『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きっと明日も
会いたくなって
会いたくなって
電話口の柔らかい声に
包まれて
あぁ~明日部活だ、だるっ
うわぁ~テスト不安だよ~
そんなことを思ってる
でも君と会うと幸せで
ちょっと話せただけで嬉しくて
目が合っただけではしゃいで
君を見ると頑張れるんだ
昨日も好き
今日も好き
きっと明日も好きだよ
きっと明日も今日と同じ
それは避けられない
ある日親に欲しいものを聞かれて、正直に答えた
初めは嬉しかった
二日目も幸せだった
三日目でおかしいと思った
四日目でもう嫌になった
明日で五日目、もういらない
望んだものとはいえ、何日も同じだと嫌になる
これをリクエストしたあの日の自分を殴ってやりたい
ああ神様、もしも願いが叶うなら、
カレー以外のものを食べさせてください
きっと明日も
きっと明日も 素敵な1日になる
君と一緒に居るのだから
毎日つまらないと思ってた僕に
キラキラをくれた彼女
話す時に
服の裾をツンツンしてくる仕草が
たまらなく愛おしい
いつも美味しそうにご飯を
食べる君を見るのが好きだ
何気ない会話の中でも
笑顔を絶やさない彼女
君と居ると
本当に毎日が幸せだと感じる
だから明日は
君の笑顔が 最高に弾けるように
誕生日をお祝いするよ
生まれてきてくれて
そして
僕と出会ってくれて
ありがとう
きっと明日も、お気に入りの珈琲を淹れて
「美味しい…」と独りごちるように
文章を考えてストーリーを編み
スマートフォンに物語を書き込んでいる事だろう
5月からはじめた『書く習慣』は
着実に"習慣"となっている
#きっと明日も
きっと明日も
同じようなことをしているだろう
きっと明日も
同じような人達といるだろう
きっと明日も
景色は変わらないだろう
とても信憑性のある経験的法則だ
全部自分次第なのに
勝手に明日に呆れている
それに気付くのが遅すぎた自分にも
気づいて尚変わらない自分にも
呆れている
きっと明日もこんな感じだろうな
20230930【きっと明日も】
きっと明日もあなたの道ときみの道が交差することはない。交わらない軌道が、星の笑い声だけを後に引いてみせる。未来に帰ってくる無人探索機は言うだろう。ただいま。あなたはそこできみの声を初めて聞く。それを“交わった”と解釈するかはあなたにお任せするし、きみは存分に悩んでも良い。あなたときみがそうして充分に望んで信じた未来を、星々は決して笑いはしない。
また明日
手を振りあっさり背を向ける
信じてるから 今日の続きを
#短歌 #書く習慣 20230930「きっと明日も」
きっと明日も(9.30)
ふなぁあ、とあくびをして窓辺に座る。少し傾いた日差しが気になるけれど、首筋を抜ける爽やかな秋風を思えばなんてことはない。
「速い」
低く鋭い声が飛ぶ。むっとした少年の鼻息が少し荒くなった。ゴリゴリがらがらとうるさいアナログな音が店内に響く。
『喫茶アヴリオ』
非常にわかりにくい、石畳の路地に押し込まれるように建つその店はしかし、無期限の休業中だ。理由は今まさにあくせく豆を挽いている少年を一人前にするため。だがマスターの治らない顰めっ面を見るとまだまだかかりそうだ。
頼むから潰さんでくれよ。
そう思いながらのびをすると、ふわりとさくらんぼのような香りが近づいてきた。そっと店の中を伺う少女はうっとりとマスター見習いを見つめている。私がふっと笑って歩み寄ると、少女は甘く焦がれた顔で愛おしそうに私の頭を撫でた。
やれやれ。今日も仕事をするかな。
毅然と尾を振ってカウンターに飛び乗る。にゃあお、と少女の気持ちになって呼んでやると、少年は救われたように歯を見せて笑った。コーヒーの匂いに染まった、水に荒れた手に頭を擦り付ける。間接キス、ならぬ間接なでなで。私にもよくわからんが、少女をみやると幸せそうなのでよしとする。
きっと明日も彼女は来るのだろう。いつになったら直接話せるのやら。
まぁ、日課がなくなるのもな。
猫はふなぁあとあくびをして瞼を閉じた。
突然の別れ。「無かったことにしてほしい。」
私のことが受け入れられなかったのだろう。
そう感じ、「分かった。」と背を向けた。
だけど、簡単に割り切れるものでもなく、
「どうして」と毎日のように泣いた。
1日が終わった夜更けに。一人の時間になった時に。
ふとした瞬間のときでさえ。
そんな日々を過ごした。
きっと明日も泣いている。
ただ、時間は優しいもので、
少しずつ、傷ついた心を癒やしてくれて、
泣いていた日々も、過去のことにしていってくれた。
あの頃の私は、もういない。
もう大丈夫。
今日もいろんな事があり、よく笑った1日だった。
きっと明日も笑っている。
「きっと明日も」
ファンタジー
300字小説
長い『明日』
ガキの頃、竜人の俺には、人間の友達がいた。
近くの農村の男の子で、俺達は毎日のように森の入り口で待ち合わせ、森を駆け巡って遊んだ。
「また、明日な!」
夕刻になると奴は村に帰る。きっと明日も。そんな日が続くと俺は信じて疑わなかった。
「……長い『明日』だったな……」
あれからどれだけ経っただろうか。ガキの竜人が大人になるほどの月日を経て、俺はようやく森の入り口に佇む奴に再会した。
