これからも、ずっと』の作文集

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これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/8/2023, 11:20:46 AM

永遠なんてものはないから

何かが何かしら変わる世界

「そんな事するような子じゃなかったのに」

「ずっと一緒にいようね」

「いつまでも忘れないよ」

かわる、かわる。


でもこの脳と心臓があるまでは

私は私。


–これからも、ずっと–

4/8/2023, 11:19:18 AM

これからも、ずっと私たち一緒に居たいね。

そう語り合った日があったかもしれない。入学式。先輩も新たな場所でみんなに祝福されているのだろうか。私の頭の中はそんな一途な考えでいっぱいだった。

「なぁ〜あ〜。これっていつまでぇ?」

聞き慣れた声。肩の力も抜け、私の頭の中は空っぽに。

「先生に聞いたら?あっそうだ。これ!お土産。」

「…ありがと」

お兄ちゃんも学校ちゃんと行けてるかな。再び私の頭の中は回り始める。入学式で忌々しい1年生が入ってくるんだ。私は苦痛で仕方がなかった。先輩と同じ学年カラーに先輩と同じ色のジャージを身に纏う。担任だって先輩と同じだ。

ー憎い。なんで私じゃないんだろう。お兄ちゃんもその学年カラーだったのに…ー

憎しみを握りしめている右手を取ったのは幼馴染くんだった。

「ど…どうしたの?」

「握力鍛えてんのかなって不思議に思った。」

私がそんな事する訳ないだろ…く、くそヤロー!!とは思ったものの、自然と1年生への憎しみを一瞬だけでも忘れることが出来たんだ。

ボーッとしていれば時は不思議と早くすぎていく。気づけばホールに集まっていた。

「皆さんお楽しみのクラス替えですよぉ!」

新任の先生。興味すら湧かない。クラスが発表された。君とクラスが離れてしまった。私は君といることが当たり前だと思い込んでしまっていたらしい。新しいクラスに、新しい先生に…苛立ちを覚えた。君は男子に囲まれて寂しそうに笑うんだ。
あぁ、そうか。君は不安だったんだね。私と同じクラスになれない気がしていたんだ、きっと。私、君に何もしてなかった。ごめんね、私バカだから気づけなかったの。

ーなんでいつも私はこうも上手くいかないんだ。ずっとずっと頑張ってきたじゃないか?君と一緒に…これからも、ずっと一緒に…ー

込み上げてくるものは胸の奥にしまった。


さて、私はこのクラスにこの先生で上手くやっていけるのだろうか?君がいないと寂しくてダメなんだ。

4/8/2023, 11:16:26 AM

いつも君はそばに居て仲良くしてくれたね
でも今日からは余計なものが何も無い世界で暮らそう
何があっても守ってあげる
そのために法を敵にしたんだ
誰にも渡さない
君に拒否権はないよ
あぁごめん もうしゃべれないんだった

君自身はもういなくて愛せないから
君の殻を愛してあげる

今はまでと変わらず僕のそばにいてね

"これからも、ずっと"

4/8/2023, 11:14:06 AM

あなたに期待したから、
勝手に傷ついちゃった。

4/8/2023, 11:13:03 AM

快晴。
しばらく降り続いた雨のせいで地面はぬかるんでいるが、ボロボロのスニーカーはこれ以上汚れる余白もない。そろそろ新しい靴や衣服が欲しい。俺の彼女は町で一番オシャレで、こんなよれよれのシャツをいつまでも着ていると別れを告げられかねない。コーディネートしてあげると言われ、雄の孔雀みたいにされた日が懐かしい。
ああそうだ、明日か明後日にでも、ショッピングモールに行かなくちゃ。愛想を尽かされる前に。ぬかるみを気にもせずに歩くから、ズボンまで泥で汚れる。俺だって普段は水溜まりや石ころをよけて歩くさ。でもそれができない日もある、そうだろ? びちゃびちゃと酷い音がして、いつの間にか破けていたスニーカーの側面から泥が入り込む。最悪だ。こんなのやっぱり嫌われてしまう。びちゃびちゃ。替えの靴も立ち止まる時間もないので前に進み続ける。びちゃびちゃ。そこらじゅうがぬかるんでいる。
やっと我が家だ。急いで階段をのぼる。小さいアパートの角の部屋を彼女は気に入っている。俺の家なのに、他の住人に勝手にあだ名をつけては、密かに会話のネタにした。ひょろくてノッポの教授は車で出て戻らず、いつでも騒がしいハリケーンはめずらしく沈黙している。ついでに言うと帽子かけとレジスターと汚れたテディベアも帰ってこないままだし、ストロベリーマフィンちゃんの部屋からはすごい匂いがする。馴染みの臭いの中を進み、彼女の待つ部屋に帰ってきた。
「今ごはんあげるから。ダイエットはよくないもんな」
両手に抱えていたものを床に置く。鎖の届かないギリギリの範囲で、俺はそれを見下ろす。彼女はまるで世界一のファッショニスタみたいに、まだらに染まっている。
勢いよく、彼女が肉にかぶりついた。

