いついてくれないの。
ちゃんと消化できるまで一人で頑張るから。
だからそれ以上は言わないで。
あなたの誠意が私を壊すこともあるんだから。

#さよならは言わないで

12/3/2024, 1:27:02 PM

【さよならは言わないで】

お別れの挨拶をしたら

もう一生会わないと約束を結んでる気がして

その場その場で仮面を付けてるはずなのに

ちゃんと泣くことだって出来てしまうから

だから今生の別れにしないために

まださよならは言わないでおくよ

でももう闇の中で彷徨っているのは辞めにする



2024-12-03

12/3/2024, 1:26:17 PM

やっぱり九州も良いなあ
2024/12/03㈫日記

今日の日中は暖かかいし
夜の帰り道は月が出ていないのに
妙に明るい気がする。
最近、地震も多いしね、
気をつけないといけないな。

新語・流行語大賞の年間大賞は
「ふてほど」
これは阿部サダヲさんが出ていた
ドラマね。
見てたなあ、凄く面白かった。
阿部サダヲさんの主演映画の
「アイ・アムまきもと」は最後の
展開で胸がぎゅっとなった。
阿部サダヲさんが主演だから
コメディかなって見ると違うの。
阿部サダヲさんの出演作品選びって
かっこいいなと思った映画。

ノミネートされた新語・流行語の
うち、僕は5つ、この日記に
書いていた。
流行り好きな面もあるんだなあって
思った。
この日記を冬から始めて、
冬になって内容が後から
展開することもあるんだなって
知った。
まさかのダンゴムシから百足へ。
虫に詳しい人なら「ダンゴムシが
出たなら、対策した方が良いよ。
百足が出て来るかもよ」って
思いながら読んでくれていた?

友達から来年の長期休みの相談を
された。
旅行をしたいから一緒に行こうって。
嬉しい。
僕は一泊二日の人間ドックと
残りの休みを旅行に、、と
勧めたら「それも良いな」って。
友達の休みなので旅行先は任せた。
僕としては北海道かディズニーが
良いんだけど、誘導するのもね。
長い付き合いだと、誘導も出来るわけじゃない?
そういうのはね、今回は
止めておきましょう。

おやすみなさい。

12/3/2024, 1:25:59 PM

ここに来て、初めて書いたのは4月
毎日、来る日も来る日も書いた…
お題は、容赦なく出し続けられる
私も、かなり長く生きてきたから
経験豊富だと自負していたのに…
違ったな……
「何書こう?ネタがない…」
想像力も余り豊かではない私だから
話を盛る事も出来ない
だから、ほとんど毎日が等身大の
実体験やら反省やらになる…
それでも、優しい人たちが
「あなたの話が読みたい」と
神様のように応援してくれるから
書くことがなくて、行き詰まった時に
「もう、そろそろ限界かな…」
そんな考えが一瞬頭をよぎったり
しながらも、「さよならを言う前に」
後ちょっと、あとひと踏ん張り書いて
みようかと思いとどまって、また
次の日の19時を迎えられている
ご縁があって巡り会った皆様
いつも、本当にありがとうございます。

12/3/2024, 1:25:17 PM

寂しがり屋な君は
その言葉を嫌がってたね

寂しがり屋な私も
その言葉は好きじゃないの


例え先がないのが分かっていても
これで最後と分かっていても

それが最良だと分かっていても
寂しくて離れれなくなるから

「またいつか」

君と私の最後の言葉


─さよならは言わないで

12/3/2024, 1:23:10 PM

題 さよならは言わないで

「ごめん、もう別れよう」

私が彼氏とデートしている時に急に言われた言葉。

「え?嘘だよね」

一緒にこれまで普通に話してて、急に言われた。
それってデートの最初に言うべきじゃないの?

何で一緒に映画行って、感想言い合って、カフェに入って一息ついてる時に言われなきゃいけないの?

完全にタイミング違うよね?

という気持ちとともに、嘘であってほしいという気持ちもある。
付き合って2年たって、そりゃ、マンネリ感なきにしもあらずだけど、別れるなんて・・・そんなの、急に気持ちの整理がつかない。

「えっと・・・嘘、でしょ?」

彼の深刻な表情を見て多分本当のことなんだろうな、と思いながらも再度問う。

彼は私を真剣な眼差しで見つめる。

「他の人好きになっちゃったから」

「それは・・・きついかも」

聴いた瞬間こぼれてしまう言葉。
聞きたくなかった。

ドラマみたいなセリフを耳にしながら、私はどこか他人事のように聞いていた。

「ごめん・・・」

「いや、謝られても」

としか言いようがない。

謝ってもこの事実は変わらないんだから。
私がどうしようと、もう相手が決めたことなんだから。

・・・仕方ないよね。

「分かった、今までありがとう」

って言うと、相手が焦った顔をする。

・・・ん?なぜ?

