『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「さよなら」と言うと、次が来ないようなイメージがある。
いや別に「さよなら」と言ってもいいけれど、
それなら「またね」も一緒に言ってくれ。
また私に会ってくれる気があるならばの話だが。
私は「さよなら」が大嫌いだ。もう一生会えなさそうで、寂しい気持ちになってしまうから。最後だとわかっていても言ったり、言われたくはない。でも、今日だけは言われても仕方ないだろう。もう二度と会えない。その言葉の意味どうりさよなら。だ。もう二度と会えない。もう二度と戻れない。大嫌いで終わりたいから。大嫌いな言葉を発する。「さよなら」
『さよならは言わないで』
ここで話したいことは2つほどある。
まず1つ目。
前提として、私は乃木坂が好きということを知っておいてほしい。
今年を持って卒業するメンバーがいる。
『齋藤飛鳥』だ。
私が乃木坂を好きになったきっかけが齋藤飛鳥だった。
この知らせをみたときには一瞬時が止まったように感じ
その瞬間に色んな感情とともに涙が溢れ出てきた。
とても悲しかった。私の生きがいでもあった。
そんな存在が来年から見れなくなるなんて信じられなかったし
信じたくもなかった。
『さよなら』というのは突然やってくるということ、
明日が必ず来るとはかぎらないこと、
でも私は齋藤飛鳥を好きになって後悔はない。
さみしい気持ちは山ほどあるけど、
卒業する時にはちゃんと『おめでとう』と言えるファンでありたい。
そして2つ目。
私には付き合っている人がいる。
今日その人から別れを告げられた。
頭が真っ白になった。
理由は、受験生だから勉強に集中しないといけないからだ。
私は自分にいいきかせた。無理くり。
ちゃんと受け止めてあげなければいけないと思っていても
心が受けいれてくれなかった。
彼が言うには受験が終わるまで別れて欲しい。とのことだった。
心がぐちゃぐちゃだ。それでも前を向いて歩かなければならない。
クリスマスは2人ですごせると勝手に思い込んでいたのは
私だけだったのかととても痛感した……。
これからもずっと一緒に入れると思っていた。
でも、そうではなかった。
正直私も最近彼の態度を見て、距離をおこうか迷っていたところだった。
この考えがあったのにも関わらず私はとても辛かった。
若干冷めているのではないかとも思ったほどだった。
でも、そうではなかった。
私は彼のことが好きということがあらためて分かった。
今は正直気持ちの整理がつかないけど、
他の人で埋めては行けないというのはちゃんとわかっている。
でもその考えになってしまった。
ダメとわかっていたのに……。
このことを彼が知ったらどう思うだろう……。
悲しむに違いないし、彼を裏切ることにもなる。
私は最低な人間だと改めて思った。
いつかこんな思考が無くなるような生き方をしたいと思った。
最初の方にも書いたが、
『明日は必ず来るとは限らない』
これをちゃんと心にとめて生きていかないと
いつか自分が壊れると思った今日この頃の私です。
―さよならは言わないで―
さよならは言わないで。
あわよくば、またねって言って。
君はもう諦めてるのかもしれない。
もう、どうしようもないのかもしれない。
でも、私は信じてるの。
この世界では、『滅多に起こらない』
と言われている、
奇跡ってやつを。
『奇跡なんて起こらない。
そんなこと願うなんて、子供っぽい。夢見てる』
至って現実主義者の君のことだもの、
そういう風なことを言うんでしょう?