4/8/2023, 11:12:39 AM

これからもずっと

先生のクラスにはなれなかったけれど。
同じ学年団ではあったし、
教科担当もしてもらえることになった。
もし先生と付き合えることになっても3年後。
だから今年1年、いやこれからもずっと。
今はまだ近すぎなくてもいいから。
おじいちゃんおばあちゃんになっても、
先生のとなりにいたい。

4/8/2023, 11:09:14 AM

「これからもずっと自分らしく」

   
    これからもずっと自分らしく
   誰になんか言われても自分らしくいてね!
   個性が強いからこそいいことがある
   それを、みんなは否定しないであげて?
   ほら、世界に同じ人いないじゃん?
   つまり、私達は世界に一人しかいないんだよ!?
   よく考えてみたらすごいじゃん!
   自分らしいって最高じゃん!!

4/8/2023, 11:07:45 AM

これからも、ずっと
一緒にいられると思っていた

6年もそばにいた

3年前、彼が一度浮気したであろう時も
証拠もなかったし、見て見ぬふりをした

6年だよ?
友達の子供はもう、小学校に上がる

私はもう 30歳

何がおめでとうよ
何が誕生日よ

誕生日おめでとうって
言われて ありがとうじゃなくて

結婚おめでとうって
言われて ありがとうと言いたかった

束縛しあう様な関係じゃないだろ?
って 言ってたけど
まさか、他の女と結婚するだなんて思わなかったわ

その女とはいつから?
まさか、あの3年前の女?

え…14年前 高校生の時から?

そうなんだ… おめでとう…

 #これからもずっと

4/8/2023, 11:05:49 AM

息苦しい、辛い、しんどい。
毎日が苦痛だ。

お母さんは殆ど毎日居ない。
浮気相手に会いに行っているんだって。
お姉ちゃんはもう会えないんだって。
家出をしちゃったから。
お父さんは夜に居たり居なかったりする。
お外で遊んでるんだって。

お父さんが家から帰ってきたら、僕に怒鳴ってくる。
殴ったり、蹴ったりしてくる。
でも、お父さんの機嫌を損ねちゃうともっと痛い。
やめてって言っても聞いてはくれない。
毎日毎日、しんどいよ。

たまに帰ってくるお母さんは、僕を見て、
『汚いわね、あっちへ行ってなさいよ』
『醜いわね。なんでこんな見た目なのかしら』
お母さんは僕の事が嫌いみたいだ。

お姉ちゃんは家出をした時に、
『ごめんね。でも、私も耐え切れないのよ。』
ゴメンなさい、ゴメンなさいってずっと言ってた。
お姉ちゃんは何も悪くないのにね。

この家に僕の居場所は無いのかな?
これからも、ずっと。
こんな毎日がこの先もずっと続くのかな?
嗚呼、お姉ちゃんが家出した理由が今わかったよ。
誰か助けてくれないかな、?
無理な願い事かもしれないけどね (苦笑)


お題〚これからも、ずっと〛

4/8/2023, 11:05:11 AM

これからも、ずっと

この家に生まれたことは変えられない
あの人と血の繋がりは切れない

だからって自分の人生を諦めたわけじゃない
自分で変えていく これからも、ずっと

4/8/2023, 11:03:17 AM

日々の小さな変化に気づかないほどに
穏やかな日常 
これからもずっと
今日と同じ日々が続いていくのだろうか

心が粉々に打ち砕かれるような絶望
もう明日など来なくていい
じっと身を潜めていても
周囲は絶えず動き 変化し続ける

変わらないものなどない
希望、絶望、善も悪も現れては消えながら
全ては変化していく
これからもずっと



「これからも、ずっと」

#70

4/8/2023, 11:01:35 AM

これからもずっと

これからもずっと多分君を忘れない
君はあの日から見えなくなったけど
きっと透明になってしまったんだよね
だから君の顔を忘れないように
きれいな棚に写真を飾ったよ、
君の大好きな物も置いたし
きれいな花も飾った
凍えないようにロウソクも飾った
だから大丈夫だよ
安心してまた笑ってね

