これからも、ずっと』の作文集

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これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/8/2023, 5:54:19 PM

朝から雨が降り、窓の外に見える桜は何処か寂しそうな顔をしていた。

「私は、明日死ぬ。」

毎晩そう呟いては、今日もまた目を覚ます。

私が小学生の頃に母が交通事故で他界し、それから父は一切喋らなくなった。

中学に上がった頃には周りから酷く虐められ精神的にも耐えられず不登校が続いていた。

インターホンが鳴り玄関を開けるとそこには幼馴染みの三奈子が立って居た。

私が不登校になってから毎日家に寄って翌日の持ち物や連絡をしてくれる。

「元気なさそうだけど大丈夫?風邪でも引いた?」

と優し気に微笑みながら聞いてきた。

私は戸惑いながらも

「ううん、大丈夫。元気だよ、、」

と苦笑いで返した。

玄関先で暫く話した後、三奈子は家へ帰った。

毎日、毎日、毎日…そうやって話しに来てくれるのが嬉しいのか嫌なのか自分には解らなかった。

「はぁ、、」

私は酷い頭痛に襲われ玄関先で深く溜息を吐いて屈んでいた。

「カチカチカチ…」

リビングにある時計の音が玄関先まで聴こえる。

家の中は静寂に包まれまるで、深い水の底に落ちてしまったかの樣に緩やかに時間だけが過ぎて往った。

気が付くと辺りは暗くなり時計の針は3時間程進んでいた。

いつの間にか眠ってしまっていたのだろう。

窓の外を見ると、そこには月も見えないほど光る夜景が拡がっていた。

すると、瞳から自然と涙が溢れ必死に拭き取とり止めようとするが涙は止まらなかった。

「周りに何て言われるか何をされるか分からない…怖い怖い怖い帰りたい帰りたい、、」

そんな恐怖心を必死に抑え自分の席に着く。

「おはよ。」

顔を上げるといつもと変わらず優し気な笑みを浮かべた三奈子が立って居た。

「学校来れたんだね。」

と三奈子が続ける。

私は

「うん。ちょっと来てみようかなって、、」

とまた苦笑いで返す。

三奈子は

「偉い偉い。」

と言いながら少し生暖かい手で私の頭を撫でた。

たった3ヶ月ちょっとの間だけなのにとても懐かしく照れ臭かった。

他の生徒も登校し教室に入ってくる。

私を虐めていた数人の男子グループの生徒も登校して来た。

直ぐに私の前に来たが何もして来ない。

口元をよく見るとボソボソと何かを呟いていた。

耳を澄ますと

「ごめん、ごめん。」

と何度も繰り返していた。

彼の目は涙で滲み頬は赤くなっていた。

学校での虐めが無くなり私はまた毎日登校する樣になった。

雨が上り澄み切った空には大きな虹が掛かり道にある水溜りを跳び越える。

誰しもが一度は経験があるだろう。

数人の友達と思い付きのゲームをしながら下校をする。

私はそれがとても楽しかった。

そして、私たちは友達の証として合言葉を決めた。

「これから何があっても私たちはずっと友達。」

こんな遣い古された臭い台詞でも

「何も無いよりはマシ、、」

か。



これからもずっと、私は今日を生きる。

4/8/2023, 5:44:29 PM

#3「これからも、ずっと」

「今を生きる貴方へ」

 ある道を毎日歩いていた。

 人生という名の行き止まりもなく、死まで続いていく無限の道。

 大事なことを忘れてしまうことも、お祝いで知人からの贈り物を受け取ることも、まだ俺の知らない未来もある。

 今が苦しいから、辛すぎるから、しんどくすぎるから、と色々な理由により死にたいと思うことは沢山あっただろう。

 少なくても俺は沢山あった。嫌な思い出も沢山ある。

 でも『今』だけを見つめるときっと損をすると思って辛い、と言いながら生きてみた。

 これからも、ずっと繰り返されると思っていた地獄はやっぱり止まらなくて。

 でも俺は今読んでいるあなたにどうしても伝えたいことがある。



 今まで生きて来て、頑張って来てすごく偉かったね

 苦しくて辛くてしんどい時は信頼できる友達でも、親でも、同僚でも誰でもいいから助けを求めてほしい

