『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならは言わないで
すぐあとで会うのだから
気まずいでしょ
ーごめんなさい あなた
妻が離婚届を突然僕に突き付ける
僕はうろたえた
どうした?急に
訊くと
妻は我慢の臨界点を超えてしまった経緯を話した
僕の会社の人への愚痴話や
子供の世話を任せきりにした事など
もう我慢が出来ない
妻はそう言うと
荷物はまとめたし
帰るわ
と、離婚届を残して出て行った
僕は今
妻からのSOSを
受け取れなかった事を
悔やんでいる
さよならだけは言わないでほしい
僕は涙声で呟いていた
お題『さよならは言わないで』
さよなら、と言うと、何だか今生の別れのようで苦手だ。これで会うのは最後でも良いと言われている気がする。
だから、私はさよならと言わないことにしている。
たくさん大きく手を振って、また今度、お疲れ様と言う。
次もあなたに会いたい。
さよならは言わないで、わたしが悲しくなるから
あなたを思う限り、私の心が報われないよ。
なんでかしら、あなたは、わたしを突き放したい
分かりたくはないけど、分からなければならない
その現実に自分の心を般若に変えてあなたを、
迎えに行かなければ、いけないなんて、嫌だな、
あなたは、闇に堕ちてしまったのだから、救う、
その手段がこれしかないのだから!
これが、救済なのですからね、そうだよね?
そうだと確信しているのに、分からなくなる、
自分が怖いんだよ、なんでか分からないけど。
"お前の救済は、救済じゃない!それは、殺戮だ!!
早く目を覚ませ!
そうじゃなきゃ、戻れなくなるぞ!"
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end
オマケ(文字化け前)
あなたは、わたしに何かを言っているが分からないけどこれで、幸せになれるのだから良いでしょうに!
だから、逃げないでね。
これが、最高の私たちのメリーバッドエンドですから!
「さよならは言わないで」
前も同じようなお題なかったっけ?と思ったが、気のせいということにしておく
意外にも「さよなら」を言う機会はない。別れの挨拶を言うのは友達や同級生、身近な人たちだ。たいてい「じゃあね」「ばいばい」と言う。先輩や堅い関係の人には「ありがとうございました」「お疲れ様でした」を別れの挨拶として言う。
「さようなら」を言うのは学生の時だ。帰りの挨拶の時に、みんなで先生に向かってさようならと言う、あの時だけ。それ以来はない。
だから、このお題に対して私の経験から書けることはないということだ。以上!笑
題【さよならは言わないで】
「お母さん、行ってきまーす!」
「あら、莉緒早いわね。行ってらっしゃい。」
ガチャッ
「おっと!」
「わぁ!?って、かいくん!?」
「ふふっ、おはようございます。莉緒さん。」
「お、おはよう?どうしたの?」
「あの、一緒に行きたかったので。久しぶりに。」
「へ?」
あっ、そっか、小学六年生までは一緒に登校してたんだっけ?
「ご一緒させてもらってもいいですか?」
「うん。もちろんだよ!」
「ありがとうございます!」
か、かっこいいな~。
・・・
「莉緒さん。」
「なに?」
「えっと、また、一緒に学校に行きましょう?///」
「うん!もちろん!私もかいくんとまた行きたいな。」
「ありがとうございます。」
・・・
「クラス、また一緒で嬉しいな❤️」
「俺もです。たくさんお話しましょうね!」
「うん!」
「あっ、教室に着いた。ちょっと早すぎたね。」
「そうですね~。」
「!おはよう。隼人!」
「ん?あっ、おはよう~。莉緒!」
「おっは~!て、あっ!おはよー、かい!」
「名前を覚えてくれていたんですね。」
「もちのろんだよ♪」
「ふふっ。ありがとうございます。」
「良かったね。かいくん!」
「はい!」
「莉緒?もしかして二人できたの?」
「うん。家が隣だし、小さいころはよく二人で登校してたんだよね!」
「そっか、、、」
?どうして悲しい顔をするんだろう?
「あっ、準備するね!」
「うん。分かった。」
そして、自分の席に戻ろうとした時。
ドンッ!
教室で走っていた男子にぶつかっちゃった。
やばい、ぶつかる!
「きゃっ!?」
「っ!莉緒さん!?」
トン。
「えっ、痛くない?」
「だ、大丈夫ですか?」
「うん。ありがと!ってわぁ!?」
「えっ?どうかしましたか?」
か、か、か、顔が近い!
あっ、そうだった。かいくんは私との距離感がおかしいんだった。
いやでもこれは論外!
「だ、大丈夫だよ。顔が近くて、びっくりしちゃって。でも、助けてくれてありがとうね!」
「怪我がなくて良かったです!」
「う、うん。」
「ごめんなさい!莉緒さん。ぶつかった!」
「大丈夫!怪我してないしね!」
「良かった!」
「て、あっ。///」
隼人と太陽くんが見てた。
「あ、あの。そろそろ離してくれない?///」
「え、あっ、ごめんなさい。///」
「大丈夫!本当にありがとうね!」
「はい。」
「莉緒。ちょっと、ごめん。」
ドタドタッ!