4/8/2023, 11:01:18 AM

俺は、彼女のことが大好きだ。
絶対幸せにしてやりたいし、幸せになりたいと思っている。

 桜が散り始める四月も半ばが過ぎた頃。
彼女と付き合って一年が経つのだ。
入学式で一目惚れをして俺から猛アタックの末、少しのラグはあったが、オッケーの返事を貰えた。
 記念日を大切にしている俺は、もちろん記念日の近くの日曜日に彼女をデートに誘う。

 まだ結婚できる年齢ではないし、何を先走ってるのと怒られそうではあるので、
「結婚してくれ」
「結婚を前提にこれからもお付き合いをしてください」
なんて言葉は言えないが……

「なぁ、ユナ」
 俺は彼女を呼ぶ。彼女は、うん?、と小首をかしげる。
「これからも、ずっと一緒にいような!」
 ユナは笑顔で、うん!、と次は元気に返事をしてくれた。

【これからも、ずっと】

4/8/2023, 11:00:36 AM

喪失を怖れ
  

  平安を護り抜く
  そのために


  傷つけない
  傷つかない距離を
  
  絶えず目測して


  わたし達は
  並んで
  歩き続ける



  大人という
  分別の枠の中で 


  多分
  これからもずっと


  曖昧を
  抱きしめながら
  
  ふたりの時を
  流していく

  


      # これからもずっと (100)

4/8/2023, 10:58:38 AM

「私とあなたじゃ住む世界が違う 第七十九話」

「僕のファン、取らないで下さいよ…!」
ラピスは、カインドに攻撃を仕掛て来ました。カインドに氷水のような水流を浴びせると、
「お前のせいで、僕は志那さんに忘れ去られてしまったんだからな!」
「オイオイ、逆恨みか?」
カインドは、タジタジになりました。
「緊急事態発動!直ちに食堂に集結せよ!」
寮の館内アナウンスが流れる中、流星部隊は、いち早く駆けつけました。
「何がありました?」
ベガ達は、食堂に集まると、フロンティアウォーカー達がラピスと戦っていました。
「お巡りさん、気をつけて下さい!林檎のメンバーです!」
「林檎って、強すぎるな…6人がかりでやっとか…」
フロンティアウォーカー達は、林檎王子のメンバーであるラピスに苦戦していました。
「水技ならば、蒼魔の迷宮へ誘いましょうか?」
ピエロは闇覚醒を使い、食堂に居る人達を藍色のゴシック建築の城の中に移動させました。
「自分の繰り出す水技が、呪界の住人になって術師本人に攻撃し、呪う城です」
「フフフ、僕の闇覚醒も似たような物ですよ?」
ラピスは、
「アビスコールドルーム!」
と、唱えました。
「暗いし、寒くない?」
キトンは、突然、暗く寒くなった城内を見渡しました。
「アビスコールドルームは、海の底のような気温環境です。暗く寒い世界ですよ?」
「マズいな…って、出られへんようになってる!」
ロードは、城中の出入り口が開かない事に気付きました。

