『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
煌めく言葉が降ってきた
この衝撃は恋に似ている
どちらも頭上からなので
どうかご注意願いたい
今 .... ね ... いい感じなんだ .... 。
やっと ... 心地のいい ... 孤独に ... 辿り着いたような ... そんな感じなんです ... 。
気になる ... どうしても気になってしかたないひとつひとつの事を ... 事と ...
向き合って ... 関わり尽くして ...
まじめにぜんぜんさみしくないんです ...
気に入れないものもどうしても欲しいものもひとつも無くなって今とてもすがすかしいんです ............ 。
風も酸素も無い宇宙空間に、姿も実体も無いみたいな ...
とても、気持ちがいいんです ...
自分の想い出が、誰か他の誰かの過去の出来事みたいに ...
快感に ... 悦楽に ... 涙が溢れてきそうです ...... .. 。
あとはおわりを待つだけみたいに安らかです。
あのひとはあたしのお気に入り
年齢よりずっと若い顔も
寝癖だらけの髪も
毎日同じ柄の服も
うたをうたう声も
あのひとの気に入ってるものも
全部があたしのお気に入り
あのひとが勧めていた本は全部読んだ
あのひとのお話はどれもまじめに聞いた
あのひとが苦手だっていうから
あたしは目玉焼きを嫌いになった
あの人はあたしのお気に入り
雨だれや子猫のヒゲ
ミトンやりんごのタルト
そういうのとおんなじなの
でも、あたしはあの人のお気に入りじゃない
成績は良くないし、ほかの子より目立たない
そしてあたしは、あなたに声をかけられない
それでもいい、だってあなたはあたしのお気に入り
誰にだって平等で
いつも考え事をしていて
ものごとを勝手にきめつけなくて
うたの美しさをしっていて
優柔不断だけど、優しくて強い
どんな理不尽にも真剣に立ち向かう
そんなあなたがお気に入りなの
だからあたしはお気に入りじゃなくていい
それがたとえ
犬に噛まれるより痛くて
蜂に刺されるより苦しくて
何よりも悲しいとしても
あなたはただのお気に入り
あたしの
私の…
お気に入り
登録も追加も必要ない
些細なことをふたりで積み重ねたい
今日使った入浴剤の香りについて話して
一緒にお茶を飲みたい
「湯呑み、どれがいい?」
「陶芸体験で作ったこれ!」
「いつものやつだね」
「うん、育ててるの」
少し不恰好な湯呑みで
いれたてのお茶を啜った
「美味しゅうござんす」
「良きかな、ほな2杯目じゃ」
ふふ、と微笑む。
明日は何をしようか。
2023/02/17
私の心臓は爆発寸前で、辛くても涙が出なくてよく分かんなくて、なんもわかんなくて、私の行動でなんか変わんのかなって、わかんない、
何ヶ月ぶりに話したんだかわかんないけど、ほんとにわかんないし、どーすればいいかわかんないし
なんもわかんない好きなのか、え、わかんない
でも足ガクガクだし震えるし寒いし
明日別れケジメ付けようかな。このままじゃダメだ。
長い間、大切に使ってきたものって、愛着ありますよね。
お気に入り
勿論、使っているうちに味も出るんだけど、少しずつ傷んでいく。
それを、さっさと新しいものに変えていく人、あんまり好きになれない。
と言うか、少しこわい。
自分が傷んできた時、身近にいる人に、
知らん顔されたら悲しいな。
お気に入りは直しながら、優しく扱いながら、最後まで見届けよう。
そうすれば喜んでくれるよ。
僕は君に愛され、役立ったんだなって。
そんな人と一緒に暮らしたい。
時間は夜の十時すぎ。
あたりは真っ暗で、二月ということもあって、若干、いや、結構寒い。
学校の時はクラスメイトにいじめられ、家にいれば父親から性的暴力を受ける。母親は、父親が私にそんなのだから、邪魔者扱いをする始末だ。
はぁ、と、ため息のような息を吐くと、白い息が確認できた。
なんのために生きてるんだろう、謎でしかない。
どこにいても辛い目にあうので、私は両親が寝静まるまで、こうして徘徊を続けている。
そして疲れたら、自動販売機の横に決まって腰かける。
この自動販売機の横は私のお気に入りの場所である。
風避けにもなるし、死角になるため人との干渉もほぼない。
そしてここで、イヤフォンで好きな音楽を聴くのだ。
お気に入りの場所でお気に入りの音楽を聴く。これが束の間の休息であり、至福のひと時。
寒すぎて、じっとしていられるのも一時間くらいが限界なもので。
そろそろ寝ただろうか、私は重い腰を浮かせる。
「あれ? ワタナベさん?」
私の名前を誰かが呼んだ。
それは一番見られたくなかった私のお気に入りの人だった。
【お気に入り】
※【この場所で】の続き
お気に入り
最近よく観るYouTubeは
昨年のM-1の準決勝と決勝の
ウエストランドの漫才
2本続けて観るのがいい
あとは
水道管メンテナンスの動画
台所用の排水管から
詰まった油がいっぱい出てくるのが
爽快感があってハマってる
『お気に入り』
気に入っている服に着替えて
遊びに行くの ふたりきり
気に入っている場所に向かって
道中さえも夢のよう
気に入っている歌を歌って
笑うあなたが愛おしい
唯一無二の私の特別
あなたは私のお気に入り
お気に入りだったお人形を捨てる時
手を離すのはどちらだと思う?
