お祭り』の作文集

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お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/29/2023, 9:11:37 AM

今日は祭りがある。

僕にとっては、初めての祭り。

でも、あまり楽しくない。

僕より楽しそうにしてる人たちがたくさんいる。

でも、だからって、なんで僕は楽しくないんだろう。

わかんないなぁ。

でも、楽しくないのはやだなぁ。

あ、あっちは楽しそう!

なぁんだ。 つまんない。

もういいや。

7/29/2023, 9:09:57 AM

今日は静かなお祭りです。

お囃子の代わりに、低い地の底から湧き

あがる何があります。

僕は、音も立てずに、じっと、うずくまって

その何かをひたすら聞いています。

強い日差しから遮られたこの部屋は、

黒い服で引き詰められ、鈴虫の音がよく

聞こえます。

その帰りの道端に、白い大きな百合の花。

僕たちは、感謝と幸せの鐘を鳴らします。

7/29/2023, 9:00:41 AM

#49 お祭り

いろいろあって
引越したばかりの家の前
ほんの小さな公園で盆踊り

この地に慣れきった
子どもとおとなの
安心しきった賑やかな声と歌

ぱしっと揃った手拍子が鳴って
まだダンボールの残った部屋
お祭り騒ぎが染み込んだ

生温い夏の夜風が
さびしさをカーテンの外へ追い出すと
ヨーヨーが地面に落ちて
涼やかな水飛沫

涙のかわりに
ありがとうの
はなうたがこぼれた

7/29/2023, 8:56:19 AM

「お祭り」

夏の夜空に咲く花は一瞬で散ってしまうけれど、心の中で今も色褪せることなく華やかに咲き誇っている。

年々賑やかになる花園を「綺麗だね」というあの人は何て名前だったか未だに思い出せない。

「貴方は、何て言うの?」
『僕?僕は、スカビオサ。君は僕のこと忘れたんだ』

スカビオサ:私は全てを失った

7/29/2023, 8:55:07 AM

お祭り

一夜の空に浮かれる空上花

夏の暑さにのぼせ夢見る人達よ

見届けよ燃え尽きる花の一生

その目に焼きつけろ浮かれ人よ

7/29/2023, 8:55:02 AM

お祭り


「あ、怜…ごめん、夏祭り…今年は彼女が一緒に行こうって言ってて…。」
「…あぁ。うん。わかった。」
そんなの、わざわざ言われなくたって、彼女が出来たって聞かれた時点で分かってたのに。
怜は晶の妙な誠実さに腹を立てて、目を伏せて彼の部屋を出た。
家が隣同士だし、誰より近いから大丈夫。晶が小学校を卒業した時、怜はそう思っていた。だけど現実は時間的距離が晶を遠ざけ、彼は怜が知りもしない中学校の女の子に告白されて付き合い始めた。
久しぶりに晶の部屋に泊まって布団の中で打ち明けられた夜、怜は冷水を浴びせられたような感覚を初めて味わったのだった。息の仕方も分からなくなりそうで居ても立っても居られなくなって、お腹かが痛いから帰るとベッドを出て自分の部屋に帰った夜。
結局晶のことがどうしても頭を離れず、寝付けないままカーテンの外が明るくなった。初めて見るに等しい朝焼けをぼんやりと眺めながら、怜は嫉妬を自覚した。そして、自分の欲望が恋なのだろうと理解した。
やけに喉が渇いて、一人きり、静かなキッチンでコップに水を満たした。キッチンの小窓から差し込む限られた光の中、怜は口に出来そうもない恋心を飲み下すように冷たい水を飲んだ。

7/29/2023, 8:41:28 AM

私は金魚を飼っている。
大きなヒレをもった優雅な食いしん坊と泳ぐのが得意だけど怖がりな食いしん坊の2匹だ。
もう家にきて4年目になるだろうか。最初は小指ほどの大きさだったのに、今じゃ両手ですくうのも難しいほど大きくなった。小さな水槽で一緒に育てていたけど、手狭になってしまったので1匹1水槽という贅沢仕様に変わった。

 この2匹はペットショップで買ってきた子たちだ。

 昔、お祭りの屋台でとってきた金魚を育てたこともあった。私が幼かったのもあって世話なんてものはエサを与えていたくらいのものだった。ペットなんて飼ったこともなかったから家で何かの世話をすることがどういうことなのか知りもしなかった。
3日目くらいだったか。朝起きてバケツの中の金魚を覗き込んだとき、みんな水面に浮かんで動かなくなっていた。
親に「死んでしまったね」と言われて、庭の木の下に墓をたてた。ザックザックとシャベルで穴を掘って1匹ずつ手ですくって埋めた。花を供えてお経の真似事をして弔いは終わった。
次の日にはもう墓のことは忘れて、金魚がいたことも忘れた。

