『きらめき』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月と星のよく見える夜道を私は貴方と手を繋いで歩いてた。
星々と月の明かりに照らされながら私達は話してたんだ。
私は何年も前からずっと一緒なのに、慣れない恋人繋ぎに照れ、私は俯くんだ。
そして、貴方の顔を見ようと少し上を向いて、貴方を見た。
貴方のあまりにも美しい姿に目を見張る。
月光と星の光の煌めきを纏い、普段の美しさをさらに惹き立ててる。
月下美人とは、この事を言うんだね。
そんな優美さに圧巻され、私はまた俯く。
これを見ていたのかな、貴方は私の顔を見て
「どうしたの、俺の顔になんか付いてる?」
なんて言ってくる、私の態度から大体察しているくせに。とは言わず、顔を火照らせて
「……ただ、綺麗だなって、その、貴方が…星とか月より…」
あぁ、自分で言っていてすごく恥ずかしい、恥ずかしさで死にそうになるよ。
それを聞いて、すごく嬉しそうな顔をしながら貴方は繋いでいない方の顔で私の頬を撫で、笑いつつ
「そういう海暗もすっごく綺麗だと思うよ。」と言った。
そんな、見てるだけで蕩けてしまいそうな顔で言われると何にも言えなくなるよ。
私、貴方のその表情、立ち振る舞い、言動とか全てがまるで星のように煌めいて見えるよ。
そんな貴方とずっといれる事、とても嬉しく思うよ、私は。
私は自分のシャツをキュッと掴んで、今までに無いくらいの笑みを浮かべ、
いつもこうやって私の事褒めてくれたりしてくれてありがとう。
という想いとかを込めて言う
「ありがと!!」って。
その時の私はこれまで以上に煌めいていたと思うな。
だって、私のその顔が大好きって貴方が言ってくれたから。
夜中十一時、私は自転車に乗って、丘の上にある学校に
走って来た。
何故夜中に?何て理由は簡単な話で、年頃の私と、
心配をしてくれる親との言い合いになった。
内容は在り来りで、帰宅時間が遅いとか、もっと勉強しなくて大丈夫?だとか。
別に、帰宅時間が遅い事に関しては心配かけてごめん、で終わったのに、その後の勉強の事に関して、私は口を出されるのが大嫌いだった。
私なりのペースで、学校の勉強にはついて行けている。
だから、私はその事には口出しをしないでと、ハッキリと伝えていたのに、こちらが下手に出ると、ここぞとばかりにしつこく聞かれて言われて、余りに腹が立った。
このままだと、自分がストレスで鬱になりそうで
反射的に家を出た。スマホと、財布は持っている。
そのまま自転車に乗り、走り出した。
そして、学校まで来てしまった。
勿論門が開いている訳もなく、自転車を門の前に止めて
そのまま門にもたれ掛かった。
ため息が漏れる。そんな時に、ピコンとスマホが光った。
何かと見れば、彼女からの連絡だった。
「今ひま?」
私は既読を付け、返信をする。
〔学校に居る。〕
それだけ送ると、すぐに電話が掛かって来た。
「もしもし!?大丈夫?何があったの?
今からそっち向かうから!電話繋ぎっぱなしにしといて。自転車で向かうから、少しかかっちゃうけど待ってて。」
彼女はそれだけ言うと、電話越しにガチャガチャとした
音がし始めた。
チリン、と彼女の自転車のカギの鈴の音が鳴る。
〔ありがとう。〕
スピーカーモードにして、彼女を待つ。
時折、彼女の声が聞こえる。
しばらく待つと、彼女が汗を垂らしながら、坂を登ってきた。ゆっくりと登りおえると、深く息を吸い、汗を拭った。
籠の中には、缶のドリンクが入っていた。
彼女は、それを差し出しながら
「こんばんは。良かったら飲む?ジュースとお茶、どっちが良い?」
目線を合わせて、優しい声で彼女は言った。
私はジュースを受け取って、
〔ありがとう。ごめんね。〕
とだけ言った。
彼女は笑って、首を横に振っていた。
そして、私の横に座った。
「いやぁ、こんな時間に外出るの初めてだから、ちょっと
ドキドキしちゃう。」
お茶を飲みながら、少し茶化した様に言われる。
こんな時に、何も聞かないで、いつもと同じ様に話してくれる彼女の優しさに、荒んだ気持ちが落ち着いていく。
ふと、景色に目を遣る。
こんな時間なのに、色々な所がきらめいている。
しばらく居たのに、ゼンゼン気が付かなかった。
彼女も気付いたらしく、
「おぉー!いい夜景だね。ちょっとムードある感じ。」
と、私の方を見てニコニコとして言った。
私も彼女を見て頷くと、もっとニコニコとする。
「今夜はもう少しここで、デートしていきます?