 こうして出会えた貴方を失いたくない

 どうか頑張る貴方の隣にこれからも、ずっと幸がありますように

4/8/2023, 5:40:18 PM

『これからも、ずっと』


どうしてだろう。
信じていたよ。
何の疑いもなく。

太陽が昇っては沈み
月も昇っては沈むように。

僕の隣を君が歩き
君の隣を僕が歩く。

変わらない、と。

何故だろうね。
きっと信じていたかったのだね。

4/8/2023, 5:20:30 PM

「これからも、ずっと」


彼の右腕に彫られたタトゥーに気づいたのは、
いつも着込んでいるスーツの上着を珍しく脱いでいたから。
白い長袖のカッターシャツにうっすらと見える模様に、ドキリとして慌ててうつむいて、スマホに夢中なふりをする。
ズキズキする頭の中で繰り返しつぶやく
(ねえ、それ……誰の名前?)

どんなに平静を装ったとしても、きっと声が裏返ってしまう。きっと声が震えてしまう。彼はきっとその時の気持ちを「一生変わらない」と誓い、その人の名前を身体に刻んだのだ。刻まれている間中、痛みを感じた数だけその人の名を心で唱え続けたのだ。

無防備に腕まくりをして
缶コーヒーを飲み始めた彼に、
ゆっくりとスマホから顔を上げ、いま気づいたというふうに、努めて明るく声をかける。
「あれ?タトゥーあるんだ?」
「うん。初めてみせたっけ?君も入れれば?好きな絵とか、これっていう確かな言葉とかでもいいんじゃない?」
「確かなものねえ。」

僕の答えを聞く前に、じゃあまた、と言って荷物をまとめて出ていく。

僕にとって確かなものは、君への決して明かせない想い。
身体よりももっと深いところで心に刻み込まれていて、ジクジクと膿んでゆく。そのたびに君の名前を唱える。

これからも、ずっと

永遠に続くであろうこの痛みを抱くように。

4/8/2023, 5:20:28 PM

【これからも、ずっと】

雨が降ったら泣きたくなるって言っていた。だから、心配で様子を見に来たんだって言い訳。泣いている君を抱きしめたくて。
「それじゃあ、寂しがっていたら毎日でも抱きしめてくれるってことなの?」
これからも、ずっと君を抱きしめていたい。なんてわがままかもしれない。と思っていたから。でも、君がいいならいいってことだ。雨なんて関係なくて、どんな天気でも君の期待を裏切らぬように。君の心の土砂降りがいつかお天気雨だ、と。笑えるように。
「ありがとう。」
冷たくなる心を閉ざさぬようにと温めた。脆く弱い心が今は壊れずに済んだらしい。
「嘘を吐いてくれてありがとう。」

4/8/2023, 5:19:42 PM

『これからも、ずっと』

 在宅での仕事中、膝にぬくもりと重みがかかる。見てみればケダマが膝に前足をかけてこちらを見上げている。
 「膝に乗せろ」のサインである。
 膝の上に置いていた姿勢矯正用のクッションをどかすと、8kgの重量が膝に乗ってくる。
 足先の4点に体重が集中するためそこそこ痛いのだが、猫飼いにとってはご褒美である。
 ふみふみと前足で踏みつけながら居心地のいい場所を探し、膝の上で丸くなる。
 膝の上のぬくもりは幸福の具現である。
 ケダマと一緒に過ごすようになって一年が経ち、私から抱っこは出来ないがケダマからは膝に乗ったり布団に入ったりしてくれるようになった。都合のいい熱源と思われているかもしれない。
 8kgの猫が膝の上で寝ている状況は、幸福であり同時に拷問でもある。8kgである。しかも身動きは許されないし、ケダマが大きいため膝からはみ出るので片手で支える必要もある。そう、仕事はろくにできない。お前のおまんまを買うために働いてるんだぞ。猫には関係ないですねすみません。
 私は左手でケダマを支えつつ、右手でマウスとキーボードを操作してどうにか仕事を続ける。
 たとえ仕事の効率が最悪に近くなろうとも、私の人生の幸福度は爆上がりしているので問題はない。
 ぷすぷすと鼻を鳴らしながら眠るケダマを見ていると、ろくに出来ない仕事を放り出して一緒に寝たい衝動が湧いてくる。だが、これからもケダマと一緒にずっとずっと暮らしていくわけにはそういうわけにも行かず、ここに猫飼いのジレンマが発生するのだ。
 はい、アホなことを言っていないで仕事します。
 あー、重た。ふふっ。

