『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貴方からの『さよなら』は突然なんだろう。
突然の『さよなら』に受け止められない。
離れていかないでと叫んでしまう。
さよならは言わないで
魔法界から修行にやってきた魔法使い見習いのあの子との出会いは突然だった。
最初は戸惑った。だって魔法使いは本当にいるとは思わなかったから。私の家族もびっくりしたことを昨日のように覚えている。
魔法を見て目を輝かせた私を、あの子は微笑んで見つめていた。
戸惑いながら一緒に暮らし始めた春、花火や海と思い出を作った夏、美しい景色を観に周った秋、将来の夢をたくさん語り合った冬、数えきれない思い出ができた。
出会ってそろそろ1年が経つ頃、私はあの子から修行が終わったから魔法界に帰らなければいけないと言われた。
わかっていた。あの子はいつか帰る日が来ることは覚悟はしていた。それでも…
やっぱり別れは辛い。その晩、お別れは嫌だと一緒に泣いた。
どうかお願い、さよならは言わないで。
私のかけがえのない人。
【さよならは言わないで】
「なんでこんなんになっちゃったんだろうね…?」
泣きながら君は僕にそう問いかけてきた。僕だって分からないし、君にだって分からない。
終わりを迎えたくない僕はずっと君を抱きしめていた。
君もそれを理解してくれて、抱きしめ返してくれた。
本当になんでこんなんになっちゃったんだろ…。
時間は一瞬で過ぎ去ってもう別れの時間に_。
「じゃあ、もうさよならだね」
「さよならは言わないで」
食いつくように君は叫んだ。
「うん、ごめん。じゃあ、またね」
「…うん、またね」
次に会うときは、《恋人》ではなく《知り合い》になるのを知っているからもう一生出会いたくはなかった。
「別れたい」
いきなりそんなことを言われて誰が納得するだろうか。
理由を尋ねてもうんともすんとも言わない君はきっと何かあるんだろう。
私の傷を抉る何かが。
どうせ浮気か何かだろう、そう思っていた。
でも私の目からは雫が溢れ出す。
本当はこんな強気になんて言えない。ただ、ただ寂しいし悲しい。
そんな私に背を向けた彼は何故か誇らしげで、
何かから解かれたように生き生きしているのは確かか。
「別れたい」ただそれだけを口にし私の前から姿を消そうとしている。
お願い、さよならだけは言わないで。
さよならを言わないで欲しいの。
不思議な顔しないでよ。
またねって言って。
また会おうねって。
なんか、雰囲気だけどさ、
さよならは、もう会えない。
またねは、また会える。
そんな感じがするんだよね。
だから、さよならは言わないで。
またね。
さよならは言わないでいまもキミを待ってます。
ねこは生前、シアワセだった場所に
生まれ変わっても戻ってくるって言うからね、
ここがそうだったなら嬉しいのになぁって思ってます。
んー、でも、毎週病院に行ってこわい思いさせてたし、
外で自由に生きていた野良猫を部屋の中に閉じ込めちゃった感じでいつも窓の外に向かってずっと鳴いてる感じだったし、
ここでは無いどこかで新しい生を受けてシアワセに暮らしてるんだとしたらそれもまたいいと思います。
でも、ボクが死んだ時にはまた会えたら嬉しいな...。
明日も生きてるか分からないし
さよなら
生きてたらまた会いましょう
かの子はね
帰るのがイヤなの。
かの子はね
まだ遊びたいの。
ママはまだ
お迎えに来なくても良かったのに。
寒くないもん。
まだまだみんなと遊ぶの。
「でもね、かのちゃん。トシくんもナナコちゃんも帰るよほら。」
もうーーーみんなぁーーー。
もうすぐ卒園式なんだよ!
まだ遊びたいでしょ!
サヨナラなんて言わないで!!