「暗くなって来たな…ラピスはどこだ?」
カインドは、姿をくらましたラピスを探し始めました。
「コイツラ、テキダ」
城に居た魔妖精達は、フロンティアウォーカー達を攻撃し出しました。
「ちょっと、多くない?」
スモークは、魔妖精の多さに目が点になっていました。
「ご安心を。私の戦闘人形で応戦すれば楽に倒せます」
ピエロは、術で戦闘人形を大量召喚して応戦しました。
「ナンダ、コイツラ…!」
「ヤッツケロ!」
「……こんだけ暗かったら、迷っちゃうんだけど…」
志那は迷っていたら、現実世界の出入り口を発見しました。
「出入り口?」
「志那、私ですわ」
梨々華が入って来ました。
「梨々華、ダメだよ!城の中に入っちゃ…」
「後からガーネットも来るから大丈夫ですわ」
「……あの犬も来るの?」
志那は、少し引きつっていました。すると、背後から男の子の声が聞こえて来ました。
「行かないで、一人は嫌だよ…」
「よく見たら、この子…ラピスに似てない?」
志那は、男の子をよく見たら、ラピスを子供にした姿に似ていました。
「あら、本当ですわね。ボク、どうなさいました?」
梨々華は、男の子に話しかけました。
「ずっと、ココに居て。僕を閉じ込めないで…」
「安心して、出口はすぐそこだから」
志那はそう言うと、男の子は姿を消しました。
「あれ?」
「まぁ、コレ…入口専用かしら?出られませんわ…」
梨々華は、自分が入って来た入口から出ようとしましたが、出られなくなりました。
「お父さん、お母さん!僕を閉じ込めないで!」
少し離れた所から、ドアを叩く男の子の声が聞こえて来ました。
「ひょっとして、あの男の子って…ラピスの子供時代じゃない?」
志那は、男の子の正体に気付きました。
「ラピスの幼い頃は、軟禁状態だったのではないでしょうか?」
一方、魔妖精と戦っているフロンティアウォーカー達は、
「ラピスは、どこ行ってん!?」
ラピスを探していました。
「キリ無いなぁ…この数」
スノーは、魔妖精を氷漬けにして行きましたが、延々と魔妖精が増えて行く為、終わりのない戦いを強いられていました。
「ククク……ハハハ!」
ピエロは、闇覚醒の使い過ぎで魔物化してしまいました。
「早く、ピエロを止めろ!」
ガバードは、電磁網をピエロに仕掛けましたが、いとも簡単に破ってしまいました。
「オイ、どうする?敵ボス2匹と戦うモンだぞ」
カインドは、ピエロを止める方法を考えました。

「まーったく、どいつもこいつも弱っちいねぇ~。弱小グループじゃ全員がかりでうちのメンバー一人に手こずってるってか?」
ガーネットが空中に出入り口の穴を開けて、城の中に入って来ました。
「ガーネット!」
「一般人の馬鹿は、どこぞの分からん幽霊に手こずってるんかよ……ハァ、情けな」
「馬鹿って失礼ね!私ならともかく、ファンの梨々華にまでそんな酷い事言うなんて!」
「ファンなんて、覚えきれない位居るから、いちいち把握仕切れねーよ…ったく」
「アイツ、ガーネットカ?イマノウチニシトメテヤルカ…」
魔妖精の親玉は、ガーネットに目を付けました。
「お前、半人前の癖にいっちょ前に闇覚醒使うから、メモリーオーバーしちまうんだぞ。ドラゴニックインフェルノ!」
ガーネットは、ピエロに攻撃して暴走を止めました。キトンは、ピエロに駆け付けました。
「ピエロ、大丈夫?」
ピエロは、元の姿に戻って気絶していました。
「ガーネット、トドメダ……!コレでスガタソンザイユガンデシマウ」
魔妖精の親玉は、ガーネットに気圧縮を仕掛けました。ガーネットは、元の人間の姿に戻りました。
「やったー!人間に戻ったー!何でか知らんけど」
「ナ、ナニ?!」
「ト・ド・メ♡」
ガーネットは、魔妖精の親玉を一撃でやっつけました。
「ガーネットは、歌い手の中では強さランキング上位一桁台。圧倒的強さだ……」
スモークは、ガーネットに圧倒されていました。

「さ、ラピス。帰るぞ」
ガーネットは、ラピスを連れて帰ろうとしました。
「ガーネット、ラピスの呪いは解けていないよ?」
キトンは、ガーネットに忠告しました。
「呪い?セラフィのか」
ガーネットの表情は変わりました。
「ガーネット、僕はセラフィが好きで忘れられません」
「あーあ、全身痣だらけってヤツ?」
ガーネットは、ラピスを睨みつけました。
「だけど、それ以上にシリウスさんが好きです」
「良い加減にしろ!!」
ガーネットは、闇覚醒してラピスに一撃喰らわせました。
「ヘルフェニックス!」
ラピスは、気絶して倒れてしまいました。アビスコールドルームは解除されました。
「やっと、出られる…」
蒼魔の迷宮も消え、元の寮の食堂に戻りました。
「さてと、ラピス。帰るぞ」
ガーネットは、気絶しているラピスを引きずって行こうとしました。
「ドリームナイト」
ガーネットの後を追っていたアメジストは、ガーネットに催眠術を掛けました。ガーネットは、眠ってしまいました。
「コレで大丈夫ですね。ラピス、起きて下さい」
アメジストは、志那達の前に現れました。
「アメジストさん!」
「……ん?アメジスト?」
ラピスは、目を覚ましました。
「ラピスに回帰光玉を渡します。コレで一般人に戻って下さい」
「…良いんですか?僕が警察官になっても…!」
ラピスは、涙目になっていました。そして、回帰光玉を使い、一般人に戻りました。
「アメジスト、ありがとうございます!」

