『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『うつ病』
“日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込み、
意欲の低下が続く病気”
ネットで表記されたうつ病という名の精神疾患
何時からかうつ病、適応障害、パニック症...と調べるようになって、自分はそうなのか違うのかはたまた、
甘えなのか、単なる妄想ではないのかと疑っている。
私は生まれた時からADHDを持ち、
中学になってからは合唱コンクールで指揮者に選ばれてからはパニック症を持つようになった。
いじめをきっかけにコミュニケーション能力が乏しく、自分に自信を無くしていた。
高校に入ってからは友達を疑い、妬み、自分が以下に弱いか思い知ってしまい、進学してからは友達がそばにいない事に寂しさを、勉強面では理解力の乏しさを、生活では何が原因だったのか体調も悪くなっては休みが多くなっては先生に出席日数が足りないと注意されるようになってしまった。
頑張らないとって自分を責める。
甘えてはいけないと自分を奮い立たせようとする。
時はすぎて、私は無事卒業した。
就職した今はホワイトな職場に優しい先輩や上司に恵まれて、安心と不安の狭間でスタートした。
最初はパニックを起こさないと中学から処方され、大きな行事やもしもの時にと飲んでいた精神安定剤を仕事のある日だけと限定して半分だけのんでいた。
何も問題なんてなかった。
優しいのんびりとした場所だった。
優しく教えてくれる先輩と笑顔の似合う上司。
勿体ないと思うほどでした。
就職して母が入院しました。
脳梗塞でした。
それからは兄弟と暮らし始め、家事を分担しながら母の入院費を稼いでは払い、生活費を見ては悩んだり、
兄弟と喧嘩しては困り、いつの間にか疲れているようになりました。
休みが足りないと
職場に行く度に足が重くなりました。
生活費や入院費を見る度に
暴飲暴食が増えた気がしました。
兄弟と喧嘩する度
何もかも押し付けて逃げたいと思いました。
書類を書くのも支払いを気にするのも私だけです。
職場の同僚に遊びに行こうと誘われる度に
彼女を恨むように鬱陶しいと思うようになりました。
忙しいと断る事に執拗いことに腹が立つようになってしまいました。
余裕がなくなって休んでも休みきれない気がして、
自分が段々と甘えてきているようになって、
だらしなくて汚くてキモチワルイものに思えてきました。
そんな時、とうとうやってしまいました。
朝になって、時間ギリギリの時計を見て急がなきゃって思いながらシフトの人数をみては休めないと思いながら準備をする。
けど、次第に動作が遅くなって中がいっぱいになって次第に目に、涙が溜まってくる。
行きたくない、行きたくないッ・・・
気がついたら、兄弟に泣きついていました。
兄弟が職場に電話を掛け、
休みを貰ってその日は殆ど寝て過ごしました。
余裕のない日々に次第に悲しくなって、
弱い自分に情けなくて、泣けない自分に絶望するようになってしまった。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
この言葉が頭を埋めています。
ずっとずっと
疲れました、
泣けないこともよわいことも
なにがしたいの?
あまえたいの?
たすけてくれるひとはいるの?
うつ病とはんだんされたいの?
これに名前がほしいの?