でも、私はこう思うわ。
子供っぽいからって言って、
ただ、されるがままに生きてたら、夢がない
夢は見るものじゃない
自分で頭に描いて、自分の力で追うものよ
奇跡だって、起こらないなら、起こせばいい
起こせなくても、追い続けることは辞めない
あなたが生き続ける限り、
奇跡は起こり得るから
あれから、長い長い月日が経った。
あの日産まれた子供たちは、一体、
何度目の人生を送っているのかしら。
あの時、あなたは珍しく、
『ここを離れるのが怖いんだ』なんて、
私の目の前で弱音を吐いたけど、
もう、怖くは無くなったかしら。
わかっていたつもりではあったのだけど、
ここを離れることが出来ないって、
こういうことなのね。
毎日同じ日々なはずなのに、飽きてこないのは
とても不思議だわ。
ここは、本当に目まぐるしく回っていて
決して止まることは無い。
ずっと進化や退化が進んでいるの。
面白いくらいよ。
あと、私はまだ諦めていないわ。
ちゃんと覚えてる。
君の死がたとえ何度目だったとしても、
やっぱり私は、さよならなんて言いたくないの。
だから、いつかまた、あなたと巡り会える日を、
楽しみにしながら生きていくわ。いつも通りね。
『あなたに忘れられたとしても、
私は絶対忘れないから』
[さよならは言わないで]
僕のお兄ちゃんは今日事故にあった
今は病院にいて全身管に繋がれている
意識はあるけど喋らないし動かない
まるで植物になっちゃったみたいに…
僕がお兄ちゃんの手を握りしめて泣いていたらお母さんが入ってきた
「○○ちょっと来なさい」
お母さんは冷静を装いながらも目は真っ赤に腫れて泣くのを我慢していた
それを見て僕は察してしまった
病室を出た廊下でお母さんから告げられた
「お兄ちゃんはもう明日は迎えられないみたい…」
それを聞いて僕は泣き崩れてしまった
その日はそれからずっとお兄ちゃんの手を握りしめて泣いていた
ずっと動かないお兄ちゃんだったけど最後の10分だけは少し回復して僕の方を見て一緒に話してくれた
「泣くなよ○○笑」
「すぐ良くなるって笑」
「治ったらまた一緒にサッカーしような!」
お兄ちゃんは普通に話していた
僕はお母さんの言ってたことは間違いだと思った
明日もお兄ちゃんは生きていてこのまま退院して前みたいに一緒にサッカーが出来ると思った
でも違った
僕は話してるうちに安心感と泣き疲れたので寝てしまった
意識が遠のく中でお兄ちゃんは言った
「じゃあな」
次の日僕は手を握っている冷たさで起きた
『さよならは 言わないで』か…
うーーーん どうしようもないからなぁ、「さよなら」は。
なんとかして受け入れてくしかないものだからね…
さよならのかわりに
またね。
そう言ったあなたの瞳の奥に
私は映っていなかった。
テーマ関係なし
私はアイドルのオーディションを受けている。
周りには、可愛い綺麗、自信満々な人ばかりで
ただ、アイドルが好きで、歌が好きでだけと言う私は、周りからすれば浮いていた。
見た目も黒髪ツインテール、ゴスロリ服…
書類審査は受かっている人達が集まっているから
私にも何かあるのかも知れないと思ったけれど
同じ、オーディション2次審査組の人達は
私を嘲笑っていた。
こういう場でも、友人が出来て楽しそうに話している人たちが居るのに
私は孤立していた。
私と同じく孤立している人たちも居るけれど
彼女たちは、自ら望んで孤立しているようだった。
馴れ合いは無駄。最終的に受かるのは一人だけだから、此処で友人なんか作ってる暇なんか無い。
そんな事を言った人たちだった。
プロ意識が高いと言えば聞こえはいいが
他人を見下している、高圧的な態度の人たちが多かった。
確かに、孤立を選んだ人たちは、歌唱力もダンスも申し分無く、直ぐにでもプロとしてデビュー出来るほど、完璧だった。
けれど、アイドルとしてではなく、歌手、アーティストとしてのほうが、求められるんじゃないかと言う事で、3次審査には進めなかったようだ。
(テレビやインターネットで放送されている)
あくまでも、アイドルをデビューさせる為のプロジェクトなので、他人への態度も評価されていた。
私は、3次審査に進めていたけれど
孤立したまま、誰とも仲良くなれずに、1人練習をしていた。
『あの子、変な声 』
『そんなに上手くないのに、なんで残ってるんだろうね』
『あれじゃない?』
『あー…あれ』
くすくすと嘲笑うような声が聞こえる。
きっと、この声はテレビやインターネット配信では聞こえないくらいの大きさだろうと思う。
私は気にしないように、振り付けの練習もする。
ダンスは苦手だけれど、必須だから、頑張る。
他の子達は、ダンススクールに通っているの人が殆どのようで、軽く練習しただけで完璧に踊れるようになったようで、踊らずに喋っていた。
自主練習じゃなく、ダンスの先生が教える時には、真面目に取り組んでいるのだが、それ以外の時間は、練習はしていないようだった。
……そして、デビューが決まったと発表され
受かったのは…私ではなく
2次審査で落とされたと思っていた、
『私、馴れ合う気はありません』
と宣言した女性と
最終審査まで残っていて、友人が沢山出来ていた少女だった。
2次審査で落とされたと思っていた子は
1人特別ルールで審査されていたようだった。