 目の前でパクパクとごはんを頬張る2匹をみて、私はいつも考えてしまう。
この子たちもいつか死んでしまうのだろうか、と。
私はそのときどう思うのだろうか、と。

「ちゃんと弔えたらいいな」

 ポチャン、ポチャンとそれぞれが水面を揺らした。
なんとなく慰められた気がして嬉しくなった。
でもね、この子たちはとても賢いから私が手にごはんをもっているときだけ寄ってくるんだ。
 意外と、薄情なのはお互いさまなのかもしれない。


                 【題:お祭り】

7/29/2023, 8:26:58 AM

おまつりっ、おまつりッ

はやく夜にならないかなあ〜!!!

*「お祭り」

7/29/2023, 8:25:11 AM

夕陽の残り灯の消えゆく中。帰り道を逸る足を路地裏へと外らせたのは何故だったのか。何かが見えたわけではなく、何が聴こえたわけでもなかった。そこが近道である筈もなし。
 路地裏の先からは灯火が漏れている。次第に、笑いさざめく声にお囃子が混じり合い、耳に届く。

 めでたきものは、是れに。

 無数の提灯。甘い飴に、香ばしい醤油や油の匂いが鼻を擽った。
 はて、縁日であろうか。この近くに神社など在っただろうか。傾げた首の、その真上を何かが飛び越えて行った。ふわりと翻る艶やかな袖、転がる鈴の音。それは童女であった。
 童女はこちらの視線に気付き、にこりと笑んだ。
「めでたきものは、是れに」
 猫のように走り去る後ろ姿。その腰には、白銀のふさふさとした長い尾が揺れている。
「お稲荷さんは如何かね」
 屋台から声がした。手持ちが無いと断ろうとして言葉に詰まったのは、店主が狐の面をしていたからだ。
「お代は要らないよ。ここの店は皆そうさ。今宵はめでたい『お祭り』さ。めでたきものは、是れに」
 店主は手早く稲荷寿司の包み拵える。有無を言わさず持たせられた。
 礼を述べ、ふと店主の頭の上で動いたものに目を遣ると、面の隙間から丸い狸のような耳が覗いていた。見渡せば、どの出店の店主も狐の面を着けている。
 祭囃子に手拍子。行き交う者たちは唄うように挨拶を交わす。見慣れた格好をした者も居れば、そうでない者も居た。豪奢な簪を挿した者。舶来の衣を纏った者。何かしら獣の尾のようなものを着けた者も。均しく、まばゆい提灯明かりに浮かび上がる。御芝居のように。

 めでたきものは、是れに。

7/29/2023, 8:22:31 AM

今年こそ行けると思ったのになぁ。
声に出すのは憚られた。その言葉で一番傷つくのは自分じゃなくて兄だから。




【お祭り】

7/29/2023, 8:16:40 AM

今日は彼女と夏祭りに来た。
射的に金魚すくいにとたくさん遊んで時が経つのを忘れて楽しんだ。
幸せそうに笑う彼女を見ていると、人でごった返すこの
お祭りも悪くないなと思う。
そして、一番のメインである打ち上げ花火を見るために 
あまり人がいなく、かつ花火が見やすい場所へ彼女を
案内すると同時に打ち上げが始まった。
「ねえ、もうそろそろでお祭り終わっちゃうね。」
「ああ、そうだね。」
「なんだか毎年花火を見ると楽しいはずなのに、寂しくなるんだ。」
「なんとなく分かるよ、その気持ち。」
そう、楽しくて仕方がない時間もいつか終わりが来る。
切なくなるけれど、僕たちはその時間を思い出にして
また明日を過ごしていく。
彼女を元気づけるように明るく言った。
「────また、また来年も一緒にお祭り行けたらいいな。」
「……うん!」
最後の花火を見る。
夜空に咲く大輪はとても美しかった。


『お祭り』

7/29/2023, 8:12:45 AM

心躍る祭の空気は
 いくつになっても変わらないけれど

 終わった後に残る余韻のように
 遠くなっていく祭り囃子を
 見送るたびに増すもの寂しさは

 過ぎ去った夏の思い出が
 いつか自分の元に帰らなくなる日が来るのを
 思いしらさられるせいかもしれない



【お祭り】

7/29/2023, 7:58:45 AM

お祭り
今日は、大好きな彼氏とお祭りデートをする日

お互いに浴衣を着ていこうねと話して近くの駅で待ち合わせをすることに

彼はいつも先に来ているから今日も先に来ているかも!