言葉が詰まって助けての一言も言えない約立たずのくせにネットではスラスラと言える
本当になにがしたいの
休みたい
なきたい
めいわくかけたくない
はなしたい
頭を撫でてあんしんさせてよ
この不安を消してさ
ぎゅっとだきしめてよ
死にたいとおもわせないで
へんにおもわないで
ああああああああああ
きょうもじぶんを抱きしめてねむる
朝が来て絶望する
あしたなんてこなければいいのにね
あぁ、つかれました
いつまでも捨てられないもの
物持ちがいいね…とは、聞こえが良いけれど、ただの物が捨てられないだけの…お祝いに貰ったやつの包装紙や、古い葉書、果ては、これは何?的なものまで…そろそろ収拾がつかなくなるかも…と思うけれど…
でも、どうしても、捨てられない物の一つに、白いピエロの風鈴がある…
遠い昔、後輩から、誕生日に貰った、一度だけのプレゼント…色褪せてきたけれど、今でも、後輩の笑顔も声も、一瞬で蘇るから…
いつまでも捨てられないもの
お小遣いを貯めて少しづつ買いそろえていった
色とりどりのボールペン
ラメ入りの綺麗なもの、限定色、そして廃盤色
古すぎてもうインクが出ないものもあるけれど
断捨離をしようと思って何度も出したけど
どうしても捨てられなかった
もう手に入らないものもあるからってのもあるけど
あなたとの交換日記に使っていたから
そのノート自体は
もうどこに行ったのかわからなくて
私が持っていたのかもしれないし
あなたが持っているのかもしれない
だけど中身は鮮明に覚えていて
毎日飽きもせずに色んな色で色んなことを書いた
あなたと連絡が取れなくなって
もうどのくらいだろう
もう今となってはこのボールペンたちだけが
私にとってのあなたと繋がる記憶なんだ
丸刈りの弟と祭で見つけた
コバルト色のガラスの小瓶
♯いつまでも捨てられないもの
ここはドコカ王国。
世界のどこかにある国である。
この王国に、一人の青年がいた。
彼の名前は、レオン=ギルバード。
彼は、夢と誇らしさを胸に秘める若者である。
彼は国立アカデミーを首席で卒業後、彼は軍への入隊を決める。
彼の希望の配属は第三タスマリン小隊。
王国の中でも選りすぐりのエリートが集まり、国家を支ええる精鋭部隊である。
彼は自分の才能を生かし、自分も王国を支えていきたいと言う使命感から、この部隊の配属を希望したのだ。
そしてレオンは、兵舎の扉を開け、敬礼の姿勢を取り大声であいさつする
「レオン=ギルバード、今日から配属になりました。
よろしくお願いします」
だがそこでレオンは、信じられないものを見た。
兵舎はの中は、ゴミだらけ。
兵士も昼間から酒を飲んでいて、中には酔いつぶれて寝ている者もいた。
レオンは場所を間違えたかもしれないと扉を閉めようとする。
だが、それは奥にいた一人の男によって遮られた。
「おお、来たか新入り!
俺が隊長のハヤト=アオムラだ。
こっち来て座れ」
レオンは、信じられない思いをしつつ、ハヤトの方へと向かう。
これが何かの間違いであればと思いながら、レオンは椅子に座る。
「新入り、我が第三タスマリン小隊にようこそ。
歓迎するよ」
「ありがとうございます」
「聞いたんだが、お前はアカデミーを首席で卒業したそうだな。
しかも飛び級だそうじゃないか。
なのにウチの部隊を希望したって本当か?」
「はい。
この部隊は国中の精鋭が集まって、国を支えていると聞いたんですけど――
支えている……んですよね……?」
「おいおい、どこでそんなの聞いたんだよ……
軍の中でも落ちこぼれが集まる部隊。
任務内容は、誰でも出来る街の美化活動さ」
「この兵舎は汚ねえがな」と隊長は付け加える。
レオンは、衝撃の事実に開いた口が塞がらなかった。
胸に抱いていた夢と誇らしさがガラガラと崩れ落ちていく。
抜け殻と言っていいほどレオンは落ち込んでいたが、ハヤトは気にせずにそのまま話を続けた。
「大方噂に尾ひれがついたんだな。
確かに美化活動は国を支える大事な仕事だ。
けど、ウチはお前の思っているような仕事はしないぞ」
「そんな……」
「しかしだ、優秀なアンタをここで腐らせるのは惜しい。
どうしても言うなら、他の部隊に行けるよう口利きしてもいい。
落ちこぼれでも、そのくらいのコネはある」
ハヤトはポンと、レオンの肩を叩く。
「さっきも言ったように、美化活動も大事な仕事だ。
ここでしばらく働いて、どうするかゆっくり決めるといい。
だが顔色が悪いから、今日の所は帰れ。
家でゆっくり考えるんだな」
■
「お疲れさまでした」
「ああ、気を付けて帰れよ。
無理そうなら明日も休んでいいから」
「はい」
ハヤトは、フラフラと歩くレオンを見送る。
結局のところ、レオンは早退することになった。
始めは使命感から残ると言っていたが、ハヤトが隊長命令で無理矢理返すことにしたのだ。
今の彼には誇り高き仕事ではなく、ただ時間だけが必要だと、ハヤトは信じていた。
そんな二人を見ながら、兵舎にいた面々はハヤトに聞かれないよう、小さな声で話し始めた。
「あの新入りは大丈夫なのか?
