『これまでずっと、自分の素を出せなかった』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一人きりでいる時の顔、考え、服装、体勢。ため息。
素を出せてないと思っていても、案外隠しきれずに外にはみ出しちゃってるんじゃないのかな。
2022.7.13 A10.53
これまでずっと,自分の素を出せなかった
自分でも思う,素直じゃないと
だって心では思ってないのに何故か,言葉で出てしまう。
思ってもいない言葉をその分心は苦しい辛い,
誰も知らない素,理解も出来ない
これからもずっと隠していかないと。
大した問題じゃないよ。
人間なんて誰でもそんな変わらないさ。
素を出したって隠したって
好きになる人も嫌いになる人もいるからね。
信頼できる人や
心を許せるひとが
呆れる程周りにいなくて
これまでずっと、自分の素をだせなかった。
…いまさら、出そうとは思わないが。
#これまでずっと、自分の素をだせなかった。
中2まで仲良くしてる友人が、いなかった。
それまで素の私を出すことはできなかった。
もちろんそういう人に出会うこともないだろう。
そう思っていたのだ。
中3の頃初めて親友と呼べる友人と出会うことができ、初めて素の私を、出すことができた。
今も、その人たちとは仲良くしてる。
ありがとう。
友よ。
自分の素を出せない
どうせわかってもらえないから
嫌われたくないから
でも自分だって、相手にそう思わせているかも。
‹これまでずっと、自分の素を出せなかった›
今日は、皆で花火大会に行く。
クラスの皆で花火大会はとても楽しみだ。
今日も親友が隣で歩いてくれる。
「花火楽しみだな。」と親友が言う
「うん」と適当に返事をする
「なんか屋台で買おう!」と親友が話しかけてくる。
「じゃありんご飴と焼きそばよろしく。」と言うと、親友は
「買ってくるわー」と走って屋台に向かって行く。
クラスの皆はもう展望台についている所だろうな。
親友が、戻って来るのが見える。
「おーい展望台に走れー!」と笑顔で向かってくる。
慌てて、立ち親友を少し待ちつつも少しずつ走る。
「どうたの?」と言うと
「花火が始まるって焼きそば屋のおじさんが教えてくれた!」と笑う。
人混みで走るのが難しい。
「あっ」親友が倒れそうになる…
「よし行こう」と親友の手をつかむ。恥ずかしいから親友の顔が見れない。
展望台。「奥に行き過ぎw」と親友が笑う。展望台の奥には神社がある
そこまで来てしまったらしい。
「悪い…」と言う
「そんなところも好 」
ドーン キューウ ドーン
「綺麗な花火だな。」と言う、親友は、少し不機嫌だ。
花火の音で消された親友の声。その先はわかる。だっていつも一緒だから。
これまでずっと、自分の素を出せなかった。だけど親友にだけは…
自分の一人称
親友の一人称
そんなものはない。だって
自分は 体は女、心は男なのだから
親友は 体は男、心は女なのだから
2人だけの秘密。そして一緒2人で、
俺は!私は!と言える日が来たらいいななんて、
「花火綺麗だね!」と親友が言う。
あぁ顔は男なのにキュンとしてしまう。そう、俺は恋に落ちている
『これまでずっと、自分の素を出せなかった』
これからも出さないよ
あまりにひどいから
自分の素を知っているのは私だけ
誰かに理解してもらいたいわけじゃないから
このままでいいんだ
これまではずっと、自分の素を出せなかった(2022/7/13)
あなたが初めてだよ。
私が本当は寂しがり屋で甘えた狩りで、すごく弱くて脆いって気がついたの。
1回突っつかれたらもう崩れたよ。
ハグしたい。
あなたに埋もれたい。
沈んでいきたい。
あなたで、いっぱいにして。
嫌われるのがこわくて
泣き虫を知られたくなくて
寂しがり屋も知られたくなくて
好かれたくて
愛されたくて
頑張ってる私しか受け入れてもらえないから
笑ってる私しか受け入れてもらえないから
私のすべてを隠して
私を我慢してる
私はどこにもいない
私は、自分の本心や素を出せなかった。
今までも、そして、これからも出せないだろう。
なぜなら、それが私の道だからだ。
道化を演じて、役者気取りして
そうして私は生きている
自分勝手に振舞って、明るく振舞って
心の中で自分は悲劇の主人公を気取っていた
誠に自分勝手だ。そんなことで悲劇の主人公になれるなら、みんな悲劇の主人公だと言うのに。
前向きから後ろ向きに。私はふたつの面を持つ。
前を向いてるようで後ろを向いている。
後ろを向いてるようで、前を向いている。
そう、私達は仮面を被って生きている。
これまでずっと、自分の素を出せなかった
「これまでずっと、自分の素を出せなかった」
何が素なのかなんて分からない。どうしても、どのタイミングでも取り繕っている気がする。
生きていくには最低限の防御が必要だから。だって誰かに認めてもらう必要があるから。求められる私はピュアで、人懐こくて、お友達が多い、人たらしの人気者だから。そんなの素では無理だから、それでも素の部分からそうなるべきだから、演じているうちに自分の素顔がわからなくなった。でも表の顔をやめて、玉ねぎの皮を剥くみたいに一番奥の本質の部分までどんどん掘り下げていったって、結局何もないんだと思う。出すほどの素もない。つまらない人間だ。だから何も求めないで欲しい。なのに私が私に求めてしまう。素の状態で魅力的な子を見ると、私本当はこうならなきゃいけなかったんだ、って思う。これから先の人生ずっと、いくつになっても、ああなれなかった私として生きていくんだろうと思う。