案の定、彼は先に来ていたけど浴衣がとても似合っていて見惚れてしまった

7/29/2023, 7:55:54 AM

赤い提灯を揺らす生ぬるい風
少年は下駄を鳴らして人混みを駆ける

揺蕩う金魚
こちらを見つめるお面
ふわふわ甘いわたあめ

何もかもが特別な日
わたしたちの夏はあと何回やってくるだろうか

#お祭り

7/29/2023, 7:54:21 AM

終わったあとにはきっとなにも残ってない。
ヨーヨーはしぼんで、金魚はしんで、
射的の景品はどっかに行っちゃった。
あの時のどうしようもない切なさだって、
今の自分には残ってない。
願わくば、来年もこの気持ちを味わえるように。
今日もまぶたを閉じる。

7/29/2023, 7:46:40 AM

お祭り

大好き!
楽しみにしていた
いつもと違った特別な空間
すれ違う人みんな楽しそう

でも、だからこそちょっと苦手
終わった後が
ひとりになった瞬間が

楽しい夢から覚めたよう

7/29/2023, 7:45:51 AM

「ダラダラ部屋」



はいどうも現在夏バテ進行形の僕です♪w
(クソ暑い)←暑いと口悪くなる奴(笑)

今日は全て夏のせいにしようと思います♪


ではではイッキマッスヨーー!!


最近、食欲がないのは夏のせいだ!

寝苦しい夜が続くのも夏のせいだ!

あの太陽がウザイのも夏のせいだ!

蝉が1週間しか生きれないのも夏のせいだ!

祭りが待ち遠しいのも夏のせいだ!

いつもより海がきらめいて見えるのも夏のせいだ!

空が青すぎるのも夏のせいだ!

カキ氷が恋しいのも夏のせいだ!

なんか頭にラムネが浮かんじゃうのも夏のせいだ!

ラムネのビー玉を取りたくなるのも夏のせいだ!

不意に君にドキドキしちゃうのも夏のせいだ!

君のシャンプーの香りに心揺らぐのも夏のせいだ!

コンビニに行くと最初にガリガリ君が目に入るのも夏のせいだ!

牧場のしぼりたてミルクで作ったソフトクリーム食べたいのも夏のせいだ!

急に駆け出したくなるのも夏のせいだ!

打ち上げ花火が上がると楽しい思い出が過るのも夏のせいだ!

朝起きると汗で髪がボサボサになってるのも夏のせいだ!




全部、そう!全部、夏のせいだ!


そうゆうことにしとこう(笑)



はい、今日のダラダラ部屋はここまで(^^)



またね(^_^)ノシ

7/29/2023, 7:44:03 AM

お祭り

私には4つ上の姉がいる。
姉は毎年この日は友達と約束があるから、
と出掛けてしまう。
しかもしっかり浴衣まで来て昼にはもう家にいない。

友達のいない私はいつも姉が羨ましかった。

けれど夕食を終えて夜8時前には父と母は折りたたみ椅子、うちわを準備して、念入りに虫除けスプレーをかけて、私を花火の見えるいい場所まで連れて行ってくれた。これも毎年。

友達いないから寂しかったけど、嬉しかったなあ。
父と母は気づいていたかわからないけど、
毎年あの日の居場所を作ってくれてありがとう。

7/29/2023, 7:42:33 AM

神体祭り。それは、年に一度、世界中の神々が人間に化けて参加するお祭りのことである。

私───美と礼儀の神である美礼も、この神体祭りを楽しみにしていた。私の大親友である灯とは、普段なかなか会うことができず、このお祭りでしかいつも遊べないからだ。
それに、今年はまた新しい神が誕生したと聞いている。どんな神なのか興味が湧いているし、あわよくば仲良くなれたらいいなとも思っているのだ。
「でもまずは、浴衣の調達っ」
日本という国ではお祭りに浴衣というものを着ると日本の神である日狐さんに聞いて、今年はそれを着ようと思っているのだ。見た限りではなんとも優雅な服装で、この私にはとても似合いそうだったというのもある。
「えーっと、日狐さんが教えてくれたお店の電話番号はっと…」
カバンからスマホを取り出し、人間が営んでいるというそのお店へ電話をかけた。