2023.04.08

4/8/2023, 5:10:58 PM

これからも、ずっと
ずっーーと先まで
一緒にいたいけど
ぜひ一度は家を出て生活をしてほしい

一人暮らしでもルームシェアでも
寮生活でも世界を巡る旅人でもなんでもいい

家を出て経験し学べることは山ほどあるし
そのほとんどはとても大切な事で
無駄なことはないと思っている


君の父親は結婚するまで実家でぬくぬく生きてきた
そのおかげで何年経ってもできないし分からない
なんなら覚える気がない始末

このポンコツが!
と何度思ったことでしょう

世の中には実家で暮らしていても
しっかりしている人はたくさんいるのはわかる
しかしどうも身近な例がよくない

君にはそうなってほしくないので
自分のためにも
いつか出会うだろう人のためにも
何卒よろしくお願いします!

お題 【これからも、ずっと】

4/8/2023, 4:49:24 PM

#13 これからも、ずっと

「これからも、ずっと」

なんて使い所の少ない言葉だろう。
現状に満足した状態で、ずっとだなんて極論無理なものを願掛けるような文。

だけどそんな穴だらけの言葉に、救われるわたしがいる。
つい、口を突いてしまうわたしがいる。

かなしい優しさから生まれる言葉なのかもしれない。
冷たい情熱が言わせる言葉なのかもしれない。

4/8/2023, 4:29:59 PM

これからも、ずっと

親友ちゃんへ
出会ってもう10年だね。
初めて会った時のこと覚えてる?
私は覚えてるよ。
人見知りな私は人と話すのが苦手で、きっと暗いオーラみたいなのが出ていたはずなのに、気さくに話しかけてくれたよね。
すごく嬉しかった。
あの時話しかけてくれなかったらきっとこんな風にはなっていなかったよね。ありがとう。
それから色々なことを一緒に経験してきたね。
嬉しいことも苦しいことも沢山あった。
一緒に遊んだし、悩み相談をお互いにし合ったりもしたね。
夜遅くまで語り合ったりね。
色々なことがあったけど、一緒にいるとすごく楽しかった。
話しているだけで元気を貰えるし、沢山助けられたよ。
これから先も色々なことがあると思う。
でも、1つだけ言えることは何があっても1番の味方でいるってこと。
これだけは自信がある。
だから何でも話してほしい。
1人で抱え込まないでね。
これからもずっと親友でいたいと思ってる。
沢山楽しいことしようね。
もっともっと言いたいこと沢山あるけど長くなるからこれくらいにしておくね。恥ずかしいし(笑)
大好きだよ。
こんな私と出会ってくれてありがとう。
これからもずっとよろしくね。

4/8/2023, 4:27:12 PM

これからも、ずっと…って
いつまで信じていい?

あなたは、優しいけど
嘘つきかどうかまでは分からない。

疑ってごめんね。
けど、私はもう傷つきたくないの。

それを、貴方は知ってるから
もう一度だけ、教えて。

これからも、ずっと…って
いつまで信じていい?