これまでずっと、自分の素を出せなかった
これからも出す気はない
私のことを本当に理解できる人はきっといないから…
素をだして引かれるのが怖い
引かれたら私は心の扉を固く閉じて、頑丈な錠をしてしまうだろうから
これからも私は素を出す気はない
「これまでずっと、自分の素を出せなかった」
私は常に自分ではなく他の誰かだった。
身の上を隠して生きる上では必須で、何十人と別の誰かを演じていた。
もう演じなくても、偽らなくてもいい。
俺の前ではずっと本当の自分でいてくれ。
幾ら愛するキミにそんなこと言われても、いきなりは難しい。そんなに強く抱きしめられても、私には簡単なことにならないよ…。
*(続き)
「…返事は?」
「返事?」
10分ぐらい経ったぐらいで無言が耐えられなくなったのか、彼が口を開いた。意図がわからず聞き返すと、彼は視線をさ迷わせ、頬も耳も赤く染まっている。
なにか重要なことを言われたのか、思考を巡らせるが分からない。キミの言葉はいつも遠回しで、私には気づけない。近くでイチャイチャしているカップルがいる。ああ、彼らの真似事をしたら分かるのかな。
「ガノ、あれ」
「おい、その名で呼ぶな…」
「狼龍」
お説教が始まる前に偽名を呼んで黙らせ、近くのカップルを指さす。
「あれやろう」
「は?お前バカか?…もういいから、帰るぞ。潮風に当たりすぎたな」
さっきまでの表情はなんだったのか。私の手を引く彼は普通の表情に戻っていた。
人間に近いキミの感情も難しい。
*
〈解説〉
神族である2人が人間に紛れて現代社会で過ごす様子を書いた創作小説。
・ガノーロルン(ガノ)偽名:駕野狼龍
見た目は20代後半のゲルマン系の男性、本来は狼のような姿をしている。時に冷徹と言われるほど冷静で優しく強い。日本の警察官として働いている。
・キテカゥス(キティア)偽名:ティアラ・キーストン
見た目は20代前半のギリシャ系の女性、本来は猫のような姿をしている。超マイペースでつかみどころがない。日本やアメリカでモデル兼IT企業の社長として働いている。
君に素の自分を見せられたのは、終わった後だけだった。
僕は君に僕のことを好きでいてほしくて、嫌われたくなくて。いつも君の前では、「見せたい自分」を演じてしまっていた。
スフマートで暈された自分を自分でも好きなることは出来なくて、一緒にいる間、ずっと心にはほつれがあった。
君があの晩、ドアを閉めた後から、不思議と心が軽くなって。月明かりに照らされた僕の足元には、久しぶりにハッキリとした影が出来ていた。
最初から正直でいたならば、もっと好きになれたし、好きになってくれたのかも知れない。
#これまでずっと、自分の素を出せなかった
「自分らしく」「ありのままに」それが出来てる人ってほんの僅かな気がする
1番大切なことではあるけどいちばん難しいこと
こんなご時世でも「自分らしさ」を隠す人は腐るほどいるから
私もきっと隠してる
今までもこれからも「本当の自分」なんて簡単に出せるわけが無い
「本当の自分」出したところで意味ないからね
7/12として
「これまでずっと自分の素を出せなかった」
これまでずっと
自分の素を出せなかった
そんな単純な事に
僕は気がつかなかった
否 気づいてたのに
見ない振りをしてきたのだった
素を出してしまえば
嫌われるのではないか、と
仮面を被り
ひたすら 心に蓋をして
それを認めた瞬間
僕は自分を少しだけ誇らしく想えた
そして
こんな自分を変えてくれた
君を 愛してしまった
許してほしい
もしかしたら 愛する君を
傷つけるかもしれない
けども 君にだけは
素の僕を知っていてほしいと
我儘が頭の先から
ぶら下がる
君だけでいい
君だけでいい
本当の自分を知ってくれるのは
君だけでいい
本当の自分が還る場所は
深く澄んだ蒼の
空のような 君のもと
これまでずっと、自分の素を出せなかった。
出さなかった。出したくもなかった。「本音」なんて醜いものを厳かに、さも有り難そうに突き出す人間にだけはなりたくないと、ひたすらに自分の心を隠して生きていた。
笑顔という鎧を着込んで、大人という盾を持ち、周りと同じ速度で歩く。築き上げたそこそこの世間体を武器に、それなりの人生を過ごしてきた。
今までずっと、そうやって生きてきた。きっと、これからもそうだろう。三つ子の魂なんとやら。人の生き方は変わらないものだ。
それでもまだ、時々は思うのだ。私の醜い「本音」も何もかもに触れて、大丈夫だと笑ってくれるひとが、いつか現れるのではないかと。
これまでずっと、自分の素を出せなかった
こんなこと
誰かに言ってもらえたら
どんなに嬉しいだろうね
今度言おう
酔っ払ったときにでも
彼をしあわせにしてあげたい
これまでずっと、自分の素を出せなかった
---ワタシは自分の素を知ってるの?
これからもずっと、周りも自分も
私の素を知ることはない…きっと。