プルルルルッ!
店の中にある電話が鳴り、私は急いで受話器を取った。
「はい、こちら着物店〜神様に添えて〜です」
我ながらダサい名前だなと思いながら名乗ると、カタコトの日本語が聞こえてきた。
『あ、あのォ、ワタシ用のyukataを作るのお願いできますかァ?』
この様子は恐らく外国の神様だろう。浴衣の発音だけ妙にアメリカンチックでおかしくなってくる。
「あなた専用の浴衣ということですね。すみませんが、お名前と電話番号を教えてくれませんか?」
電話の向こうの神様にも聞き取れるようにゆっくりと話す。神様というと何でもできるイメージだが、人間と同じように得意不得意はあるのだ。ただ、人間から見ると全てが平均以上なだけで。
『あ、名前は美礼と言いますゥ。これはあの日本語の名前?なんですけどォ。一応FranceのGodですゥ。えと、電話番号はァ』
教えてくれた電話番号をメモし、名前も添える。フランスの美礼様は、どうやら美と礼儀の神様らしい。少しの会話でなんとなく分かってきた。
「では、サイズなどを測りたいので、なるべく早く日本に来てもらうことはできますか? あ、化けるときのお姿で来てもらえると幸いです」
そう言うと、少しの沈黙のあと声が聞こえてきた。
『全然だいじょーぶですゥ。明日はちょとムツカシイのでェ、明後日でもいいですかァ?』
すぐに店のカレンダーを確認する。明後日は誰の予約も入っていなかった。
「かしこまりました、ご予約の時間はどうなさいますか?」
『ちょと時間がかかりそうなのでェ…半日でもいいですかァ? できれば午後がいいですけどォ』
半日の午後…つまり、12時からお店が閉まる20時までということだろうか。それとも、12時から0時ということだろうか。
「あの、閉店時間が夜の8時になるのですが、お昼からそこまでということでよろしいですか?」
そう聞くと、考えるような沈黙の後、返事がきた。
『はい、そこまででだいじょーぶですゥ。それでお願いできますかァ?』
「かしこまりました。それでは、12時から20時までのご予約でよろしいですね。料金なのですが、神様なので、このお店が長く続く祝福で結構です」
神様はお金なるものを持っていない。だから、このお店ではお店が続くよう祝福してもらうことでまかなっているのだ。
「分かりましたァ。また明後日にお願いしますゥ。では失礼しますねェ」
それで電話は切れ、私はパソコンを立ち上げて美礼様について調べた。

~明後日~
美礼様がご来店されてから、私はテキパキ働いた。まず採寸をし、調べることで分かった美礼様の好きな色───黒の生地から選んでもらい、帯や下駄なども選んでもらう。
それから受け取り日に間に合うように毎日作り、後日再度ご来店してくださった美礼様にお渡しした。
「まァ、すごく綺麗ね、これ。どもありがとうですゥ」
満面の笑みで受け取ってくれた美礼様を見送り、また私は他の神様の浴衣をお作りした。

「あら、美礼さん、すごく綺麗ね、その服」
今日は朝から色んな人に褒めて貰えた。それもこれも全部この浴衣のおかげだ。
シンプルだけど美しさも引き出すこの浴衣は本当に素晴らしいと思う。でも、私は白が好きなのに、なぜ黒なのだろう。このお店は好みを生かすと聞いたはずなのに。
そういえば、同じお店を利用した黒好きの美麗さんは白い浴衣だったなぁ。

───「お祭り」

7/29/2023, 7:33:07 AM

今晩は地元の祭りがある。祇園祭にも負けずと劣らない勢いのある祭りで現役世代を除いたすべての老若男女が勢揃い。地元を紹介する上で欠かせない祭りだ。今でもたまに行ってみるが、行くと決まって思い出す恐ろしい体験がある。
 中学の時、祭りは圧倒的ハレだった。みんな参加してたので行けば人に会えるのだが、誰と行くかもすごく重要だった。一年時の私はイケてる女子とその好きな相手を集めたようなグループで参加することになっており、男3の女4だった。当日いつものコンビニ前に集合し、ソワソワしながら祭りを楽しんでいるのも束の間、1番綺麗で気の強いAが突然解散すると言い出した。あまりの当然さに男性陣は戸惑いを隠せない中、女性陣たちは突然の解散宣言をすんなりと受け入れ、解散の流れに。渋々帰路につき、しばらく経った後
ブルブル
スマホが鳴る。みると、Aから公園に集まるようにとのことだった。意味がわからない。意図も動機もインセンティブもわからないまま、戸惑いつつも、公園に向かう。ついてみると男3女3になっていた。
 その後も壮絶ないじめや、盗撮事件、母親乱入など楽しい事件はたくさん起こったのだが、すべてこの恐ろしい出来事が発端だった。中学生の自意識は途方もないものである。

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