この道の先に』の作文集

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この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/3/2024, 8:08:42 PM

「この道の先に」(一行詩)
盛り場の画面で力道山の技が光る様を横目に配達先へミゼットを速め

右に左に曲がりこの道の先を真っ直ぐのミゼットが待つ先には

この道の先には誘惑だらけ 真っ直ぐには帰れやしない

7/3/2024, 7:59:25 PM

正しいかどうかも分からないし、道っていうほどの道がある訳じゃないから。
自由と責任は表裏一体であるが故に、自由を求めるならそれなりの覚悟がないといけないけど。

覚悟も立ち回り方も人生どうにでもなるから間違えても次に生かせて、色んな価値観を受け入れられる大きな器を持った人格を今は鍛えてこうと思う。

-この道の先に-

7/3/2024, 7:56:44 PM

この道はどこに続いているやら。

行き先は
明るい道 暗い道 先が全く見通せない道

細い道 やたら広い道

と様々である。

一度通った道はもう戻れない。

目の前の道をただただとぼとぼと歩くしかない。

たとえその先がどんな獣道になっていたとしても。

人が明らかに歩けないような崖のように切り立った道だろうが進むしかない。

どんな人生だろうが進むしかないのである。

どんなに幸せだろうがどん底だろうが進む道は

ただ一つ。

選択肢がいくつもあったとしても
選べるのは一本だけである。

道の先には様々な困難や希望が待ち受けているだろう。

だがその先にはきっと幸せが待ち受けているかもしれない。

「人生の道」

7/3/2024, 7:53:59 PM

この道の先に
学校の勉強が大人になって何の役に立つだよ!とクラスメートの浅野は言った。

7/3/2024, 7:45:11 PM

雲ひとつない青天からの、地上のすべてを焼きつくしてやると言いたげな強い陽射しを全身に受けて、砂利と雑草と錆びたレールの道を歩いた。
 廃線になったローカル鉄道の路線は、何年も放置されて随分と緑に侵食されてはいるものの、まだどうにか道であったころを覚えていた。
 立入禁止の文字を無視して、水筒に入れたスポーツドリンクを飲みながら、雑草を踏みしめる。

 あー、なんだっけこれ、ああ、そう、スタンドバイミーだ!

 見たこともないくせに、大人からの入れ知恵をようようと披露する。
 草から飛び出す虫を鬱陶しがり、逃げようとするアオダイショウを追いかけ、吹き抜ける風の心地好さに喜び、砂利を鳴らす。
 どこまで行くか、明日はどうするか、週末のお祭り。話は尽きず、線路の先も見えない。けれど、不安になることはない。
 風は爽やかで、強く眩しい光が燦々と注ぐから、先はどこまでも明るく温かい。不安になる要素はひとつもない。
 未来を憂えるということを知らない少年達の、目的地のない冒険はまだまだ続く。底抜けに明るい笑い声を引き連れて。