「えっ。隼人!?」
「…。」
「やっちゃったね~。莉緒ちゃん。」
「えっ、えっ?」
「行きましょう。莉緒さん。」
・・・
ーそして放課後ー
「すみません!莉緒さん。今日、俺習い事がありますので、さようなら!」
「あっ、うん。」
さようなら。
私の一番苦手な言葉。
だって、それ以降なかなか、かいくんに会えなかったから。
「ねぇ、かいくん。さよならって言わないで。」
「えっ、?」
「だって、もうかいくんと別れたくなんてないから!」
「っ!/// はい。俺も、莉緒さんとはもう、別れたくないですから。」
「約束、ね!」
「はい。約束です!」
駅の別れは何歳になっても悲しいものだ。プラットフォームに立つ人を見て、又涙が込み上げる。
今度は何時会えるかも分からない、もう会えないかも知れない。感情が溢れ出して、涙が止まらない。
心が一言呟く、後何回一緒にご飯食べれるかなと。
帰ろう、帰って来よう側居られるように!
もう、さよならなんて言わなくて良いように。
又、明日ねと言えるように!
さよならは言わないで
さよならなんて言わないよ
大丈夫
僕はちゃんと君のそばにいるよ
忘れないで
僕は、絶対君のそばを離れたりしない
いなくなったりしないよ
安心して
君は1人じゃない
1人になんてさせないから
「さよならは言わないで」
わかっているの、
あなたとは
うまくやっていけないこと、
いつか、別れる日がくること、
目をつぶっていたかった。
さよならはいわないで
そのまま行って、
あなたのぬくもり
消えないうちに…。
さよならは言わないで…
「覚えてろよっ!」ってつい強がっちゃうバイキンマン
楽しく会話を交わせたあの日も。
少し勇気を出したあの日も。
遠くから眺めていたあの日々も。
ぜんぶぜんぶ、君は無かったことみたいにした。
さよならすらも言わないで、
私の前から霧みたいにいなくなった。
私の想いを断ち切った君に、今の私は感謝しています。
君のおかげで、今私は幸せです。
君は今、何をしているのかな。
どうか幸せに。
#8【さよならは言わないで】
2024.12.3
じゃあな
また明日
バイバイ
さようならに相当する言葉は結構あるが、実際に「さようなら」と言って別れたことはない。さようならって、自分ルールで別れのレベルがコッテリ濃度の時にしか使ってはいけない感がある。
それに対して、とても使いやすくて丁寧な言葉がある。
それは「お疲れ様でした」。
この言葉には、労いの意味と相手への敬意とあっさりとした別れの挨拶の三つの要素が盛り込まれている。
自分的流行語大賞である。
「ちょっと待って!まだ言いたいことがあるの。」
何だよこの女。ダルいな。
「今までのことは全部私が悪かった。ほんとに
ごめんなさい。颯君に何されても嫌いにならないし
ずっと好きでいるって言ったのに裏切って
ごめんなさい。これからは絶対颯君の言うこと聞くし
否定もしないからもう一回だけ私にチャンスを
ください。これが最後のお願いです。
ほんとにお願いします。」
何だよこいつ。もうこの台詞聞くの何回目だと
思ってるんだよ。いい加減聞き飽きたわ。
もう軽く見積もっても数十回は聞いたぞ。
変わる気ないだろ。
「お願いします。私絶対変わるから。今回も
許してください。私のこと捨てないで。」
もうはっきり言うしかないか。
「もう無理。お前ダルい。お前以外にも女なんか
腐るほどいるんだからお前のこと捨てるわ。」
「やだ。だめ。捨てないで。私とさよならしないで。
さよならは言わないで。」
「もういい黙れ。最後に一つだけ言わせて。
お前の名前何だっけ?忘れちゃったわ」
さよならは言わないで
ねぇ、ママ
さよならは言わないで
「はいはい。学校、遅刻するよ」
ねぇ、パパ
さよならは言わないで
「部活ないなら、夜、肩揉んで~」
ねぇ、ワンちゃん
さよならは言わないで
「わん。ん?、ワン!ワン!」
ねぇ、妹よ
さよならは言わないで
「うっるさい。さよーならー」
ねぇ、おばあちゃん
さよならは言わないで
「ありがとう」
左様ならは
それならば仕方ない、の意味
おばあちゃんの病気は
必ず治せるから
緩和ケア病院に行くって
言わないで
「おねがい。」
「さよならは言わないで」
私がいいって言うまで
さよならは言わないで
心の準備なんて
一生出来ないから...
私がこの世界から
消えてしまう直前まで
絶対に
さよならは言わないで...