ここにきて体調崩す奴はごまんといたが、その中でも一番だぞ」
「あの様子じゃ、明日どころか、明後日も出てこないかもしれないな」
「仕方ない。
カッコいい仕事を夢見ていたら、こんな汚い場所だもんな」
「気の毒に。
せめて優しくしてやろう」
「お喋りはそこまでだ」
雑談している部下たちをハヤトが一喝する。
彼らは一瞬のうちに雑談を辞め、姿勢を正してハヤトに注目した。
その洗練された動きは、落ちこぼれの物ではなく精鋭たちの動きであった。
寝ていた兵士も、いつの間にか起きて姿勢を正している。
先ほどまで酒盛りをしていた浮ついた空気はどこにもなかった。
ハヤトは、部下たちの準備が出来たことを確認して、机の上に紙束を置く。
その紙束には、子供の似顔絵と簡単な情報が書かれていた。
「これが今回のターゲットだ」
「うへえ、今回もターゲットがいっぱい」
「王国中の子供がターゲットだからな。
大変だろうが、王国を支えるための大事な仕事だ」
ハヤトは部下たちを見渡して、はっきりゆっくりと話し始める。
「いいか。
この任務はターゲットの情報を調べ上げる事。
もちろん、誰にも悟られず、痕跡も残さないように。
それと――」
「それと、良い子かどうか調べろって言うんでしょ」
「子供に何をプレゼントしたらいいかもな……
何回も言うから覚えちまったよ」
「なら問題ない」
おわかりだろうか?
第三タスマリン小隊の、美化活動が任務の落ちこぼれ部隊は仮の姿。
彼らの本当の姿は、国の良い子たちの元に、プレゼントを届ける伝説のサンタクロース部隊なのである。
「質問はあるか?」
「あの新人を仲間外れにするのはなぜだ?」
「今年のターゲットの中に、新入りの名前があるからだ。
アイツ、飛び級したから若いんだよ……
奴には悪いが、クリスマスまで悟らせるなよ」
「それまでに悪い子になったり、辞めたりしなきゃいいけれど……」
「うまく口車に乗せるさ。
他に質問は?」
ハヤトは目線で質問を募るが、誰も声を上げる者はいなかった。
「よろしい。
では第『三タ』スマリン小隊改め、サンタ小隊、作戦名『赤服大作戦』。
行動を開始しろ」
「「「了解」」」
こうして、小隊の面々は町に散っていく。
彼らの任務は、子供たちに笑顔を届ける事
各々が胸に誇らしさを抱きながら、彼らは任務に励むのだった。
作品No.139【2024/08/17 テーマ:いつまでも捨てられないもの】
いつまでも捨てられないもの
ばかりが部屋にあふれてる
積読ばかりで
手に取らない本
とかね
どうしても捨てられないものがある。
捨てるのは難しい事ではない。別段、大切にしている訳でもない。言ってしまえば、捨てたくて堪らないものですらある。
けれど、どうしても捨てられないのだ。
それは、現実を直視するのが恐ろしいから。
そうは言っても、いつまでも逃げている訳にはいかない。
そろそろ、その事実と向き合う時間なのだ。
そう決意して、手を伸ばした。
——冷蔵庫の奥地の、恐らく三年程以前からそこに居続けているジャムの瓶に。
お題『いつまでも捨てられないもの』
#今日のお題#捨てられないもの
#るいなの小説
※完全に私の意見です!
