あん

Open App

俺は幼馴染が時に超人に見える瞬間がある
アイツを見てる時少しのきらめきが頭を支配するんだ。
誰かに相談するとよく分からないってよく言われるがそれもまあ分かる。俺も分からない。
けどどうしても、アイツの笑顔はどっかの誰かさんとは違うんだ。

「なにボーッとしてんの。」
ぼやっとした頭を殴られるかのように声をかけられた。
「や、別に何でもねぇよ。」
今の受け答え、変じゃなかったよな。流石に。
「なんかお前今日変。」
いや、変だったか、くそ、、、
「、、、、お前笑うなよ?」
「なに?」

「俺見てるとキラキラしてんの?えー目ぶっ壊れたんじゃねウケる笑」
こーなると思った
「だからお前に言うの嫌だったんだよ。もう良いだろ。来週辺りに病院でも何でも行ってやる。」
「あっ、おい。」
「、、、なんだよ。」
「え、、、あー、、いやなんか最近距離置かれてる気がしてて、なんかちょっと、あの、うん。」
「、、、?あ。さてはお前寂しかったんだろそうだろ〜。」
「いや別にそんなんじゃねえし!? けど、、」
「けど?」
「いや、うん、まぁ。」
「ほーーん。」
「無駄に伸ばすなよなんだよ。」
「別に。」
俺だけじゃなかったって訳ね。

9/4/2023, 10:46:21 AM