こんなにもあっさりと別れが来るとは思わなかった。
一番の友達が両親の転勤により急に転校するなんて漫画やドラマだけの話でまさか身近に起きるなんて思わなかった。
「急だね」
「急なんだよ」
いつものコンビニに寄って、ジュースを買って駄弁るのも今日が最後だ。
小学校からの友達である彼女と話すのは今日が最後になる。もちろん、伝えられてから猶予は多少あり、思い出も沢山作ったが、それでも別れとなると寂しい。
隣の彼女を見る。いつも甘いミルクティーを買っている彼女は変わらない。だが、明日にはもういない。いつものコーヒーを飲む。変わらない味がした。
「もうちょっとこの街にいたかった」
「向こう、何もないの?」
「コンビニもねぇ。映画館もねぇ。もちろんおしゃれなお店もねぇ」
「どこの秘境に行くの?」
軽口に彼女は笑う。彼女の行く先はもうすでに知っている。確かに田舎だが、夏には泳ぐのに適した綺麗な川が流れていたり、すぐ近所には惣菜が美味しいらしいと口コミサイトに書かれていたそこそこ大きな地元スーパーがある。少し電車を行けば、大きな街に出る。何よりWi-Fiはしっかり通っている。もうテレビもない電話もない田舎はもうどこにもないかもしれない。
最後の日だと言うのに、いつもと同じ他愛のない話をしていると、帰る時間になった。
ゴミをきちんと捨て、自転車に乗る。
ここから別れて、それぞれに帰る。これも最後。
自転車に乗った彼女が振り返る。
思わず、別れの言葉が出そうになったが、それはないと、飲み込んだ。
さよならなんて、言わない。
だって私達は繋がっているから。
「またLINEしようね!」
「向こう行っても電話するねー!」
スマホにより、私達はどんなに距離が離れていても瞬時に連絡が取り合える。また交通手段を駆使すればいつでも会える。今生の別れではないのだ。また会える。いつでも声が聞ける。いつでも話せる。
さよならではなく、またね。と。
私達は挨拶をして別れた。
寂しさなどは浮かぶ暇などなかった
『さよならは言わないで』
俺の好きな人が引っ越してしまう。
彼女は出発直前に「さよなら。今までありがとう」と言った。
けれど俺は否定した。
「さよならじゃない。またね」
'さよなら'だともう会えない感じがするから。
またね"だときっとまた会える。
だからさよならは言わないで。
俺が「またね」と言うと彼女は「うん!またね!」
涙を流しながら笑顔で言った。
そして彼女は出発した。
きっとまたどこかで会える。
氷雅
Don’t say goodbye.
I was fired from my job.
I can’t work.
I have no money.
I have nothing.
But I have a wife.
Only my wife understands me.
Because I must not lose her.
Why… what did you say?
Goodbye to you?
さよならなんて言わないで。
仕事をクビになりました。
働けません。
お金がありません。
何も持っていません。
でも、妻がいます。
妻だけが僕のことを理解してくれます。
彼女を失うわけにはいかないからです。
なぜ…何て言ったのですか?
僕にさよならを?
さよならは言わないで
わたくし、ロンドンが大好きなんです。
昼は活気があるのにどこか落ち着いていて、
夜は優雅さと明るさを表すように美しいですわ。
わたくし、ロンドンが大好きなんです。
ロンドン塔が花火を背景に、
凛々しく建っているのを想像すると心が弾みますわ。
わたくし、
ロンドンが大好きなんです。
あなたと出逢えたロンドンが
大好きなんです。
ほんとうに
ほんとうにね
さよならは言わないでね
日本語で言ったら、寂しくなるから
明るく英語でお願いね
goodbye.って
『さよならは言わないで』
道中に左右に道が別れてその間に看板が立てられている。
「どうやら、僕らはここまでのようだね。」
看板の行き先を確認した仲間が伸びをしながらつぶやく。
俺たちは目的までの道中が同じで
一時的に仲間になって旅をしていた。
遺跡を巡ったり途中の街で飯を食ったり
パーティメンバーのような仲になった。
これからもっと2人で面白いことと
出会うんじゃないかと内心期待していたが...
俺たちを分ける道がついに来てしまった。
「ここまで長いようであっという間だったね。」
看板の近くで休憩を取りながらだべる。
半年ぐらいだろうか。1年の半分というのは
本当にあっという間だった。
「せっかく仲良くなったのになあ...寂しくなるが
お互いの目的を達成するには仕方ないな。」
「だね。もしかしたらまた出会うかもしれないけど。」
それもそうか。と返しながら空を見上げる。
仲間というのも悪くないかもしれない。
そう思わせてくれるような仲間でよかった。
休憩はあっという間に終わり、出発の時間になった。
「じゃ、お互い頑張ろうか。」
「あぁ、ありがとな。また。」
うん、またね。
手は振り来た道を振り返らず歩き続ける。
またどこかで出会えるだろう。
不思議とそう感じるからさよならは言わなかった。
語り部シルヴァ