宝物だったものがゴミに変わるとき
汚れたのはどちらだと思う?
大人になることは素敵なことよ
愛もお金も両手に余るほど
だけど一人きり目を閉じてしまえば
もう色鮮やかな夢は見えない
大人になることは侘しいことね
#十四夜目 #お気に入り
きらきらしたもの
ふわふわしたもの
可愛いもの
かっこいいもの
綺麗なもの
目を惹かれるもの
大好きって叫んで
転がり回ってしまいたくなるもの
私が私であるために
大事な心のスイーツ
「、、、お気に入り」
誰にも取られたくない。
「自慢したい」
嫉妬で狂ってしまいそう。
「貴方はどう?」
貴方のお気に入りは何?
貴方はどうしたら気に入ってくれる?
私は貴方のお気に入りになりたいの。
でも、
貴方の好みの女の子になっても貴方はきっと傍に置くだけ。
「、、、お気に入り」
ねぇ、知ってた?
お気に入りってね、?
宝箱に入れて、ずっと、ずっと一緒だよって、
離れないでねって、
そういう、意味なの。
「、、、ずっと、一緒よ?」
貴方は私のお気に入り。
あの人のお気に入りのフォルダに入れられて、それきり顧みられることもなく、忘れ去られてしまった女。
お気に入りなどにならなければ良かったのだ。
その頃の彼女はまだ未熟で、他人を翻弄する術を持ち得なかった。
良く言えば純粋。
悪く言えば愚鈍。
もっと狡猾に立ち回るべきだったのだろう。
だけどもう遅い。
大人しく待っている間に時は過ぎ、しなやかな若さは失われて行く。
大分経ってからあの人はフォルダの存在を思い出す。でももうこれには興味がない。開かれることなくフォルダは削除される。ゴミ箱にポイ。
あの人は、さあ次!次の新しいお気に入りを作る。
世の中はこんな風に回っていくのですよ。
❇️✨お気に入り✨❇️
もう…
ずいぶんくたびれてしまった。
うさぎのぬいぐるみ🐰
初めてもらったプレゼント
まだうぶな2人は
手もつなげず
言葉もぎこちなくて
遊園地の売店の片隅
ちょこんと座ってた。
何だかあどけなくて
可愛いうさぎ
あなたが…
プレゼントしてくれたね。
それからこの子は
一番のお気に入りになったよ。
この場所が唯一無二のお気に入り。
何も無い所で、
大した娯楽も無く、
周りは民家も無くて、
川のせせらぎが聞こえて、
動物達の楽園で、
数百年間風景も変わらない原風景で、
病院も近くに無く、
スーパー、コンビニも無い場所。
唯一無二に言える事は、
大自然豊かで、
長閑で、
空気は綺麗で、
水も美味しく、
人情味溢れ、
居ると心に安らぎを与えてくれて、
自然と元気にさせてくれて、
心が落ち着く唯一無二の、
愛する人達が眠るこの場所。
日本から無くならないで欲しい実在するとても大切な場所。
お気に入りの服に、お気に入りの香水、お気に入りの髪型に、お気に入りの小物類。頑張ってお洒落して向かった先に君は居ない。ねぇどこに行ったの?帰ってきてよ。
そう言って泣きつくは君のお気に入りの花と名前が掘られた冷たい冷たい石のかたまり。
お気に入り
いつも一緒にいるものは
お気に入りなの…
でも…
お気に入りじゃなくても
一緒にいると、何故か
いないとさみしくなっちゃう
歪んでるの…
不思議だね
僕の"お気に入り"
僕に従ってくれて
僕だけを愛してくれる
とってとっても大好きな
僕の所有物、、、
その怯えた顔も
潤んだ瞳も
全部ぜーんぶ
お気に入りだよ?
国語辞典のページをめくる感触。ロルバーンのピンクのノート。うすくて暖かいダウンコート。子どもの頃から大好きな物語。ラメがきれいなアイシャドウ。モーリス・ラヴェルのピアノ小品。中身は読んでないけど装丁が好きで手放せない小説。旅先で作った絵ろうそく。近所のパン屋さんの辛くないカレーパン。雪がつもった公園で最初の足跡をつけること。葉擦れの音と新緑の緑。雨上がりの土の匂い。ざわめきが聞こえそうな冬の星空。ふざけながら撮った記念写真。
"I simply remember my favorite things, And then I don't feel so bad."
私には〝お気に入り”がない。
私自身も〝お気に入り”にはなれない。
それはまるで定義のように、変わることなく私の人生に這っている。
友達だって表面上。お互いを利用し合うだけ。
家族だって表面上。生きるのに必要な存在だから。
それ以下でもそれ以上でもない存在達。
それに比例するように、どんなに努力して、どんなに優しく明るく振る舞ったって、結局私も母の、友達の〝それ以上”にはなれない。時々無性に叫びたくなる。
「私はいつ、人に必要とされる存在になるのか」と。
「いつまで待てば、お互いが〝お気に入り”になれるの
か」と。
気が滅入るような毎日。あなたは私の〝お気に入り”になってくれる?