元彼に貰ったものを、捨てられなくて引き出しの奥底に閉まってるんだ。妹も言ってた、元彼に未練ないけど簡単に捨てたり譲ることってできないや
だって、ブランドだよ??と。
どんなものであれ、彼は彼なりに私に尽くしてた
私は、彼が今どうしてるかなんて
気にしてない
彼氏の幸せを願うのが
私の本当のものだから。
今まで一緒に暮らした歴代猫達の髭。
寝床や床に落ちた立派な髭やぽよ〜んとした髭。
白 黒 茶 ミックスと色とりどり。
「何でそんなもの〜」と言われるけれど
私があちらに逝く時持っていく唯一の宝物なのです。
【いつまでも捨てられないもの】
創作
自分が何も持っていないことを認められず
どうにかしてきみの一部になろうとずっと
ずっとそれだけを追ってきた
2024-08-17
(死ネタ)
権力者が死んでから数日経って、数ヶ月経って、数年が経った。
そんだけの日数が経てば『権力者』が権力者ではなかったことくらい簡単に理解出来て。ついでに彼女だけが死ぬ感じではなく、僕以外の関わったやつらはみんな急に死んでは入れ替わっていった。
そろそろ彼女との思い出が薄れてきて、だんだん声も顔も分からなくなってきたというのに、彼女がいつも身につけていた髪留めのリボンだけどうしても捨てられなかった。
はぁ なんでこういつまでも捨てられないんだろう
貴方が最期にくれたもの、時代違うんだから、くれたって意味がない 貴方は大正時代の人私は令和の人間。最期に優しさを遺さないでよ忘れられなくなるでしょいくら貴方を想ったって逢えないんだから
オチはないです
『いつまでも捨てられないもの』
その子は、私の大切なおともだち。
やわらかく、あたたかな色をしていた貴方。いつも撫でていたその毛並みは、気付けばすっかり色あせて、毛先も少し乱れている。
毎日抱きしめて眠った貴方のふわふわな体も、今となっては綿が縮んでくったりとくたびれていた。
貴方ってこんなにも小さかったっけ?
昔はからだいっぱいに貴方を抱きしめていたというのに。
いつの間にか私の背はグングン伸びて、貴方との距離も遠ざかってしまったみたい。
私が彼との新居に引っ越す時も、貴方はお留守番だった。…真っ暗な部屋の中で、貴方は一体何を思っていたのかな。
だから、まだ幼い娘にぎゅっと抱きしめられている貴方を見たとき、なんだか泣きそうになってしまったの。
お母さんが孫の為にと洗ってくれた貴方。なんだか目がくりくりしていて、随分さっぱりしているみたい。娘はそんな貴方を腕をめいいっぱい伸ばして抱きしめていた。
その光景が愛おしくて、胸がぎゅっとなる。
───ねぇ、その子はね。ママの大切なおともだちなの。ママが寂しいとき、楽しいとき。いつもママと一緒にいてくれた優しい子。
だから今度は、あなたがこの子の新しいおともだちになってあげてほしいの。めいいっぱい、その子を抱きしめてあげて。大切にしてあげて。愛してあげて。
だってその子は、いつまでだってママの大好きなおともだちなんだから。
好きな人が可愛すぎる件について。
“お祭り”のこと『花火』ってゆーの
可愛すぎない?笑
ほんと好き
貴方がインスタのノートでかける曲
昨日はヤンスキの“別れ話”
今日はクリープの“一生のお願い”
私が深く考えすぎなんだろうけど
私は落ち込んでだれに向けてなんだろうって
すごい考える
そんなことも知らずにさ、
ちょっとは人の気持ちも考えろよばーか。って
思って私は
ウマシカての1998を聞く
あいつがわからなかった。
何言われても何しても
ずっと、ずぅーっと
笑ってた。
私は何もされてません。
私はとっても幸せです。