オーディションに落ちた私は、
一番応援してくれていた幼馴染みに連絡をする。
しかし、彼からの返事は無く、地元に戻ると
彼は、私がオーディションで頑張っていた時に、
誰にも何も言わずに、居なくなったらしい。
………。
私の支えはどこにも無くなったんだ。
そう理解した。
(昨日見た夢の話。)
さよならは言わないで。
また会いましょう。
いつか。
でいい。
また会えると思えば
この気持ちのやり場がある。
いつか。の日のために
ちゃんとして
よく分からないけど、ちゃんとして
自分を投げやりに扱わないから。
長い長い
あなたを忘れられるくらい先に
また会いましょう。
#さよならは言わないで 2022.12.3
さよならは言わないで
さよならとは言わずに
またねと言おう
次に会う日はまだわからないけれど
次も会うことを約束しよう
赤、緑、黄、青
どの糸で結ばれた相手でも
長くても細くても
さよならとは言わずに
また会う約束をしよう
あなたにだけは、さよならは言わないで欲しかった。
そんな悲しそうな顔しながらさよならって言われても、どうしようもないじゃないか。
引き留めたら迷惑をかけてしまうかもしれない。
引き留めなかったら後悔するかもしれない。
伝えたいことなんていくらでもあるのに、なんでか頭の中がごちゃごちゃで言葉が出てこない。
だからせめて、最後に残る自分の顔が笑顔であるように、僕は精一杯の笑顔で叫んだ。
『…さよなら!』
昨日と同じ繰り返し
でも繰り返せないこともあると知った
宵の星空に向かって
また同じ日々を
繰り返したいと願った
大切だったあなたへ———
さよならは言わないで
今日で、なんと50本目。
こんなに続いたのは初めてで、何度も挫折しかかりながら、我ながらよく頑張った。自分を褒めてやろう。
ご褒美は何がいいかな。
まずは、ノンアル酎ハイで乾杯🍻
読んでくださった方、
広告が出るにも関わらず『もっと読みたい』を押して下さった方、ありがとうございました。
とても励みになりました。
書く事は続けますが、場所を変えます。
あと、若くて、袋小路に入ってるのかなーとお見受けする方の文を時々見かけました。
抜けられます。世の中捨てたもんじゃないです。あなたも素晴らしい人です。
私もすごいです。脱ぐともっとすごいです。
とにかく楽しかったです。ありがとうございました。
#さよなら
50
いつもの学校の帰り道。私は親友の結菜と肩を並べて帰っていた。
「最近、寒くなってきたよね〜」結菜がそういう。
「分かる。そろそろ手袋とかもつけないと。」
他愛のない会話。しょうもない話題でも、結菜と居れることが嬉しくてたまらなかった。
いつもの分かれ道、結菜はこう言った。
「…紗夜」
「ん、何?」
「大好き」
突然結菜がそう言い出した。変なことを言い出すのはよくあったから、適当に返そうとしたその時。
「さよなら、紗夜」
私は嫌な予感がした。
なにか嫌なことが起こりそうな気がした。
気づけば、結菜の手を握っていた。
「…何?」
私は声が出なかった。嗚呼、こういう時に声が出ないなんて、一体何をしてるんだか。
一番の親友を失いたくない自分の勝手な思いで引き止めて、声が出なくて。
「さよならは、言わないで、」
やっとでた言葉がその一言だった。
「結菜が何しようとしてるかわかる」
「だったら何?何を言いたいの?」
「死なないでほしい」
今自分の言っている言葉は結菜にとって地獄のような言葉だってことくらいわかっている。
でも、わたしは一人の親友を失うのは嫌だった。
「…そっか。わたし、紗夜にめっちゃ愛されてる」
一言言うと、結菜は制服のポケットから何か光るものを取り出した。
「紗夜の言ったこと、約束できないわ」
「ちょ、結菜!」
もう、遅かった。
「さよなら。好きだった」
結菜の首から出る赤い液体。
酷く嬉しそうな表情。
手にはそれほど大きくないナイフ。
地面に横たわった結菜の姿。
何も言葉が出なかった。
目の前で人が死んだ。その事実すら受け止めきれない。
髪を撫でる。頬を撫でる。唇にふれる。
結菜の視線と一緒になり、唇を重ねる。戻ってきやしないのに。
「…私もだよ」
そう放ったときには、彼女の存在はもう既になくなっていた。
『さよならは言わないで』
君のこと
忘れたくないよ
過去に、
思い出に、
したくない
私は過去に縋ってる
弱い人間なの
だから、
さよならは言わないで
そしたら
君と繋がっていれるでしょ?
もうこれ以上
さよならは言わないで、、
もうこれ以上
ジャニオタを苦しませないで、、
そして、
これ以上、
俺の生きる希望を無くさないで、、
さよならは言わないで
言ったらずっと会えなくなる。
またね。
がいいな。
わかってるよ、
でも、正直に言われると辛いよ、
さよならは言わないで
たとえもう二度と会うことはなくても、さようならは悲しいから。せめて、またね、って言ってお別れしたい。
大好きなあなたたちともしかしたら、また出会えると信じていたいから。そんな次を願っているから。
だから、どれだけひどい別れ方をしたとしても、もう二度と会いたくないと誰かを憎んでも、いつかその人とそのときの自分を許せるときが来ると信じて。
「さよなら」って言わないでよ
もう会えないみたいじゃん