ーーーさよならは言わないでーーー
もう二度と会えないって分かりきった状況で、「またね」とか「未来で待ってる」とかさよならしない言葉を交わすストーリーに私は弱いです。
(さよならは言わないで)
貴方と私はいつも一緒にいた。
なのに今日で離れ離れになってしまう。
でも私はさよならは言わない。
またいつか会える日を願って。
一緒にいられる日がまた来ることを願って。
『さようならは言わない』No.5
昨日、友人の訃報を聞きました。
ずっと会っていなかったけど、忘れることのできない友人。
先週も彼女のことを思い出して元気にしてるかな。また会えないかなと思っていました。
彼女は生前私には会いたがっていたと聞いたので今度逢いに行く予定です。もう遅いけど、色々話を聞いてもらいたいです。
さよならは言わないで僕は行くね。
それが僕の復讐になるね。
喉奥の小さな痛みはずっと消えないだろ。
毎日、毎日、僕は君深くに刻み込まれるよ。
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【7】さよならは言わないで
「いつかこの時が来るってわかってたけど、やっぱり来たら来たで寂しいね。」
もう相方じゃなくなる相方が寂しそうに言った。
「うん…。私たち、もう会えないのかな?」
そんな望んでもないことを言う相方。
「そんなことないよ!また会おうと思えば会えるって!」
私は彼女を元気づける。
「そう…かな…、そう…だよね!そう思ってればまた、会えるよね!」
不安な気持ちが薄れたのか何か吹っ切れたように笑顔をみせる。
「また会えるなら、さよなら、は要らないね。」
確かに、と納得。
「確かにそうだね!じゃあ、それは言わないでおくよ。」
「じゃあね、相方」
「じゃあね、相棒」
これが私たちの最後の言葉で最後の会話になった。
来世でも、彼女と会えますように。そう思いながら眠気に身を任せて。
『さよならは言わないで』
さよならは言わないで
またねって言って
さよならは言わないで
またねって行って
おやおや君たち地球にサヨナラを言うのは、まだ早いよ。君たちが次住む星は決まってないんだ、帰りたまえ。
僕は言わないよ
だって言ったらもう
二度と会えなくなる気がするから
だかんね変わりに
じゃーね
またね
って言うね
【さようならは言わないで】
✂ーーーー⚠ーーーー✂
僕が悪いんだけどさ
僕が底辺の学校に行ったから
そーなったんだけどさ、w
でもやっぱ馬鹿にされんの苦しいなあ、w
親戚にも
学校名を聞いた人からも
【"そこ底辺の学校でしょ''】
人生は一期一会だと思う
家族だろうと無二の友人であろうと
数ある可能性の中から
偶然に出会えた
それを奇跡と思うかは
人次第でしょうけど
私はとてもちっぽけなことのように
感じるのだ
だから
さよならだとかまたねだとか
きっと数奇な巡り合わせの中では
無意味に等しいようなこと
私とあなたは
自らの意思で出会ったわけではないのだから
別れだって同じように
意思になど左右されない
そんな風に思う
だから期待などしない
いいことも悪いことも
全て偶然で言わば
自分の運のようなものだから
さよならは、言わないで。
あなたがどこかへ行ってしまいそうで、どこかへ消えてしまいそうだから。
昨日の夜遅く、16歳の猫が天国に旅立った
病気が発覚してから、思ったよりもずっと早い最期だった
亡くなる数時間前、何か言いたそうに、じっと私の顔を見つめた
何を思っていたのかわかるはずもないけど、私の気持ちは「ありがとう」だよ
さよならは言わないで。
いや、言わせない。
ずっとずっと大好きだった。
この想いから、俺から逃げられるなんて思わないで。
「あなたになにもしてあげられないから。」
「あなたには私なんかよりお似合いの人がいる。」
「わたしといても幸せになれないよ。」
…俺の幸せをあなたのものさしで測らないで。
俺の幸せはあなたといること。
あなたがいれば何もいらない。
だから、さよならは言わないで。
231203 さよならは言わないで