夜景も綺麗だし、月が見てるだけだし。
宜しければ、二人だけでこのとっておきのきらめきを、
見ていきませんか?」
私の手を優しく握って、彼女は飾った様に話した。
〔うん。見てく。〕
それだけ返して、私も彼女の手を握る。
きっと、貴女と一緒だから、こんなにきらめいてる。
きらめき
輝きは
二度同じカタチを魅せない
そのカタチを脳裡に焼き付けた者だけが
最期に笑う世界でありますように
きらめき
一瞬のきらめき
一瞬じゃなくていいのにな
一生にしてくれないかな
世界は人が居る場所は輝いてみえる。
自分には眩しくて人の居ない場所を求めてる。
そんな場所は以外となくて。
結局人と離れることはできない。
だけど以外と人といるときらめきが、あったりもした。
『君達の青春は、たった一度だけの人生のきらめき!友情も経験も全てが光り輝く中にある。無駄にしては…etc』
朝礼でアオハルに熱弁を振るう校長先生に
俺、謝るよ
怠く眠気の取れない月曜の朝だし
明日からの定期テスト?
何だそりゃ〜てくらい対策も何もしてねぇ
恋と友情はきのう同時に破局したばかり
俺のアオハルはきらめきとは真逆なんだ
くすんでお先真っ暗なの
-2nd story-
星空を見上げて感極まることがある
大抵は辛いことが心に伸し掛かったときだ
星を眺めたときに
涙が頬を伝う理由が知りたいと思った
「星と涙の理由ねぇ。難しい問題だけど、
星の"きらめき"と心の"きらめき"が共鳴するからかな?」
振り返った彼女は笑った
遥か彼方の星になった彼女の言葉は
未だに"きらめき"を心に遺して、優しく輝いている
#きらめき
きらめき
ほんの少しのきらめきを
目指して…
輝かせていきたい
「きらめき」
私はいつだって輝いていたい。
あの子よりも、あの人よりも。
何故って?
私は貴方の
「きらめき」になりたいから。
私を地獄のような暗闇から救い出してくれたように
どんな暗闇が訪れても
その暗闇が引いてしまうようなほど
きらめいていたいの。
今度は、
私が貴方の光になりたいの
貴方が私の光になってくれたように。
叶わなかった初恋は、線香花火のきらめきだ
上京先の屋敷に、あの人は職人を迎え
寿司と鯛の姿焼きで祝ってくれた
緊張して小鉢の卯の花に最初に手をつけた
こんなにおいしいものを、初めていただきました
あら、それだけはうちの常備菜なのよ
でも有難う。口にあって嬉しいわ
……あれから幾星霜
あの人の忘れ形見に押しきられ
オレたちは縁側でスターマインを見上げる
黄色いスイカとブルーハワイのカキ氷
二人きりになった屋敷で、最後の恋が始まった
「きらめき」
思い切りのよい面に
心のこもった残心
「面あり」
主審の声が響く
気剣体一致によりみえた
闘争心のきらめきはそこにあった
「きらめき」
「きらめき」
瞬きするたびに
星がひとつ
消えていく
そして同じ数だけ
星が生まれる
あっ、一番星見つけた!
私から誰かに向けた言葉
私が誰かにとった態度
それらは全部私になる。
その言葉や態度がそのままそっくり自分自身に返ってきても平気かな?
私だったらどんな言葉や態度だったら嬉しいだろう?癒やされるだろう?