ゆらりと揺れる淡い影は傷だらけで、右腕と左足が肘と膝から無かった。
「……いろいろ、あったんだろうな……」
そっと影に手を伸ばす。
「あれから修行を重ねて、俺も一人前の僧侶になった。俺がお前をお前達の言う『天の国』へ送ってやろう」
お題「きっと明日も」
きっと明日も変わらず1人
きっと明日も変わらない1日
きっと明日も何かが起きる
その何かを俺が換える
きっと明日も
きっと明日もお前の笑顔見に来るから
元気に待ってろよ
きっと明日も内緒でお菓子持ってくるからさ
2人で食べよう
そんなことを言った昨日の夜
お前は死んだ
体はもう既に冷たくなってきている
でもまだ生暖かい
生きているまだ生きている
そう自分に言い聞かせた
いつの間にかにか
あいつの葬儀も四十九日も終わっていた
ぼーっとしていると1日が終わっていく
涙はもう出ない
お前と最後に会った日から笑っていない
[きっと明日も]なんてお前がいないと考えられない
お前のいない明日なんかいらない
マンションの屋上ギリギリ
少し怖い
生きている証拠
上を見上げる
綺麗な星空
お前は星空が好きだった
少しひんやりした空気
病室を抜け出して遊んだ時の空気に似ている
明日はどんな自分だろうか
お前と笑えているだろうか
怖い
けれど
少し
[楽しみ]だ
午前零時
ひとつ深呼吸をして
風に乗った
私がいなくても世界はまわるけれど
私がいなければ明日は来ない
明日が来るのが良いことなのかは
今日の私には分からないけれど
昨日の私が正しかったことを
今日の私は知っている
/お題「きっと明日も」より
人生は、退屈だ。
物語の主人公たちのような優れた才能も、悪に対抗するほどの志しも、
和多志は持っておらず、周囲に流され、生きてきた。
和多志は、凡人。
其れは、兄様や弟たちを見ていて、幼いながらに感じた。
兄様のような聡明さも、弟たちのような優れた身体能力も、
和多志は持ち合わせて居なかった。
だからと言って、不幸では無かった。
若き時は、兄弟たちの持つ天賦の才が羨ましくて……堪らなかった。
幼き頃、兄弟の中で……和多志にだけ、優れた才が無いことに苦しんだ。
大人になり、気がついた。
優れた才が無いからと言って、人の価値が決まらぬことに……。
だから、理想の自分に成れないことを、恥じなくて良いことに……。
例え、理想の人生を歩めなかったとしても、それを恥じなくて良い。
一日一日を精一杯…生き抜くことは、決して…容易なことでは無い。
苦しくとも…辛くとも…生きてきた和多志や貴方を、何よりも誇って良い。
苦しみを生き抜いてきた、和多志や貴方なら……。
きっと、大丈夫。
和多志や貴方の生きる明日は…、未来は…きっと明るい。
和多志は、そう信じてる。
題.きっと明日も
あなたは生きていると思いながら
あなたに会うべく、私も生きなきゃと思う。
「当たり前」を
「当たり前」だと思わない。
「当たり前」が奇跡に気づくのは
「当たり前」が亡くなってから。
明日も「当たり前」は
私の元に来ますか?
明日が来ることを
「当たり前」だと思ってないなら
明日もちゃんと
「当たり前」が来ますよ。
あなたに明日も
「当たり前」が
訪れますように。
–きっと明日も–
きっと明日も
きっと明日も、私は、貴方への愛が溢れ、きっと明日も、今日よりもまた更に貴方を好きになる…今日、私達は、付き合って8ヶ月記念日を迎えた。そして、今日、私達は、交際8ヶ月記念日デートをした。今日も貴方の隣にいれて良かったし、幸せだった(*˘︶˘*).。.:*♡私は、貴方と二人の未来について語る時間がとても好きだ。そう、二人の未来を考えているこの時間がとても幸せだ。今じゃ、私の弱点や、弱みを沢山握られてしまった貴方には、尚更、永遠に私の隣にいて欲しい。私の弱点や弱みを少しイタズラに扱う貴方は、ズルい…けど、そんな貴方も好きだ、好きなんだ。「今日は、記念日だから、欲しい物があったら何でも言って。全部払ってあげるから」と大人な対応をされ、貴方は、予告通り、今日のデート費用、全てを支払ってくれた…中には、高い物も幾つかあったのに、それでも、貴方は、少しブツブツ文句を言いながらも、全部買ってくれた。そう言う優しい所、ホントに好きなんだ。貴方の好きな所は、山ほどある。その中の一つがそれだ。貴方の気遣い、優しさ、心遣い…いつも私を気遣ってくれるし、心配してくれる…とても優しくて、気遣いが出来る素晴らしい素敵な彼氏だ。ホントに、周りの皆に沢山自慢したくなる程、貴方は、素敵で、優しくて、気遣いが出来る完璧な彼氏なんだ。今までも、いや、これからもずっと…
きっと明日も生きてるだろう
どんなに辛くなって苦しんだりしても助けてくれない
こんなにもきついのに
首を絞めても死なないなんて
私は一生不孝者だ
きっと明日も雨だろう。
そしてその次の日も、また次の日も。
そう思って過ごした昨日の僕の予想は、今日、あっけなく外れた。正確にいえばたった今、晴れになった。
常にまとわりついていたはずの重たい空気。それが、ふわりと軽く、微かに花の香りすら漂ってくるような、そんな甘さをまとう空気に変わっていた。
「私にはあなたが必要」だと、君がいってくれたから。