【お題:これからも、ずっと】

4/8/2023, 4:25:07 PM

一緒です

これからも

この先も

それからも

その先も

長らく

永遠に

一緒です

4/8/2023, 4:11:14 PM

お題【これからも、ずっと】
タイトル【自殺】

私は人を殺しました。
誰も起きていない、深夜1時に。

彼女は、自由が好きでした。
小説や絵など、自由に書けるものが好きでした。
彼女は、束縛が嫌いでした。
勉強や学校など、何かに縛られるのが嫌いでした。

彼女は、とても優しかったです。
自分が悪いと思って、「ごめんなさい」が口癖になっていました。

彼女は、自由に生きていました。
それはとても楽しそうに。

そんな彼女を、殺しました。
彼女の好きな自由を取り壊し、
好きな絵も、小説も、何もかも壊しました。

彼女は泣きました。
それはとても辛そうに。

私は自由だった自分を殺しました。
全てを自分の手で壊し、辛くて泣きました。

このままずっと自由だと、いつか限界が来てしまう。
ただでさえ、人間関係でストレスが多かった。
家族から「勉強しろ」と言われ、普通のことだけど辛かった。
だから死んでしまう前に自分で殺した。

自由な私は、消えてしまった。
これからも、ずっと自由な私は現れないのだろう。
できれば、自由な人生を送りたかった。


4月9日 1時04分 私は私を殺しました。

4/8/2023, 4:00:48 PM

これまで、ずっと愛していました。


これからも、ずっと愛しています。

4/8/2023, 3:59:40 PM

二人だけの部屋の隅で、あの人が私を抱き締める。

小さな窓から差し込む夕日が、部屋の中を薄暗く照らす。

「これからも、ずっと――

――ずっと、僕の特別な人でいてくれますか?」

温かな吐息とともに、柔らかな声が首筋に触れた。

いつも私の知らないところで、指先まで紅く濡らしている手は

私に触れるときだけ、雪を掴むように優しい。

4/8/2023, 3:54:37 PM

これからも、ずっと一緒にいよう。

そう言ってくれていたあなたは
どこへ逝ってしまったの。

4/8/2023, 3:52:40 PM

「これからも、ずっと」

その先にくる言葉にも、私はなにも感じる事が出来ない。

敵対的な言葉は別だが。

それにしても、この言葉だけで切るとポジティブな単語が浮かぶのは、まだ人間だからかな?

4/8/2023, 3:43:47 PM

これからも、ずっとボクはキミといっしょにいるよ。

雨の日、捨てられたボクを拾ってくれたのは、キミだった。
糸もほつれて、綿が飛び出てボロボロだったボクを拾ってくれたんだ。

この人はとっても裁縫が得意なんだ。

チクチクチクチク、針を刺されたけど全然痛くなかった。全くもって気にならなかった。
前にいた場所と比べれば……

無事縫い終わったボクを見て、キミは「可愛いくまさんね」って、優しく微笑んでくれたんだ。撫でてくれたんだ。それがすごく嬉しくて、ずっとそばにいたいって思った。



――今日もボクは、キミのそばにいることが出来た。
あっ、今日はボクを抱きしめて寝るの?何か嫌なことでもあったのかな。……うん、いいよ。いっぱいぎゅってして?

これからも、ずっとボクはキミといっしょにいるよ。
……捨てない限りは、ね。

〜これからも、ずっと〜

4/8/2023, 3:42:40 PM

「これからも、ずっと」

いつか別の世界の手が
私かあなたのどちらかを
さらいに来るのは分かっている
あるいは二人共 かもしれない
それでも明日も未来も
一緒にいられるように
今夜もこの言葉で
願をかけておこう
「これからも、ずっと」

4/8/2023, 3:39:56 PM

朝日を浴びて目覚めて
眠い目を擦りながら学校に登校をして
帰ったら課題して
温かい布団で寝る

これが私の日常

人それぞれ
日常があって
出会いも別れも

そして
守りたいものもある

それが自分の理想じゃなくても

『私の日常』を
これからもずっと、

4/8/2023, 3:35:27 PM

これからも、ずっと。私は囚われ続ける。
 私の終わらせた物語に囚われ続ける。挫折して折り合いを付け続けて終わらせた物語だった。反応は勿論ない。
 それでも好きな物語で、次の物語を書くことは考えてない程まだ囚われてる。

 でも、世の中にずっとなんてない。
 砂を噛むような毎日も、失敗した物語も。
 いつかは状況が、心が変わっていく。
 望む望まないにかかわらず。

 だから今日の、これからも、ずっと。は、猶予付きのずっとなのだ。

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