「どうして?別れるんだぞ?」

「うん、だから今までありがとうって・・・」

「じゃなくて、待ってとか、嫌だとかないのか?」

「え・・・」

その発想はなかった。

・・・というかさー。

「私がすがって、あなたは気持ち変えるの?私の方選ぶの?そうはならないよね。なら、そんなことしたって仕方ないじゃない。あなたはもう他の人を選んじゃったんだから」

・・・自分の心が冷静なことが自分で怖い。
恐ろしく冷静でいる自分。

目の前の彼に心が動かない。

「あっそ、ほんっとお前って可愛くないよな。じゃあな」

彼はそう言い捨てると、そのまま会計もせずカフェから出ていってしまう。


そっか、こんな終わり方なんだ。

今までたくさんデートしたのに。

沢山好きって言ってくれて、一緒に笑い合ったのにさ。

別れるときってこんなにあっさりしてるんだね。

あなたこそ、私に対して、そんなに気持ちなんてなかったんじゃない。

なのに私を責めるの?

気づくと、手にしたコーヒーカップにポトリと涙が一滴落ちていた。


冷静なんて嘘だ。

嘘だよ。心を一時的に殺したんだ。

別れたくなんてなかった。もっと一緒にいたかった。
でも、そんなみっともないこと言えなかった。

今さらこんなに悲しいなんて、苦しいなんて・・・
後から後から溢れてくる涙をハンカチで拭いながら私は思う。

さよならなんて言わないで欲しかった。

一緒にずっといたかった。

どんなにマンネリでも、私はあなたが大好きだった。

その気持ちは、溢れ出す涙とともに膨れ上がる。

拭ってもこみ上げてくる悲しみと蘇ってくる思い出。


でももう言われてしまったから。

さよならを言われる前には戻れない。

私は涙がどんどん染み込んでいくハンカチを手に、しばらくカフェの席を立つことも出来ずに彼との思い出を思い出しては悲しい涙を流していたんだ。

12/3/2024, 1:21:19 PM

《この杯を》


「さよならだけが人生、なんて言葉があるけど。またの再会を約束して、今はこの杯を受け取って」


そう言って君がなみなみと注いだグラスを僕に渡す。

僕はそれを受けとり、笑って、乾杯した。


「さよなら、なんて寂しいから言わないよ」


「そうだね。またいつか」


「うん。約束」



いつかまた、ここで君と笑って酒を飲める日が来る日を願って。今は一度、お互い別の道を歩もうか

12/3/2024, 1:21:09 PM

『さよならは言わないで』

恋をしていた。君の事が大好きだった。
でもね、私の恋はまだ叶わないみたい。
この人生じゃ、君と運命を共にする事ができないみたいなんだ。

恋が足りない。愛が満たされない。

17年の人生。名前も知らない誰かのせいで、それは幕を閉じてしまった。
まだ、もっと、誰もが羨むほど長く、
アスファルトの隙間からたんぽぽが顔を出したら、今日はいい日だ、って思える様な、
幸せってものを感じてたかったな。

狭い箱の中、花に埋もれて眠る私が見える。
目蓋を腫らして泣いているいる君も見える。

ごめんね。

私の声は届かない。
君の涙は宝石みたいだねって。思ったよ。場違いだけど。綺麗だな。

あ、待って。
さよならなんて言わないで。

君の顔を見ながら、私は少し焦っている。
「さよなら」なんて言われたら、もう会えない気がするからさ、絶対言わないでよ。

さよならは言わないで、またねって言ってよ。

そしたらね、君が飼いたがってた、猫になって会いに来るから。もう一回、次は家族になりたいなって思うの。
ほら、君と私、赤い糸で繋がれてるからさ、また一緒にいられると思うんだ。
だから絶対に見つけてね。私もいっぱい探すからさ。
だから、別れの言葉なんて言わないで。




「またね、純恋(すみれ)」




――あ、好き。
私はもう一度、君に恋をした。

震える君の身体を抱きしめたいと思った。
もう叶わない。
最後に君の涙を拭いたい。
もう触れない。
もっと君に愛を注ぎたい。
できない。
苦しいね。

ね、聴こえてるかな。



またね。

12/3/2024, 1:21:04 PM

「今頃みんな、部活かなぁ」
ある日突然、わたしの青春は消え去ってしまった。
小さな窓から、茜色に染まった空を見上げる。
わたしにとって家は、唯一の居場所。
もう一ヶ月近く、家を出ていない。

あの頃は、悪夢だった。
教室に入ったら、誰もわたしに目を向けなかった。
出席を取る時も、名前を呼ばれなかった。
話しかけたら、無視された。
笑い声が聞こえるたび、自分のことかもしれない、と思う。
そんな考えが頭をよぎる。
学校が息苦しい。みんなは平気なのに。
さよならも言わずに、私は学校を抜けたんだ。あの日から。



お題「さよならは言わないで」

12/3/2024, 1:15:22 PM

距離を縮めるのは早かった‥?