7/3/2024, 7:28:31 PM

税金を溶かした数だけこの山にある行き止まりの数だけの旗

7/3/2024, 6:52:14 PM

40才。人生の折り返し地点に立っている私。

これまでを振り返ると、一筋縄じゃいかない人生だった。

たくさんふてくされて、たくさん怒って、たくさん泣いて、たくさん傷ついて。

自分のことが好きになれなかったり、自分の言動を恥ずかしく思ったり。いつも自信がなくて、自分を責めてばかりいた。

でも、たくさんの紆余曲折を乗り越えてたくましくなったから分かる。

この道の先にあるのは、楽しいだけの人生。だって大切なことに気づいたんだ。

生きていればいいこともあるけど、いやなこともたくさんあるっていうこと。人生ってそういうもの。いやなことは成長するためのステップなんだよ。

つらい道のりもきちんと受け止めて。疲れたら休憩したっていいんだから。

でもね、忘れないでほしいことがひとつある。それは自分を信じてあげること。

「私はどんな険しい道も乗り越えることができる」

自分を信じていれば、険しい道を乗り越えるためのヒントに必ずめぐり会える。

そして、ヒントにめぐり会えたことに感謝しながら、笑顔で歩き続ける。その道の先には、なりたい私が待っているから。

7/3/2024, 6:48:23 PM

この道の先に

 きっかけは数日前、旧友Yを訪ねた日のことである。無精髭を撫で、右手に鍵束を弄びながら、彼はこう言った。
「行ってみないかい?あそこに。せっかく立ち入り許可をもらったんだ。お前さん、しばらく行ってないだろう?」
「それは当然の話だろう。そうそう行けるような場所じゃあないのだから」
 私がYを訪ねたように、彼もまたあの頃を懐かしがっていたのだ。「それもそうだ」と麦茶を一口啜るY。揺れる水面に小さくて小さくて、それでも大切な日々が映る。
「昔は良かったなんて年寄りくさいこと言うつもりはないがね、どうしたって思い出しちまうんだ。オニヤンマを必死に追いかけて、終わらない宿題に頭を悩ませて、人の色恋を囃し立てて、一つのボールを全力で追いかけて……」
「年寄りくさいこと言うのはやめろ」
「おっといけねえ」
 おどけたように笑うYの言葉に私の心は動かされていた。まったく、ズルくなったもんだ。
「せっかく地元に帰ってきたんだ。同行させてもらう」
「そうかいそうかい、そう言うと思っていたよ。早速向かおうか」
 二人してノロノロと立ち上がると、Yは桐の棚から鍵をさらに二本取り出した。
 Yの中古車に揺られること数分、Yが車を止める。
「懐かしいだろう?小学校」
 枯れたものだな。大人になってどれほど経ったのかは覚えていないが、誰もいない母校を見てもなんの感慨も湧きやしない。
「なあ、行ってみたい場所があるんだ」
「奇遇だな」
 校舎の玄関前を右へ進むと山が……いや丘がある。雑草をかき分け、林を進む。気分はまるで探検隊だ。
「ああ、あれだ」
 Yの指さす方向に大きな岩がある。その横に、歪に敷かれた細い砂利道がある。
 この道の先に、秘密の花壇がある。テントがあって、木箱の中にはビームサーベルにスーパーヒーローが。虫籠の中にはおじいちゃんの取ってくれた強いカブトムシ。テーブルみたいな丸太の上に、みんなのコップがあるんだ。ここは、合言葉がないと入れない、僕らの秘密基地。
 「ははは」
 どちらからともなく出た乾いた笑いは、すうっと溶けていく。
 「そうだろうな」
 何もないのだ、ここには。私たちは何を期待していたのやら。
 何も言わずに、道を引き返す。「お前たちの進む道はこっちじゃないぞ」とオニヤンマが私たちの足跡をなぞっていった。

7/3/2024, 6:34:28 PM

『世界の果て』
大樹の下で嘘をつく 何一つ失っていないと 生きてさえいれば 命さえあれば 手を握り 強いふりをする 本当は誰よりも泣きたくて 感動の安売りに苛々してる どこまでも歩いていける気がしたのは気のせいなんだ ここはもうとっくに世界の最果て

7/3/2024, 6:31:03 PM

異性への恋ではなく。親へのような情でもなく。
自分は、彼女が居なければ生きてはいけないと思うけれど、かと言って敬愛だけでもない。


過去に囚われ発狂する獣のような彼女が好きだ。
周囲を破壊し自らの両腕さえも血だらけにするけれど、時間が経ち我に返って懺悔する彼女を見ていて心地よい。

崩れ落ちる表情は甘い。乱れた髪から覗く幼子のような縋る瞳にぞくりとする。


「僕が居ますから」

歪んだ性癖だと自覚はしている。
暴れた彼女がつけた傷は痛むけど、何倍も彼女からの執着を感じる。
やっと頷いてから、白くて傷だらけの腕が自分の首に回ってくる。
自分は決して素肌の奥には指を入れずに、華奢な腰をただ寄せた。骨を感じるほどに掻き抱く。鉄の匂いがした。

7/3/2024, 6:27:36 PM

この道の先に目印となる
セブンイレブンがない !