「ベテルギウスさん、お願いがあります。僕はもう林檎王子のメンバーじゃありません。流星部隊のメンバーにして下さい!その為に今日ココに来ました!」
ラピスは、食堂にいたベテルギウスに入隊祈願をしました。
「えーと、リーダーは俺じゃなくてベガなんだよ。それに俺の色、分かってるよな?」
ベテルギウスは、少し困惑していました。
「ま、まさか……僕は、水色なりますから、ベテルギウスさんは青で……!」
「ラピス、君が青でいてくれるなら、俺は群青になるよ」
ベテルギウスの意外な返事に、ラピスは感極まりました。
「入隊OKって事で良いんですよね?!」
「ラピス、今日から我々流星部隊の一員です」
ベガは、笑顔でラピスを迎えました。

マンションに帰ったガーネットは、
「ラピスはどこだー?!」
ラピスが居ないので騒いでいました。
「ガーネットに何て説明する?」
志那達は困惑していましたが、
「ガーネットには、俺達が話して置くよ」
と、ローズを始めとする林檎王子のメンバー達がガーネットに説明すると言いました。
「今は分かってくれなくても、いつか分かってくれますよ」

4/8/2023, 10:57:38 AM

[これからも、ずっと]

 これからも、ずっとこのままだと思っていた。
 眠る君の髪に触れて。
 白い頬と。長いまつ毛と。規則正しく上下する胸と。
 耳を澄まさないと分からないほど、ささやかな呼吸を聴いて。
 ずっと、このままでいて欲しいと思っている。

 なのに。
 どうしていつも目を覚ましてしまうの。
 君の時間は、もう残り少ないのに。
 だから、何度も魔法をかけてるのに。
 君はそれを打ち破ってしまうの。
 
「これからも、ずっと。あなたと話をしたいから」
 
 君はそう言ったけど。
 私と君じゃあ、寿命が違いすぎるのよ。

4/8/2023, 10:57:18 AM

鎖で繋がれたように


       言の葉の永遠は


       身動きが取れずにいる


       キミとボクみたいだ

      



           『これからも、ずっと』

4/8/2023, 10:48:54 AM

気まぐれの雨に濡れた道路にてろりと溶け込んだ夕暮れはとても魅力的で甘そうだった、風に体を揺さぶられて、ひらと飛び立った花びらはもっとわたしの道たちをデコレーションしていく、うんときれいだ、そのすぐそばに君がいるならなお

4/8/2023, 10:48:04 AM

記憶は幼稚園の頃から残っている。
 いつものように、早くしないと先に行っちゃうわよ、と手を伸ばす君。
 小学校の入学式に呼びに来たときも。
 修学旅行のバスに向かうときも、君はいつも遅れる僕にそう言いながらも手を伸ばしてくれた。
 高校の卒業式も、進路指導の相談のときも。
 これからも、ずっとこんな関係が続けばいいと思っていた。そう願っていた。
 いつだってそう、君は僕をおいていくことはなかった。
 就職活動の説明会も……。

 たまに変化系があったと思い出す。
 早くしないと、他の人にもらわれちゃうわよ?
 なんて、どっちの気持ちが先だったのかもわからないけれど、この関係がとても心地よくて、いつだって君の手を取り一緒に駆け出した。

 言ってほしかった、最後まで。
 でも、君は言わなかったね。

 孫娘の声が、おばあちゃんはどこかと問いかける。
 遠くに行ったんだよと答えて、空を見上げる。

 ──早く来たら、承知しませんよ

 そんな声が聞こえた気がした。

4/8/2023, 10:47:37 AM

労働人生が続くのかと思うと絶望するだろ?

1秒でも早くぽっくり逝きてえぜ

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