昨日友達が死んだ 
初めてできたお互い打ち解けた友達だった。     私ね、友達が亡くなるとき目の前にいた。
 私あなたと出会うまでひとりぼっちだった、話しか       けに行けない自分を私はクールなんだって言い聞かせて自分を誤魔化してた。でもあなたには素の自分でいたいと思ったの。だから「またね」なんて言ったの
でもそれに返されたのが「さよなら」だったから
〝さよならは言わないで〟
なんて言って引き止めちゃった。
ごめん、ごめんねえ、あの時引き止めていなければあなたは生きていたかもしれない‥
すぐそっち行くから、一人じゃないよお
〔速報です。女子高校生が道路を横断中居眠り運転のトラックに轢かれ、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。〕〔次のニュースです。先ほど死亡が確認された女子高校生の友人と思われる女子高校生が自宅で死亡しているのが発見されました。自殺とみて捜査を続けています。〕

12/3/2024, 1:13:56 PM

友達が私の手の届かない遠いとこへ旅立った。
今頃は三途の川を元気に泳いでいることでしょう。
好奇心旺盛で面白そうなものに何でも首を突っ込んで物事をしっちゃかめっちゃかにするのはいつものことだった。
それでもなぜかその物事とかが上手くいって、周りが友達に感謝して、友達が首を傾げるのもいつものことだった。
己の本能のままに、あるがままに生き抜いた友達は私にとって眩しい太陽のような存在だった。
まあ元気さも加味すれば灼熱の、という枕詞がつきそうなものだけど。
だから私はさよならは言わないでまたねと手を振る。
だってお昼に空を見上げればいつだって会えるのだから。

12/3/2024, 1:13:43 PM

「さよならは言わないで」

さよならは言わなかったね。

私がそちらの世界に行ったら
また会おうね。

12/3/2024, 1:12:54 PM

雨が降っているけれど
気にしないことにした

夕飯の材料を買い忘れたけれど
考えないことにした

あなたがいないけれど
気が付かないことにした

視界がぼやけたけれど
ちょうど何も見えないので
それでよいことにした

12/3/2024, 1:09:57 PM

人間関係を

リセットしたい

時がある。







多分
【その時】は
話を合わせて

相手を不快には
させていない
とは思う。




わたしは

どうも




作り笑顔が




得意すぎるみたい。







あぁ、イヤだなぁ。






って
思うことが
何度も続いて

でも
イヤ
が言えなくて

モヤモヤが
溜まりに溜まって



独りで爆発して


関係を

黙って




リセットする。




人間関係

下手くそだなぁ、

わたし。


#さよならは言わないで

12/3/2024, 1:09:32 PM

さよならは言わないで

おまえバカだな。昔からそう思ってたけどほんとにバカだな。さよならは言わないでって真面目に言ってるのか? 不真面目だったらもちろんそれはそれで俺は怒るが、おまえもそこまでバカじゃないだろ。これが間違いなく別れなのはおまえだって知ってるはずだ。人類初の未来に人を送る事業…これは冷凍睡眠であって俺が未来に目覚める保障もないが、俺がちゃんと未来に送られるとしてももうおまえには二度と会えないだろう。それでも冷凍睡眠槽を閉めるときおまえはさよならは言わないでと言って微笑んだ。おまえはどんな思惑があるのか少しは想像できる。おまえはAIの研究者だ。おまえという自我を冷凍睡眠でない方法で保全しようとしていた。それがどこまで可能か。俺は凍り付いたまま待ってみよう、と思いながら俺の思考は途切れてゆく。未来へ続く眠りだと信じている。

12/3/2024, 1:09:11 PM

さよならは言わないで。

ぎゅ、っと掴んで痕を残すような切なさが過ぎるから。
冷たい風、夕焼けの鐘、あの日の後悔。

もっと楽しい思い出があった。
もっと悲しい出来事があった。
激しく言い合いして、仲直りして、また懲りずに喧嘩して。
それなのに、あの人との終わりは、たった4文字。

その言葉だけはやっぱり苦手。
代わりの言葉は見つからないけど、それを言わないで。
明日会えるかくらいは、約束して。

12/3/2024, 1:08:53 PM

私の存在意義とはなんだろう
子供たちに生かされ
子供たちに笑顔をもらい
今日も自分勝手にやっている

なにが正解なのか
どれが間違っているのか

がむしゃらに毎日をこなしているだけでいいのか

毎日怖いニュースをみて聞いて
子供たちが安心して暮らせる
大きくなるそんなことができるのだろうか
心配しかない

明日生きてるだけすごいこと
上手くいかなくても全然いい
笑ってご飯食べて過ごせるだけで幸せ

あなたたちのことは私がしっかり守る
命に変えてでも

12/3/2024, 1:08:25 PM

さよならは言わないで
もう二度と君に会えないと思ってしまうから
またねって言わないで
君にいつかまた会えると思ってしまうから
何も言わず立ち去って
君という存在を忘れるために

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