あぁ逆方向に向かっていたのかってのが
旅先でよくあるんだよな

7/3/2024, 6:07:16 PM

この道の先に二郎系ラーメンの新しい店があると聞いて歩いていたけど面倒になって近くの松屋に入る僕

7/3/2024, 6:01:17 PM

とうに暗闇が広がるばかりの道だが、
背後から迫る女の声に急かされて、立ち止まれなくなっている。
どこに誘われているにせよ。

お題:この道の先に

7/3/2024, 5:50:58 PM

この道の先に


全く検討もつかない
先に一体何が待っているのか
ただ今を生きるのに精一杯で
先を見ていなかった
選択の連続の先に
私らしい
私だけの道が
続いていく

7/3/2024, 5:41:11 PM

この道の先に


真っ暗な道を進んでいきます。
足に、錆び付いた鉄の鎖で結ばれた、
罪と言う名の重い重りを引き摺って。

私の身体は、罪を重ねた後悔で、
雁字搦めで、
動く度に、軋む様な音を立てます。

私は行く当てもなく、歩きます。
兎に角、前に進まないと、
私の背後から何か醜悪な物が、
私を呑み込もうと追って来ている。
…そんな気がするのです。

真っ暗な道。
この道の先に、
明るい未来が待っているのか?
私の罪を断罪する者が待ち受けているのか?
将又、道が途切れて居るのか?
それは、分かりません。

しかし。それでも。
私を只管追い掛けてくる、
得体の知れない青黒く燃える闇から、
浅ましくも、逃れたいと願う私は。
この、真っ暗な先の見えぬ道を、
藻搔きながら進むしか無いのです。

7/3/2024, 5:24:00 PM

【この道の先に】

昼下がり。この日は晴れていた。

この道の先には何があるんだろう。

その一心で知らない道を進み続けた。

狭い路地に入ると家が多かった。

古い家、ただのコンクリート壁、緑の生垣。

囲われた狭い空間を通るのは安心感がある。

アスファルトを踏みしめる音が聞こえる。

左の側溝には緑色のコケが生えていた。

……………………

いつしか小橋の前に来ていた。

橋の両端にはガードレールが立っている。

白い塗装が所々剥がれ落ちて錆びていた。

小川は少しの水が張っていた。

両端には草木が生い茂っている。

水面には緑色の藻がなびいている。

目線を前に戻す。

この道の先には何があるんだろう。

そう思いながら。

7/3/2024, 5:22:56 PM

「この道の先に」

この道の先には、何があるのだろう。
楽なのか、険しいのか、楽しいのか、辛いのか。
まだ見ぬ何かが待っている。
でも、立ち止まる必要はない。
道の先には困難があるかもしれないけれど、越えた先には自分の見たかった景色が見えるかもしれない。
自分を信じて進もう。

7/3/2024, 5:15:28 PM

お題『この道の先に』

 スマホの録画ボタンを押して配信を始めると、テンションを上げた友達が慣れた様子でベラベラ喋り始めた。

「はいっ! 今日はですねー、最近噂の心霊スポットに行きたいと思いまーす! この道の先にいったいなにがあるのか。早速見に行きたいと思いまァースッ!」

 語尾がこなれているのが他のYoutuberなら気にならないが、友達が相手だとこうも共感性羞恥というものが湧いてくるものなのかと思う。
 それに今回行くのもただの何の変哲もない廃病院でどう考えてもなにも出ない。だが、友達は物音がするたびオーバーリアクションをとっておけば平気だって言ってのけている。
 呆れてモノも言えないでいる俺をよそに