誰かに向ける言葉や態度は選んでいきたい
私が放つ言葉や態度って良いものであればあるほど、
私の『きらめき』に変わると思うから
きらめき
昔は目を凝らせば見えた星達も
今となっては全く見えない
夜になっても街灯の光で明るく
暗闇になることを忘れてしまった
いつかこの夜空にきらめきが戻ることはあるのだろうか
私は今日も明るい夜道を歩く
【きらめき】
志田くんを、5年経った今でも覚えている。
幼稚園と小学校が同じで最後に会ったのは中一の夏。
近所の花火大会で偶然会った時以来会ってないよね。
志田くんに褒められた浴衣、
予定もないのにずっと予定を求めているんだ。
5年前の花火なんて覚えてないけど、
花火を指差す志田くんの細くて綺麗な指。
花火の音に掻き消されない程のあの笑い声。
花火を移してきらめきの宿ったあの瞳。
あのきらめきに今も焦がれている。
あの頃の私には勇気が無かった。
だけど、もし戻れたら…
いや、もし戻れても何にも変わらんやろうな…笑
あなたがつけた
傷跡でさえ
いまとなれば
愛おしい…
時の流れの中で
磨かれ
丸められ
輝きを増して
きらめき続ける
あなたへの想い
# きらめき (267)
ふたりで生きたい側に居るよ
ふたりで越えれる何からも
ふたりで叶えたい希望を唄にして
ふたりで穏やかな日々を歌詞にして
このままふたりで想いも痛みも連れて
この道 このまま ふたりで行こう
このまま ふたりで行こうか?
きらきらしてよう ふたりいつまでも きらきらしてようよ…
……
美佐子さんへ
もう少ししたら魚の脂が美味しい季節へ
戻り鰹 …秋刀魚…秋鮭…
秋味のビールもそろそろだね…
早く速く?来い恋?秋味肴?(笑)
風が少し冷たくなる前に
駅前通りの食堂に行こうよ!
あの食堂はキリンラガービールだね…
秋魚にはラガービールだね…
美味しいからマスター自家製のキムチも…
きっと…
大瓶ビール3本コース決定だね(笑)
あのさ…
そんな酔いどれ天使なミーチャンも可愛いいよ…🍀
ほら!可愛いから…✨✨✨✨
それは二度と訪れない、ほんの一瞬のもの。
同じところ、同じ角度、きわめて正確に模した光に照らされても、同じ光は放てない。
砂漠の砂粒のように旅を続けるものじゃない。
海の潮のようにも巡らない。
路傍の石、何かの原石かもしれない、それでもわずかな価値も与えられない、ちょっときれいなただの石。
その石ころ放ったわずかな輝き。出来損ないの物書きに訪れる、つまらない、すぐに忘れてしまう思いつきのようなささやかなきらめき。
ぽつ、と雨粒が当たって、その石にぴしりとひずみが生まれた。
そのひずみは小さな亀裂となって、
もともと脆弱だった小さな石に、
無数のひびが走って、
捨て石は砂つぶとなった。
だから、もうおしまい。
そのきらめきはこの夜のこのとき、ここ、この世の果てから、
永遠に失われましたとさ。
そして。
それはあなたの命と等価のものでした。
きらめき
*⋆꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱⋆*
『煌めくものを磨きない』
『才能とは人より優れていなくても良い』
『自分がついやってしまう事』
『それをやっている時心がわくわくする事』
『それが才能』
それを知った時から
僕の人生はきらめき始めたんだ
♡10_♡81
俺は幼馴染が時に超人に見える瞬間がある
アイツを見てる時少しのきらめきが頭を支配するんだ。
誰かに相談するとよく分からないってよく言われるがそれもまあ分かる。俺も分からない。
けどどうしても、アイツの笑顔はどっかの誰かさんとは違うんだ。
「なにボーッとしてんの。」
ぼやっとした頭を殴られるかのように声をかけられた。
「や、別に何でもねぇよ。」
今の受け答え、変じゃなかったよな。流石に。
「なんかお前今日変。」
いや、変だったか、くそ、、、
「、、、、お前笑うなよ?」
「なに?」
「俺見てるとキラキラしてんの?えー目ぶっ壊れたんじゃねウケる笑」
こーなると思った
「だからお前に言うの嫌だったんだよ。もう良いだろ。来週辺りに病院でも何でも行ってやる。」
「あっ、おい。」
「、、、なんだよ。」
「え、、、あー、、いやなんか最近距離置かれてる気がしてて、なんかちょっと、あの、うん。」
「、、、?あ。さてはお前寂しかったんだろそうだろ〜。」
「いや別にそんなんじゃねえし!? けど、、」
「けど?」
「いや、うん、まぁ。」
「ほーーん。」
「無駄に伸ばすなよなんだよ。」
「別に。」
俺だけじゃなかったって訳ね。
真っ暗な暗闇の中。
いくつものきらめき。
貴方はどこにいるの?
教えてよ