みたいな。
気持ち悪かった。
何考えてんのかわかんない、こいつは異常者だった。
雨が降ってジメジメした日、何かの拍子にあいつと喧嘩したんだ。
原因は分からない。
はっきり言えば覚えてない。
殴って
蹴って
罵って
取っ組み合いになって
でもなんか安心したんだ。
こいつ人間なんだって
教室に二人で
雨の音が不思議なまでに響いて
嗚呼、うっざいなあ。
「もうね…大丈夫だから…」
女性が男性の手を握りながらかけた言葉…
俺は間違えた選択をした…
それは…
…私の落ち度…
一言かけていれば…
たった一言…
長いを苦労をせずに済んだかもしれない…
【いつまでも捨てられないもの】
もう戻れないと解っているのに諦めきれない
健康だった時の自分
第2 いつまでも捨てられないもの
# め ぅ .. ⸝ 🦭
僕には6つ下の弟がいる。
弟は優しい。可愛い。面白い。
皆から好かれてたし、
僕も大好きだった。
そんな弟も今日で小学校 卒業式
早かった6年間...
俺は高校を卒業して始めての1人暮し
ダンボールから荷物を出していると、
ふと1枚の便箋がでてきた
『にぃちゃんへ おととより』
まだ日本語も上手くなかった弟が
始めて俺に書いてくれた手紙
『ぼくはにぃちゃんがしきです』
可愛いな~、
(ピロピロリン) お、電話だ。
母から突然言われてびっくりしたけど
ジャージとクロックスを履いて
階段を急いで駆け下りた。。
向かった場所は病院。
はぁ~、
汗だくな俺に駆け寄る母
『あのね、、、その、弟、、が、』
泣きながら俺に訴えた。
次の日
日が上がった頃俺は目を覚ました。
テーブルに大量の 酒 酒 酒 酒
そう。。
弟は死んだ
知らない人に殺された。
小さい頃に書いてもらった手紙
喧嘩した時、ぐちゃぐちゃにして
ゴミ箱に捨てたあの手紙
母に怒られて、泣いた時に涙を拭いたあの手紙
テーブルに置いてたら父に捨てられてたあの手紙
画用紙のしたに引っ付いてて一緒に切っちゃったあの手紙
沢山沢山沢山の思い出が詰まったあの手紙。
俺は許さない。
弟を殺したやつも。
俺より先に逝った弟にも。
いつまでも、どんな時でも、
あの手紙は絶っっっっ対に捨てられない
(この内容は全てフィクションです)
今回は少し長くなりました.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ
最後までご覧頂きありがとうございました.ᐟ.ᐟ.ᐟ
明日も楽しみにしておいて下さい.ᐟ.ᐟ
#🦭
いつまでも捨てられないもの
短大生の時、私は、短大寮で生活していた。
時々、実家から送られてくる荷物が、とても嬉しかった。食べ物や日用品や衣類、そして、母のやさしい手紙が、何より嬉しかった。家族と離れて生活する私にとって心の支えになった。
ある時、母が、私が、欲しいなと言っていた白いフード付きパーカーを買って送ってくれた。うれしくてうれしくて、大切にした。
あれから、時が経ち、30年ぐらいたった。
私は家庭を持ち、だいぶ歳もとった。
母もまだ、元気でいてくれる。
私は、あの時、母に買ってもらった白いフード付きパーカー、もう古くなって、着てはないのだけど、あの時の嬉しかった気持ちを思いだし、捨てることができない。
大切な思いこもった白いフード付きパーカー❤️
忘れたと思っていたけど
1人でぼんやりいる時間は
君と過ごした時間を思い起こす
今まで行ったところ
君の影響で好きになったもの
思い出もぜんぶぜんぶ
吹っ切れたと思ったのに
君への気持ちを
いまでも捨てきれていない
#いつまでも捨てられないもの