私には〝お気に入り”がない。
私自身も〝お気に入り”にはなれない。
それはまるで定義のように、変わることなく私の人生に這っている。
友達だって表面上。お互いを利用し合うだけ。
家族だって表面上。生きるのに必要な存在だから。
それ以下でもそれ以上でもない存在達。
それに比例するように、どんなに努力して、どんなに優しく明るく振る舞ったって、結局私も母の、友達の〝それ以上”にはなれない。時々無性に叫びたくなる。
「私はいつ、人に必要とされる存在になるのか」と。
「いつまで待てば、お互いが〝お気に入り”になれるの
か」と。
気が滅入るような毎日。あなたは私の〝お気に入り”になってくれる?
2/17/2023, 10:34:41 AM