「いっやー、しっかし周りになにもない! これが嵐の前の静けさってヤツでしょうか。こういうのがかえって、怖さが増すんだよねー! おぉっ! 見えてきました! あれが噂の廃病院です!」

 友達が一目散に走っていくので、その後を追う。視線の先はたしかに廃病院だが、白い外装がツタに覆われているだけでどうせとくになにもないんだろう、と思ってしまう。
 病院の前まで着くといったん足を止める。友達がニヤニヤしながら、急に小声になり

「では、なかに入ろうと思いまぁす。おじゃましまーす」

 と扉をゆっくり開けた。俺もそれに続く。あたりは静まり返っていて、なにもない。

「入口は、なにも変わった様子はありません。ですが……」

 と言いながら奥へと進んでいく。が、友達が足を止めた。予定では忍び足で進んでいくはずだったが、俺と友達以外にもう一つ足音が聞こえてきているのは気の所為ではないだろう。

「おい」

 振り返った友達の顔はまっさおだ。本当に恐怖におののいて震えている。

「俺の目の前にいるのはなんだ?」

 友達が指を差したので俺はその方向にカメラを向けた。それは、黒いもやがかかっていて何が何だかよくわからない。撮影しているスマホの画面にも映らない。友達がいるだけ。
 だが、次の瞬間友達が黒いもやに覆われ大きな叫び声を上げながらどこかへ消えていってしまった。
 突然のことに俺は思わず友達の名前を叫ぶ。だが、目の前には診察室へ続く廊下があるだけだった。
 カメラは回っている。俺は深呼吸して口を開いた。

「撮影係のヨシダです。今、大変なことになりました。信じられないかもしれませんがご覧の通り、ハヤトが黒いもやに覆われてどこかへ連れて行かれたようです。彼は一体どこへ消えてしまったのか、そのゆくえを今から探ってみたいと思います!」

 ヨシダは本名ではないが、いつも配信を見てくれている人には名が通っている。『ハヤトの相方』として。
 いつも俺は表舞台に出ず、友達がバカやっているところを動画におさめているのだが、今回はイレギュラーが発生している。
 正直、気分が高揚している。心臓の鼓動がいつもより激しく高鳴っているのは走っているからだけではないことを俺は自分で理解していた。

7/3/2024, 5:14:21 PM

《この道の先に》

 迷ってばかりで。
 答えなんて分からなくて。
 それでも。
 僕は信じている。
 大丈夫だと、言ってくれた人がいて。
 なんとかなると、励ましてくれた人がいて。
 頑張ってみようと思わせてくれた人がいて。
 僕は、大切な言葉を知った。
 僕は、大切な想いを貰った。
 だから。
 せめて、格好付けられるくらいには。
 頑張ってみたいんだ。
 がむしゃらに頑張ったことはあるか。
 他の何をも犠牲にしたことはあるか。
 時間を捧げるだけ、捧げたことはあるか。
 そう自分に問うたときに答えはでた。
 否。
 一度もない。
 ならば、やってみようと思えた。
 音が、声が、文字が。
 物語が、文章が、表情が。
 今の僕に与えてくれたものは沢山あるのだから。
 わからなくなっても。
 失わないで居られた理由があるのだから。
 この先の道から見える景色は、きっと。
 僕にとって最高の景色なんだろう。
 そう成るように。
 そう在るように。
 僕は僕を信じて、進みたい。
 病んでもいい。
 挫けてもいい。
 傷ついたって。
 なんでもいい。
 それが、僕の選んだ道だと。
 そう、胸を張って言えるようになれれば。

 正しさなんて要らない。
 僕が認められる僕で在ればいい。

 この道の先に、僕は。
 全力で生き続ける自身の姿を、望みたい。


 ……そう思いながら、涙が出るのはどうしてだろ。

7/3/2024, 4:59:37 PM

鼻歌に合わせて弾む靴音が、

あなたへ続くこの道を辿っていく。

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